NYoLoさんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

しあわせの雨傘(2010年製作の映画)

4.5

主人公スザンヌを取り巻く男性(夫、息子、恋人?)が、いくつかの種類のステレオタイプな男性像として描かれていて、働く女性、主婦としての女性、恋愛する女性、という複数の面が分かりやすく描かれていました。>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ウルヴァリンではなくローガン。ウルヴァリンのスピンオフはいくつかあるけど、これが最後だということもあり、タイトルどおり、彼の心に寄り添う内容になっていたと思います。

高い治癒力という特異性があるミュ
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親愛なるきみへ(2010年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

チャニング・テイタム繋がりでマジック マイクからの本作。Huluに新着であがっていたものですから。

ニコラス・スパークス作ならきっとまた死ぬんだー!と思ったら、今回はハッピーエンドでした。でもやはり
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.1

大体のあらすじは知っており、いつかちゃんと見ようかな、でもレンタルするなら他の、と延び延びになっていたので、動画配信サイトで発見し、連休最終日の夜に鑑賞。

若干サイコで足りないタランティーノ弟と最後
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欲望のバージニア(2012年製作の映画)

4.0

みなさんご記載の通り、邦題とジャケ写にミスリードされ、ジェシカ・チャスティンが欲望の対象になり、なんか復讐劇みたいなことが繰り広げられる映画かと思っていたので、ダンケルクからのトムハ繋がりで見ようと思>>続きを読む

モールス(2010年製作の映画)

3.3

先に「ぼくのエリ」を見たので、話は全く同じながら、2人の魂の交流より、アビーのパートナーにフォーカスされているなと感じました。シンプルになった分、ホラーテイストは強く感じましたが。

私は「ぼくの〜」
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マジック・マイク(2012年製作の映画)

2.9

久々、映画館をはしごして幸福感に浸ったあとは、家でせっせと動画配信。

まずはこれ、マジック マイク。まず持って動画配信されてなければ選ばない作品ですが、話題にもなっていたし、ということで鑑賞です。
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.7

ノーラン監督といえばフィクション、サスペンスにおいて、最大の魅力を放つと勝手ながら思っていました。それは間違いではないはずですが‥‥‥

いやぁ、すごかった!ダンケルク。何がって言い表しにくいですが、
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

台風18号接近で部活半ドンの娘と見て来ました、ホームカミング。マーベルは裏切らないなぁ。本当に楽しかった!

デビューが錚々たるメンバー揃いのオールスター戦だったから、本作は普段のピーターを可愛らしく
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

4.5

エイリアン。
幼い頃にテレビで見た記憶を今も覚えている。今は亡きジョン・ハート演じる船長(じゃなくて一等航海士でした‥‥)が1番最初に犠牲になり、当時、ハリウッド俳優を誰も知らなかったので、まさかこの
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.4

小学校の頃、冬の子ども会行事といえばマラソンとスケート。スケート場の片隅に、アーケードゲーム、エレベーターアクションがありました。懐かしい!
多分主人公達と近い世代にあるんだろうなぁ。でも、ゲーマーに
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デッドマン・ダウン(2013年製作の映画)

3.8

クライムアクション復讐劇。お向かいの不幸な彼女との接点の持ち方に捻りがあって良かったです。互いを直感的に信じるところに萌えました。

静かな展開には好感が持てましたが、写真のピースを送りつける設定は、
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イーグル・アイ(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

巻き込まれ系パニックアクション。冒頭、お葬式シーンから始まりますが、主人公2人にも、ここから全てが始まります。何者かに行動をコントロールされる2人。何故、何のために?FBIを巻き込みながら目的地に導か>>続きを読む

ビッグ・バグズ・パニック(2009年製作の映画)

3.8

ちょっと重ための作品を続けて見ちゃったので、お気楽でおバカな映画でバランス取ろうとチョイスした本作。いや、なかなか、なかなか良かったです。

何が原因で、とか全く説明もなく、ただ目の前に現れたビッグな
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デザート・フラワー(2009年製作の映画)

3.8

ソマリア人トップモデルであったワリスさんの半生を描いた今作。彼女は一部の部族で行われている(私はもう過去のものと思っていたけど、まだまだこの風習残ってるって、辛い)女性器切除の過去を持ち、廃絶のために>>続きを読む

彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

3.5

かたや親友の、かたや妻の死をきっかけに、彼女も彼も、気づかなかった(もしくは気づかないふりをしていた)自分のセクシュアリティにいびつな形で向き合って行く、そんなお話。フランスだもの、映像が超オープン。>>続きを読む

ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

4.0

映画という娯楽そのものに対する敬愛を、オートマタという心くすぐる媒体とゼンマイ仕掛けの閉鎖的な空間っていうワクワクせざるを得ないシチュエーションで、ファンタジーなしつらえながらうまく表現していると思い>>続きを読む

シャドウハンター(2013年製作の映画)

3.3

だんだんと夜が長くなる秋ですし、夜が似合う軽い作品もいいのでは、と、なんの前知識もなしに鑑賞しました。

これってもう、私が見る映画ではないんだろうな。小説で言うところのコバルト文庫みたいな作品でした
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.5

