このレビューはネタバレを含みます
とにかくジャックの健気さと自然体、そして成長ぶりですね〜!彼の目を通して見えるありふれた景色が、なんと美しいことか。ここぞという時に昂ぶる音楽も良かったですよ。ウィリアム・H・メイシーの使い方にはやや>>続きを読む
暗殺を通して人の役に立つ大人へ成長していくという逆説的テーマが、この続編ではさすがに無理になってきています。
これから起こることや武器の特徴を全てセリフで説明するという邦画のお約束は、まぁ許しましょう>>続きを読む
いわゆる藤原〈半笑い〉竜也映画の中ではマシな一本。強引なところや、死亡フラグが目立ちすぎる点や、ツッコミどころも多数あるんだけど、キライにはなれない。それはやはり、子役たちの立派な演技によるとこが大き>>続きを読む
「探偵マイク・ハマー 俺が掟だ!」。待望のDVD化です。オンデマンドで値は張りますが、これは買う価値ありましたねー
ポイント1:タイトルシークエンス!
ビル・コンティのスコアをたっぷり堪能できるの>>続きを読む
1920年代末のコペンハーゲン。そこそこ名の売れた風景画家アイナーと、いまいち売れない肖像画家のゲルダは仲睦まじく暮らす若夫婦だった。ある時、ゲルダの絵のモデルを手伝うため女装したアイナーは、幼少の>>続きを読む
「家族はつらいよ」観て参りました。新宿ピカデリー、高齢者で埋まったシアターでございます。
「東京家族」と同じキャストでコメディをやるということで、キャラの変換ぶりが一つの見所。夏川結衣や正蔵なんか>>続きを読む
話は嫌いじゃないです。橋本環奈にフレッシュさがないとか童顔すぎるとかイチャもんはつけたくなるけど、話は悪くない。青春ドラマと極道映画のいいバランスは取れていたと思います。何度も繰り返しますが、話に文句>>続きを読む
スペイン…
…元国語教師で現在失業中の中年男ルイスは、12歳の娘アリシアと二人暮らし。だがアリシアは白血病で余命僅かと宣告されていた。ある時、アリシアの日記をふと読んでしまったルイスは、娘が日本製ア>>続きを読む
その昔。ある銀行のあるオッサンが、いいことを思いつきました。それは、銀行が抱えている住宅ローン案件を証券化した商品として投資家に売るというもの。家を買った人は毎月ローンを払うのでそれが投資家への配当>>続きを読む
1952年、雪嵐に襲われたマサチューセッツ州の漁村チャタム。沖合で二つ折になって難破したタンカー〈ペンドルトン〉の救助のために、たった四人の沿岸警備隊員が小型救助艇で荒波に飛び出していく。そのリーダー>>続きを読む
元XスポーツアスリートでFBI訓練生ユタくんが、同じようにXスポーツで犯罪を犯すボーディのチームに潜入する…という「X-ミッション」を観ました。以下ネタバレ!
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ひじょーーに残念な映画で>>続きを読む
断っておきますが、私、1話もテレビシリーズは見ていません。小栗・柴崎のファンというわけでもございません。単に時間的都合でこれをチョイスしただけでございます。
最初にザックリとドラマシリーズのあら>>続きを読む
「ザ・ガンマン」。96時間のモレル監督新作という扱いですが、そんな紹介はダメです。これは…
ショーン・ペン兄貴のプロモーションビデオなんです(笑)
ロゴの出ない〈ヨーロッパコープ〉映画と言える>>続きを読む
安定打率のリドスコ映画でしたねー。彼の低予算作は意欲的かつマニアックなんだけど、大風呂敷広げる映画は見る者選ばない作風(ケレン味なくて物足りないんだけど)ですよね。本作は、もろ後者のカテゴリでした。 >>続きを読む
くたびれた風貌が絵になる安田顕が主演。勝手に「蒲田行進曲」と「男はつらいよ」が合体した感じのコメディを想像してましたが、悪い意味で裏切られてしまいました。序盤のスナックシーンなんか、最高にニヤニヤしな>>続きを読む
いわば青春コメディ調のボーン・アイデンティティ。ですが、笑いもアクションも中途半端。似た設定だったテレビドラマの「CHUCK」のほうが面白さは上。超人兵士モノって、昔はユニソル、今なら「ザ・ゲスト」と>>続きを読む
1975年、ボストン。南部を縄張りとするアイリッシュギャング団〈ウインターヒル〉のボス、ジミー・バルジャーが、北部を牛耳るイタリアマフィア・アンジュロファミリーと抗争を繰り広げていた。そんな中、FBI>>続きを読む
