るうさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

るう

るう

映画(138)
ドラマ(0)
アニメ(0)

寄生獣(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかった~!寄生獣がどんなデザインで、どういう動きするのか超期待してましたが、「おお~っ!」って感じでもっと観たかったよ~♡ 人間はどこから来て(もしくは何故生まれたのか?)どこへ行くのか?or>>続きを読む

物語る私たち(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

そうか、物語る私たちが主人公なのね。自分の知らない母のことについて家族にインタビューしていったら、結局はそこにはみんなのお母さんへの愛情とか、家族のあったかい相互関係なんかが意外としっかりした輪郭で存>>続きを読む

リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ほろり泣き。自分の生きてるうちに新作を拝めると思ってなかった。最初は画面に違和感あったけど、ほんと最初だけ。家内手工業制でもしかしたらもっと新作が観られるなら、こんな嬉しいことはない。わかりやすくなっ>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

SFあるあるを親子愛という竹串で串刺し、かつ映像美でジューシーに仕上げました~。って言ったら怒られるかね…。ワープのとことか、映像がとにかくきれいだったんだけど、特にラストの5次元空間が、何て言ったら>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

おもろい! OZのデザインも現実の田舎大家族ワールドもとっても魅力的。やばいって時には開発者がたまたま目の前にいるってぇのも大変安心。何となく「大家族」も「人口知能とのいい関係」っていうのも、もう今こ>>続きを読む

パサジェルカ(1963年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ゔあ~~っ、ここで終わりかぁ~…。正直めっちゃおもしろかった。おもしろかった、って言い方良くないかな…。とにかくすごい手に汗握ったわ。どんな形であれ、なんとか完成した作品が観たかったなぁ…。「ショア」>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.6

映像美。美しい。話も古典的な美しい恋ばなだ。内省的な二人故、好みが別れる作品ではあるかも。宮崎おた丸出しで申し訳ないが、「ラピュタ」公開当時「男の子と女の子が出会ったからって必ず恋愛にする必要はないと>>続きを読む

大理石の男(1977年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「ワイダ監督初めて~」って人には薦めない。ワイダ監督作って、そこに写ってないものについて延々考えてしまうから、どうも後を引くんだけど、これも何か・・・。「共産主義はこんなもん」って思う人もいるんでしょ>>続きを読む

グッバイガール(1977年製作の映画)

3.7

ちびっこの頃大好きだった映画。当時は”ガーシュウィン”も”ロジャース”がジンジャー・ロジャースのことだってのもわからなかった。一番驚いたのはどう見ても舞台劇の映画化だということ。ニール・サイモンだ。そ>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

3.6

ベイマックスもヒーロー6人?もデザインやら動き見てるだけで「やっぱすごぉ~…」って感じ。日本アニメ好きの監督さんということで、既視感と違和感とスピード感がじゃんじゃんおそってきて、良くも悪くもちょっと>>続きを読む

河童のクゥと夏休み(2007年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

号泣。素晴らしい。監督さん、20年あきらめないで作ってくれてありがとう。とにかく思ったのは、ここに出てくる日本人は、「ガンバの冒険」のねず公たちみたいにのろいを倒すような一揆は起こさないだろうというこ>>続きを読む

みんなの学校(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

感動。このテーマを興味の対象とする人は限定されるかもしれないけど、ちょっとでも目に留まったら是非観てほしいと思った。観てる間、ひたすら自分の通った学校や子供を通わせた学校と、いったい何が違うのかばかっ>>続きを読む

デビルズ・ノット(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

絶望的な話。途中ドキュメンタリーを撮影している人がいるが、こういう周辺の人達も含め、こうなっては裁判を見てる人まで含めて全員加害者として無実の人間を有罪にしたも同然じゃないの・・・どっち側に立つのも厳>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.2

感動。「難解よ~」てなこと聞いて、尻込みして劇場で見逃したのがほんっっとーに悔やまれる。大画面で観たかった…。公式HPの相関図見たら無問題。イギリス諜報部の二重スパイを焙り出せ!というお話。主人公スマ>>続きを読む

オックスフォード連続殺人(2008年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

これはどうしたもんかねぇ…。すっぽんぽん爆乳+エプロンは素晴らしいんですよ、えぇ確かに。どうやら原作ありで、色んな部分で「??…」と思いながらも、所々面白くなりそうな予感はあるんだけど…う~んならない>>続きを読む

スローなブギにしてくれ(1981年製作の映画)

3.4

十代で観た時は「温子かわいい~♡」で終わってしまっていて、自分の見る目のなさにびっくりする。今回観て、古尾谷雅人がすごく魅力的でいい俳優だということを認識&そこスルーしてた自分を猛省。山崎努もすごく良>>続きを読む

ソビブル、1943年10月14日午後4時(2001年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「ショア」は、証言をひたすら拾い集めていく事で、ホロコースト(大量虐殺)の全貌を細部まで焙り出した作品だと思うが、その続編に位置するこの作品は、大量虐殺が終結へと向かう流れを、ソビブル収容所でのユダヤ>>続きを読む

