いはんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)

4.2

ベスト10ラブロマンスに食い込む素晴らしい作品であった。天使ケイジの胸毛と若干のサイコ感は気になったものの、それを全て打ち消すストーリーと音楽がありました。

“That’s life.”
そうなのだ
>>続きを読む

幻の光(1995年製作の映画)

4.3

凄く良かった。
初長編でこのクオリティとは、流石としか。

傷をどうやって癒すかなんて誰にも分からないし、気づいたら癒えていたり、そう思えばまた不意に襲ってきたりする。私たちはただ嵐が過ぎ去るのを堪え
>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

うひょょょょょうううう!!!
シャーリーズセロンは、なぜ、どんなキャラクターでも、どんな服装でも、どんなメイクでもカッコいいのでしょうか?????
なぜなんだ、一体なぜなんだ。

トムバーディもなかな
>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.1

なんて単純な映画なんだろうか。
そしてこの単純極まりない映画の中に何故こうも沢山のことを詰め込めたのだろうか。

友達は、時間の経過や環境が左右し、移り変わっていく。でも、一部の友達について、彼•彼女
>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.3

もうね、こういう作品を心と身体が欲していた。観ていると、訳もわからなく目尻がじーんとなり、身体がふわふわして、幸せになる映画をとても欲していた。

成長の話なんだが、生きることの話でもある。成長して、
>>続きを読む

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.8

フライト内で鑑賞。長すぎるフライトが身体に応えまくる年齢になり、15時間のフライトで一本しか映画を観終えれず。衰えって怖いね。

え、これガイリッチー映画なのとびっくりすること間違いなしの映画。それと
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

自分、ティモシーファンなので、
ファンフィルターばりばり掛かってます、ご了承を。

これは、子供がいて、一緒に見たら楽しそうだなと開始早々感じる。まぁ、子供以前に結婚もしてないので、実現は程遠い。そこ
>>続きを読む

その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

3.5

進撃の巨人鑑賞後、全てのコンテンツを手にする事にストレスを感じる。ズタボロにされた心がまだ新たなコンテンツを受け付けていない模様。そんな中無理矢理に再生したこの映画。短めな映画でも見てリハビリしようと>>続きを読む

愛・アマチュア(1994年製作の映画)

4.0

ハルハートリー映画からしか摂取できない栄養がある。話だけ追うと、ありふれた、ちょっと悲しみを帯びた映画で終わる。でも、ハルハートリーが空いてる隙間に欠かさず自分の要素を詰め込んでくるから、観終わった後>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.2

覚悟してたのに、その覚悟を超えるつまらなさで、どうしようという気持ちになった。なぜこんな出来になったんだ、そしてなぜこんなに歌を聞かさせているのか、🤦

これはワンピースの本当のレベルじゃないと、一ワ
>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.7

このオールキャストがそのまま戻ってくるなんて、それだけで感動。あと、エマストーンのおめめの大きさにもいつも感動する。それと、2作目でこけなくてありがとう。

Hasta la vista, baby!
>>続きを読む

茶飲友達(2022年製作の映画)

3.8

そっか、このように物事って進んでしまうのか。刹那の幸せが垣間見れたような気がしたのに、歯車はどんどんズレ出していく。“正しく”なければ本当に幸せになれないんだよと、社会が嘲笑っているようだった。

>>続きを読む

許されざる者(1992年製作の映画)

3.8

何かちゃんとレビュー書きたいという思いを胸に、鑑賞から既に1週間経とうとしている。書かないと内容すら忘れてしまうので、ちゃんとしたレビューは一旦何処かへ置いておこう。

結局誰が、誰にとってUnfor
>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.2

キャラクターも、話も、音楽も、映像も、全てがわたしの感性に刺さりまくり。マイケルファスベンダーとデヴィッドフィンチャーのコンビなんて観る前から期待値マックスだったのに、それを超えてくるあたりがもうね、>>続きを読む

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.6

この世界観はとても好き。
思い出話の中はどの瞬間を切り出しても絵画になりそうなくらい美しい。でも、わからずじまいなことが多く、少し残念。原作があるそうですね、私の疑問は原作が解決してくれる感じかしら。
>>続きを読む

ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.7

中々なハードボイルドデカだったぜ。
こういう役をやらせたら超一流なクリントイーストウッド、超絶カッコよかったでござる。

最近シアターキノが30周年らしく、その記念に若き日の映画本という本が出版された
>>続きを読む

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.3

もうね、好きよ。
最初の3チャプターらへん、すごく我慢させられた。そしてその分だけ、その後のチャプターで満たされた。

私たちは偽りながら生きている。でも、その偽りの中には本当の自分が居たりする。だっ
>>続きを読む

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.8

あはは、ファンフィルターが掛かっちゃいました。池松壮亮を見た瞬間にウキウキが止まらない。こう言っては映画自体を否定しているような気もするが、池松壮亮が演じたからこそ趣があったように思う。演技力というが>>続きを読む

