miiさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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イーグル vs シャーク(2007年製作の映画)

4.3

クセが強い(笑)
でも 好き。

脱力したい時に また観たい。
ふふふって。

不当解雇されたコミュ障のリリー(シャーク)と
昔のいじめっ子にイタ電する 前髪ぱっつんオタク男のジャロッド(イーグル)。
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イマジン(2012年製作の映画)

3.9

リスボンの視覚障害者施設に教師として赴任してきたイアン。
彼自身も盲目ですが 杖を持ちません。
音が物に反響する事で 物の存在を確認できる 「反響定位」というものだそうです。
聴覚と嗅覚を研ぎ澄ませ
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アンネ・フランクと旅する日記(2021年製作の映画)

3.7

アンネ・フランクが架空の友達「キティ」に宛てて書いたのが アンネの日記。
彼女のその文字から キティが生まれてくるとは
アニメーションならではの発想。

アニメでやんわりと描かれているのだけど
やはり
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モーリス(1987年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1910年
今から100年も前。
同性愛者は罪となり 逮捕される時代です。

今となってはBL映画は数あれど
本作は 重みが異なります。

ケンブリッジ大学2年生のモーリス·ホール(ジェームズ·ウィル
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

3.8

少女が主役である西部劇。
ヘイリー·スタインフェルドがこの時は14歳であったという事も驚くほどの
落ち着きっぷりであった。

父親が殺され 犯人トム·チェイニー(ジョシュ·ブローリン)を探そうとする
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ブラック・サンデー(1977年製作の映画)

3.7

ハンニバルシリーズを手掛けた トマス·ハリス原作。

パレスチナのテロリスト「黒い9月」のアジトの壊滅のためにイスラエル部隊が急襲。
しかし 生き延びた者がいた。
女である事に 憐れみを持ってしまった
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.3

「ザ·ロストシティ」のメンバーじゃないのw
サンドラ・ブロックのやりすぎアイメイクと
チャニング・テイタムのゲイネタ(笑)
そもそもレディバグ(ブラッド·ピット)は ある男の代理で来たわけだけど
そい
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トゥー・ウィークス・ノーティス(2002年製作の映画)

4.0

わたしはサンドラ・ブロックの生真面目な顏をしながらボケる彼女が大好きw
彼女はボケも 饒舌で鋭いツッコミも
どちらも出来る役者さんだね。

この2人だと ヒューグラントは明らかにボケよねw

一人では
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リトル・ボーイ 小さなボクと戦争(2014年製作の映画)

3.9

8歳のペッパーとあったかい父親との思い出が描かれており
「やれると思うか?」が 父親の口癖であった。

時は第二次世界大戦中
兄のロンドンの変わりに 父親が戦地に赴く事になる。
「ジャップ」と呼ばれて
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

3.8

両親が詐欺師。
その2人にあらゆる犯罪の手口を叩き込まれた娘オールド・ドリオ。
とは言っても 捕まらない小さな額の詐欺で 懸賞も偽名で当てる家族w
ずっとそんな生活をしてきた娘は可愛そうです。
かなり
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アナザー・カントリー(1983年製作の映画)

3.9

コリンファースのスクリーンデビュー作。

スパイとなり国を裏切った 老いたベネット(ルパート·エヴェレット)の話で物語は始まる。

1930年代の英国。
全寮制のエリート男子校。
歴史を感じる学校の建
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.3

脱獄した二人組が
8歳の少年フィリップを人質に連れて逃走する。

キャスパーのコスプレをした少年と犯人を追う警察との追いかけっこのようで
なんだか楽しい旅の側面も。
と同時に ブッチの行き着く結末が
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耳をすませば(1995年製作の映画)

3.8

爽やかな青春だなぁ。
なりたい夢がしっかりと決まっている聖司に影響を受けて
雫もチャレンジする心が湧いてくる。
一点の曇りもない このような相乗効果のキラキラした関係って
歳を重ねると共に消えていくの
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ワルキューレ(2008年製作の映画)

3.8

ヒトラーによる独裁政権の渦中でも
善意を持った軍人たちが居たという史実に基づく物語。

1942年4月7日
ドイツ軍北アフリカチュニジア
将校たちの間では ヒトラーによる非道行為の反感が高まっていた。
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マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡(2006年製作の映画)

4.0

1970年 オハイオ州マーシャル大学アメフト部員やコーチ75名が飛行機事故で亡くなったという実話。
なんて事でしょう···
もう ここでわたしは心がもっていかれてしまいました。

町中が失意の中
事故
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.9

「ミッドナイトスワン」を手掛けた内田英治監督作品。
音楽がもたらす素晴らしさがとても伝わる作品でした。

熱血漢に溢れる人柄ではあるけれど
自分中心で 自分の思いで走ってしまい
周りが見えなくなってし
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「いい演技をすれば 続編をもらえるぜ」
冒頭に軽いジョークから始まる。
「ゲット·アウト」のダニエル·カルーヤ(OJ)にとっては 認められたという事なので
この台詞があったのは 嬉しかったのでは?
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恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.8

キャストが豪華!