良くも悪くも、やはり80年代だなぁと。でも刑事ドラマがリアル志向になってから大分経つので、この荒唐無稽感は逆に新鮮です。それにしても、なぜ小林稔侍は退職してないの?(笑)あと、イマドキ英語女子の菜々緒>>続きを読む
1980年代の静岡。理系の大学生だがデブでもてない鈴木くんが、夏のコンパで歯科衛生士のマユちゃんと知り合った。いい雰囲気になったことで、鈴木はダイエットを決意する。
…スリムなイケメンの鈴木は、マユ>>続きを読む
5月9日、少女ミンジュが殺された。統制の取れた男たちに市場で拉致され、テープで顔を巻かれ窒息死した彼女は、無残に遺棄されたのだ。
1年後、恋人とのデートを楽しんだオ・ヒョンは、突然謎の集団に拉致され>>続きを読む
1944年アウシュビッツ…〈シャワー室〉に同胞を黙々と誘導するユダヤ人がいた。彼らは特務員ゾンダーコマンド。収容所の囚人でありながらナチの汚れ仕事を肩代わりする者たちだ。その一人、ハンガリー出身の>>続きを読む
「リング」や「呪怨」のような〈ひたすら追ってくる化け物から逃れるためにあれこれ試行錯誤する〉という手垢のついたプロットを、演出力のみで斬新な作品に仕上げたというだけでも賞賛に値する。その演出も、デ・パ>>続きを読む
1820年。街灯などの燃料として鯨油が用いられていた時代。ナンケット島を出発した捕鯨船〈エセックス〉には、ベテランのオーウェン・チェイス航海士が乗り込んでいた。船長は、名家の出である素人、ジョージ・ポ>>続きを読む
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編集の手際と、完璧な二部構成の脚本にまずシビレましたね~。法廷で起立の号令の後で、ジムの息子の教室に場面が転換して生徒が起立していたり…みたいなカット、結構多かったですよね。家族で夕食のシーンやヒルト>>続きを読む
ベテラン刑事フアンのイニシャルが、スペイン語ではJであることに、一体何人の日本人が気付くのか。腕時計のか件も含め、今回の女性誘拐・拷問にフアンが関与していたのはほぼ間違いないでしょう。
ま、まぁまぁ楽しめたが、出会い系でワンナイトラブなんて実際にやったら危険極まりない。いきなり見ず知らずの男の家に行くか?初めてだろうが何だろうが、そんな女に惚れたりしない。
……って感想が書いちゃ>>続きを読む
ソウル警察広域捜査隊の刑事ソ・ドチョル。破天荒な捜査をする問題児だが、有能なベテランだ。ある日、知り合いの運送ドライバー・ペさんが自殺を図ったという連絡を受け病院に駆けつける。ペさんは韓国財閥シンジン>>続きを読む
黄金のアデーレ 名画の帰還、観てきました。邦題がズバリのネタバレなんですが、これ当時(2006年)にニュースにもなってるんで、バレてもいいですよね(笑)
98年から06年までのマリア&ランディの戦>>続きを読む
今年観た映画で最もハードボイルドだった作品。怜悧なプロ意識と、表面に出さない深い〈情〉。これを体現する見事なキャラクターが登場してハードボイルド映画は完成するのですが、本作はさらに、影を効果的に使った>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
結論…巷で言われるほど、悪い作品ではなかったと思います。
どうしても第二次大戦下の特殊部隊ものとなると、「特攻大作戦」や「ナバロンの要塞」みたいに、一つの目標に向かって団結したチームが作戦を実行す>>続きを読む
「生きるのは辛い。でも生きていくしかない」系映画のマスターピースと呼べる一本でした。恋人たちというタイトルにもかかわらず、フツーのカップルは出てきません。登場人物たちは、恋人というより変人、と呼んだほ>>続きを読む
いやー、ぶっ飛びました。〈理屈も常識も通じない相手に襲われる恐怖〉がイーライ・ロス映画の主題ですが、この原住民は本当に話が通じません。だって彼らは単にご飯を食べたくて殺してるだけですから。淡々かつ延々>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いわば、中田秀夫の名義貸し映画。ホラーというよりアイドル映画ですね。子供向けです。あらかじめハードル下げていれば腹も立たない一本。ぱるるの可愛さと健気さに免じて、ワースト入りにはしないでおいてあげます>>続きを読む
☆ノー・タイム・トゥ・ダイ Blu-ray発売記念
…007の劇場. DVD.Blu-ray鑑賞過去レビュー
〈story〉
メキシコ、死者の日。英国諜報部員ジェームズ・ボンドは、マ>>続きを読む