SHOAH ショア(1985年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

お恥ずかしい感想なんですが…今まで「なんでこんなことがおきちゃうのか?・・・」って漠然と思ってたんだけど、ヨーロッパ大陸全土からユダヤ人絶滅処理場(収容所なんて言い方なまぬるい)へ送り込まれていたこと>>続きを読む

野火(1959年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

俳優さんすごい。ホントに飢えてるみたいに見える。あのガリガリ達夢に出てきそう・・・。自国にも米にも現地人(フィリピン)にも人間ではなく「兵隊」として疎まれ、怖がられ、どこにも助けを求められない。ただ>>続きを読む

アイアンマン(2008年製作の映画)

2.7

ロバの自己満がハンパなくて、ある意味面白かった。突っ込みどころ多くて子供と楽しく観た。原作ファンは怒りそうだが。明日には忘れちゃいそうだが。

夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

既存の露出済みのネタで想像できる範囲内、って感じで、「狂気」って程目新しいものはないような。しかも「風立ちぬ」の制作を追うことがメインのドキュメンタリーの為、しょうがないがネガティブな部分はなっしんぐ>>続きを読む

FREAKOUT フリークアウト(2005年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

前情報なしでパッケージにある「脳障害のあるお坊さんがバンド」という説明のみで何となく鑑賞したのだが、寺に(←本当はこれを寺とは呼べない。少なくともあたしは無理)十字架が掛かってるのを見て嫌な予感。この>>続きを読む

薬指の標本(2004年製作の映画)

3.2

原作あるのは承知だけど、不慮の事故であっという間に人生ローリングスト~ンして行き着いた場所は標本屋さん、っていう設定が、なんかすんごい映画的だ。エロくはないような…というかぶっちゃけ笑っちゃってそのぉ>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

-

子供にせがまれて、あれこれ説明しながら鑑賞。久々に押井節浴びて脳がめっちゃ疲れたけど、このラストは何回観ても好きだ。難しいというか取っつきにくい感じがするかもしれないけど、普通のおばさんなんもんで、普>>続きを読む

世界の果ての通学路(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ストレートに、この映画をきっかけにちょっと回りの人の見方が変わったり、政府の考えが変わったり、遠くても支援者が出てくるといいね、って思った。じゃあ日本では学校って勉強ってどうあったらいいのかなぁ?って>>続きを読む

ももへの手紙(2012年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

その・・・いじわる言おうと思えばいっぱい言える気もするんだけど、何か愚直さというか開き直りというか、「そこはもう覚悟してますから」みたいな雰囲気が漂ってて、どう言ったらいいもんか・・・。とにかくジブリ>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

すごいおもしろかった!! 映像と音楽の合わせ方も好きだし、何となく女子っぽい生活感あるネタとかユーモアある落とし方とか、この監督さんの次作是非みたいわ♡と思う。とは言え、正直後半主人公に共感できなくな>>続きを読む

うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

いや~、観て良かった♡ 伊勢の式年遷宮(神様のおうちの建て替えと新しい方へ遷って頂くこと)から見えてくる、森と日本人の長きに渡るいい関係から、いい文化の在り様とは??と考えさせられる。提起している問題>>続きを読む

地獄(1960年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

天地茂見たさとジャケから増村監督の「盲獣」みたいなエログロな空気感じて観てみた。ビンゴ。乱歩撮ってる監督だった。カルト臭ぷんぷん。ひき逃げのシーンなんて笑い過ぎてどうしようかと思ったが、タイトル通り地>>続きを読む

モラン神父(1961年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

メル監督好き。画面観てるだけで落ち着くわ。占領下のフランスで、宗教に疑問を持つ女性が、若い神父とひたすらキリスト教について議論する対話劇、なはずなんだけど・・・。論理的な議論が展開されていそうな割には>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

細田監督、ほんっと演出うまいよなぁ~! ギトギトのアニメファンから観たらどうかわかんないけど、映画ファンのおばちゃんは唸っちゃうね! これがまた脚本も上手いわ。原作読了済みで大林監督作を既に観てる私も>>続きを読む

三里塚に生きる(2014年製作の映画)

4.0

大津幸四郎監督はこれが遺作で、それ以前に撮った三里塚作品の心残りがこの作品に繋がったとのこと。言い方はよくないけど、抵抗運動により心傷だらけの人達が、今の今、こんなにカメラに写ってくれる、喋ってくれる>>続きを読む

夢は牛のお医者さん(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「大きくなったら牛のお医者さんになる!」という夢を持った少女の成長を追ったドキュメンタリー。なんだけど、村の男が出稼ぎに出発するとか、新入学の子供がいない→後に廃校とか、金銭の問題で農家から酪農家へと>>続きを読む

美しいひと(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

原爆を生き延びた人たちのほとんどは今高齢者。監督さんはアラフォーで、私も同世代。原爆や戦争について教室で習ってきた世代。「今訊かねば、会わねば、撮らねば!」という思い、大変共感します。また、被爆した人>>続きを読む

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルへの愛情溢れててええでないのぉ! ラスト辺りで「ゴジラの腹、白い?!」と思ったけど、日が昇ったらちゃんと黒かったからひと安心。腕の位置がもうちょい…とか、違和感もお楽しみのうち。徹頭徹尾緊張>>続きを読む