がみおーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

がみおー

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テキサス・チェーンソー(2003年製作の映画)

3.0

オリジナル版の「悪魔のいけにえ」を観てスプラッター要素に飢えた方はこちらへどうぞ。「あの作品ではお見せできなかったところ、すべてお見せします!」と言わんばかりに情緒の欠片もないただのスプラッター作品に>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.2

まさしく狂気。直接的な表現は最低限に、世界観を覆う狂気によって恐怖を演出する。とても奥深い作品です。オリジナルフィルムが「世界一怖い映画」として博物館に保管されているのも頷ける。「有名な作品だけどグロ>>続きを読む

リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード(2015年製作の映画)

4.0

うーん、吉成作画は いいぞ。

夢を叶えた前作とはまた趣を変えて今作は友情の話。そして魔女のあり方についても。

あっさりすっきりしていた前作に比べて、50分作品になり演出も含めよりストーリー性のある
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リトル ウィッチ アカデミア(2013年製作の映画)

3.7

うーん、吉成作画は いいぞ。

諦めなければ夢はいつか叶う、そんな話(多分)。女の子もかわいいし、短編でサッと見られる。Netflix絶賛配信中なので観ておいて全く損はない。

ヘルボーイ(2004年製作の映画)

3.5

奇才ギレルモ・デル・トロ監督によるMARVEL原作のアメコミヒーローがハリウッド映画に殴り込み!
「どれぐらい監督の趣味出してるんだろう…」「ちゃんとアメコミしてるのかな…」という私の杞憂を吹き飛ばす
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.7

デルトロ監督の「最高な趣味」と「最低な趣味」の合わせ技。

絵本が大好きな女の子が偶然出会った謎の生き物。それに誘われるように地下に入ると、現れたのは御伽の国の世界だった?

あーだいたいそんな感じー
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

受刑者たちの間における絆だったり、彼らがどういう所で生に価値を見出すのかだったり、刑務所を舞台にひたすら人間味というのを味あわせられる作品。


個人的にこういう綺麗な友情物語には最強のふたりやマイイ
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エスター(2009年製作の映画)

3.5

ロリババアは二次元で十分だと改めて思い知られました。

エスターの怖さは勿論だけど、家庭の抱える嫌な問題とかも色々見えてきて、人間の駄目なところかき集めましたみたいな感じだから余計に観てて胸糞悪いのか
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.7

とにかくコリンファースの演技が素晴らしい。英国の王室事情というのは存じ上げないが、非常に人間味あふれる形で描かれる彼のキャラクターは吃音症でなくとも誰しも自分に欠点持つという点で良い意味で身近に感じら>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

3.4

「人生において最後まで諦めないことが大切である」
子供から大人まで、誰しもに共通する素晴らしいメッセージを受け取る事が出来るので是非とも一家団欒の際に観るべきである。

ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2015年製作の映画)

3.8

1作目が個人的に良かったので今作も鑑賞。
基本的に映画において2作目というのはなかなか上手くいかないケースが多いのだが、このTMNTに関してはそれなりに安定してたのではないだろうか。2作目だからといっ
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HACHI 約束の犬(2009年製作の映画)

3.8

バカ映画を楽しむときというのはあーだこーだ考えずに流れに身を任せるものである。そしてお涙頂戴映画を楽しむ時は変に捻くれたりせず、思い切り涙を流すのが作法というものなのだ。

予告どころか題材が日本では
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.5

伝説のホラー?スプラッター?映画をようやく鑑賞。この自主制作映画から様々なホラー映画のお決まりが生み出されたかと思うと感慨深い。

ヴィジュアルは今見るとやはりあまりにもチープ。しかし一部の痛々しい描
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アンコール!!(2012年製作の映画)

3.7

頑固なお爺さんが紆余曲折ありながらも全編通して段々と心を開いていく流れがよかった。

脚本に所々粗が目立つが、感動できるいい作品である。楽曲も文句なしであろう。ただ、この映画で涙を流すには少々年齢が足
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

ロバート・デ・ニーロ演じる定年退職もして妻とも死別している老人ベンがアン・ハサウェイ演じる若手社長ジュールズの新生アパレル会社にシニアインターンで採用されるという話。

Netflixで名前だけ見て何
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.6

見ていて非常に気持ちの良い映画。ただただいい音楽を求めて動いていく主人公達。

「音楽が出来上がっていく」というのはまさに人と人とが繋がってこそなんだなあと。

良くも悪くも後腐れなく終わるのでとにか
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フューリー(2014年製作の映画)

3.4

戦車映画というのは数が少ないらしい。戦争映画には様々な作風の作品があり、質も上から下まで揃ってる訳だが、この作品は至ってリアル至高な戦車映画である。

リアルが故にかなり全編通して地味な画作りで、それ
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

3.6

存在こそ知っていれどなかなか観ないうちにシンゴジラが先に来てしまった結果。本編が始まってすぐに分かる既視感。本当に庵野監督はこの作品をそのままそっくりオマージュのレベルでゴジラ作品に持ち込んだのだなあ>>続きを読む

