のんびり映画さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

のんびり映画

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刺さった男(2011年製作の映画)

3.2

頭に棒が刺さった男を中心とした悲喜劇。
自己中心的な連中ばかりの中でサルマハエックが良い嫁さん過ぎた。

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

2.6

続けていく気満々だし、重要なところが飛ばされてて時間経過が分かりにくいし、テレビドラマのシーズン2の総集編みたい。消化不良な終わり方なのは残念だった。
エヴァ・グリーンの悪役がキャラは立っているのに、
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

3.6

離婚を9割9分子供の視点から描いた映画。親の思っている以上に子供は色々と見てるんだなぁ
暗い話なのに優しい明るい色使いと音楽が印象に残る。メイジーの両親は気儘でどうしようもないのだけど不思議と憎めない
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裸足のピクニック(1993年製作の映画)

3.5

川の底からこんにちはのような雰囲気で転落劇を描いたブラックコメディ。
青春映画の風に始まるのにどんどんと不謹慎で不幸な出来事が積み重さなって、最終的には笑っていいのか分からないほどのドン底に落ちていく
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柔道龍虎房(2004年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ジョニー・トーなのにラム・シューも悪人も出てこない。ノワールのような映像で描く青春映画。視力を失っていく男が、眩しいくらいに前向きに生きている男女に出会い自分の人生と向き合っていく。
チェリーインが大
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コレクター(1965年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

女性を攫っておきながら、客人のように丁寧に扱う変態紳士の映画。 女性への接し方がわかってなくて本人は純愛のつもりなのが怖いし、ラストで女性が死んでしまっても攫うこと自体が間違いだと気づかずに別の女性>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.0

ミッションインポッシブルに期待していた事がちゃんと詰まっている娯楽作。
エンドロールでトムクルーズが背筋をのばして走るシルエットが流れたのには笑ってしまった。歳をとっても走ってほしい。

戦場の小さな天使たち(1987年製作の映画)

3.9

空襲で瓦礫の山となったロンドンの街を遊び場として、喜々として爆弾の破片を集め、ヒトラーに感謝までする。子供の頃に大型台風や大雪などの災害を楽しんでいたのと同じような感じで、戦争までも明るく無邪気に乗り>>続きを読む

Tommy/トミー(1975年製作の映画)

3.9

凄い。小難しいことを延々と喋って意味がわからない映画は嫌いだけど、映像表現がぶっ飛んでて意味のわからないこの映画は大好き。
ロッキーホラーショーを超えるハイテンションなミュージカルだった。

記憶探偵と鍵のかかった少女(2013年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

イマイチ。思わせぶりな雰囲気で飽きずに観れるけど盛り上がりに欠けるし腑に落ちないところも多い。もう少し面白くできたんじゃないかな
タイッサ・ファーミガが、あまりにも怪しく見えるのでミスリードかと思って
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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

4.2

もっと早く観ればよかった。
シンプルに列車で追ったり追われたりするだけの話だけど、とにかく面白い。命がけのアクションを飄々とした顔でさらりとやってのけるバスターキートン最高。

火垂るの墓(1988年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

反戦映画というより周囲の人に感謝しないと生きていけないよっていう道徳の話だった。
空襲で母親を失ったのは気の毒だけと、あの時代に住まわせてくれた叔母さんに不満をもって自分から家を飛び出してのたれ死ぬと
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

2.9

いいシーンも山ほどあるのに、繋がりが悪くて退屈だった。 この映画のマーティン・シーンには魅力を感じないしナレーションが多すぎるのも好きじゃない
終盤に至っては収拾がつかなくなった映画をマーロンブラン
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紅いコーリャン(1987年製作の映画)

3.0

初恋の来た道のように孫が語り手の中国のど田舎ラブストーリーかと思いきや、日本軍が唐突に登場し抗日映画に様変わりして驚いた。
実際に中国人からみれば、いきなり日本軍に襲われたのだろうけど後半は全くノレず
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フューリー(2014年製作の映画)

3.4

当たり前のように物凄い残酷な描写を入れてくる。 説教くさくしなくても戦場をリアルに描くだけで反戦映画になる好例。
今まで見たことのない緻密な戦車戦の描写だけで見る価値があった。
あとFilmarks
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.0

公開当時に観てないと凄さは分からないのだろうな。
どれだけ多くの画期的な発明をしたかは知らないけど、影響を受けた後続の作品を見てしまってるからか逆にこの映画が霞んでしまった。
映画内で引用される他の映
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上意討ち 拝領妻始末(1967年製作の映画)

4.3

傑作。おとなしい武士が主君のあまりの理不尽さに激昂し、死を覚悟しつつも己の意地を通す姿が良い。最初から最後まで隙がなさ過ぎ疲れるほど緊張感があった。 ややこしい上下関係や、しがらみを分かりやすく描いた>>続きを読む

サンダーボルト(1974年製作の映画)

