メッシさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.9

愛犬と愛車をチンピラドラ息子に壊された元暗殺者が復讐する話。
最近のヒットマンものにありがちな話を複雑にしてケムに撒く、の逆を行くドシンプルな復讐劇に好感&胸熱。お前ら俺をコケにしたな、ぶっ殺す感がシ
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野火(1959年製作の映画)

3.6

病気の一等兵船越英二が隊を追い出されて彷徨い歩く、壮絶な二次大戦の話。
ハナから病気で弱々しい船越英二が、時が経つごとにゾンビのごとく彷徨い歩く様が見所。ハマり役。決していい奴なんかじゃなく塩の為に村
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.0

スターリン死の直後のバタバタをコメディで。スターリンの死体をコロコロ転がしてドタバタする序盤はドリフっぽくて笑えた。その後の覇権争いは歴史に詳しくないと面白味がわからないのかもしれない。背景がわからな>>続きを読む

深夜の告白(1944年製作の映画)

3.7

汗をかきながら、録音機?に告白していく男のファーストシーンがこれから何が起きていくのか?と興味が湧き、非常に引きが強い。特にカッコよくもなく、自己中で情けなくもあり、ブレブレだけど、なぜか頑張れ!お前>>続きを読む

眠狂四郎 殺法帖(1963年製作の映画)

3.5

仏像を巡っての加賀藩絡みの奪い合い。
90分を切る目標が編集が効きすぎていて、話の展開がスピーディ過ぎて、目的とかは途中でどうでもよくなってくる。中村玉緒の可愛らしさと、意外とナンパな眠狂四郎=市川雷
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

3.7

若きリチャードギアが士官学校に入ってから卒業までの悲喜こもごも。
この映画に対してフルメタルジャケットはアンサーを出したのでは?と思うくらいあの一部に似ている場面が結構あった。ただし意味合いは全く違う
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48時間(1982年製作の映画)

3.5

脱獄犯を捕まえるため、情報を握る囚人エディーマーフィーを48時間だけ解放して、デカのニックノルティと協力する話。ビバヒル前夜なエディマーフィーが主軸けと思いきや、粗野なデカ、ニックノルティ大活躍な印象>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

シャロンテート事件をモチーフにした素敵なフィクション。二時間半やたら丁寧で、どこか真面目な演出で、タランティーノらしくないなと思いつつも引き込まれて、ラストの悲劇はどんなになるのか?とジワリジワリと期>>続きを読む

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.5

日本のいちばん長い日のリメイク。終戦に向かう内閣と陸軍の反乱軍とのせめぎ合い。
オリジナルより好きかもしれない。最近の原田眞人作品は早口台詞で何言ってるかわからないけど、なんだかど迫力。松坂桃李の目が
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.5

検事キムタクが無念を晴らすためトリッキーな犯罪にも手を染める話。序盤の早口で余り意味のなさない会話はいったいなんなんだ!と憤っていたら、急にギアを変えて罪人キムタクと正義のニノ&吉高の布石だったのね。>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.7

婆さんが死んで、娘が事故で死んで、だんだん一家が狂っていく話をホラーテイストも加えつつ。一時間は超常現象的な画と音でビビらすホラーは一切出さず、狂って行く人間の怖さを徹底的に追求している。この溜めが後>>続きを読む

ひろしま(1953年製作の映画)

4.5

原爆投下の8年後、その日を回想しながら地獄と化した広島を描く。
これ程までに強い想い、気持ちが乗った映画は初めて見た。特に凄いのは戦後僅か8年、傷痕生々しい広島で奮起して、沢山の人が実情を伝えようとす
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アンノウン(2011年製作の映画)

3.5

学会に出席するはずのリーアムニーソンが事故に会い記憶をなくしたあと、徐々に本当の目的ぐ判明していく。
これはボーっと見てたらすっかり騙された!リーアムニーソンがやたら追われて、自分が何者か思い出せない
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.7

不倫に傷ついた女優が海外に行き、韓国に帰国し、徐々に取り戻して行く様。
途中で気づいたけど、これ実話!!ホン・サンスの実際の不倫相手が主演で、その不倫について語らせて、しかも自分は出ないでよくわからな
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サイクロンZ(1988年製作の映画)

3.5

悪の弁護をする弁護士のジャッキーが、原告側に段々とほだされて、最後は寝返って正義?に目覚める、というトンデモ系の話。そのジャッキーの仲間にユンピョウとサモハン笑。原告をだんだん好きになってブレブレなジ>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.2

家出少年と両親不在の中学生の女の子の、新宿を中心とした都会で翻弄される話。
天気の子だ、人柱だ、身体が消えるだ、なんだとSF的な要素と大袈裟な音楽と台詞はあれど、底にあるのは少年犯罪に向かわざるを得な
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.7

若松プロに集まる若き映画製作集団の青春。当時の熱い想いとか、楽しさ、テンションが滲んでいてそれは魅力。めぐみを軸に、この子達はどうなって行くんだろ?上手くいって欲しいと思いながら観てしまう。ただ、なん>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.5

イーサンハント達が核爆弾を奪回しようとする話。っていうシンプルな内容のハズなのに、誰が敵か味方か?騙し騙され?みたいな展開が早すぎて頭が追っつかないから、その辺は途中でどうでもよくなる。重要なのはトム>>続きを読む

アメリカの影(1959年製作の映画)

