南さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

-

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でスコセッシに見出されたマーゴット・ロビーが主演に製作もやっており、

・主人公によるナレーション
・ストップモーション
・鏡に向かって決め台詞の練習をする殺し屋
>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

-

重苦しい曇天の空のもと、主人公親子が急な下り坂を駆け下りる冒頭の描写で

「2人がどん底まで真っ逆さまに落ちる」

物語である事が暗示される。

ネグレクトを扱った作品は 『鬼畜』、ズビャギンツェフの
>>続きを読む

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

-

『死霊館』シリーズ観賞3本め!

『IT〜それが見えたら終わり〜』2部作の脚本を手掛けたゲイリー・ドーベルマンの初監督作品。

ホラーに加えてティーンエイジャーの青春恋愛要素もあり、他のシリーズよりも
>>続きを読む

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

-

死霊館シリーズ観賞2本め!

悪魔が赤ちゃんの魂を奪いに来る話、
マンソン教団への言及、
主人公の名前がミア、
妊婦さんが精神的に追い詰められる様子の強調、
夫妻が住むアパートの外観、

いろいろな面
>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

-

『万引き家族』『そして父になる』でも扱われた「家族を家族たらしめるものは何か?」という問いかけには、この作品が明快に答えを出している。

鎌倉の古民家に住む三姉妹と、父親が再婚相手との間にもうけた腹ち
>>続きを読む

シングルマン(2009年製作の映画)

-

事故で亡くした最愛の恋人を忘れられない男。

過去にとらわれ孤独と絶望に沈む彼の目に映る光景が、心象のフィルターを通して描かれる。

主人公の思考や感情の流れを写実的に追う構成は、ウルフの『ダロウェイ
>>続きを読む

ローマンという名の男 信念の行方(2017年製作の映画)

-

初めて観るタイプのデンゼル、かつ初めて観るタイプの主人公。

ローマンという男の人物造形が複雑で、既存のどんな記号にも当てはまらない。

今まで観たデンゼルの中でもトップクラスに好きな演技だった。
>>続きを読む

空飛ぶゆうれい船(1969年製作の映画)

-

ベトナム戦争を泥沼化させた軍産複合体の陰謀や、アメリカ資本主義による日本への経済的な侵略を風刺した作品。

ヴェルヌのネモ船長をモチーフにした反国家ヒーローがイカす。

20代の宮崎駿が手掛けた残酷な
>>続きを読む

ドリームハウス(2011年製作の映画)

-

ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズ夫婦が交際するきっかけとなった映画だと聞き、ゴシップ的興味で観賞しました。

引っ越しモノのサスペンス&ミステリーに、サイコスリラー要素も加わった作品です。

>>続きを読む

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

-

トビー・マグワイアは今作とか『マイ・ブラザー』、『スパイダーマン3』みたく精神的に不安定な人の役がグー👍

孤高の天才を描いた映画はどれも面白いなー🎬

『イミテーションゲーム』
『ビューティフルマイ
>>続きを読む