ちろるさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ちろる

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一文字の岐路(2021年製作の映画)

3.0

たった、一文字。その一文字が全てを狂わせる。

人間の感情は繊細で、たった一文字の本音だからこそ許せなくて、もう後戻りはできない。

こういう失敗犯すのは男性が多くて、多分その一文字に悪気がなかったか
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おばあちゃん女の子(2010年製作の映画)

3.3

臭覚の亡くなったか妊婦は杖は、腐ったジュースを夫に差し出し、ウンの後にトイレを流さない。

どこか風変わりなはつえと夫のたかし、何もかもが噛み合ってないように見えてなぜにこの2人は夫婦になったのだろう
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2/デュオ(1997年製作の映画)

3.7

売れない役者の男と、ブティックで働く女2人は同棲中であるが、少々倦怠気味。

結婚しよう
そう伝えたその夜に彼女にそのことを詳しく聞かれると
知らねーよ!とブチギレる、かなり扱いにくいダメ男っぷり。
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OMIAI(2021年製作の映画)

3.0

何もかもがずれてるお見合い

お上品な娘さんなのよー からのアレは衝撃。

親に無理やり連れていかれたお見合いの席は想像以上に無理の塊だった。

しかしながら相手のお嬢さんはとても丁寧な言葉遣いの真面
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パンにジャムをぬること(2019年製作の映画)

3.3

みたらし団子が好きな女子大生琳。
毎日通うその際に聴こえてきたピアノの音に魅かれて、そのピアノの主すみれと仲良くなる。
彼女は耳が聞こえない。

すみれと琳のとてもナチュラルで心地よいやりとりが見てい
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リスの食糧難(1949年製作の映画)

3.5

ドナルドが思いついたナッツバター屋さん開業準備のせいで、チップとデールが食糧難になる。

出てきたバターを瓶に詰める機械が見ていてたのしい。

ただ、やられるだけでは終わらない、チップとデールのドナル
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チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

4.0

アニメシリーズでお馴染みの「チップとデールの大作戦」のその後を描く長編アニメ。
かつて世界的スターだったシマリスのチップとデールの現在を、実写とアニメーションを融合させて映し出す。

ただこの作品はリ
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リスの住宅難(1947年製作の映画)

3.4

寒い冬の朝。
暖炉の木を調達するためにチップとデールのお家を拝借してしまったドナルドダック

怒り心頭の2匹はドナルドからおうちを取り戻すために反撃に出る。

仲悪いなぁーほんと笑

ドナルドに、実の
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梅雨明けを待ちながら(2020年製作の映画)

3.0

梅雨明けというより、パンデミックを待ちながら・・・

地元、那須で暮らす若菜の元に、東京で暮らす幼馴染の蓮から連絡が。

蓮はどうやら久しく那須には戻ってさげ。
何かがあったよう。

気まずいことがあ
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新しい眼鏡を買わなくちゃ(2016年製作の映画)

3.3

茂木風子。あだ名はモブ子。
トラブルメイカーで不幸続き。

学校行くにも一苦労なわけで、なにも良いことなんかない、良いことなんかないと思い込んでいた。

そしてある日の帰りに自転車置き場で事件が起きる
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記憶のミライ(2021年製作の映画)

3.2

8ミリの映像が持つ独特のノスタルジー。
色々な8ミリをつなぎ合わせてコラージュしたようなユニークなドキュメンタリー。

8ミリの映像はその人たちの人生の一ページ。
それらが合わさるだけで不思議な感覚に
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最終頁(2021年製作の映画)

3.8

コロナ禍で閉店を余儀なくされた古本屋

夫の実家が大泉学園なので、幾度となく車で通ったあの古本屋

いつか行きたいなと思ったのは、あの大きな可愛らしい文字で描かれた看板の雰囲気が好きだったから。
ジブ
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Sisam - Our neighbors -(2021年製作の映画)

3.3

現代のアイヌ民族として生きるtoytoyが松前に住むなっちゃんと共に松前の魅力について語る。

たしかに厳かで、静かな松前の風景は魅力的。

この中で、2人はとある画家の墓を訪問する。
この画家はアイ
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.7

いけてない毎日
私は特別なのに何も起こらない
明日、明日こそは何か違うそう思って生きてきた。

想像力豊かで文才に恵まれているのに、学校では才能を認められることもなく、悶々とした日々を送っていたジョア
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シニアイヤー(2022年製作の映画)

3.7

プロムの女王になりたかった矢先に、チアダンスの途中で事故があり昏睡状態に。
目覚めたのは20年後!
事情がわからずハイスクールから記憶が止まったヒロイン。
起きて鏡見て、「なに見てんのよ!おばさん」っ
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アートスクール・コンフィデンシャル(2006年製作の映画)

3.6

何者でもない僕
でも、絵だけは誰にも負けないと思っていた

美大に入ったら、誰もが驚く絵を描いて、天才だと知らしめたら、学園一の美女と付き合って、童貞を卒業したい。
ただそれだけで突き進んだ結果が、こ
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UglyDolls/アグリドール(2019年製作の映画)

3.6

ぬいぐるみを作る段階で、バグが生じて販売不可と判断された出来損ないのぬいぐるみたち「アグリードール」たち。
彼らには彼らだけ住む世界があり、それなりに平和にくらしていたのだけど・・・
本当の本当の願い
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friends もののけ島のナキ(2011年製作の映画)

