まさなつさんの映画レビュー・感想・評価 - 26ページ目

宮本武蔵 二刀流開眼(1963年製作の映画)

3.6

「没後50年 映画監督内田吐夢」

シリーズ三作目。

武蔵の修行の旅は続く。話はちょっとややこしい。というか武蔵の迷いが映画にも出た感じがします。

京都の名門吉岡家の2代目当主との決闘がクライマッ
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宮本武蔵 般若坂の決斗(1962年製作の映画)

3.8

「没後50年 映画監督内田吐夢」

タケゾウが姫路城に幽閉され3年。書物にて学び、暴れん坊から分別ある青年に成長し、名前も宮本武蔵に改名。いよいよ剣による修行の旅が始まる、、。

「強さとは?」

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宮本武蔵(1961年製作の映画)

3.8

「没後50年 映画監督内田吐夢」

シネヌーヴォでやってるこの特集にやっと行けました^_^

宮本武蔵五部作の一作目。

少し前に、稲垣浩監督版を観たばかりだけど、この監督作も観たかったのです。各エピ
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マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

3.8

彫刻家の父とその家族たち。

父親は何度か結婚・離婚を繰り返してるので異母兄弟な人々の日常会話がメインで進行していきます。

親子の確執。異母兄弟の確執。みんなそれぞれでいろいろあって、離れたり繋がっ
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.5

なんだかよく分からないまま観てしまった、、^^; 何か映画の進行で二者択一できるようです?一つも選択せずに鑑賞。それはどうなんやろか?

新感覚というかゲーム感覚の映画。

ゲームやらないので、映画に
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性の劇薬(2020年製作の映画)

2.9

「アルプススタンドのはしの方」の城定監督の前作。

あの作品とは真逆のような作品。この監督はこっちが本職らしい?

男が男を監禁する話。当然?性飼育な方へ、、^^;

男の場合、所謂肉体を傷めつける拷
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.4

殺し屋の年金問題?!

そうなると、世代間闘争になるのは必然。いやぁ〜こういうこともあるか、、身につまされたり。でもちょっとセコい 笑笑

ベテラン殺し屋vs若手殺し屋チーム。

マッツさん、渋カッコ
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

-

大林監督の遺作。本来は4月公開予定だったのがずれ込んで今の上映となりましたが、内容から8月公開で良かったと思います。

これまでの作品以上に戦争への憎悪と映画への深い愛、この相反する二つを融合して、さ
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.7

清涼飲料水!

炭酸は強くないから、あまりシュウワーとはこないけど、こう言うのもたまにはいい^_^

高校学園もので、いじめもヒエラルキーもスポ根も陰謀も嫌な奴もあまり出てこないのは珍しい。

とにか
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

この映画を劇場のはしの方で観た。

だって、中ほどは席空いてなかった^^; そら兵庫県民は行かんとなぁ笑

真ん中で観ても、はしの方で観ても、いいものはいい^_^

はしの方にははしの方の悩みがあり、
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パドルトン(2019年製作の映画)

3.8

おじさん二人。友情と愛情の間ぐらい^_^

ゲイっぽいけど、そうではないらしい(笑)。二人の会話はコメディっぽいというか子供っぽいというか、、でも、だんだんと暗く湿っぽくなっていく。

二人を包み込む
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ウォリアーズ(1979年製作の映画)

3.5

ウォルター・ヒルのやんちゃな感じが味わえる初期作品^_^

ニューヨークの不良グループが集まる集会。有力グループのリーダーが演説を始める。そこに一発の銃声が、、、。

犯人と疑われたウォリアーズが地元
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シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1985年製作の映画)

3.4

スパイク・リーの初期作品。

一人の女を巡る三人の男。要は三股。男の方も二股かけてたりするんで、みんなSEXSEXSEX 笑笑

リーさん、初期にこんな作品を撮ってたのか、、。それも三人の男の中のヒョ
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.3

リーアムオジサン頑張る💪

追い詰められたオジサンが頑張る作品は基本好きなんですが、、。

随分無理な設定ですね、、^^;

出だしはちょっとミステリアスで期待させられたんですけどね、、途中からは??
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.6

ヒットマンをヒットマンが護衛する。それも過去に因縁ありのライバルどうし、、というだけで期待は膨らみます^_^

それをライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンが演じるのも嬉しい。でも、年齢差?
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

-

「政治」の映画というより「家族」の映画だと思いました。もっと観ていたい、、面白かったです。

理想と現実の板挟みになることは誰しも経験すること。優秀な人ではなく要領のいい人が出世するのも世の常。そんな
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.3

ジブリ+新開誠+細田守+、、、^^;

こういう作品は、どうしたって似たものになってくるのはしょうがないか、、。

キャラに魅力があまりないんですよね、、残念ながら^^;

せめて、絵とか表現とか何か
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WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

3.8

いゃぁ〜久しぶりにカレーだけじゃないインド料理のフルコースを堪能しました!

