maruchanさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

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ずっと観たかったのだけど、
オウムの見た目が苦手すぎてなかなか観られなかった。。
その理由だけですでに、わたしもナウシカを悲しませちゃう側の人間のようなきがしたよ。

先日とうとうなくなった東京ディズ
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.0

🇺🇸

NASAのロケット・エンジニアとして活躍したホーマー・ヒッカム。ホーマーの青年時代の実話を基にしたおはなし。

1959年10月、ソ連が世界で初めて人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した。当
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続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.5

寅さんの産みの親が登場する2作目。
マドンナは寅さんの恩師のお嬢さんで、佐藤オリエさんが演じています。

さくら夫婦に子供が生まれていたよ。

1作目のが笑ったけど、
2作目もこれまたよかった。

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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.7

篠原涼子演じるミナは、稼ぎの良い旦那との間に高校生の娘を持つ専業主婦。

ミナは高校時代の親友芹香と20年以上ぶりに再会し、同時に芹香が余命一ヶ月であることを知る。

高校時代、ミナ芹香を含めた6人グ
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

-

🇫🇷
🇵🇱

映画館で観たかった作品。
なので、レンタル開始早々に借りてきました。

すべて油絵で構成され、100人以上の画家が参加。使われた油絵の枚数は6000枚を超えるそう。
その企画が粋ですてき
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

ほぼ満席なのにエンドロールに最後まで誰一人立たない。はじめてのような気がする。

最後まで何が映るのか予想できない、ただ混んでて出づらい人もいただろうけど、普段出ちゃう人もどんなエンドロールなのか気に
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マリーゴールド・ホテルで会いましょう(2011年製作の映画)

3.4

🇮🇳
🇬🇧

シニア世代のブリティッシュ男女7人。それぞれの事情からインドのマリーゴールド・ホテルにロングステイすることからおはなしは始まります。
全く文化の異なる土地、新たな環境の中で、ひとりひとり
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.6

最高だ。
なんとも明るい気分にさせてくれました。

オープニングの音楽と語りでかなり高まり、わたし寅さんファンだっけ?と自分で驚いた。

おやじと喧嘩して出て行った以来、20年ぶりに故郷柴又に帰ってき
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.3

🇺🇸

よいわ〜。
こうゆうラスト、好きです。

現在は退役しているが、かつて大佐として軍を率いてきたフランク。
もともと癖強めであったとは思われるけど、
男らしく情深くすてきなところもたくさんあるの
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

小津安二郎監督が家族のあり方を丁寧にリアルに描いた、1953年公開の日本を代表するモノクロ映画。

寿命が伸びた現在だと感覚が異なるけれど
70歳近い年老いた両親が、故郷の尾道から東京で家庭を持つ子ど
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映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝(2008年製作の映画)

3.5

わりと楽しんで鑑賞。
だからこのページで酷評に驚いて、その後考えなおしてみたけど、やっぱりわたしは嫌ではなかったなー。

メッセージ性の強さよ。。とは思ったけど、そんなジブリに寄せてああなった感を感じ
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落下の王国(2006年製作の映画)

3.2

🇮🇳
🇬🇧
🇺🇸

インド、イギリス、アメリカ合作で2006年に製作された映画。

事故で下半身不随となり自暴自棄になったスタントマンのロイと、骨折で入院している一人の少女の関わりを中心におはなしは
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.7

🇺🇸

舞台はニューヨーク(ブルックリン)。

そこそこテレビでも活躍している漫談師のアルビー。
容姿は冴えないのにそれなりにモテる彼の、ひとつの恋を描いたおはなし。

アルビーは、妬みや嫉みが全開だ
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

4.2

🇩🇰

1960年代、デンマークの首都コペンハーゲンの児童養護施設で起きた実話を基にしたおはなし。

しっかりもので弟思いの兄エリックと、いつも心に夢を持ち人にも希望を与えられるやさしい弟のエリック。
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.0

🇨🇦
🇫🇷

フランス語だけれど、カナダ映画。フランス語も、カナダの公用語のひとつだと学ぶ。

16歳の少年ユベールとその母親のお話。
親子の間に特別な愛があるからこそ生まれる葛藤、愛のすれ違いに苦し
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.9

🇬🇧

「鉄の女」と呼ばれたサッチャー政権下の英国で起きた実話をもとにしたおはなし。

炭鉱労働者に対する理不尽な政権の弾圧。
ストで政府に抵抗する彼らを支援したのがロンドンのゲイたちだった。

いま
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

🇸🇪

舞台はスウェーデン、妻に先立たれた老人オーヴェが主人公。

ほんとうは真っ直ぐで献身的で良いところも沢山あるのに、もともと持っていた気難しさが妻の死によりパワーアップしスーパー不器用な老人に。
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

