Carlyさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

Carly

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楽園(2019年製作の映画)

2.9

残念ながらわたしには良さが理解らなかった。
そして真実がどこにあるのかも。
結局、彼は犯人だったのか?

ただ、俳優陣の気迫ある演技にはひどく感化された。誰を観ていてもその感情に心を揺さぶられる。まる
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.6

日本公開はまだですがすでに2020年上半期の上位作品となること間違いなしである。
最高に良い映画だった!

タイカ節が炸裂したコメディシーンと戦争がもたらすシリアスシーンの対比とバランスが素晴らしい。
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

2.9

アンジェリーナ・ジョリーが出ていなければ観なかった映画かもしれない。
近年のディズニーはリメイク、実写、続編しか作らない傾向にあるのだろうか。それでも結果が得られるのだからそのパワーはさすがとしか言え
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

自分以外にビートルズを知らない、その発想は面白かった。
ただ物語の印象としては少し弱い気がする。
(悪く言うならご都合主義に近いような)
ビートルズの楽曲は何せ誰もが知る曲だけでもものすごい量があるの
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.8

まさしく緊迫の一作品。
それはただただ普通の、いつもの一日で終わる筈だった。
それが一転して覚めることのない悪夢が始まる。いつもの場所で、いつもの職場で。
それぞれ立場の異なる人間たちがテロリストに追
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

人はどこまで堕ちていくのか。
狂気、不安、焦燥を体現した映画。
間違いなく今年のベスト3に入るだろう。

まず、何よりホアキンの演技力が凄まじい。
ただ座っているだけのわたしたちをどんどん引き込んでい
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

2.5

いつからかこの人の映画が苦手になってしまった。ヘルタースケルターのところはすごく好きだったのだけれど…きっと題材とのミスマッチのせいだろうな、と思う。

まず何より音楽が酷い。もはや醜悪と言うほど作品
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.5

Dolby Cinemaにて。

さぁ頭を空っぽにして観よう!そんな映画だ。
何も考える必要はない。ただただステイサムを楽しむ為の映画だ。(スピンオフなのでこれは断じてワイスピではない、と思う)

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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.6

Dolby ATOMS鑑賞。

幼少期の環境はその後の人生に大きな影響を及ぼす。男の子だった彼はきっと一番父親に自分を理解してほしかっただろう。
しかしながら彼が若くしてスターダムを駆け上がっていくこ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.6

ジャパンプレミアにて鑑賞。

現時点では下半期NO.1映画!
5月以降は個人的にあまりこれだ!という作品に出会えてなかったのですが一気に飛び込んできた作品。

端的に言うと『ジェットコースター・ムービ
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.3

子どもの頃、妹が家でずっと観てたせいで苦手意識のあったライオンキング。
なので実写を観る予定はなかったけれど劇場予告で監督がファブローと知り、それならいくよ!と赴いた次第。

DOLBY Cinema
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

試写会にて鑑賞


三谷監督作品は随分と久しぶりだったので
期待といろいろが渦巻きつつの鑑賞でした。

ディテールへのこだわりや伏線回収はやはりさすがと言うべきか、本当に見事で感心してしまいました。ピ
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.0

スターウォーズは最初の三部作がやっぱり一番すきなのですが、他の作品の中ではファントムメナスが一番すき。宇宙での戦いはちょっと物足りなさがあるけれど、それ以外のバランスの取り方が完璧。アナキンの幼少期の>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エンドゲームが素晴らしすぎたのでスコアはここまでしか上げられないけれど、歴代スパイダーマンの中で一番好きなトムホスパイディ。ひとつの映画としての完成度はなかなか高かった。オチまで完璧。さすがにそこまで>>続きを読む

メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

2.1

久しぶりに早く帰りたいと映画館で思ってしまった…
前シリーズがすきだっただけに残念すぎる。
どうしてこれで続編作ろうとしたんだろう。
ストーリー性は弱いし、設定も曖昧。おまけに気持ち悪いエイリアンもあ
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アラジン(2019年製作の映画)

4.0

ここ数年のディズニー作品ではダントツのトップ作品になりました。素晴らしい!
元のアニメの世界観をほとんどそのまんまに実写化できているところが好感度高い。アラビアンナイトが流れ出した瞬間に鳥肌だったし。
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LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

3.9

峰不二子がどういう女性なのか、その内面を含めて本当によく考察され描かれていたと思う。
何が真実でなにが嘘か分からない、それこそが峰不二子という存在。ミステリアスでありながら実は自身の欲に素直で忠実。普
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.7

やっぱり海で戦うなら艦ありき。
これがないと始まらないし終われない。
今回は艦隊ではなく潜水艦メインでしたが、充分に満足できる内容でした。
海からと地上からの侵入・奪還は見ていてヒヤヒヤするほどの臨場
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.9

