miiさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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クイーンズ・オブ・フィールド(2019年製作の映画)

3.7

90年の伝統を誇るサッカー名門チームSPAQ。
試合中に乱闘騒ぎを起こしたため
主要メンバーたちが出場停止となってしまい チーム存続の危機。
このチームを愛する街の女性達が立ち上がり
男性相手に戦おう
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.6

ジョアンナ・ラコフの自叙伝「サリンジャーと過ごした日々」の映画化作品。

旅行でニューヨークを訪れ この街に惹きつけられたジョアンナは
ここに留まる事になる。
彼女は作家になる事か夢。
友人宅で居候を
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.2

なんなの?あの判事?
面白いくらいにクズですね。
もはや名前も覚えられない老害に対する
アビー・ホフマン&ジェリー・ルービンのやり取りが笑えたw
お堅い裁判での息抜きになる。

ベトナム戦争において
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.9

怖かったなぁ···
17〜18歳の少年少女を長時間いたぶり続けるという殺害方法の残虐さももちろんなんだけど
虐待を受けた者の連鎖の闇···

「捕まらなかったら あなたはまた殺しますか?」
「はい。必
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.6

冒頭から 古き良き映画を思わせるガーシュウィンの音楽「Funny Face」
そして ファッション界のお話だけあってオシャレ!

「Think Pink!」
ファッション雑誌をピンクに!
それだけでな
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.5

学校ではパッとしないジョアンナが持っているものは文才。
彼女を見ていると 文章の才能ってイマジネーションも必要なんだな···と思うなぁ。
こんな女子の役に ビーニー・フェルドスタインは適役ですね!
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.3

ベジタリアンの隠された意味。

ベジタリアンとして育ったジャスティーニュは
姉アレックスも通う獣医学校に入学する。
この学校の上下関係も 異様さを醸し出していて
ルームメイトのフェラや
学食で映し出さ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.1

ワンダが美しくて強すぎでしょ!

冒頭のユニバースの派手な戦いで惹きつけられて
異なる世界で繰り広げられるストーリーが 観る者を飽きさせない。

楽譜から音符を拾い出して戦うシーンも面白がったなぁ。
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.9

たくさんの子どもたちにインタビューをしていたけれど
彼らの話す事を注意深く聞いていました。
エンドロールまで子供たちは語っており
この物語は 彼らの発する言葉に耳を傾けましょうというお話。

彼らは驚
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

グロテスクで不気味だったよ〜。
カラスが部屋に入ってくるなんて やめて〜!と思った。
生ゴミもさ あんなに大きなものに溜め込まないで
こまめに捨てようよ。
ちょっと気持ち悪くなる描写多目。

12歳の
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.6

娘との生活を 家族との生活を「泥沼」と吐き捨てた母親。
そのしっぺ返しのようで 今本人が泥沼化しているよう。

友人の話から。
娘2人を持つ彼女は 朝から喧嘩はしょっちゅうだと言っている。
同性同士で
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.6

女2×男1が中心のフランス風奔放なセックス。
ルームメイト同士(エミリー&カミーユ)でしちゃってもさ
若いし未婚だし 軽くセックスしちゃっても良いんじゃない?と観ていました。
けど 3人が繋がりを持っ
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フォーリング 50年間の想い出(2020年製作の映画)

3.7

大変な父親を持ってしまったな···
観てて苦しかった。
それでも父親だから 認知症の彼の面倒を見なければならない。
親の世話をするという事は 当たり前の認識があるけれど
あの父親にいたっては 悪いけど
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

5.0

プロローグの時点で もう素敵すぎる。
1919年パリ
オークションに出品されたシャンデリアが灯されて 画面が一斉に色付き
1870年へと飛ぶ。
「Overture」あの荘厳な曲と共に物語は息吹きます。
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

殺す場面も 防犯カメラや 天井の鏡に映したりと
直接的な描写でない。
ジョーの過去も 明白な台詞がないので
時折入ってくるフラッシュバックで
自分で推測する物語。
なので 視聴者がそれぞれストーリーを
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.3

ラグジュアリーな調べに乗せて。
オートクチュールのドレスデザイナーとして成功しているレイノルズ。
ダニエル・デイ・ルイス素敵です 彼の静かな口調が。
ものすごく好いてるのが分かる真っ直ぐに見つめる瞳
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.7

母親の死後 父親(クリストファー・プラマー)が自分はゲイであるとカミングアウトする。
彼は御年75歳。

子供からしたら なんで今更?
母親との結婚生活は何だったのか?と思うでしょう。
愛し合ってない
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チャーリー(1992年製作の映画)

3.6

ジョージ(アンソニー・ホプキンス)に質問され
チャーリー・チャップリン(ロバート·ダウニー·Jr)が波乱に満ちた人生を振り返り 語ります。

スクリーン以外での彼を知る事ができる物語。
常にひょうきん
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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(2015年製作の映画)

3.8

2002年ニュージャージー州にて
平等を求め 同性婚まで認められるに至った実話。
ジュリアン・ムーア エレン・ペイジ マイケル・シャノンの静かな裏の強い意志が見える演技がまた良くて。
感動しちゃいまし
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

