マンソンさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

マンソン

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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

4.0

サックスを吹いても紛らわせない
耳に残る声がずっと聞こえてくる
プロフェッショナルってやっぱり孤独だ
極めるほど変人になっていく
イヤホンで音楽聴いてて急に爆音になった時のような音の演出があったのはき
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.8

矢の数はきっと恨みの数
狂気じみた目が頭から離れない
ものすごい撮影だったんだろうな

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.9

正しさに取り憑かれた日本人の葛藤を正面から受け止める作品だと思った
でも重くなくてラストの笑顔には平和が託されてた
メリークリスマスミスターローレンス🎅

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.0

ずっとガス欠のトラックに揺られてるような浮遊感
人生って旅はそれでいい
歩いてるだけじゃ掴めなかったラストシーン

帰り道はまだ揺られてる🚚

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

大切なことってなんだ
お金や名声ももちろん大切だ
それでも生きていく上で見失っちゃいけない本当に大切なことを名曲と共に教えてもらえた

全部を手に入れたビートルズが生きたかった別の人生を見ているように
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.9

常識の通じない狂気
死に際でさえ認めない罪
誰にも止められない回転木馬はまさしくブルーノそのものだった

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

金は要らない!降りると言った情報屋の怯え方でノーバディの恐ろしさが伝わってきてワクワクしたな
人殺しを快楽に感じるDNAがこの世界では存在してて親子で背中合わせに闘うシーンは狂気だった

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.0

兄の肉体のハンデと妹の精神的なハンデを互いに補って生きていく
今日を生き抜くことがこの兄弟にとっては命懸けだった
笑顔が見れたのは束の間の夢の中だけ
それでもラストは少し楽しそうだった

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.9

普通の顔して異常な衝動に駆られて暴れる姿がどんどん癖になる
まさにパンチドランク
セオリーが大方ひっくり返される展開にシュールな音楽が絶妙だった

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.2

羽ばたき続けた伝説のヒーロー
当時の国民の不安を拭えた唯一の存在
反抗の象徴

全身に歌声が残ってる
不安定な今だからこそ必要な映画

バリー(2016年製作の映画)

3.3

この街では彼だけがひとりぼっち
何をしても誰と話していても孤独から抜け出せない
当時のニューヨークのリアルを若き日のオバマの目を通して物語が進んでいく

葛藤が人生という先人のバトンをしっかりと受け継
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晩春(1949年製作の映画)

4.8

一言一言大事に言葉を紡いでいく
淡々と喋っているのに深いところにゆっくりと落ちてくる
幸せは作り上げていくもの
いつかこの言葉を伝える時がきたときに恥ずかしくない人間でいたいな

宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.5

純粋なやつだけが宇宙人と心を交わせる
宇宙人とスピルバーグに繋がりがあったとは

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

伝令に向かう3人目として戦場にいるような錯覚!!
桜をきっかけに奮い立つ姿に背負う者の力強さを感じた。
映画館で観るべきだったと後悔!

未知との遭遇(1977年製作の映画)

4.4

「君が羨ましい」

誰もがそれを言われる資格があったのに大人になるといつの間にかみんな忘れてしまう
音とサインさえあれば言葉が通じなくてもあの笑顔を引き出せる
宇宙人たちに眉間にしわ寄せて生きなさんな
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許されざる者(1992年製作の映画)

4.0

弱き者に手を差し伸べることができる人間はどんな過去があろうとヒーローだ
引き金を引いて銃口を向けるまで自分の覚悟はわからない
中途半端で優しい人間は真っ先に死ぬ
殺るか殺られるかの世界での3人それぞれ
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.6

きっと殆どのセリフや動きに意味はないのかもしれないけどその不思議な空間から目が離せなかった
最高のラスト
ゴッホの青、ゴッホの自死
多分きっとそういう作品

アウトサイダー(1983年製作の映画)

3.3

暗闇がずっと続くわけじゃない
映画館の外に1歩出れば光が待ってる
そこへ踏み出すまでの物語
Stay Goldの意味を調べて更に納得

呪詛(2022年製作の映画)

3.0

どんなに後悔しても取り返しがつかないこと
その人だけならまだしも周りも巻き込まれる

mellow(2020年製作の映画)

3.6

それを伝えることは自分の為なのか相手の為なのか
いろんな形での想いの伝え方があった
柔らかくて優しくて心地よかった

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

俺ができるんだからお前らもできるんだよ
言葉じゃなくて行動で示す説得力
マーヴェリックの名を誰かが発する度に期待と信頼が込められていた
背負う者とその背から何かを感じとって変わっていく者たちの姿に涙が
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.4

国民性?
みんな純粋で素直で素敵だ
苦しくても輝いてたよ

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

この映画そのものがみんなにとっての2級天使クラレンス
苦しい時は聖夜に限らず会いに行く
130分で大切な親友ができてしまった
メリークリスマス🎄

トップガン(1986年製作の映画)

4.2

規格外だよ
地上にいないからこそだ
挫折も喪失もマッハで切り抜け、自信と才能は彼の高度を保ち続ける
慰めの言葉はかけない!自分のことは自分自身で決めろって最高に優しい言葉だと思う
バイク乗りにもたまら
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.9

相手が大勢だろうと立ち向かっていき
群れない強さがあって
大事な人の前では優しい笑顔が溢れてる
自分の影を他人に決して見せない
カリスマってこうだよなってスクリーンで再確認

若さ故の脆さや危うさ、大
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

-

まただ
しばらく他の作品が受け入れられなくなる
惹きつける力が違い過ぎる
30代のアルパチーノとロバートデニーロは圧倒的だ

フラガール(2006年製作の映画)

4.3

街の人だからこその底力
プロのうまさや、経験なんてなんのその
がんばっぺの気持ちでなんだって変えられる

オールド・ボーイ 4K(2003年製作の映画)

4.0

生々しい120分
15年という途方もない月日
探って掻き分けて、血みどろになってもまだまだまだまだまだまだ
復讐対復讐の終着点、ハンマーチョイスが最高だ

流浪の月(2022年製作の映画)

-

雨の中、濁流に飲み込まれそうになる
差し出された傘の下には心地の良い風と優しい光の音があった
固く結んだ手を引き裂かれて、希望を失っても記憶の中に微かに残る温もりを頼りにお互い生きてこれた

でも正直
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.5

「それもまたよしや」とくるりの音がずっと耳に残ってる

パリ13区(2021年製作の映画)

4.2

自由だった、自由で良いんだ
欲望のままに心からの喜怒哀楽がパリ13区から溢れ出していた
心に浮かんだ誰かに迷いなく会いたいと送れる人生を東京23区でも味わいたい