がみおーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

がみおー

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ピクセル(2015年製作の映画)

4.0

ゲームは好きだけどアーケードゲーム世代じゃないし…予告編で出てるのでパックマンとドンキーコングしか知らないし…なんて感じで勝手に自分は楽しめないと思い込んで観てない方、そんな事は全くありません。

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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

戦時中には差別的表現まみれのプロパガンダアニメを数多く生み出していたディズニーが今度は現代で人種差別を上手に調理した。

子どもは二人…一羽と一頭のコンビがあーだこーだぶつかりながらも力を合わせ事件を
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.4

もうダークナイトまで観たのだから見るしかない。負け戦とわかっていようとも。

暗い、重い、長いの三拍子が見事に揃ったノーラン映画が私にとどめを刺しに来る。で刺された。

何言ってるかわからない系男子ベ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.6

前作のバットマンビギンズを鑑賞した時、とてつもなくワクワクさせられそれと同時に「なんだノーランだからって気構えることなかったな」と安心したのである。様々な所で傑作だと言われつつもノーラン作品だから合わ>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.9

犬を殺すド畜生の屑は恐怖に慄きながら殺されるべきである。全く持って当然である。


ジョン・ウィックはかつて凄腕の殺し屋だったが結婚する為に足を洗い平穏な日々を過ごしていた。そんな彼が復讐を決意する頃
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セッション(2014年製作の映画)

3.6

音大って怖いですね。軍隊と変わりないじゃないですか。ドラムやってますが本当にクソみたいな趣味程度のクソ下手糞でも許されるクソ適当なラインでよかったなと思いました。

狂気に打ちのめされ、それでも立ち上
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2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

3.0

SF映画史における名作中の名作である。あのスターウォーズEP4よりも9年前に上映されたとは思えない程SFXの完成度が素晴らしい。また船外のカットでは意図的にSE等が切られており無重力空間における無音の>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.9

金!暴力!SEX!
ならぬ
金!ドラッグ!SEX!
である。マジで。
3時間ある本編の9割くらいが金かドラッグかSEXの話である。やれ顧客を騙して金儲けしようだのいいクスリがあるから試してみようだの会
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.5

先日レクター博士のモデルの一人になったヘンリー・リー・ルーカスの映画「ヘンリー」を観たばかりである。この作品では描かれていなかったが、レクター博士が獄中から事件の捜査に協力をするという描写はこのヘンリ>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

3.3

日本語版予告でも言っているように、ホラー映画でのお決まりの様に山小屋に集まった若者たちを狙う不穏な影が…という光景を監視する組織が存在しているという設定。

ホラー映画が好きで色々観ていたり、改めてホ
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.6

たまたま直前に観ていたのが「遊星からの物体X」シリーズだったのは運命か否か…。

ショーンオブザデッドではちゃんとゾンビ映画をやって、ホットファズではちゃんと刑事映画をやって、この作品ではちゃんとSF
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.5

前作がSFサスペンスならばこちらはSFホラーとして十分ハードルを超えてきている。
当時のSFXでは激しく人を殺害する描写を割と控えめにしていたが今作ではCG解禁となり物体Xによる派手な殺戮も見どころと
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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.5

短くまとめられていて観やすい作品だった。

設定としては死相や死人が視える主人公。行動言動がどうしてもそれらに振り回されてしまう為周りからは「変なやつ」と。彼女はいるし奇怪な能力への理解者も外部に存在
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.6

物体Xによりお互いに対して疑心暗鬼になる人間達の描写をとても丁寧に仕上げてあり、多少作戦周りがガバガバな気もするが物体Xの設定の練り込み(これは原作の時点で存在するが)も含めて個人的にはSFホラーとい>>続きを読む

チャッピー(2015年製作の映画)

3.5

ロボットが段々と強くなっていく描写、相手に対して無双していく描写、また新型の欠陥から旧型が求められられ活躍していく描写…
ロボット好きにとっては堪らないはずの描写に対してどうリアクションを取っていけば
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.7

