kuraさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ミラクル7号(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

フォロワーさまのレビューに惹かれて鑑賞。

SFファンタジーでありハートフルコメディでもありました。
バランスが凄く良くて、こういう作品がまさに笑えて泣けると言えるのだと思います。

ミラクル7号 い
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走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"あんなに近くに居たのにね”

えてして現実はこうだよなと。

なんか色々な事を思い出し、考えながらこの映画を観ていました。

観る側が自分で考えて想像して、余白を埋める映画なのかなと感じます。
撮り
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ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.1

“友達ってなんですか?”

ヨーロッパの映画を観ているような感覚になりました

美しいピアノの旋律と共に余韻に浸る

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.9

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「彼らが本気で編むときは、」

これ以上ないタイトル。

なんか上手く言えませんが、リンコさん(生田斗真)の第一声を聞いた時に、この映画はいい映画だと思いました。
(ファーストインスピレーションて大事
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

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「四色問題」

※献身=自分のことを顧みず、心身ともにささげるほど他のために尽くすさま

お弁当を買いに行く彼の眼差し。不純な気持ちなど一切ない。彼にとっての救い。

石神の「どうして?」で涙腺崩壊。
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公・リーと甥・パトリックのぎこちない交流を軸に淡々と物語は進んでいく。

ケイシー・アフレックとミシェル・ウィリアムズの演技は凄かったですね。
(特に偶然会って吐露するシーン)

監督曰く“ハッピ
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二重生活(2016年製作の映画)

2.6

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“この世界に満たされている人間なんていないんだよ!”

テーマが哲学だけに、何とも言えない感が残りました

門脇麦さんを筆頭に演者はいい演技をしているとは思いますが、誰にも感情移入できず…
好き嫌いわ
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.5

客のまばらなレイトショーで観た思い出。

WALL・Eの真っ直ぐさに涙し。
人間への皮肉にハッとする。

帝一の國(2017年製作の映画)

3.4

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世界観&テンポ◎

ラストカットの帝一にしびれる。まさしく”帝一の國”でした。

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

2.7

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ユリゴコロ≒拠り所

何とも言えない不思議な感情になる映画でした

“あなたの優しさには容赦がありませんでした”

はなちゃんのみそ汁(2015年製作の映画)

3.3

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33歳の母が、5歳の娘に遺したもの

“食が体をつくるのだ。
食がいのちをつくるのだ。”

滝藤賢一さんはどんな役でもハマりますね

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

序盤からずっと続く違和感。

物語が見えてきてからは、一気に面白くなり、タイトルの意味が分かった時には、何とも言えない気持ちになった。

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.2

初見は完全に騙されました。

分かった上での2回目観賞で、この作品の面白さをより知る。

運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.8

こういう映画作らせたら内田けんじ監督の右に出る者はいないと思います。

福福荘の福ちゃん(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

先ずは、福田辰男を演じた大島さん、お見事でした。

カレー屋のくだり◎
(笑えるシーンというだけで終わらず、カレーがラストの伏線になっていたのがよかったなと思います)

素敵な終わり方でしたね。

手紙(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ラストの慰問ステージは言わずもがな。

個人的に一番きたのは、直貴(山田孝之)が剛志(玉山鉄二)が殺害した老婦人の息子さん(吹越満)の家を初めて訪ねたシーン。ここで涙腺崩壊。

転々(2007年製作の映画)

4.0

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"幸せはきていることに気付かないほど、じんわりやってくる。でも、不幸はとてつもなくはっきりやってくる”

三浦友和とオダギリジョーの絶妙な掛け合い。

オダギリジョーのタバコの吸い方は、どの作品でも旨
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図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

3.3

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“人間には二通りあるの。いなくなるといなくなるタイプと、いなくなってもいるタイプ”

“結局、俺は今生きてるのか死んでるのかわからない。でも、それはそれでいっか!”

ブラックユーモアの使い方

観る
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

タランティーノの原点。

オープニングが最高。この頃から現在に至るまでスタイル(作風)が全くブレてないのが好きです。

マザー!(2017年製作の映画)

-

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評価難しく点数はつけられない(つけたくない)

あらゆるジャンルの映画を一気に観せられたような気分で、121分とは思えない長さを感じました。

そういう作品だと分かった上で臨みましたが、自分の許容範囲
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ロマンス(2015年製作の映画)

3.3

特別に何かが起こる訳ではない
でもこの空気感は心地良かった

大倉孝二、大島優子
この二人だからこそ見れた

きょうのできごと a day on the planet(2003年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『うまく言われへんけど』

何気ない1日の“きょうのできごと”

ある人にとっては最悪な1日、でもある人にとっては大切な思い出になるかもしれない1日

人それぞれが色々なことを考え、この惑星でその日を
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パレード(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「あなたは本当にその人のことを知っていますか?」

ルームシェアのメリット、デメリット
人間関係、距離間、上辺、干渉、不干渉

"嫌なら出ていくしかないし、いたければ笑っていればいい"

ラストシーン
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予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

3.2

スピンオフ作品

こちらの方が本編よりも、ホラー作品として黒沢清監督らしさが強いと思います
(同テーマで、ここまで別の作品に仕上げたのは素直に驚きました)

夏帆さんも染谷将太さんも凄いけど、今回の肝
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

原作漫画が大好きで期待して映画館に行った思い出

子役パートは、よく再現されてて良かったと思います

が、ラストでぶち壊し
僕だけがいない街の意味が変わってしまいました

四月は君の嘘(2016年製作の映画)

2.0

原作、アニメ視聴済

主役2人(広瀬すず、山崎賢人)の演技は良かったです
が、2時間にまとめるために端折りまくったらこうなるかなという印象
比べるのも違いますが、アニメ版が良すぎたので、この評価になり
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亀は意外と速く泳ぐ(2005年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「何でもない日常にも裏側はあるのだ」

カオスとシュールさを持ち合わせていながら、ちゃんと"こうかもしれない“とか"こうだったらおもしろいよね“と思わせられるバランスが上手い。
くだらなさのなかに細か
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.5

キャスティングが絶妙
(松田龍平さんが上手過ぎる)

先が読めず、最後の最後まで引き込まれました

実際に起こり得るかもしれないギリギリのラインが良いですね

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.6

それでも「家族」でいられたら。

"理由は聞くくせに気持ちは聞かないの、あなたって“

忍びの国(2017年製作の映画)

3.0

カメラワークの多彩さと大野君ならでは(彼にしかできない)の演技や演出は○