シネパピさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.5

最初に言っておこう。
これはワイスピではない!w
てか、ワイスピを見てなくても楽しめるとも言える。車とかカンケーないし。
ハゲとマッチョとマクラーレンを愛でるためのPVです。それだけで楽しいからOK
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マイアミ・バイス(2006年製作の映画)

2.5

マイケル・マンの作品は大好きだが「マイアミバイス」は何度も途中で挫折してしまった作品。
今回やっと最後まで見る事ができた。

マン映画定番の夜のシーンはやっぱりカッコいい。ハイウェイを走るフェラーリF
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.5

2回目鑑賞 2023.10.6 4KUHD

オールタイムベストな作品の一つ。

不正義が容認されている日常だからこそ、無敵の強さで不正義を正す(イコライズ=平等する)主人公マッコールの姿は痛快。い
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アクションシーンは文句無しの出来栄え。
色々な方が絶賛しているワンショット風のカットは現時点で最高峰の編集技術だと思う。
これを見るためにお金を払う価値はあるかも。

あそこまでシームレスに繋げる技術
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.0

2歳の娘の映画館デビュー。
前作よりも自然模写が美しくなり、世界観も明るくなった。
水表現のVFXも時折、本物と見間違う精密さ。

物語は部分的に唐突なシーンもあったが、良く纏まっていた。さすがディズ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

アイデア勝負一点突破の作品だが、
よくぞ最後まで走り切った!
と喝采をあげたい。

物語全てをPCのデスクトップ上で進めていく奇抜さが強調されがちだけど、観客をミスリードさせる仕掛け、点と点が繋がって
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天気の子(2019年製作の映画)

2.0

夏休みとあって館内は多くの小中高校生。彼ら彼女らに混ざって見たので、最近の若者達の空気感を感じながらの鑑賞。

君の名は。が予想より面白かったので、今回も期待したのだが、その期待には応えてくれなかった
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.5

災害ではなく人災モノ。
オープニングに映るアメリカの雄大な景色から一転、密室とも言える海上の石油掘削基地へ流れていく様子は秀逸。
この一連のカットで私たち観客側も掘削技師達の一人となる。

映画にあり
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

5.0

個人的にはアポロ計画を描いてきた映画の中では、トップクラスの作品になった。素晴らしいの一言につきる。

もちろん、宇宙開発ものの映画はどの作品も非常に素晴らしく、外れが少ない。が、そんな中でもこの作品
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.5

CGはここまで進化したのかと驚かされた。エイプ達の毛並みなんか、実写とCGの境界を完全に無くしてしまった感がある。

そして、このシリーズの一番の主役はシーザーを演じるアンディ・サーキスだ。どんなにC
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今回のMVPはミステリオasジェイク・ギレンホールでしょう!

彼が演じるキャラだから一筋縄でいくはずがないと思ってたけど、期待通りの活躍っぷり。豹変後の演説はベストシーンの1つだと思います。

予告
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.5

視聴前のイメージと視聴後の感想は全く別物だった。

登場人物が多く、群像劇という言葉がピッタリだが、それぞれのキャラが立っており、見ていて混乱しない。それだけ、キャラの交通整理が上手いのだと思う。とい
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

テイラー・シェリダン作品と聞いたら見逃すわけにはいかない。「ボーダーライン」も重厚で濃密な空気感を感じたが、そのテイストは本作でも健在だった。

この作品の背景に興味を持った方はググれば、この作品の舞
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.8

アメリカ・イラン情勢が不穏な時期にピッタリの作品。内容は他でも散々書かれているので割愛。

まさに映画の話のような作戦が本当に実行された事が驚き。
情報伝達が光の早さで行われている現代では絶対に失敗す
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ポセイドン(2006年製作の映画)

3.5

あまり目立たない作品だけど、隠れた名作かもしれない。

本来なら下から上へ逃げるけど、ポセイドンでは転覆した豪華客船なので上から下へ逃げるというアベコベの状態。
天地が逆転したゆえに起こるアクシデント
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

2.0

劇画調で外連味たっぷりの作品。

色調をかなりいじっているので、映像の質感を受け入れられるか否かで作品に対する評価も変わってくると思う。

首チョンパがたくさん出てきたりバイオレンス模写たっぷりだけど
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.8

この作品、学生時代に出会いたかったな。登場人物たちと同じ年頃に見れていれば、また違った感想になるだろう。

タイムリープという夢のような能力を面白おかしく描きながら、エンディングに向けては不可逆ゆえの
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.0

他の方々のレビューにもあるように、見る前のイメージと見た後の感想が180度変わる作品。

予告を見る限りでは「山火事に立ち向かうマッチョな男たちの汗臭い映画」と思っていたが、とんでもない!

確かに登
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.5

ダークナイトのようにシリアス路線のスーパーマン。ノーラン製作なので世界観は似ますよね。

今作のクラーク・ケントはスーパーマンとしてのスキルを隠し、社会の片隅で息を殺して生きている。とにかく暗く、悲壮
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ドルビーシネマ3Dで鑑賞

平成ゴジラシリーズをリアルタイムで劇場で見て、昭和ゴジラはビデオで見て育ってきた自分としては賛否入り交じる感想です。

【賛】
キングギドラ、ラドンがハリウッドCGで動くと
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.5

世界に冠たる大企業の創業者なら誰しもが本作の主人公レイ・クロックと同じようなストーリーを持っていることだろう。
美談だけでは済まされないビジネスの世界。彼ぐらいの「執念」を持たなければ世界一流にはなれ
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空母いぶき(2019年製作の映画)

3.5

色々頑張っていたけど、物語の各パートが中途半端な印象になっていた。でも、映像化が難しそうな「空母いぶき」を公開まで漕ぎ着けた関係者には称賛を送りたい。