ごいさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

インセプション(2010年製作の映画)

4.5

※何度か観ていたけど書いてなかったので

109シネマズプレミアム新宿の再上映で久々の鑑賞

アナログフィルムで映画観るのは地元の映画館ぶりで新鮮だった。
フィルム交換の黒いマークは見覚えがあったなー
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ナポレオン(2023年製作の映画)

4.0

流石リドリー・スコット、、、2時間半以上の長さを全く感じさせない見応え

80代とは思えないリベラルなジェンダーの描き方だったり、戦争世代だからこそ描ける戦争の空虚さであったり、リドリー・スコット監督
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

チョコで溺れたらどうなるんだろう

ディズニーの実写オリジナル作品のような雰囲気で、明るく楽しめる一作。週末の気分を明るくしたい時にぴったりだった。

これまでティモシーの出演作品は結構観てきたつもり
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.9

なぜか観ていなかった作品(アイリッシュマンは観ているのに、、、)
説明がめちゃくちゃ省略されて誰が誰だかわからないままに話がトントン進んでいくのに、グルーヴが良すぎてあっという間に観終わった。

マフ
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

4.3

リマスター上映でかなり久しぶりに鑑賞!
初めて観たときはDVDだったから今回映画館で観ることができて嬉しかった。「あの時も好きだったけど、今も好きな映画だな~」と懐かしい気持ちを確かめた。

パリの町
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.4

デヴィッド・フィンチャーだ!
絵面の没入感が凄い、主人公は結構色んな地域を渡り歩いていてちょっとくらい開放感あってもいいのに、彼の抱える閉塞感が画面越しにめちゃくちゃ伝わってきてこっちまで疲弊してしま
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マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ良かった!※Disney+のMCUドラマ全部観てるのもある
(MCUの感想はMCU大好きバイアスがかかる)

キャプテン・マーベルは単体性能が強すぎてアッセンブルからは距離を置いた存在にな
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台風クラブ 4Kレストア版(1985年製作の映画)

3.5

今の倫理観だと色んな意味でアウトじゃん、、、とは思いつつこんなカルトムービーが日本にあったのかーーっという点で感動した
映画というかインスタレーションをみている感覚が近いかも

携帯電話もポケベルもな
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

ゴジラの造形と音のどうしようもない恐怖は、災害に近い。
熱線の威力が高すぎて引いた。この世界線絶対東京タワー作れないなとか考えてしまった。
ハリウッドほどの制作規模ではないはずなのに、あそこまでの完成
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ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

3.7

公開当初タイミング合わず観られなかったけど、元々行って観たかった菊川のストレンジャーで公開しているということで鑑賞
(良い感じの映画館だったなー)

13歳の少年と16歳の少女の出会いっていう一見陳腐
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.6

ファニーゲームばりに観ていられないシーンがあって、どうしたらいいかわかんなかったけど、一周回って深い映画だとも感じたり...

主人公の女性とパートナーの関係性は、異様なほど自己顕示欲がぶつかりあい、
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.0

よかったなあ。原作未読なので買います。

ここまで重みのある今泉作品は初めて観て、いつもの軽妙なギャグシーンはあまりなかったけど、全然退屈せずに観ることができた。
原作読んでなくても、物語として十分楽
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フローラとマックス(2023年製作の映画)

4.1

待ち焦がれていた!ジョン・カーニー監督の新作!
「Once」がマイベストムービーなので、、、

ジョン・カーニーが音楽を通じて愛や成長を描く映画、本当に好き。。。
あと、微妙に交わらない関係性も好き、
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.7

スピルバーグは娯楽映画はもちろん面白いんだけど、この手の作品を描かせると本当に一流ということを改めて感じさせてくれる。
個人的には、スピルバーグベスト映画は"シンドラーのリスト"

イスラエル周辺の中
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.8

ジェイソン・シュワルツマンが若くて新鮮!笑
ビル・マーレイはずっっとビル・マーレイなのも面白い
(フェンスを飛び越えようとして転がるシーンは良すぎる)

ウェス・アンダーソン大好きと言いつつ、初期作品
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.7

評判に釣られて観に行ったけど、良かった~。
ベタベタの王道アクションだけど、ソニーの主力ゲームと映画がタッグを組んだ夢の企画が面白くて、いい感じ

予告にもあるけど、リアルレースとゲーム部屋が重なると
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

劇場で見逃してしまったのが悔しいけど
配信観ながら「ゲームキューブの起動音だ!」「タヌキマリオだ!」「〇〇のBGMだ!」とか言うのもなかなか楽しかった。
でも冒頭の任天堂クレジットは映画館で観たらアガ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.6

映画監督の方のイ・ビョンホン作品

脳を一切使わずにゲラゲラできる映画も観ないとね!ってことで日曜の夕方に鑑賞!