3.2

犯罪映画なのにのんびりしていて、イーストウッドがストッキングを被ったり、ジェフ・ブリッジスが女装をしたりする少し変わった映画だった。
ラストは綺麗。

狂った野獣(1976年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

宝石強盗の渡瀬恒彦が逃亡中にバスジャックに巻き込まれる。マッドマックスみたいにずっとカーアクションをしている映画だった。
日本ではなかなか許可がおりないから公道でのカーアクションなんてあまり見たことが
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.6

予告からは想像できなかったけどアメコミヒーロー映画でした。
ベイマックスは可愛らしくて街は細部まで作りこまれているし映像が素晴らしかった
ストーリーは中盤のベイマックスが空を飛ぶ場面がピークで、その後
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殺しのドレス(1980年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

デパルマの映画で1,2を争うほど面白かった。
序盤は欲求不満の主婦が男を引っ掛けようとする話で、女性目線のエロティックサスペンスなんて感情移入しにくそうで困惑したけれど唐突に主役の主婦が殺害されてしま
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柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

3.9

深作欣二の時代劇版 仁義なき戦い。
二代将軍が急死し三代将軍の座をめぐる権力闘争の話なのだけど、史実に縛られずやりたい放題なのが気持ちがいい。
オールスターキャストのためか各キャラクターごとに見せ場が
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.8

競馬場の売り上げ金強奪計画が思わぬところから狂っていく様を描いたノワール。
時系列を入れ替え、複数の視点からの犯行を描き役割をしっかりと見せるなどの工夫があって85分と短いけど内容が濃い。
強盗計画に
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非情の罠(1955年製作の映画)

3.3

引退を決めたボクサーが女性をめぐりギャングと争うキューブリックが初期に監督したノワール。
一時間強の長さなのでサクサクと進む。細かいカットでボクサーの視点からの映像を交えながらの試合シーンは面白い。
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ボーイズ・オン・ザ・ラン(2009年製作の映画)

3.8

不器用で鼻水も小便も垂れ流すような30手前の男がカッコよく見える青春映画。
主演の峯田と敵役の松田龍平だけでなく、昼間から会社でビールを飲む小林薫に脱力系の社長リリー・フランキーとキャスティングが完ぺ
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

4.2

こんな単純に面白い映画がDVDスルーなのが寂しい。
前作でもリメイクを馬鹿にするような事を言ってたけど、予算が2倍増えた。ギャラが上がった。などの製作状況をネタにセリフで笑わせてくれました。狂ったトリ
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8


ストーリーはシンプルで売春婦を助けようとして元締めのロシアンマフィアを殺してしまって命を狙われるだけなのですが、これが面白い。デンゼル・ワシントンが演じるマッコールはあきれるほど強いし、演出が何から
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イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(1985年製作の映画)

4.1

チャイニーズマフィア内の抗争を勝ち抜いたボスのジョンローンと、強行的な取り締まりを行う刑事ミッキー・ロークの対決を描く。
バイオレンス映画が好きな自分にはたまらない! 穏やかな祭りや食事シーンから唐突
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血と砂(1965年製作の映画)

3.4

いきなりブラスバンドの演奏で始まったので「日本のいちばん長い日」とは違って「ジャズ大名」のような能天気な戦争映画かと思いきや辛い話でした。
アクションは上手いけどもあまり好きじゃないかな。

ピアニスト(2001年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

鳥肌立ちっぱなし。ありふれたホラーなんかじゃ全く敵わないほどゾッとした。
ファニーゲームでのことごとく神経を逆撫でしてくる意地悪な演出が嫌になり、ハネケはなかなか見る勇気がでずに避けていたけど、もっと
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.3

良くも悪くも狂い散らかしているので劇場で観るべき映画。
何もかもが狂っているしアイデアは全部採用したんじゃないかと思えるほど脇役も世界観も濃いにもかかわらず、ストーリーの下敷きになっているのはオーソド
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.1

リメイクだとは知らずうっかりリプリーを観てしまったので長い間避けてきたけど、いい感じにリプリーの内容を忘れてきたので鑑賞。
犯罪ものなのにやけにほのぼのとした雰囲気で始まったから楽しめるか不安だったけ
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好色一代男(1961年製作の映画)

4.0

どうしようもない女好きの一代記。親の金でふらふらしている遊び人だけど日本中の女性を幸せにしようとする気概はカッコよく見えないこともない。
コメディだけども行く先々で関わる女性たちの顛末が悲劇的で毒気が
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竜馬暗殺(1974年製作の映画)

3.4

原田芳雄の竜馬がハマり役すぎる。今後もいろんな人が演じるだろうけど、これ以上の竜馬は想像できない。

マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

1.1

シリーズの前の2作と見比べるとコレジャナイ感が凄い。中盤なんて、ぬるいファミリームービーみたい。
もっとカーチェイスと狂ったバイオレンス描写がほしかった。

冷血(1967年製作の映画)

3.4

フィリップ・シーモア・ホフマンが好きなんですけど、彼がアカデミー賞を獲った「カポーティ」って映画があったじゃないですか。 作家のカポーティさんの伝記でノンフィクションの犯罪もの「冷血」を書いているとき>>続きを読む