MissyEllioさんの映画レビュー・感想・評価

MissyEllio

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Fukushima 50(2019年製作の映画)

1.0

これは良くない。本当に良くない。
駄作と言うか問題(限りなく0点)

『感動した』『見るべき』などと言うバカ量産映画のため、久しぶりアプリ起動。

まず、原作者がネトウヨ性質なアレな人の為、プロパガン
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

キャンペーンに協力をとの事で久々にアプリを立ち上げました。(アレ?filmarksやってたのバレてる……f^_^;))

作品の事は今更アレコレ要らないですよね。みたら良いんですよ。凄いんだから!共感
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アンヴィル!夢を諦めきれない男たち(2009年製作の映画)

4.0

コレ、面白いのになぁ。あんまり観られてないのが勿体なさすぎる!

と言う事で、負け犬たちのワンスアゲインな内容のドキュメンタリー。公開時期がちょうど『レスラー』の後だったりしたので、セットで記憶に残っ
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シュガーマン 奇跡に愛された男(2012年製作の映画)

4.3

好き過ぎて、アルバムを今でも聴いているくらい、超オススメ!と最初に言っておきましょう。

南アフリカの反アパルトヘイトの白人層に、熱狂的なブームを巻きを越し、社会運動のシンボルになった、南アではプレス
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.5

アメコミは、風刺の機能を持っていますよね。本作も然り。そこで作られた背景をちょっと書きたいと思います。

風刺とは、権力・権威に”内”から表現による抗議(現フランスの、”外”や少数派に向ける風刺は、受
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.6

「コワすぎ」シリーズが、僕は大好きです。今、それからもう直ぐ新作が公開されるので、取り敢えず前作。

これはもうホラーではなくて、ヒューマンドラマですから笑。

投稿者の『ネタ』をディレクターの工藤と
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生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)

3.8

社会の嫌〜な側面を全力で描いたリュ・スンワン監督、皆んな大好きファン・ジョンミンの映画。

大きな力に絡め取られていく三者+一人。ファン・ジョンミン扮するチョルギ刑事は学歴が劣る為、今ひとつうだつが上
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僕の妻のすべて(2012年製作の映画)

3.9

『人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する。』byアルマン・サラクルー



僕このコメディ、大好きなんですよねぇ。僕が思う韓国のノリと言いますか、テ
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

5.0

『誰が泣くかっ!泣いたらチャリティ』てな感じで、30代を中心に集めて東北支援の会を催したのですがね……

あはははっ、全員泣いてやんの!お陰でかなりの金額を支援金にできたので、星5つです。

それにし
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追想(1975年製作の映画)

4.0

この映画の再パッケージ化で、初めてTSUTAYAの発掘良品を褒めたくなりました。

子供の頃(昔はこんな凄惨な映画を良くやってたなぁ)、事故的に出会い脳裏に焼き付いた思い出深い作品なんですよ。


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狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

4.5

『鉄男』に続き、しがらみや秩序の破壊を強烈に描いた映画を。

ストーリーはWikiでも見てください(無責任)。「愛される暴走族になろう」パンク精神の欠片もない(暴走族を良しとしてる訳ではないですよ)か
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.8

一個前から続きで、塚本晋也作品。

『桐島、部活辞めるってよ』で橋本愛が1人で観ていたあの映画ですよ。(あんな可愛い女の子がこんなの1人で観てたら、そりゃアンタ……ねぇ)

映画にどっぷりハマりだした
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KOTOKO(2011年製作の映画)

4.1

重く苦しい作品ですが、一度は観て欲しい。特にこれから子供を持つ人には。ですが、勧めるのが難しいなと感じるんですよね。遠慮無い塚本節なだけに、覚えた感情を間違った方向に向けて欲しくないし、『後味の悪い>>続きを読む

パラダイス・ナウ(2005年製作の映画)

3.8

『ホドロフスキーのDUNE』がUPLINKさん配給だったので、新作『オマール、最後の選択』公開を前に、ハニ・アブ・アサド監督の社会派映画をレビュー。

イスラエル軍に包囲されたパレスチナ西岸のサイード
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.0

ホドロフスキー爺ちゃんはご存知ですか? 映画監督、タロット占い、漫画家、様々な顔を持つアーティストであり、映画作品はカルト的人気を誇るホド爺。

このドキュメンタリーは、SF映画好きは必見ですよ。数々
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.7

23日、数学者ジョン・ナッシュ氏が、交通事故で亡くなったそうで、追悼の意を込めて彼の半生を描いた作品を。

ジョン・ナッシュ氏の有名な功績と言えば、『ゲーム理論』ですね。基本概念の『ナッシュ均衡』など
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American Teen/アメリカン・ティーン(2008年製作の映画)

3.8

お前らぁ……(T ^ T)

米国映画で散見する学内カースト。男はスポーツ系スターで女子はチアリーダー、馬鹿にされるギークってアレのドキュメンタリー。

日本とは、露骨で感じが違うと帰国子女の友人が言
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父の秘密(2012年製作の映画)

4.0

もう、これ観たの2年も前かぁ……と言うのも今でもハッキリと、これ程までに脳裏に焼きついた映画は久しぶりで。

妻の死から立ち直れなくて、自暴自棄になってる父。それを必死で支える娘。環境を変えたものの、
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僕はラジオ(2003年製作の映画)

3.8

実話ベースなので、こう言っちゃなんですが、特段目新しくも斬新さもないです。が、

実話の破壊力はやっぱり凄まじくてですね、ラストの映像が「そりゃ泣くわ!アホーッ((( ꒦ິД꒦ິ)੭」ってな感じですよ
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

4.3

Filmarks同志! マンセー!マンセー!マンセー!