大魔神(1966年製作の映画)

3.5

昭和特撮の傑作シリーズの1つ。勉強も含めて鑑賞。

時代劇と巨大特撮の融合であり、時代劇のような安定したストーリーを楽しみながら巨大特撮の迫力に震える事も出来る、一粒で二度美味しい作品である。

大魔
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

4.3

この作品に関しては劇場で5回、ブルーレイにて4回、地上波にて1回と計10回は観ているのだが、何だかんだでレビューしていなかったので今更ながら。

12年ぶりの国産ゴジラ、「シン・ゴジラ」の公開後、やけ
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.7

各所で盛り上がりを見せているので半分嫌々ながらも知識のためと鑑賞。

こんな事を言うと全方位から「は?」という反応で殴られるかもしれないが、私を含めキショイ童貞オタクにとって、恋愛というのは何も珍しい
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.9

諸君は「第二の脳」を持っているだろうか?

ゴジラシリーズ20作目となる「ゴジラvsメカゴジラ」にて言及され、更には2013年のハリウッド大作「パシフィック・リム」においても(ほぼ間違いなく世界を代表
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武器人間(2013年製作の映画)

2.7

武器人間のデザインに「S.I.C.ショッカー軍団」感を感じ、それらに惚れる作品。それだけである。あと吹き替え。新旧のドラえもんキャストが多く共演している。内容が内容なので今更話題性重視のキャスティング>>続きを読む

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.6

爽快さとは逆を行くアツい警察の映画。終始ピリピリした空気で、観ているこちらも肩の力が抜けない。貧弱なレパートリーから似た例を挙げるならば「アメリカンスナイパー」である。あちらは軍人の話だが。

個人的
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.4

デルトロ監督の趣味全開のゴシックなビジュアルと素晴らしい音楽に魅了される作品。

予告がホラーチックであるが、内容は別にホラーではなく監督も言っているようにゴシックロマンスである。幽霊は出てくるし、ち
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ペット(2016年製作の映画)

3.0

超普通。ファミリー向けとして綺麗に纏まっている。

トレイラーの時点で「汚いトイストーリー」を期待していたのだが、蓋を開けてみればディズニー作品の方がよっぽど汚かったという事実。ズートピアにあったよう
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.3

笑うな危険。

陳腐なキャッチコピーであるが、上映後にはなるほど。確かに笑うな危険。

コメディと思って舐めてかかると痛い目を観る。勿論コメディとしての出来もいいのだが、へらへら笑ってるとガツンと後ろ
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.5

前作に比べて評判が良くないなんて聞いてたけど言うほどか…?個人的にはアイアンマンの落差の方が。もっと言えばバットマンビギンズからのダークナイト。


相変わらずメンバー内の友情を感じられるかるーいノリ
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.6

軽快なノリで下ネタも、そして熱い展開もあって、SFコメディとしてしっかり楽しめた。

マシーンを起動する時のギュイーンっていう重い音が好き。

また、ゴーストたちの特撮がかなり手が込んででそこにも目が
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.8

こうしてターザンは生まれたのである(違う)

とにかくフルCGによる動物の表現が素晴らしい。毛並みや皮膚から浮き出る骨の感じ、動作も本物の動物を思わせる。CGの人間(または人間の骨格と同等の生物)なら
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.1

先導しよう!その方が安全だ!!

特別面白い台詞なわけでもないのに、それがさも物凄く面白いかのように連発されると、乗せられてこっちも笑ってしまう。既にこのふたりの魅力に気づいた瞬間のSeptember
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ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

3.3

面白かったといえば面白かったのだが、うーん…。
予告編も見ずに劇場に行ったのも良くなかったのか…キービジュアルとなる「ターザンが多数のゴリラを引き連れて走ってる」このぶっ飛んだ画に惹かれたのだ。

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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.7

現実 対 虚構
というのがこの作品のキャッピコピー(のひとつ)であるが甚だ疑問だった。確かにゴジラというのは空想のモンスターであるのだが、これまでの劇場作品において基本的には「舞台は人間が文明を築いた
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.7

前作の半分歴史映画だった感じよりもストーリーやアクションがエンタメ映画として特化されているため非常に見やすくなっている。そこが気に入らない人もいるみたいだが…

今作の敵である西洋人のボクサーは前作の
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.5

あのブルース・リーの師匠であるイップ・マンをドニー・イェンが演じたシリーズ一作目(イップ・マンの映画自体は他の偉人映画よろしく他にも多数ある)

アクションは言わずもがなである。以前観たジェット・リー
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.0

なるほど観てみると確かに、爆発とアクションで固められた娯楽映画とそれにハマる民衆を見下し馬鹿にしてそうな批評家たちがいかにも好きそうな映画である。

離婚して再婚という文化はアメリカでは日本に比べると
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