映画の中で、カルチャーが生まれる瞬間を見た、そう思った。
音楽に魅了され、それを伝えようと荒々しい言葉で、激しいステップとダンスで、表現した。そしてその輪は次第に広がっていく。それはまるで一つの音楽の
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

グレン・クローズ素晴らしすぎた。
視線、表情、仕草すべてが物語っている、彼女の内側に秘められていた葛藤。
決して恨んでいた訳ではなく、夫婦としてうまくやっていたはずだった。それが脆く崩れていく様は本当
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

ハマる人にはハマる映画。
わたしはとてもすき。

萬斎さん、ふらふらしてても存在感あるし歌舞伎とか狂言とかそういうとこからきてる役者さんが好きな人にとってはおすすめ。
ミッチーお目当てでしたが、完全に
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

リメイク要素の高い続編(リターンズ)かと思いきや、そうではないらしい。
冒頭で傘ではないものを片手に降りてきた瞬間に固まってしまった。
全体のまとまりは悪くはなかったけれど、もはや不朽の名作と呼ばれて
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.3

試写会にて鑑賞。
確かに漂うブラックユーモア感…女の醜い一面って時代によって反映のされ方が違うのだけれどなかなかに秀逸。
ただ、イニシアチブの移り変わりが~等々と言われたもののどちらがマウントを取るか
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.5

一人の青年の人生を描いた映画。
戦争がなければライ麦畑は生まれなかったのかもしれない。そしてユダヤ人の血を引く彼が、もしもアメリカではなくヨーロッパにいたら…それもまた同じ。
苦悩と孤独に苛まれながら
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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

3.2

彼女の歌が大好きで、けれど彼女のことは亡くなった時くらいしか知りませんでした。
生まれ育った環境、デビューした時、トップスターへの階段を駈け上がり、そしてドラッグに溺れて転がり落ちてきた。
それでも彼
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

2019年初劇場映画。
念願のIMAXレーザーの破壊力は凄まじかった…
すでに2018年公開直後に観ていたので2回目の鑑賞であったが1回目よりも感慨深いものがあった。
この映画は音楽の素晴らしさを伝え
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

嘘を吐くことで誰かを守ることができるなら、人は容易に嘘を吐く。だから、嘘は決して悪ではないのだ。
一つの嘘を中心に家族が必死になる姿は見ていて滑稽だが、とても優しさに溢れていた。南朋さんの素麺の話は笑
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モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~(2017年製作の映画)

4.2

個人的にすごく好きな映画。
雰囲気、映像、音楽、どれも好き。

デジタル化している現代でも馴染めない人はいる。それも悪くはないけれど、全てを拒絶してしまうのはどうだろう。デジタルも紙もどちらが悪いとい
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

最後のどんでん返しの返しっぷりが本当にすっきりするくらいに潔いのだけれど、別に主人公が悪いことをしているわけではないので、それは少し何とも言えない気持ちになってしまう訳で…ある程度までは自分なりに予測>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.1

思ってたよりぜんぜん怖くないしグロくもなかった。(もっと酷いの想像してた…)
エディとヴェノムの掛け合いがいい!喧嘩するほど仲が良いとでも言うのかな…
ヴェノムもなんか憎めないしかわいい。ちょっと日本
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ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

3.6

ピッチパーフェクトはDVD鑑賞だけやったので今作で初の劇場鑑賞。音楽の良い映画はやっぱりスクリーンで観るとテンション上がる。しかも大好きなブリちゃんのToxic歌ってくれてさらに上がる。
ベラーズよ、
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.9

一言で言うならシェールの一人勝ち。
歌唱力が圧倒的に違う!もはや別次元…フェルナンドの最初のフレーズで鳥肌が立ってしまった。リリージェームズの天真爛漫さも魅力的ではあったけれど、私は完全にシェールに持
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.4

先住民という存在に対する感情は恐らく日本人にはなかなか理解し難いもの。けれどこれはそこにリアリティを持たせてくれていた作品のように感じる。わが身に起こりうることに考えを置き換えることで、自然と感情移入>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.0

面白い!とあまりに周りが騒ぎ立てるので、不安な気持ちになりながら鑑賞。(評判の良すぎる作品はあまり好まない)
正直、度肝を抜かれる!ような事はなかったが皆が面白いという理由は分かった。低予算だと言われ
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ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

3.0

ファンタビというファンタジー好きにはたまらん大作公開を前にして準備的な気持ちで観た作品。
ルイス役のコがティム・バートン作品に出てきそうやなぁ、なんて思いながら鑑賞。ケイト様は相変わらずお美しい…目の
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