🇮🇳
🇺🇸

はじめの数分で、人が出てくる前のタイミングでも、これ好きそうってだいたいわかるのってなんだろうなー。

インドで、学校や会社でも英語が言語の中心に話される地域に暮らすひとつの家族。
学校
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赤い風車(1952年製作の映画)

3.3

画家ロートレックの伝記映画。

名家の伯爵家で生まれ育つが、弟の夭折により両親が不仲に。

ロートレック自身は近親婚が理由で足の成長が子どものまま止まってしまう。

若くして絵の才能を開花させるが、父
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.3

🇫🇷

昨日のアムールのズーーン感をすっきりと晴らしてくれるような爽快ムービーを観たくて借りてきた。
リトルミスサンシャイン的なのを想像していたら、またフランス映画ー!
確認不足過ぎるけど、それが評価
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愛、アムール(2012年製作の映画)

3.5

🇫🇷

品が良く仲の良い老夫婦。
妻の突然の病で、夫による自宅介護がはじまる。

離れて暮らす一人娘、
自宅介護でのヘルパーさんとの関わり。

病院を拒む妻、
だんだんと悪化する容態。

愛ゆえに責任
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ビートルズ/イエロー・サブマリン(1968年製作の映画)

-

映画なのか、
ミュージュクビデオというか、ミュージュクアニメーションというか、なんだろう。

ポップでおしゃれで、ユニークでシュールさもある。
そのバランスが、色味、イラスト、お話どれをとっても絶妙。
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.6

🇬🇧

ペルーに住むルーシーおばさんのもとから、ロンドンにやってきたパディントン🐻
ブラウン一家に家族として受け入れられ幸せに暮らしていた。

離れて暮らすルーシーおばさんのお誕生日に、感謝の思いを伝
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セザンヌと過ごした時間(2016年製作の映画)

3.7

🇫🇷

画家セザンヌと文豪ゾラの少年時代の出会いから晩年までの絆、繋がりを描いた映画。

画家のマネも二人と同じ時代を生きていた、すごい時代。

セザンヌは裕福な家で育ったが父との折り合いが悪く、人へ
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.4

在日韓国人のあるひとつの家族のおはなし。
時代は昭和44年。

とても観疲れしました。
内容がない退屈な疲れではなく、狂気的なシーンが多かったのと、完全なフィクションではないことに対する疲労感。

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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

5.0

とってもとっても、いい。
こんな優しい気持ちにさせていただいてありがとうございますと伝えたい。

先天性の病気で27回の手術を重ね、顔が「普通」ではない10歳の少年オギーが主人公。
オギーはユーモアが
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.6

ギリギリセーフで映画館で鑑賞!
IMAXとやらで観てみたかったけど、劇場で観られてよかったです。

スピルバーグ監督の頭の中はどうなってるのだろう。
冒険心、リアル感、ドラマ力、メッセージ性と、上映時
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幻の光(1995年製作の映画)

3.6

95年に宮本輝さんの小説『幻の光』をもとに映画化されたお話。

是枝監督の処女作。

『万引き家族』を観て、是枝監督の初めての作品を観たくなり借りてきました。

夫を原因不明の自殺で亡くした女性のその
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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

3.5

一癖ある若手天才作家トムと、
誠実な敏腕編集者マックスの友情物語。

敏腕編集者のマックスが、
無名だったトムの才能を見いだし切磋琢磨しながら本を出版する。

トムは一癖どころか二癖、三癖あるけれど、
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.8

熊谷守一さんの絵が好きです。
しつこいですが、樹木希林さんが好きです。

夜上映してる映画館が少なくて困ったけど、どうしても映画館で観たかったから観られてよかった〜。

自宅の庭から30年外に出ること
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.9

観終わった後、
この映画のポスターの“家族”の表情を眺めていて胸がぎゅーと締め付けられた。

是枝監督をもともと好きなことはおいといても、とても良い映画だった。

ひとつひとつ丁寧につくられたシーンに
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.2

スケールの大きさ!!

13インチのパソコンでこのスケールが伝わってくるとなると劇場で観たらどんななのか。
受け止められるか心配。

お話を自分の中で要約したいと思って調べて気づいた。これ、1じゃなか
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

とても良作だったのにとても雑に鑑賞してしまったので三割程しか楽しめていないと思います。

黒人や女性差別が顕著だった60年代。その時代にNASAのミッションを達成するため活躍した3人の黒人女性のおはな
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

舞台はインド。
幼少期に兄とでかけた先で迷子となってしまったサルー。迷った地で、サルーが育った地名を伝えても、誰もその場所を知らずお母さんや兄が待つ家へ帰ることができない。

ちいさな身体で様々な苦難
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