いはんさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

4.2

もうね、大好き大好きなシリーズ。再鑑賞です。
ロードオブザリングからのホビット、最高の世界観をありがとう。
ファンタジー映画の成功は世界観をいかに観る人に受け入れてもらうかだと思う。そして、このシリー
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好きだった君へのラブレター(2018年製作の映画)

3.7

楽しく、気軽に、どーぞといった部類の映画。
そりゃ、頭フル回転させる映画も好きだけど、ただぼーと観てるだけでハッピーになれる映画も大好き。
でもこういう映画を本当におもしろいと思わせるのは意外と難しい
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.4

About Rayというタイトルよりは3 generationsの方が全然合ってそうですね。

少しずつ違う考え方、レイの性転換をきっかけにその違いが水面上に浮かび出る。対立が生まれる。でも、結局愛が
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.8

この監督、掴みと終わりがうまいですね。
作品全部見たわけじゃないけどなんとなくそう思いました。

過去の栄光ほど恐ろしいものはないですね。
そりゃしがみつきたくもなります。
レベル高いのはしがみついて
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.5

なんで見たかって?
パクソジュンが見たいからに決まってるでしょう。かっこよすぎる。そういう意味ではなかなか満足しました。

最近韓国で発覚した性犯罪のニュースがえぐすぎて結構応えたんですよ。別にこれが
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.5

観ていて、悔しい気持ちになる映画だった。
“良い”映画は話の筋が通ってるもの。
“素晴らしい”映画は、ストーリーではなく、映画を通してその時代がどんなものだったか、また監督の意思伝わるものだと勝手に思
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.9

私には撮影の技術の評価はできない。そういう知識がないので。あと、名作かどうかも判断しない。だってそれは人それぞれだから。
この作品はそういうレッテルを貼られだちだからそういうの抜きに見てほしい。すごく
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.8

気にしてなかったけど、
『情婦』と『麗しのサブリナ』の監督なのか!
脚本書くのほんとうまいな、、、

“Shut up and deal.”
最後のセリフ、めちゃ上手い。もちろん途中もうまいなって表現
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ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)

3.7

見終わってからわかる、素晴らしいタイトル。
色んな人の思惑がブロードウェイの上でbulletsのように飛び交う。
芸術とはなにか?
芸術にそもそも興味がない人もいれば、芸術を利用しようとする人もいる。
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アナザー・カントリー(1983年製作の映画)

3.5

最初のインタビューが気になって調べたら、実在の人物がモデルなんだね。ロシア側についたイギリス人たちの若かりし頃。
階級、思想、差別。
友情や信頼があると思ったが、裏切りしかない。
思想の自由があると思
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.8

ウディアレン監督作品これで20作目かな、
なかなか有名な作品を実は見てなかったんです。
すっごーくシリアスそうだったから、、、

ブルームーン、よく使うな本当。
でも、ブルームーンはびっくりするくらい
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

4.3

これ、超好きなんですよ。だから観直してるんですけどね。
すごくコーエン兄弟ぽくないと思いきや、やっぱコーエン兄弟だな。
冷たく、ありのままに、davisの一生のうちの何日間を描く。
主人公は、なーにも
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

こういう作品って、あんま見ないんですよ、
なんなら初体験なくらいかも。
最初らへんのシーンで観るのやめようと思ったくらいですが、役者さんたちの本気さにそれは失礼じゃないかと思い見続けました。
けど、見
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.4

ちょっと物足りなかった!!
というのもあの素晴らしい原作を先に読んでしまっていたせいだと思います。レイモンドチャンドラーのハードボイルドは本当一時期どっぷりハマって読んでました。
この物語も原作で一番
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劇場版『えいがのおそ松さん』(2019年製作の映画)

3.4

いや、アニメ観てないんですよ。
ただ、昔映画館で予告見たときになんとなく惹かれて配信サービスで見かけたから観てみた。

いや、ふつうに笑えました。
物語のつながりや登場人物はぜんっぜん見分けられないけ
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シャレード(1963年製作の映画)

3.8

オードリーヘップバーンという女優、
彼女が出てるだけで、映画の点数を無意識に上げてしまいます。個人の持つ魅力ですね。

結構なにも考えずに、結末を見破ってやろうという気もなく、淡々と見てました。
二転
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インテリア(1978年製作の映画)

3.7

これ、本当にウディアレン 作品なのか!
結構本気で驚きました。

全てのセリフが、毒々しいってほどまでではないが、人を傷つけるために発される。
他人を、しかも親族を見下してでしか自分を保つことのできな
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裏窓(1954年製作の映画)

3.6

本当に覗きにフォーカスした一作、
フォーカスしすぎて、結末がイマイチ分からんかった。結果じゃなくて経過が大事な映画ですかね。

グレイスケリーが美しすぎて、
ずっと観てられます。
と思ったら、みんなレ
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.8