3.7

ニューヨークを舞台に、三兄妹を中心とした若い日常を。
序盤はどんな話だろう?と思いつつ、中盤から後半にかけて、関係性や話が見えてきて気持ちいい。三兄妹の愛情が中心になるんだろうか?そう感じた。会話や佇
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.5

大学研究員の落ちこぼれたちが、合成麻薬を作ってギャングになった顛末のコメディ。
頭がいいから良いヤクを作り出して、一稼ぎ!ってのはありそうだけど、今までにないストーリーの映画。カタブツがギャングにって
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.5

売れないミュージシャン二人組が、何故かヤクザに追われ、女装し、恋をし、ドタバタする話。
ビリーワイルダーらしいテンポの良さでサクサク進むけど、サクサク過ぎて、展開もいつもの感じで、少しとっ散らかってて
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黒部の太陽(1968年製作の映画)

3.6

黒部ダム建設のトンネル採掘工事の話。
当然のことながら壮絶な難工事。特に破砕帯箇所にスポットを当てて、水浸し、いつ崩れるかわからない中の緊張感がヒリヒリする。思ったのはいったいどこでどうやって撮影した
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.5

暴走し始めたレイバーを阻止する機動警察パトレイバー。
暴走する理由のキーワードが、政府と企業の癒着、隠蔽体質、積んであるOSに仕掛けられたウィルスなどなど30年前とは思えない現代的な内容で驚いた。残り
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.6

ネットワークを駆使して家庭に一台、不気味な人形バディの不良品チャッキーが大暴れ。
チャッキーに思い入れがありすぎで楽しい。多分観ている人の殆どが、チャッキー、ぶっ殺せ!もっとヤっちまえ!と思う。チャッ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.6

宇宙から人間に寄生しにやってきたヴェノムと寄生された記者との活劇。
記者として追い込まれていく前半部はなかなかマーベルらしくなく、深く追ってていい感じ。ヴェノムが寄生されてからのアクション、ドタバタも
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.5

遊園地で働く夫と妻と、妻の不倫相手の海の監視員と夫の娘の三角関係な話。しかし毎回毎回よくこんな複雑な背景を持つ人物達を描けるなと。そして複雑でリアリティのある話を思いつくなと。誰かから聞いて珍しい男女>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

韓国オリジナルのリメイク作。日本版ではコギャル時代の仲間を余命わずかな友の為に、当時の事を回想しながら探し出す話。
オリジナル版も大好きだけど、全く負けてないくらい良い。凄く良い。コギャル時代も年取っ
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ミッドナイト・バス(2017年製作の映画)

3.9

池袋ー新潟間を走る深夜バスの運転手原田泰造の、彼女と元妻と子供たちとの数ヶ月の話。
映画なんだけど物語と思えないくらいな残酷さが出ていて、引き込まれて体感時間は短い。物語の大半は泰造が彼女をはじめ、み
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.5

見知らぬ乗客から交換殺人を持ちかけられ、次第に巻き込まれていくテニスプレイヤーの話。
気味の悪い人間にどんどん追い込まれていく様が恐怖。主演のテニスプレイヤーがまた騙されそうな善人顔で、殺人犯役の顔の
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トッツィー(1982年製作の映画)

3.5

アツくて、ややうるさくて、あんまり売れてない俳優役のダスティンホフマンが、女役でオーディションに受かってからのドタバタをコメディで。女役に扮するダスティンホフマンが大半の割合をシメていて、よく見たら違>>続きを読む

牝猫たちの夜(1972年製作の映画)

3.5

新宿のソープ嬢3人と近所の吉澤健とゲイの日々。ソープ嬢の元気いっぱいに生きている日々が微笑ましくこちらが元気が出てくる。ゲイの子をノーマルにしてあげたいけど、ちょっと寂しい吉澤健の切なそうな表情、佇ま>>続きを読む

50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.3

記憶が一日しかもたないドリューバリモアと、海洋生物の研究者?アダムサンドラーが恋する話。ハワイのシチュエーションってのが見た目に爽やかで良い。もっともっと色んなハワイを見たかった。コンパクトにまとめら>>続きを読む

ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.2

ミッドナイトエクスプレス、深夜特急。脱獄というスラングだったんだ!って知れたのが一番面白かった。ハシシの密輸をしようとしてトルコのムショ送りになり、酷い場所で脱獄する話。コレ実話ベースって最初に言っち>>続きを読む

車夫遊侠伝 喧嘩辰(1964年製作の映画)

3.9

大阪に単身乗り込んだ人力車引きの辰の男気溢れる活劇。これは明治くらいが舞台か?任侠ものとも言いづらく、ましてや実録物でもない、明るくカラッとしたヤクザ映画。内田良平が扮する辰の魅力が眩しすぎせいか。ス>>続きを読む

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.5

性同一性障害の子が、性転換手術を受けたい事による家族の悲喜こもごも。
エルファニングが心は男の子で、その葛藤を描くと思いきや、この映画は普遍的な母親映画と感じた。
中心を陣取って主役を奪っているのは完
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間違えられた男(1956年製作の映画)

3.5

誤認逮捕を受けた男の、真犯人発見までの話。実話ベース。強めの音とか映像で恐怖を煽る演出は鳴りを潜めて、今作のヒッチコックは実話ベースの話を丁寧に順序だって演出している。それの何が良いって、逮捕されてか>>続きを読む