4.0

設定が「ノッティングヒルの恋人」みたい。
こちらは 歌姫のパフォーマンスでも目が奪われる。

結婚から始める関係。
大衆の面前で失意の中「Marry me?」
チャーリーの「Yes」が打算的でない優し
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コズモポリス(2012年製作の映画)

3.6

28歳で投資家として成功を収めたエリックの心は鬱状態。
間もなく破産する事が分かっていても
暗殺者に狙われていても
空虚さに侵されていて 動じない。

リムジン内で仕事もセックスも済ます彼は
たまに外
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また、あなたとブッククラブで(2018年製作の映画)

3.7

SATCのシニア版みたいで楽しい♪
皆さん若々しい!
読書会と称して 4人で同じ本を読み
感想を言い合う会なんて 楽しそう!

本に触発されてか
彼女たちの周りには男っ気が現れ
セックスの話題も出始め
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昼顔(1967年製作の映画)

3.9

冒頭の展開がいきなり森に放置プレイで
日曜日の昼間 リビング鑑賞はやばいか?と思ったけど
そうでもなかった。

「ロシュフォールの恋人たち」と同年の作品であるけれど
あの彼女とは一変 カトリーヌ・ドヌ
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哀しみのトリスターナ(1970年製作の映画)

3.4

母親を亡くした16歳のトリスターナ。
初老のドン·ロペに引き取られる。
ただ引き取られるだけでなくて
セックスも求める好色じいさんに 気持ちわるっ!となったけど···

彼女は若い画家のオラシオと出
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はちどり(2018年製作の映画)

3.9

今思い返してみると
思春期のこの年代って 気持ちが不安定だった。
子供時代を卒業して
大人の世界が見え始めてくる時期。

気持ちがすぐ離れてしまったり
意地悪をしてしまったり。
家族はわたしの事なんて
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ケイト・レディが完璧な理由(2011年製作の映画)

3.8

仕事も子育ても夫とも全力投球のケイト(サラ・ジェシカ・パーカー)
いつも頭の中には目まぐるしいほどの予定が巡っていて
働くママ&女性のジレンマ
子育て中心のママと同僚からの男目線
本音が語られていて
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とんび(2022年製作の映画)

4.0

広島県備後市の方言の温かみと
昭和の人情味溢れる 邦画の良さが詰まっている作品でした。
わたしは終始泣き笑いでしたよ。

母親を幼い頃に亡くしたアキラ。
その寂しさを覆う 周りの仲間たちの優しさ。
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

4.1

赤が効果的に使われている。
血を連想させる色。

過去の断片と現在のパートが交互に飛ぶのだけど
エヴァの髪型で判断すると分かりやすい。

トマト祭りでのあの赤で 彼女は興奮状態となり
母体から強いエネ
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モンスター(2003年製作の映画)

3.8

あのシャーリーズ・セロンが···
お顔も身体も仕草も喋り方も
いつものあの美しい彼女ではない。
すべてが痛々しくて。
初めてこの作品を観た時は 衝撃的だったな。
女性でありながらも 男性的な役者魂を見
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デッドプール2のおとぎばなし(2018年製作の映画)

3.9

何故か大人に読み聞かせをしている俺ちゃん。
(拉致ねw)
汚い言葉は使わない グロいシーンのないデッドプール2お子様向けver.
しかし ピー音が多目の長め(笑)

通常版では分かりづらかった
マット
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.8

前作でサミュエル·L·ジャクソン(ダリウス)の光ってた喋りが
恐妻ソニアに取って代わられた(笑)
奥様の悩みを聞き 無理矢理引っ掻き回されるライアン・レイノルズ (マイケル・ブライス)
そう 今作はこ
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.8

スタイリッシュでコミカルなアクション。
ライアン・レイノルズ(マイケル・ブライス)だしね!

そこにサミュエル·L·ジャクソン(ダリウス)お得意の魅力あるお喋りが入る。
更には 彼の銃撃戦がスマートで
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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

3.5

チャールズ·スクリブナーズ·サンズ社の敏腕編集者マックス·パーキンズ(コリン・ファース)の実話。
ヘミングウェイやフィッツジェラルドを世に送り出したお方。
トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)「失われし者
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.7

マリリン・モンローもいいけど
オードリー・ヘプバーンを観るんだった!と軌道修正。
ヘプバーンは清楚な雰囲気で 2人は違うタイプだけど どちらも素敵だな♡

大富豪ララビー家の運転手の娘であるサブリナは
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

5.0

マリリン・モンローが「王子と踊り子」の次に挑んで 大ヒットした今作。

ギャング映画か!?と思いきや
職を失い仕事を探しているサックスのジョー(トニー・カーティス)とベースのジェリー(ジャック・レモン
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王子と踊り子(1957年製作の映画)

3.6

「マリリンと7日間の恋」の中でのお話の舞台となった「王子と踊り子」を鑑賞。
これはカラーでマリリン・モンローを拝めます♡

カルパチア国チャールズ大公殿下に招かれた
ココナッツガールの踊子エルシー。
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