キスより簡単(1989年製作の映画)

-

原田芳雄がかっこいい映画。
それと倫理観が崩壊する映画。
ギリギリ耐えたのは、まあ子の軽さゆえではあるが、その軽さゆえに崩壊しているのだから矛盾である。

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.3

観ていると自ずと笑顔が溢れる作品。
そんな作品には中々出会えないものです。

息子の音楽も、娘のファッションも理解できず、夫の無能さにも腹を立たせる。錆切ったモーテルと、コーヒーマシンのないカフェをな
>>続きを読む

アジアの天使(2021年製作の映画)

4.2

天才か、この監督。
人と人の関係、そしてそのバランスを撮るのが上手すぎるよ。観れ隠れする感情に、思わず泣きそうになってしまった。

私たちは、繋がれるんですよ、ビールと愛してるの言葉だけで。どれだけ心
>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

2023年にもなって、この設定でまだ人は映画を作るのですね。ただ、確実にストーリーで勝負する映画ではなく、映像美で勝負する映画だから許そう。近年のCGってどんどん現実離れして、ついて行けないことが多々>>続きを読む

ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.8

この映画の主人公は間違いなく、DDL扮するビルカッティングである。残酷で、非常で、生粋な民族主義者であり、誰が何処から見ても“悪者”である。でも、その悪者には情があり、彼なりのやり方で周りの者を大事に>>続きを読む

殺し(1962年製作の映画)

3.4

面白いかって?
全く面白くないさ。
でも、デビュー作であることを考慮して、少しは許してあげようと思う、少しだけね。

1200本目だから、一応節目な感じだから、おもしろい映画が観たかったな。この間まで
>>続きを読む

シェルタリング・スカイ(1990年製作の映画)

4.0

皆の目を引かんとばかりな激しさを伴って愛はやってくる。でも、私たちが愛に慣れた頃、愛も底深くに潜み込んでしまう。愛する気持ちが変化せずとも、私たちは愛していることにすら気づかなくなる。でも、死が迫る前>>続きを読む

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.3

観終わって思わず深いため息。身体が若干痺れているのを感じる。何か、残さねば。この瞬間感じていることを書き出さねば、という義務感に駆り出される。

理性とは、ある種の狂気の様な気がしてきた。理性ある人間
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

-

白鳥とネズミ取りの男がヒットしなくて、でも、観なきゃなという気味感に苛まれて、観た。意外と話がスムーズに入ってきた、でも、話が入ってくるのとそれが面白いと感じるのはまた違う。やっぱりおもしろくなかった>>続きを読む

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

-

白鳥同様、全く響かず。
義務感で見続けていることもきっと私が物語からナニかを受け取ることを邪魔する。きっとそうだ!!!

白鳥(2023年製作の映画)

3.6

まず、短編(特に20分以下の類のモノ)に対して感情を抱きにくい。始まった始まったという間に終わっているし、この10何分か一体何をみていたっけという気持ちになる。それはウェスアンダーソンにも変えることで>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.9

ロアルドダールの世にも奇妙な物語に色をつけるウェスアンダーソン。特徴的な構図が、物語のおかしさを更に強調し、想像を超えるケミストリーを起こす。

朝起きてFilmarksを不意にチェックすると、あなた
>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

あの、まず一つ言いたいのは、ホラームービーであるのならば先に言ってくれ。世の中にはホラーがマジで観れない人間も存在するので。それと、面白いから面白くないかと言うとあまり面白くない。飛び飛びで抽象的だし>>続きを読む

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.6

観る前にあらすじを読んだせいか、最初から若干イライラ。何故気分の悪い彼女にご飯を作らせるの、そしてなぜそんなに献身的なのって。最初のシーンがもうきっと、二人の関係性の終焉点を指し示してたんだろうな。>>続きを読む

落下の王国(2006年製作の映画)

4.6

“Are you trying to save my soul?”

好きの一言に尽きます。
前々から本当に心から好きな物事に対して、付随的に説明を加える必要なんてないと思っている。その説明が好きの純
>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

3.9

ホンサンスの映画を何本か見たが、いずれも見たという実感を得られなかった。でも、この映画の最後に、押し寄せるように広がった”真実”を目の当たりにし、初めて彼の映画を見たという気持ちになれた。

主人公は
>>続きを読む

ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.6

酔ってから観るミニオンズは最高。
不思議と聴き取れてしまう。

アフタースクール(2008年製作の映画)

4.0

このゆるっとどんでん返ししてくる感よ。
返してからもゆるっと話が進んでいくのがまた良し。

Vivantが終わって、激しく堺雅人ロス。彼を観れるのであればなんでも良い、という気持ちで再生開始をしたのだ
>>続きを読む