umekoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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アシク・ケリブ(1988年製作の映画)

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完全な覚醒


衣装、美術、色彩、ロケーション、連続的なショット、全てのピースが確立されたパラジャーノフの遺作


彼の人形や美術の展示やってほしい…!

『ざくろの色』と同様にまた観たいと思う作品で
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スラム砦の伝説(1984年製作の映画)

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オールナイト3本目ということもあり、吹き替えの雑味も加担して寝てしまったのでいつかリベンジしたい

ざくろの色(1971年製作の映画)

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瞬間すべてが絵画のようであり、その美しさに一瞬たりとも目が離せない

いつか観たいと思っていたセルゲイ・パラジャーノフの作品をスクリーンで体験できてよかった!

アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

-この目で見たことだけ信じる事にする

-何を見たい?

-世界を

-トラスト・ミー(わたしを信じるのよ)

-誰も信じない





〝ほら 聞こえない?〟

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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この作品を、ゴダールを、はじめて観たのは深夜の映画枠で、毎日のように夜更かしをしていた祖父と一緒に観たことを今でも覚えている。

私はまだ中学生で、この当時60s-70sのトレンドリバイバルど真ん中に
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

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ビル・マーレイ演じる父親が破天荒過ぎて吹き出すくらい面白かった

ソフィア・コッポラの映画へのイメージがガラリと変わったし、somewhere観たくなった!

ブリングリング(2013年製作の映画)

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当時この映画を観た時は何も生み出さないな…というだけの感想だったのだけど、久しぶりに観てもやっぱり何も生み出さないな…という感想に加えて、エマ・ワトソンの本気の社会貢献へ拍手を贈りますという気持ちにな>>続きを読む

名もなき生涯(2019年製作の映画)

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何も持たない私たち
自由を裁くことはなんびとにもできない


窓からひかりが差し込む
眩しすぎて
あなたの顔が見えない
その瞳は希望だろうか
そのひかりはまやかしだろうか


あなたが不在を決め込むか
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ミニマリズム: 本当に大切なもの(2016年製作の映画)

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からっぽのわたしが暮らすわたしの部屋に、意味のない消費はどのくらいあるのかな

ラストレター(2020年製作の映画)

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今まで岩井俊二が作り上げた作品群や映画作りに携わってきた人たちが一斉に感じられる作品。
「やっとこうゆうのできる!」みたいな満を辞して感あったし、過去作を観てきた人は少し微笑ましい気持ちになるのではな
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13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

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白人男性が生涯投獄される確率1人/17人
黒人男性が生涯投獄される確率1人/3人

モノクロの暴力を振るわれてる映像もリンチの写真もショッキングだったけど、最近の映像では警察の質が酷すぎる。
本当に警
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監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

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ネトフリのドキュメンタリー、面白い。
何となく予測はしていたけど、ここまで弊害が起きてるなんて…

FBは気持ちが悪くなるのでほぼ開かないし、YouTubeもあんまり観ないけどgoogle含めたおすす
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

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50年くらい前の出来事なのに、今の2020年から何も変わっていないと感じてしまった事が恐ろしい…

櫻の園(1990年製作の映画)

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リボン、刺繍、レース、インスタントカメラ、発声練習、煙草、アイス、非常ベル、台本、カーテン、花びら、おしろい、ライター、学内放送

今は2度と戻らない、櫻の園


岩井俊二が好きなひとにおすすめしたい

彼女の権利、彼らの決断(2018年製作の映画)

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『フェミニストからのメッセージ』の後に立て続けに観たのだけど、これすごく面白い。

アメリカで起こっている中絶論争についてのドキュメンタリーなのだけど、
正直、日本に住んでいる私はこの問題について〝な
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フェミニストからのメッセージ(2018年製作の映画)

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インタビューで言っていた『フェミニストと公言すれば、反男性というレッテルが貼られる恐怖』というのは私も感じるけど、そもそもなぜ恐怖してしまうのか?これも問題だと思う。

フェミニストは、声を上げるのは
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

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さくっとドラマシリーズかと思って見始めたら映画だったっていうのが私がよくやるネトフリあるあるなのだけど、
なんかみた顔だなぁって思ってたらミリーボビーブラウンやったんか…!!

こんなに素敵に成長して
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IMAGINE <イマジン>(2018年製作の映画)

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ジョンとヨーコによる、愛と芸術大喜利

ふたりのホームビデオでもあり、ふたりが世界に向けた愛のかたち

ジョンレノン生きていたら80歳なのか。
大好きなオノヨーコには長生きしてほしい。

映画とは関係
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異端の鳥(2019年製作の映画)

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モノクロ画面からビシビシ緊張感が襲ってきて身動きできないくらい隙のない3時間だった…

観る前から私の幼稚な脳内で、想像でき得るむごい事は覚悟して挑んだのだけど、息も出来ない苦しさがひたすらひたすら淡
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

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予告で、ソーラ・バーチおる!!と三度見して彼女目当てで小躍りしたながら観にいったのだけど、
相変わらず気怠い雰囲気とパンクなファッションに身を包み、〝バス〟に乗って悪態をつく彼女は完全に『GHOST
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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机の角に小指をぶつけ続けている。
自分の意思とは関係なく。

その机は随分と昔から置かれていて、
悪意もなく〝何気なく〟そこに置かれたのかもしれないし、〝ぶつける前提〟で置かれたものでもある。

扉を
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E.T.(1982年製作の映画)

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棚の建て付けが甘すぎて笑った

PEZ懐かしい!

アンティークの祝祭(2019年製作の映画)

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死んだら自分でコレクションしたものは誰にも形見分けしたくないので全部まるっと花火みたいに体と一緒に燃やしてほしいという気持ちは私も思っていることなので、この映画の最後は心底理解できる。
思入れのあるも
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生きちゃった(2020年製作の映画)

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観終わった後は茫然としてしまってこの後の予定を考えていたが、これ以上何も考えたく無いのと何も入れたく無いというか何も入れれない状態になった。(意味は違うが宮本から君へ観た後のよう…)

英題の『All
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シャイニング(1980年製作の映画)

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叫びながらめちゃくちゃ笑った

シンメトリーにキメまくる画もホテルの配色も、何が起こるか想像付くのにかっちょ良すぎておしっこ漏らしそうになった

ダニーのトニーのものまねと、ジャック・ニコルソンの顔芸
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トールガール(2019年製作の映画)

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『私たちはみんな自分を好きになっていい
それができたら誰も奪い取ることはできない』

フェアウェル(2019年製作の映画)

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もう大人なのに祖父や祖母からしたら孫は永遠に〝孫〟で、わたしの祖父も祖母も実家に居てくれるから考えたくないのだけど、かならずお別れは訪れるからそんなのどうしようかって立ちすくんだまま動けずにいる。>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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わたしのあだ名は『P子』だった
最高に最低でCOOLだろ?

音楽が痺れたし、ジョナ・ヒルが自身の90年代時間を回収してる感じが良かった。

滑りに向いてる手すりとか段差をいつも探してた坂井さん元気か
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

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自分は光をにぎつてゐる
いまもいまとてにぎつてゐる
而(しか)もをりをりは考へる
此の掌(てのひら)をあけてみたら
からつぽではあるまいか
からつぽであつたらどうしよう
けれど自分はにぎつてゐる
いよ
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

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Summer feeling、彼女の不在を優しく運ぶ

恋人や親子、兄弟姉妹、友人

悲しみとか寂しさとか優しさとか愛情とか、
眼では捉えることの出来ない何かが触れ合って、ひとびとのたましいが小さく震
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