これが紳士ですか…と半ば疑問を持ちながらもその華麗な"紳士アクション"に目を奪われる。スパイ映画お決まりのオモシロびっくり武器シリーズにもご注目。

これは私だけの勘違いかもしれないが、この作品はひた
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

4.0

最初は思うように動かないロボットたちにやきもきさせられたがそれはチャーリーやマックスも同じだろう。そしてツインシティーズに勝った時は思わず「うおおおおおおおおおおおお!!!」と叫び、かけた、心の中で。>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.0

「誰だよこいつら」からの、このこいつらを大好きになる為の映画一作目としては完璧である。軽い雰囲気やヒーローらしくない振る舞い(経歴も含めて)、愛着を湧かせておいてそこからの熱い展開、ハッキリとチームの>>続きを読む

ヘンリー(1986年製作の映画)

3.3

ヘンリーは今日も今日とて人殺しの旅に出かけるのである。

そんなナレーションが合いそうなほど人殺しが平凡な日常と化した男の話。ストーリーに感動も驚きもない、いや多少驚きはあるか。
ただただ淡々と行われ
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

ジャック「Here's Johnny!」
私「よ、待ってました!!」

何でも、有名になりすぎると有り難みを忘れがちである。私は彼の狂っていく様をワクワクしながら観ていた。これも一つの観方、でいいのだ
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七人の侍(1954年製作の映画)

3.7

なんだかんだで見てなかった邦画最高峰の傑作を誠に恥ずかしながら今になってようやく鑑賞。

感想としては、普通に面白かったのである。こういう言い方をすると怒る人もいるかもしれないが、私からすればいい意味
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

「宇宙人ポール」で初めてサイモンペグ作品に触れて「ショーンオブザデッド」も鑑賞、そして私にとって三番目の作品がこの「ホットファズ」である。

上記二作はコメディ要素を享受する為にかなりマニアックな知識
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シャークネード カテゴリー2(2014年製作の映画)

2.8

滲み出るB級クオリティを物ともしないツッコミどころ満載なストーリー展開とアクション!
個人的にトランスフォーマー以降のマイケルベイ作品(の雰囲気)が非常にジャンキーで好きなのだが、これはもはやジャンク
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バトルシップ(2012年製作の映画)

3.7

びっくりするくらいのハイクオリティ馬鹿映画。よくある侵略モノで男のロマンを戦艦に載せてぶっ放す!非常に気持ちのいい作品。

老兵たちの入場シーン、パンジャンドラム、戦艦ドリフト、弾薬運搬(人力)など笑
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.5

宮崎駿監督によるジブリ映画には珍しいリアル志向の作品。一人の技術者が夢を追い、恋をし、煙草を吸う、そんな話。
リアル志向だからと派手な映像表現が出来ないのかとそんな事はない。流石は天下のジブリ様である
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.6

滅茶苦茶面白いのは確かなのだが、私自身が「ガーディアンズオブギャラクシー」や「アントマン」、「デッドプール」などのマーベルヒーローソロ映画一作目の雰囲気がすっかり好みになってしまっていてエイジオブウル>>続きを読む

47RONIN(2013年製作の映画)

2.9

アクションの方向性が面白い。妙にアジアンで派手ーなジャパンがきれい。以上。


日本を描写する気のない感じはある意味吹っ切れてて面白いといえば面白い。中国混ざってるどころか完全にあっちだろ。


キア
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風に立つライオン(2015年製作の映画)

3.2

元々さだまさしのファンなので観ようと思って当時映画館に足を運んだ次第。

凄い人が凄い事を成し遂げて人々から感謝されるというとてもいい話である。
島田先生とは真逆の位置に属してる私にとっては上映後「い
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SPIRIT スピリット(2006年製作の映画)

3.6

香港映画というか、カンフーアクション映画というと、序盤で主人公がボロ負け→修行→力に目覚める→宿敵に打ち勝つというパターンの作品が多いイメージであるが、この映画に関して言えば最初の少年時代をチャチャっ>>続きを読む

仮面ライダー1号(2016年製作の映画)

3.2

劇場で当時観た時は「まあツッコミどころもあるけど最近のライダー映画の中ならマシな方じゃね」と藤岡弘、さんによる渾身の本郷猛が観られただけでも満足していたのだが、アマゾンズを観ていたら「あれ、1号っても>>続きを読む