老若男女問わず、誰かと一緒に暮らすのは一筋縄ではいかない。だって自分以外は全て他人だもんね。そこに、「こうあってほしい」って希望が入ると、そうではなかったときの落胆がマイナスに働く。好きだから近くにい>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.8

これは、終演が19時を過ぎる映画を16歳未満が鑑賞するときは、保護者同伴でなければならないというルールのため、最も苦手な「邦画アニメ」というジャンルに、1800円をはたいて挑んだ戦いの物語である。>>続きを読む

ハンナ(2011年製作の映画)

3.7

バイオレンステイストですが、子どもが親の庇護下を離れ、自らの足で歩き出す、普遍のストーリー。と言ったら言い過ぎかもしれないけれど。

生い立ちに秘密があるがゆえ、その行く手には彼女の能力を欲しがる敵が
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ナチスドイツの蛮行を描いた作品は沢山ありますが、実話だと言うことで、こんな戦いもあったんだと驚きも交えながら見ました。過去のシーンにおいて極端に激しい場面はないけれど、どれだけ人の尊厳を踏みにじったか>>続きを読む

インポッシブル(2012年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

確実に辛いと分かっていたので見ないかなぁって思っていたけど、Huluにあったものだから見てしまいました。

ちっぽけな人間は、自然の猛威には敵わなくて、予測することすら不可能で。どうやって明日を迎える
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俺たちニュースキャスター(2004年製作の映画)

3.5

決闘シーンが最大の盛り上がり。お前もか?!?!?!って大爆笑!!!

なんでウイル・フェレルって、全然かっこよくないのにこんなにイケメン的に描かれるんでしょう。
胸毛?

抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

3.8

こんなベッタベタなラブストーリーで涙ぐむとは思わなかった。いやぁ、起承転結思った通り!

さすがオスカー俳優、ナタリー・ポートマン!そしてこの手のラブストーリーさせたら右に出るものはいなかった、アシュ
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マップ・トゥ・ザ・スターズ(2014年製作の映画)

3.3

む、難しかった〜〜。

勝手に、親が兄妹(姉弟?)で結婚しちゃったがばかりに、子どもはある年になると死者が見えてしまう特殊な能力があって、姉はそれから逃れるため、また、親の罪を拭い去るため、弟と結婚の
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

記録500作品目。
夏休みで帰省中の娘と映画館で鑑賞してきました!大音量で音楽を聴きながら、パーフェクトにマッチする映像を見ることを楽しむ作品、と見た。

冒頭、ミッションのギアチェンジは、もはやオー
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.7

ボルチモーア〜♪
OPも清々しい、ザ ミュージカル。人種差別が残るかつてのボルチモアのテレビ番組を中心に、あらゆる差別は時代遅れ!と、明るくパワフルに立ち向かう、ぽっちゃり女子を描いたストーリーです
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変態小説家(2012年製作の映画)

3.0

小説家が自分の中にある恐怖を取り除く過程を、彼の妄想で描く、そんなお話。だと思う。

ゲームしながらチラ見していた旦那が、どんな映画?って聞いてきて、なんて答えていいか悩んでしまった。

ペッグさん、
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.5

むかーしに見て、すごく辛かったのを覚えている。でも例によって覚えているのは冒頭の事件と印象だけで、内容はほとんど忘れていたので再鑑賞です。例によって、殆ど初見並みの忘却ぶりでした。

心の奥底の開いて
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ずっと見てみたくて、やっと見た!ラブ・アクチュアリー的群像劇かと思いきや、もっと全体がきちんと絡んでいて(故に全員が家族位の近さでの絡みですが)、ほんっとに「えっ?」てなりました。色んな要素が上手に纏>>続きを読む

アルフィー(2004年製作の映画)

3.0

女に不自由しないイケメンの栄枯盛衰。直接的でなくも女性に復讐されてる感が、「ダメ男に復讐する方法」に似てるなぁと思いながら見てました。しかし、どこに共感して何を教訓にしたら良いかわからなかった。

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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.2

随分前に見たものの、レビューを書かないまま今に至っておりました。

巻き込まれ系バディロードムービー。ストックホルム症候群テイスト。

多少悪どいことしても、お金が大事な主人公が、まさにお金のために護
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仮面の真実(2003年製作の映画)

3.4

下世話なとこからいきますと、ベタニーほど司祭とか僧侶とかがぴったりな役者はいないということ。碧眼ブロンドのイケメン。本作では時々ナタリー・ポートマンに見えたショットもあり。

で、作品です。座長は強面
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ザ・ウォーター・ウォー(2010年製作の映画)

3.9

ガエル・ガルシア・ベルナル目当てで見たのには間違いないけれど、撮影中の映画と、水を巡る現実の争いとが絶妙に混ざり合って、すごく不思議な気持ちになる作品でした。タイムスリップしてるみたいな。そしてハラハ>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

正直、見る前はそれほどでもないんじゃ?なんて思っていたんですよ。きっとうまくいく、もすごく良かったけど、似た感じなんかなぁなんて。

で、号泣です(ToT)
感動だけじゃない。深さと潔さ、男気を感じま
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