“今日僕がしんだら?”
“明日わたしも死ぬわ”

記憶に残るシーンがあることは、映画にとってすごく大事だと思う。この映画にはありました。
久々のドラン、
相変わらずこだわりの強い撮り方だなと思いました
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.0

現実と夢、
その選択を迫られた時、我々はどっちを選ぶのか。
夢を選ぶ人はどれほどいるのだろうか?
我々は平凡を嘆き、現実に絶望するけど結局はその中でしか生きれないかも。
夢は見るにも追いかけるにも勇気
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.4

ハビエルバルデムさんって、イタリアンイケオジだったんだね。ノーカントリーのイメージしかなかった。

途中まで、ウディアレン お得意の“人は手に入らないものを欲しがる”にまつわる映画だと思ってたのに、後
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ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

4.3

ウディアレン監督、16本目
これは、なかなか仕上がった作品でした。

自分はアーティストだから放蕩するのが性だとか、自分のような才能ある人にはより素晴らしい女性が相応しいだとか、
自分に言い聞かせなが
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ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

3.8

ウディアレン監督、
これで通算15本目かな。
なんかもう自分の中で映画のジャンルとして“ウディアレン”が存在してます。
彼の作品を評価することはもう難しくて、その良し悪しよりもウディアレン作品だから好
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.4

定期的に欲しくなる脳死映画
いやー、もー、凄かった。
レイノルズ、デッドプールから始まり、もうこういう役しかやらなくなったのですか?
決して批判してるわけではなく、フィットしてるなっと思ってるだけです
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

私ごとですが久々に一人旅に出てます。
一人なので、夜は基本ホテルで映画を観るのですが、やはり旅に出ると環境が変わるから選ぶ映画もいつもと少し違う。

ずっと前から観なきゃと思ってたけど手が出なかったタ
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

2回目の鑑賞
ベストムービーに入るかと言われたら迷ってしまうが、間違いなくわたしの中に爪痕を深く残した作品だった。

この世は替えがいっぱいある。
自分の代わりなんて数え切れないほど。
どうやって、替
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.8

見始てはじめて気づいた、3時間。
まぁ、終わってあっというまだったなという感じです。

最後のシーンまでずっーと、迷いの中にいたアデル。やっと見つけたエマに全部、本当に全部を捧げた。だからそのあとずっ
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.1

いいですね、
亡くなってなお、思ってくれる人がいる。
埋もれた思いを掘り起こしてくれる人がいる。
“藤井樹”という人物を繋げてくれる人がいる。

どれほど親しくても、私たちは他人のイチブしか知ることが
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マンハッタン殺人ミステリー(1993年製作の映画)

3.9

刺激を求める女
平凡を求める男
女の刺激を叶えてやるフリをする男
まぁ結局、平凡が一番なんです。

いつもと似たような、いつもと少し違うウディアレン。いつものように喋りっぱなしだけど、いつものように哲
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君の結婚式(2017年製作の映画)

3.6

台湾映画でほとんど同じ構成の見たことある気がする。
あ、別にわるい意味じゃなくて、
初恋って映画にしやすいよね〜って。

なんだろね、
積み重なりが崩れないと思ってたことを崩してくよね。まだ子供だから
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モーリス(1987年製作の映画)

4.2

Disgusting, unspeakable.
そんなことしか思われない時代。
それでも愛のためなら何を犠牲にしてもいいと思う人と、それができない人がいる。
愛を最上級に置くことが必ずしも素晴らしい
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フォー・ルームス(1995年製作の映画)

3.4

大好きなタランティーノとティムロスがいるからみてみた、
でもごめんなさい、
最後のタランティーノ作品以外全然受け付けられなかったですね。
もしかして最後のストーリーいけると思ったのもただのタランティー
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.2

エクスキューズミー???
なにこのくだらない映画、x-manシリーズをこんな風に終わらせるなよ。私の大好きなシリーズなのに。

上映の時、評判が怖くて観に行けませんでした。
やっと勇気出して今日観たけ
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.7

He suspended above the earth,
free from all its laws,
like a work of art.
本当にアートです。
この一作、ブラピの顔面偏差値が
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パターソン(2016年製作の映画)

4.5

もうアダムドライバーにどハマり中なので、
この映画はほんとドンピシャでした。
毎日アダムドライバーに優しくキスされたい、そんな人生でありたかった🤦‍♂️

“平凡な”パターソンの“平凡な”1週間。
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.5

あの、ルークがゲームオブスローンズのインプにしか見えん。スターウォーズ観ながらゲームオブスローンズ観たくなってきた。

アダムドライバー好きなんですよ、この頃。とくにマリッジストーリーを見たあとなんで
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