ハリー(ジャック·ニコルソン)が付き合う女性は30歳以下限定。
現在の彼女マリン(アマンダ·ピート)と 彼女の母親が所有する海辺の別荘にバカンスに訪れる。
そこに突然 母親エリカ(
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ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

4.2

とても映画らしいお話で 大好き。

40年前に蒸発した伯父2人(マッケーン兄弟)には
莫大なお金を隠し持っている噂が···
母の思惑で 伯父達と仲良くしとけと
夏の間預けられるウォルター(ハーレイ・ジ
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シリアスマン(2009年製作の映画)

3.7

「身にふりかかる出来事を ありのままに受け入れよ」と
冒頭で言っています。

主人公は 大学教授をしているユダヤ人のラリー。
突然妻が離縁状を!と切り出してきたり
終身在職反対の投書が大学に送られてき
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.2

「僕はレイ16歳。
男になりたいんだ。
ホルモン療法を受けたいのだけど
両親がなかなかサインを書いてくれないんだ。」

本人の意志は もう決まっている。
母親の決断ができない気持ちも分かる。
この物語
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.9

兄デレクは強い「怒り」を抱えており
父親を殺した黒人を敵と見なして
白人至上主義のネオナチグループのリーダーとなる。
彼の怒りは 黒人だけでなく ユダヤ人と関わる家族にも向けられる。

父親の黒人差別
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.7

2022年夏 思い出に残る1本。
いや 邦画で夏といえば思い出す1本になるのではないでしょうか?
優しさに溢れた物語でした。

これを観たら 誰もがあの頃を思い出すと思う。
そして 皆があの頃を語りた
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ハードエイト(1996年製作の映画)

4.0

これは フィリップ・ベイカー・ホールの渋い演技が物を言う。
彼とジョン・C・ライリーのキャラクターを楽しむ作品でもあると思う。

初老の男シドニーが ダイナーの前でしょぼくれているジョンに声をかけて物
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エスター(2009年製作の映画)

3.9

エスターって何者?
とても少女のやる事じゃない。
暗殺者じゃん!
彼女の描く絵も こわっ。
無害の兄妹に矛先が向くのに 観てていらいらMAXだったわ。

彼女の過去には 何があったの?

鈍感すぎる夫
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.0

超高層ビル火災パニック!
そして 煙と炎の恐怖と消防隊員の活躍は
以前どハマリしたドラマ「シカゴ·ファイア」を彷彿とさせる。
ポールニューマン&スティーヴ・マックイーンの2大スターの共演。

随所にス
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ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢(2008年製作の映画)

4.0

16年ぶりに再演が決定した
2006年ブロードウェイミュージカル「コーラスライン」のオーディション風景。
役を勝ち取り 舞台に立つ事を夢見て
幼い頃から練習に明け暮れた若者たちが
3000人もの列を成
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.9

「さぁ!もう一人のあなたを生きよう」
「さぁ!世界を変えよう」
バーチャルの世界が とてつもなく美しくて!
でも···ちょっと待って。

ネットはアピール出来る場でもあるけれど
隠れ蓑も出来る世界。
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.0

一言で言えば「カオス」な世界。

何がカーツ大佐の人格を破壊させたのか?
常軌を逸する行いをするようになった彼の抹殺という極秘任務を請け負うウィラード大尉。

ワーグナーの曲で神経が高まり興奮状態とな
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.7

「アンビュランス」でも感じたけど
マイケル・ベイ監督のカーチェイスは凄いね。
イタリア フィレンツェの素敵な街中で
冒頭からこんなにも破壊しちゃって 飛ばしちゃって!
(これをピークに 以降は失速しち
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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.9

結婚の経緯がそもそもの始まりなのだけど
船長である夫ヤコブが航海している4ヶ月もの留守の間
妻リジーはどんな事をしているのだろう?
嫉妬と疑惑が募る夫。

しかし 後に 彼女は彼を愛していたのだと分か
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.8

前日に観たのが「アダム&アダム」
今作も 主役はアダムだった〜

「統合失調症」の世界がよく分かる物語だった。

シスターの頭が燃えているのには笑ったけどねw
通常の人には見えないモノが見えて 声も聞
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.8

ミッションのために 2050年から2018年にタイムトラベルするはずだったアダムが
2022年に降り立ってしまい
12歳の自分 アダムと対当するのが面白い。
子アダム役ウォーカー·スコーベルが
貴方は
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私のオオカミ少年(2012年製作の映画)

4.3

キム·スニへ 突然の電話があり
47年前に住んでいた韓国の家へと彼女は向かう。
一時 オオカミ少年と過ごしたあの家へ。

野生児のような彼を「チョルス」と名付けるのだけど
スニは「愛犬の育て方」の本を
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.9

冒頭の露骨なセックスの描写で 面食らいました。
正直に言えば 引いた。
この手法によって
わたしも あのクラスメイトと同様だったのだと 気付かされた。

紗枝がボーイズラブの漫画の世界に惹かれたように
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山猫(1963年製作の映画)

3.8

自らも貴族出身であるルキノ・ヴィスコンティが描く 貴族社会の衰退。

ロケ地の景色も素晴らしく 石造りの家屋と街並みも趣きがある。
衣装も調度品も すべてが絢爛豪華で
「貴族の暮らし」これらを眺めるだ
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