4.0

私が子供の頃、紙が擦り切れるまで何度も何度も読んで、何度も何度も泣いた絵本『泣いた赤鬼』がROBOT✖️白組✖️山崎貴監督のゴールデンタッグで実現。

原作のファンなだけに、どんな風に脚色されてるのか
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劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション(2010年製作の映画)

3.7

突然灰色になった世界。
よくみるとそこらじゅうに灰が被っている。
ジャコウネズミさんはもう間も無く彗星が衝突し、地球の終わりだと悲観する。
相変わらずマイペースなパパとママは、怖がるムーミンを宥めるた
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ブリット=マリーの幸せなひとりだち(2019年製作の映画)

3.5

舞台はスウェーデン。
40年間専業主婦として夫を支え続けたブリッド=マリーはある時、職場から旦那が病院にら運ばれたことを聞き、病院に駆け込むとそこには夫ケントに愛人がいたことを知る。
逃げ場がなく黙り
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

20世紀フランスの架空の街を舞台に、ある雑誌の最終号にまつわるストーリーが描かれる。
この架空の街には個性的な人々が集まっていた。雑誌「フレンチディスパッチ」には、国際問題はもとより、アートやファッシ
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恋する遊園地(2020年製作の映画)

3.7

ジャンヌは新しくやってきたムーブイットという遊園地の遊具に特別な感情を抱き、ジャンボと名付けて愛でていた。
「ジャンボって呼んでもいい?」
彼女が囁くと、ジャンボは嬉しそうにライトを灯して答えてくれる
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.5

何だって終わりは来るよ

彼女がいった何気ない一言に僕は胸がザワザワして笑って返すことができなかった。

「ある夜、彼女は明け方を想う」を男の子側から描いた作品。
彼女が何者かが分かっているから、2人
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人数の町(2020年製作の映画)

3.3

借金まみれで人に追われ、居場所のなくなった主人公蒼山に声をかけた謎の男に助けられて、ある町に行くことを勧める。
その町は、完全に身を隠すことができ、衣食住が保証されるという。
しかもSEXし放題、仕事
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.4

原作未読
なかなか複雑な話で、良くも映像化したなという印象。

まず描かれている「一家失踪事件」と「偽造紙幣事件」という2つの事件あり、それが小説の世界と現実両方でパズルのように絡み合っている。
故に
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種子(2016年製作の映画)

3.7

ショートムービーながらも重厚感がしっかりあり、見応えのある作品。

少年は、きっとあの後ろ姿を忘れないだろう
雨の匂いのする午後にやってきた、あの夫婦の姿を

亡くなった息子の心臓の移植先の子どもに会
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老人と情景(2020年製作の映画)

3.4

病気の祖父と、その世話でやつれきったその娘と反抗期のその孫息子。
病の父のために娘がせっせと煮出した漢方に父は手をつけず、息子はヘッドフォンを耳から離さず食卓に会話がない。
何のボタンのかけ違いか・・
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カマリ(2019年製作の映画)

3.6

カマリが植えて今まさしく芽を開こうとしているのは、新しい才能だけではなく、インドの女性の明日への扉。
カマリが無邪気に、本当に楽しそうにスケートボードをやることができるのは、他でも無いカマリの自由な未
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そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.2

『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』に続く大泉洋主演の北海道映画シリーズ第3弾。
(といっても『ぶどうのなみだ』は未鑑賞。)
『しあわせのパン』でもそうだけど、食べ物がめちゃくちゃ美味しそう。
北海道
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.7

ひょんなことで、ハワイの映画館で働けるだなんて、何その幸せな人生。

恋人にフラれて、休学し、ハワイ島のホノカアで映写技師として働くことになったレオがそのに暮らす人々共に自分を見つけていく物語。

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深呼吸の必要(2004年製作の映画)

3.4

今いる場所で、息ができなくなったら思い切って遠くに出かけよう。

誰もあなたを知らないその場所で、一心不乱に汗を流して仕事をしてみたら違う景色が見えるかもしれない。

深呼吸は誰にでも必要。
きれいな
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Barbie Princess Adventure(原題)(2020年製作の映画)

3.5

バービーが、バービーが、、YouTuberでもあったことは私の知識不足でした。
最近のバービーアニメは突然SNSとか登場して今どき感が満開ですが、今回のお話はそんな近年のバービーのステキなアドベンチャ
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バービー: ドルフィン・マジック(2017年製作の映画)

3.5

バービーたちが南の島で出会ったのは人魚が人間に変身したアイラ。
捕獲されたジェムストーンドルフィンをどうにかあくどい人間たちから取り戻すため、アイラは、出逢ったバービーにだけ秘密を打ち明けて協力を仰ぐ
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Barbie Big City Big Dreams(2021年製作の映画)

3.4

ニューヨークのアカデミーに学びに行くことになったバービー。
そこで同姓同名のバービーと運命的な出会いをする。

スポットライトソロに選ばれるために二人で互いの才能を高めあって、どんどん素敵になっていく
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地獄少女(2019年製作の映画)

3.0

午前0時にだけ開くウェブサイト「地獄通信」に復讐の代行を依頼すると、地獄少女が現れて実際に恨みを晴らすという都市伝説が、若者たちの間でささやかれていた。
あーぶくたった沸だったー♪
と共に現れる閻魔あ
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.3

この手のヨーロッパ風世界観を日本でやろうとするとどうしてもハリボテ感が否めない。
原作のアニメを見ていないので、それも含めてこの作品だけの感想になってしまうが、あり得ない世界観の中あり得ない設定で突き
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