みむさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 59ページ目

みむさん

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Fear(英題)(2020年製作の映画)

3.3

サンタバーバラ国際映画祭にて。

トルコ国境付近のブルガリア、夫も職も失った主人公スヴェトラ、唯一の楽しみは狩猟と亡き夫の墓参り。

古い価値観でガッチガチの村の人々はなぜ彼女が新たな夫を持たないのか
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ブライトスター いちばん美しい恋の詩(2009年製作の映画)

3.8

イギリスの詩人ジョン・キーツと恋人ファニーの一途で儚い恋の物語。

お嬢様と貧乏作家という立場で周りからはその仲を良く思ってもらえず、病気も患っていたため愛に走ることに躊躇してしまう。

若いから愛に
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American Skin(原題)(2019年製作の映画)

4.0

サンタバーバラ国際映画祭にて。

スパイク・リー製作、ネイト・パーカー監督主演。

ヘイトクライムを扱うドラマで見ていてどんよりすること間違いなしなんだけど、意外なストーリーはエンタメ映画のようで面白
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Backyard Village(英題)(2021年製作の映画)

3.3

サンタバーバラ国際映画祭にて。

家族と離れ一人ゲストハウスに滞在する女性とイギリスからの旅人の奇妙な交流。

アイスランドの大自然の中にひっそりたたずむゲストハウスで過去の家族の問題から逃げている女
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By Your Side(英題)(2020年製作の映画)

3.3

サンタバーバラ国際映画祭にて。

母のバースデーを祝うため実家に帰ってきたエマニュエル、精神疾患の姉との再会で家族の雰囲気はよからぬほうに…。

過去に姉を病院に入院させて治療を受けさせようとしたみた
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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

4.0

愛国心に駈られ周囲の反対を押して米軍に入隊し、ベトナム戦争最前線に向かったロンを待っていたものは。

わかってたけどつらい映画だったな。米軍の一員として闘ったという自負と、周囲の戦争反対の空気、そのギ
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獣の棲む家(2020年製作の映画)

3.5

ノーマークだったけどBAFTAノミネートされてたので。

難民問題とホラーを掛け合わせたなかなか面白い映画だった。

南スーダンからイギリスに亡命してきた夫婦が住居で恐ろしい現象に見舞われる話。

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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

リベンジスリラーとは聞いていたが…ちょっと趣は違う。なんという展開😵
主演女優賞と脚本賞ノミネートされるわけだわ。

キュートなキャリー・マリガンがめちゃくちゃ無愛想に振る舞い友の復讐に。
キャリー・
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

5.0

2010年にシリーズ3本イッキミした。

ソフィア・コッポラがマイケルの娘メアリー役をやっていたと気づいたのは見てからだいぶたった頃。

どれも見ごたえがあるんだけど、個人的にはパート3が一番面白く好
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

2010年にシリーズ3本イッキミした。

パート1のヴィトの子供時代から頭角を現し始めた若き日までと、ヴィトの息子でできる子だったマイケルがあとを継いだその後の話。後日譚と前日譚が一本の映画になってい
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時の面影(2021年製作の映画)

3.8

第二次大戦直前のイギリスの田舎町で発見された遺跡の発掘調査のお話。

発掘調査の過程を通して依頼主プリティ夫人と考古学に詳しいブラウンが信頼関係を強めていく姿を描いている印象だった。

これ見てると発
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.5

ずっと後回しにしていて2010年にやっと観た。名作といわれるものって、観るときになんかヘンなプレッシャーがかかる。もし観て面白くないとか何も感じなかったらどうしようと思ってしまう😅

正直言ってストー
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Charter(原題)(2020年製作の映画)

3.3

シアトル国際映画祭にて。

「サーミの血」のアマンダ・ケンネル監督の2作目。アカデミー賞国際長編部門、スウェーデン代表(ノミネートは逃す)

「ボルグ/マッケンロー」のスヴェリル・グドナソンが夫役で出
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.5

「ハッピー・デス・デイ」でタイムループホラーやったあとはスワップホラーか😂

想像通りで説明不要の内容、ヴィンス・ヴォーンをあの役にキャスティングした時点で面白いだろうとは思ってた。

体デカくて「男
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.0

ルッソ兄弟製作、可もなく不可もなく、思ったより無難な普通のポリスアクションだった。

チャドウィック・ボーズマン最後の劇場公開主演作(*最後の主演作は「マ・レイニーのブラックボトム」)、久しぶりにシエ
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ウィッチサマー(2019年製作の映画)

3.3

ちょっと変わったホラーコメディ「ゾンビヘッズ」が面白かったピアース兄弟監督作。

今回はきっちりホラーでツイストあり。なかなか面白かった。

夏休み、両親の離婚後父の住む家にやってきた17歳のベンが体
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ドリームランド(2019年製作の映画)

3.0

美女強盗犯と思春期真っ只中の大人になりかけの青年の逃避行。

キャスト良いし、ざっくりあらすじも良さそうだったが、さほどハマらなかった。

実の父がいるとされるメキシコに行きたいユージンとパートナーと
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レッド・スネイク(2019年製作の映画)

3.5

カロリーヌ・フレストって長編初監督でシャルリー・エブドに寄稿していた元ライターなのか。へぇ。

そしてエステール・ガレルがフィリップ・ガレルの娘でルイ・ガレルの妹なのかと今さら知った。

女性だけの特
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落とし穴(2020年製作の映画)

