mariさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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バケモノの子(2015年製作の映画)

4.2

いつも全身全霊で熱くて美しくて、
豪快なのに繊細で、複雑なのにとっても気持ちがいい。

名前をつけて、同じご飯を食べて、
全力で喧嘩もして、大切な時間を共に過ごしたら
それはもう親子で、家族ということ
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.5

大好き。何度観ても本当に大好き。

悪気がないとしても、
自分にとっての幸せだけを模索すると
一方で誰かが悲しくて辛い想いをしているのかもしれない、
そんな繊細で優しい広域的な視点が本当に好き。

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昼顔(2017年製作の映画)

3.5

純愛とは思わないけれど
受けるべき罰があるならば
こういうことじゃないと思う。

相手を思いやるシンプルな愛から
少しでも逸れると、もうそれは
嫉妬や憎悪やねじ曲がり切った独占欲でしかなくて

そこに
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

久しぶりの2度目の鑑賞で、少しだけ更新。

最後の最後の最後まで、
駆け抜けていて一貫していていて
おお、と声が出るタイプの痛快さ。

今どきの演者さんを集めただけの作品と
侮るとチクっと刺されるぐら
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

はじめての感覚、
生々しいファンタジー。

なぜ2人は惹かれ合ったのか、
感情移入も言葉にするのも難しいけれど
きっと、運命、とかそんな一括りでシンプルなものではないような気がする。

ラストからの思
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

瞬きがもったいないぐらい色彩が豊かで
思わずため息が溢れながら
ずーっと映像の美しさに釘付け。

全体のストーリーも綺麗だけれど
後半の畳み掛け方に
うれしくなったり愛おしくなったり、
泣きながら笑う
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.9

年齢なんて関係なくて、
愛ってきっとこんな風に
守りたくてただ一緒の時間を過ごしたくて、
お互いが支え合って初めて心の均衡が取れるみたいな
とても深いものだと思った。

予告からの想像とはかなり違う内
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マザー!(2017年製作の映画)

2.8

意味がわからなかったからなのか、とにかくずーっと不快。

それも、黒板に爪を立てる音みたいな、
本能的に心と体が嫌がる感じの不快感。
それがもうエンディングまでずーっと。

撮り方の上手さ?というのか
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.3

予想外に出会った私にとっての名作!
なんなのこれは。

理解できる共感も期待していた共感も
映画を通していくつも体感してきたのに、
理解できない共感は初めてかもしれない。

愛は概念では計り知れなくて
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モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

4.3

あー、もうやっぱり大好き。
いつになっても、いくつになっても、
努力とか信念とか友情とか
そういう熱いものにとてつもなく惹かれる。

人間の青春ものとは少し違った
かわいい怪物たちのまっすぐさが
微笑
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.0

よくわからないけれど
闇のようで光のようで、
とにかく受け入れて
生きていくしかないっていう感じ。

周りの手を借りながら、
自分の足でちゃんと立って歩いていくことでしか
自分を許して救うことはできな
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マチルダ(1996年製作の映画)

3.5

はちゃめちゃな世界の中で、
芯の強い主人公がとにかくキュート。

ラストは温かくて爽快!

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.3

数年ぶりに観ると全然違うものに観えることに驚きながらも
温かい気持ちになるのは変わらなくて、
素直にいいなあ、と優しい気持ちになる。

当たり前に出来ていたことが
出来なくなる怖さとか、
自信みたいな
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.5

うーん、と思うことは
深く数えきれないけれど、
いまは、苦しいぐらいに繊細で
紳士的で美しい物語のように思えた。

時代背景を押し付けることもなく
現実と夢の残酷さを明確にもせずに、
単純に好きなこと
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.0

んー、、
一作目の期待値がこうさせたのか、
あえてこうしているのか、
いまいちわからなくて
怖い、とか美しい、とか
そんな端的な印象しか残らなかったのが残念。

悪であり王女という苦しさがあるからこそ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.7

実話を痛感するラストに息をのんで、
環境と状況を表すタイトルの理由に
思わず顔を覆って泣いてしまった。

追憶(2017年製作の映画)

3.0

守りたいもののために
何かを背負う重さは
きっと本人にしかわからないから、

淡白に感じるのは
仕方がないのかもしれない。

激しく感情移入というよりも、
ある意味他人事のように
ニュースを観ているよ
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

4.0

あーもう、
ストーリーは当たり前に
貫禄を感じるほどのキュートさがあるし、
作り手の本気度合いにやられてしまった。

途方にくれる数の人が関わっていることを
目の当たりにしながらのラストがまた最高で、
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.7

たった一つの出会いが、
一瞬にして、世界を劇的に変えることもある。

大人になるにつれて
自分の生きる世界は広がっていくけれど、
いま見えているこの世界は
そんな出会いの積み重ねでできているのかと、
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.7

音楽ってどうしてこうも、
暑苦しくて鬱陶しくて
心を鷲掴みにして離さないんだろう。

凸凹のピースがぴったりはまるような、
この人と出会うために生まれてきたんだと
確信するような、そんな二人でも
どう
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

なんだか久しぶりにどうしても観たくなって
結末がわかっていても観る意味がある気がして、
泣きながら再鑑賞。

偏見に縛られて想像力が働かない
深い愛さえ理解できない方は、
何も語らず指を加えて黙ってい
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

目を背けたくなるような
度重なる辛い出来事も
淡々と描いて、淡々と進んでいく。
「生きていく」こと、そのものが詰まった作品。

様々な形の愛に
何度も何度も救われて、
観終わってもしばらく涙が止まらな
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

5.0

とても繊細でロマンチック
消化できないポイントなどは
そっと優しく横に置いて、
無防備に、大好き!と言える映画

そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

ただただ、
みんな幸せになってと願う作品。
誰も悪くない、子供の無垢さに心が揺さぶられる。

君の名は。(2016年製作の映画)

5.0

3回目の鑑賞なのに
頭が割れるぐらい泣いてしまう。

強い想いとか奇跡とか
運命的なものが好きなのか、
実はただ単に時系列とか疑問点とかを
深く考えない表面的な性格なのか、
よくわからないけれど

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