(^▽^;) 

興収も、レンタルの回転もイマイチだということで。武蔵野館さんは入ってると言ってたんだけど。。。荒削りではあるけど、とてもいい
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

3.2

イライラとモヤモヤが極限まで募りますが、見逃せない映画を。

サブタイトル『服従の心理』を生々しく描いたお話。米国で実際に起きた電話詐欺を題材に、全編通して淡々と起伏なく進む寒々しさに、なんとも言えな
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

ちょっと疲れるレビューを書いたから、家族がイチャイチャする、ホッコリほのぼの癒し系映画を見よ〜っと♪

レザーフェイスくんは、バカ兄弟と大好きなおじいちゃんの為、チェーンソー片手に、今日も大活躍するの
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HUNGER ハンガー(2008年製作の映画)

4.3

無知無教養で事実誤認甚だしい本や解説が目に付くので、ちょっと高カロリーな文を。

ざっくりと。IRA活動家ボビー・サンズが、政権への抗議として行ったハンガーストライキを、芸術的かつ、拍手を贈りたくなる
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.5

ありの〜 ままの〜……少しも寒くないわ♫

のところで「寒かったんかい!」って突っ込むのは僕だけですか?扉閉めるでしょ。

姪を預かり、仕事の邪魔にならず黙らせる為に見せてるんですが、不意に姪が「街の
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プロジェクト X(2012年製作の映画)

3.8

死ぬ……んじゃないかと思うくらい忙しい時。

くそぉー!こうなりゃ行くとこまで行ってやんぜ‼︎ 明日の仕事より一夜の伝説だ!っとなれるほど、度胸も頭のネジも緩んでないので、そんな時はコレで。

あそこ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

1.0

これから、と〜っても心の狭いことを書きます f^_^;)『レオン』の悪口は許さん!な方は、スルー願います笑


初めて劇場で見た当時の印象は、おぉ!→興奮→泣きそうや!→……→(♯`∧´)ムッキー!!
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ブラックブック(2006年製作の映画)

4.5

ヴァーホーヴェンついでに、というか本作が1番好きなので。

ナチスとレジスタンスの闘いを軸に、政治的・心情的にも難しいテーマを、絶妙なバランスで完成させた作品。

英雄視されるレジスタンスの暗部を照ら
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.0

あぁ好きだ〜、何度見ても見飽きないよ!ってなったら、JOIN UP NOW!!!!!!

『地球連邦軍に入れば市民権が保障されるぞ!君も志願しないか!?』

ポール・ヴァーホーヴェン大佐殿が、真面目に
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ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌(1986年製作の映画)

3.5

『ボンタン狩りじゃ〜〜〜〜〜!!』★×無限大

こんな時代があってだな。知っているかい?若人よ!今やおじさんとなった若者たちが、有り余ったエネルギーを無駄にぶつけていたのだよ笑。

と言っても公開当時
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刑事物語(1982年製作の映画)

5.0

武田鉄矢といえば、僕はコレ!子供の頃のヒーローでした。

80年代まではTVで普通に流れてたんですが、"トルコ風呂"(当時のソープランドの俗称)が問題となり、放送される機会がめっきり減り、録画したVH
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アリスの恋(1974年製作の映画)

4.2

女性を描いた映画の、"ひとまず" 最後は、スコセッシの作品群で、僕が1,2を争うほど好きな『Alice Doesn't Live Here Anymore』(この手の作品はどうしてこうも放題が酷い?)>>続きを読む

ウェイトレス 〜おいしい人生のつくりかた(2006年製作の映画)

3.8

((●≧艸≦)プププッ 山崎貴かっ!って突っ込みたくなるような、ダッサいサブタイトルが最低ですね。

まずはじめに、この映画の監督・脚本のエイドリアン・シェリー(本作で主人公ジェナの同僚ドーン)は、近
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女はみんな生きている(2001年製作の映画)

4.0

どうです?この偏見と観る者の幅を狭める邦題。
( ̄へ  ̄ 凸 F××k You!!

原題はCHAOS(カオス/無秩序、混沌)。うん、邦題が酷い分しっくりきますね。カオスは原初の神(ギリシャ神話)や
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ヒーローショー(2010年製作の映画)

3.7

暴力ついでにもう1本。

当たり外れの激しい井筒監督の、もっと評価されて良いのにねぇ〜な作品。

こちらのバイオレンスは、落とし所の知らない、無軌道な暴力を、実に生々しく描く。

いつ何処で起こっても
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.8

一つ前で『イースタン・プロミス』とセットでと書いた手前、簡単に触れておきます。

「イラク戦争後、大量に殺害をして来た人が、何食わぬ顔で帰ってきて、普通の生活をしている怖さ」

これを狙ったんだと、当
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.2

デヴィッド・クローネンバーグの作品の中では、比較的見易い(注:といってもしっかり残酷な描写は有ります)のではないでしょうか。

ロシアンマフィアの人身売買を軸に組織、裏社会の恐ろしさ容赦なさを描いた
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