張り込み中の刑事が、ひょんなことから人気チキン店を経営し、、、という意味分からなすぎ
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(2021年製作の映画)

3.3

最初は「なんかシュールで面白いな」くらいの気持ちだったのに、どんどん不穏な感じになり、それでもちょっとシュールで可愛げも残っていた。でも結局その不安感はどんどん高まり、14分が永遠に感じるほど怖い印象>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.6

アリアスターがこの作品を非常に気に入り、最新作にレオン&コシーニャを招いたと聞いて、この映像体験のしんどさに納得した。
(Beau Is Afraidいつ日本公開ですか?)

本作はかなり抽象的で難解
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

5.0

You Can't Wake Up If You Don't Fall Asleep!

ウェス・アンダーソン作品は無条件に好きになってしまう…1週間で2回観れた。
1回目:ホワイトシネクイント
2回
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

寝る間に観たら、怒りと感動でしばらく眠れなくなったしまった。
映画館で観ればよかった。。。

#MeToo運動のきっかけとなったワインスタインの性加害に関するスクープについて、ほぼ事実に即した形で描か
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未知との遭遇(1977年製作の映画)

3.9

今更ながら初鑑賞(SFから映画好きになったのに何で観ていなかったのか、、、)

話には聞いていたけど、近年のSFにめちゃくちゃ影響与えることが節々で感じられて、観てよかった。

宇宙船や異星人とのコン
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.4

オープニングクレジットの入りは異常なほどカッコ良いし、サントラかかる場面は常に最高。
ラストの5分は、誰もがギャング映画を観るときに想像するであろう出来事がガチで起こって、本当に酷い展開だった笑(褒め
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.8

前向きになれる楽観的なラブコメの摂取は定期的に必要!

ホワイトハウスに関してはハウスオブカードやサバイバー、英国王室についてはクラウンを通じてなんとな〜く空気感を知っていたお陰もあってかなり楽しめた
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

前作に続いてサクッと観れる、勧めやすいコメディ映画

本当に2分を繰り返し続けるので、最初の5ループ目くらいで耐えられるのか不安になったけど、いろんな人が関わってきてからはハチャメチャな感じで面白かっ
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バービー(2023年製作の映画)

4.9

今年ベスト級
グレタ・ガーウィグ作品は現状全部好きだ、この先の作品も全部好きになるかもしれない。

ノア・バームバックとの脚本という段階で、良い映画になるとは思いつつ、バービーとの組み合わせが全然想像
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.7

夏の定番となりつつある北欧スリラー
※北欧スリラーはしれ~っとエグいことをやってくるので、IMDbのParents Guideでゴア描写や動物が被害にあうシーンの有無を確認してから観るのをお勧めします
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インスペクション ここで生きる(2022年製作の映画)

3.7

自身がゲイであると理由だけで16歳で家を追い出されてしまった主人公はホームレス生活を続けた後、海兵隊訓練生となり…
という監督の実話ベースのお話(実際ホームレスだったし、母親ともずっと疎遠だったらしい
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.9

Blu-rayの発売を機にやっと鑑賞~

同じ価値観で青春時代を過ごしてきたイーニドとレベッカが、段々とすれ違っていっていく生々しさと、それでも盟友として接する感じの「あるよねぇ」感

この若かりしス
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.6

「リバー、流れないでよ」をそろそろ観ないと、、、と思ってこちらも鑑賞

ちょうどよくほっこりした~

かなりゆるりとしたタイム物のなのに、結構な決定論を背景に展開されているのも面白い。
時間を扱うSF
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

節目節目の銃声やら爆発のテンポがメインテーマの「ダンッダンッダンダッ」になってる気がしてテンション上がりました
(今作で気づいたけどこれまでもあったのかな、、、)

本編上映直前にトムクルーズとクリス
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿てんこもり作品ではありつつも、サイケな演出、マルチバース,時間軸交錯といった流行りの要素を交えた中々刺激的な作品だった!

とか直感では思ったんだけど、そもそもそういう概念の構築と浸透に寄与して
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.7

”有害な男らしさ”が少年の親密さを侵食していく様を描いた悲劇的な映画
周囲に溶け込みたい気持ちが先行して、親しい人をうっとおしく感じてしまうような残酷な感情を思い出した。

主人公の役者さんの素晴らし
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.8

相変わらずミニオンたちのはちゃめちゃっぷりがかわいくてサイコー

ミニオンはグルーの声が良すぎて絶対吹替で観るんだけど、ミシェルヨーのところは字幕版も観ちゃった!
エブエブと謎にシンクロしてるのもウケ
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.4

途中までサイコホラーなのに、だんだんサイココメディって感じになって、休日終わりの夕方に観るには”すごいちょうど良い”作品だった。

もはや途中から「エスター頑張れ!」という気持ちになってしまう衝撃展開
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