3.5

サンタバーバラ国際映画祭にて。

父を亡くし祖母と暮らす心を閉ざした少年の物語。
家族ドラマと思いきやミステリー風味。

近所の子から大好きだった亡き父の悪口を言われ、仕返しに残酷な仕打ちをしてしまっ
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The Escort(英題)(1999年製作の映画)

3.8

ダニエル・オートゥイユ、スチュアート・タウンゼント、ベン・ウィショーが出てる。

フランスで暮らす小説家志望の冴えないおじさんがロンドンで予想もしない才能発揮、おかけで夢も掴んじゃうという。

ロンド
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Akilla's Escape(原題)(2020年製作の映画)

3.3

サンタバーバラ国際映画祭にて。

ミュージシャンのソール・ウィリアムズ主演、スコアも担当。
ジャマイカからの移民のアキラのニューヨークの少年時代とトロント現在を交互に、ギャング生活を強いられ抜け出せな
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Listen(原題)(2020年製作の映画)

3.3

サンタバーバラ国際映画祭にて。

アカデミー賞国際長編映画ポルトガル代表のはずが英語が多くて失格だったそう。
ロンドンに住む移民のカップルが子供の養育権をめぐって福祉サービスと闘う話。

ケン・ローチ
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I Want Someone to Eat Cheese With(原題)(2006年製作の映画)

3.0

ジェフ・ガーリン監督脚本主演、サラ・シルバーマンも出てた。

シカゴのアドリブ劇団セカンドシティのメンバーのジェームズは映画に出るのを夢見ているが肥満にも悩んでいる。

とても肥満に悩んでいるようには
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デュエリスト/決闘者(1977年製作の映画)

3.5

ある決闘の決着をつけたい男の執念がすごすぎる…😂

リドリー・スコットの長編デビュー作、ハーヴェイ・カイテル演じるフェローが勝手に(?)因縁の相手と思っているデュベールの元へことあるごとに現れる。
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白い嵐(1996年製作の映画)

3.3

実際にあった海難事故を描いた作品だけど、師弟物語、青春映画の雰囲気のほうが強い。

海洋学校の生徒たちとともにアルバトロス号で南米半周の航海へ。

船上での厳しい教えを説くシェルダン船長にジェフ・ブリ
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戦場のエルナ(2020年製作の映画)

3.0

サンタバーバラ国際映画祭にて。

第二次大戦ドイツ占領下のデンマーク、ドイツに食料供給や兵役で協力していたっていうのはつい最近別の映画でも観た。

障害を持つ息子と暮らす母。ドイツ軍として息子カレが徴
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Resurrected(原題)(1989年製作の映画)

4.5

ポール・グリーングラス長編デビュー作。
とてもよかったがなにせしんどい。辛すぎて涙止まらん。主演のデヴィッド・シューリスの演技も刺さる。

フォークランド紛争中に行方不明になり、死亡したとされたケビン
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パトリック(2019年製作の映画)

4.0

エディンバラ映画祭にて。

面白かった。ベルギーオランダ合作。
俺のハンマーを返せ!!!からのパラサイトシングルのパトリックの自立物語と殺人ミステリー混じって話の展開が全然想像つかない映画。

ナチュ
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1492・コロンブス(1992年製作の映画)

3.5

リドリー・スコットの手堅い歴史ドラマだったが、コロンブスが何をした人かうっすらした記憶とともにあった印象とは全然違う。
コロンブスって新大陸(アメリカ大陸)発見した人じゃなかったっけ?とむかーしむかし
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レジェンド/光と闇の伝説(1985年製作の映画)

2.8

これ「ブレードランナー」の後の作品なのかー。

美しいユニコーンが住む森で王女リリーが触っちゃいけないユニコーンの角に触れてしまい呪われるっていう。

そこへトムさん登場、王子でもなく女王とは身分違い
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誰かに見られてる(1987年製作の映画)

3.0

サスペンスかと思ったらメロドラマというか不倫ドラマだった。

リドリー・スコット監督作だと意識しちゃうと肩透かし食らうかも。あまりに普通で無難な一昔のTVの二時間ドラマのような感じ。

殺人事件の目撃
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アオラレ(2020年製作の映画)

4.0

いやーこれは怖い😱😱😱😱けど面白かった。

わたしの脳内にいまだ残っているベスト3ラッセル・クロウ(グラディエーター/3時10分、決断のとき/マン・オブ・スティール)のイメージを粉砕する極悪サイコ野郎
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.0

エディンバラ映画祭にて。

これ面白かったな。実話とフィクション混ぜた話らしい。
「砂と霧の家」も面白かったヴァディム・パールマン監督、ナウエル・ペレ・ビスカヤーとラース・アイディンガーW主演。

1
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馬々と人間たち(2013年製作の映画)

3.8

ノーザンライツフェスティバルにて。

アイスランドののどかな自然の中でゆるーく繰り広げられる、馬と人間の珍模様。ほんと「ゆるい」という言葉が似合う。序盤から馬のアレは笑った。小笑いちょくちょく。とにか
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Rams(原題)(2020年製作の映画)

3.3

エディンバラ映画祭にて。

アイスランド映画「ひつじ村の兄弟」のリメイクだと見始めてから気づいた。こちらはオーストラリア映画。

40年も会話のない羊飼いの老兄弟の確執がある出来事によって関係がだんだ
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Luxor(原題)(2020年製作の映画)

2.9

エディンバラ映画祭にて。

紛争地帯で医者として働いていた女性が過ちや失敗を受け入れ和解するためか、現実逃避かルクソールに旅に出る。

1人旅だったが昔の恋人と出会い、心の傷を癒していく…?

たぶん
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