みなさん観ればすぐ分かる「ミッションインポッシブル」「ワイルドスピード」「007」、ジャッキーチェン、ジョンウーから、ヒッ
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風の丘を越えて/西便制(ソピョンジェ)(1993年製作の映画)

4.0

韓国映画を観るようになったのは「シュリ」あたりからだから2000年代以降なんです。それ以前の作品はほとんど観る機会がありませんが、この作品は評判を聞いていたので観たかった作品。評判どおりの力強い作品で>>続きを読む

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.8

ああ〜うるさい 笑笑

とにかく、この人はよく喋る。一日中喋ってるし、せわしなく動き回ってる。考えてることは金儲けのことだけ。実に嫌な奴。ギャンブルに不倫。見栄っ張りで嘘つき。いわゆるクズである。関わ
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ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

3.7

ヨーロッパにこんな国別対抗の歌合戦があったんですねー^_^

アイスランド代表のお話。

やけにアメリカをディスってて大丈夫か?って心配になったけど、これアメリカ映画なんですね、、納得^_^

出演者
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青春群像(1953年製作の映画)

3.6

青春と言っても30歳前で、定職に就かず実家に寄生し毎夜うだうだたむろってる5人の男たち。

5人はそれぞれ、女にモテるやつ、夢想家、作家志望、歌好き、など分かりやすい個性を割り当てられ、こんな時には一
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.7

マイケル・ベイ、久しぶりに観たけど、やっぱりド派手ですね^_^

冒頭のカーチェイス、シビれます。「ワイルドスピード」か、とは思いましたが、、。

その後はまあ、よくある展開で目新しさはないのですが、
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.7

毒をもって毒を制す?!

ヤクザの親分vs暴力刑事vsサイコパス。

要は皆んな悪い奴。悪い奴が悪い奴と組んで悪い奴をやっつける!無茶な話だけど、、そこは、まあね^_^

どう見ても悪人面のドンソク兄
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のど自慢(1999年製作の映画)

3.6

NHKのど自慢、、まだ続いてますね^_^

その出演を目指す人々のドラマ。当然、それぞれの人にドラマはある、、笑って泣いて歌って、、ベタだけど悪くないです。

歌って、上手いとか下手とかでなく、やっぱ
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mellow(2020年製作の映画)

3.3

またまた「好き」ってのが、随分mellowになって帰ってきたなぁ〜笑

いろんな方向の角がとれて丸くなって観やすくなってるので、さらりとは観られるのですが、引っかかるものがないというか、印象には残りに
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.6

「死に方は選べなくても、生き方は選べる」 

なるほどこれは孤独な戦いの無限地獄か?お疲れ様!

特殊な能力を持つ稀な人々の宿命は、とても切なく胸が苦しくなる、、^^;

爽快感は薄い。歴史との紐付け
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利休(1989年製作の映画)

3.6

利休vs秀吉!

三國連太郎vs山崎努!

茶道御三家が後援ということもあるのか、利休さんは賢人に、秀吉さんは、成りあがりが文化人に憧れてまねごとするエセ文化人に描いてるような印象。その分かりやすい対
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透明人間(2019年製作の映画)

3.8

レトロな題名とは裏腹な、いかにも現代的な作品。なるほどこう来たかな感じ。これは確かに挑発的だ^_^

こういうのは何も知らずに観るのが良いやろうと「WAVES」の方が観たかったけど、こちらを先に。
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.6

ああ、安定の佇まい、、イップ師匠!

「追龍」の予告編で見るドニーさんの髪型やビジュアルに違和感ありまくりだったので 笑、これ観て、やっぱり彼はイップマン・ビジュアルが最高!ってなりました^_^

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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.8

U-NEXTを一旦卒業してNetflixデビューしました。これすでに3年前の作品。出遅れ感半端ないですが、やはりこれを最初に観たかったのです^_^

子供と動物のこういうのって、やっぱり犬が多いですか
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.8

「パターソン」観て、ジャームッシュと永瀬正敏との出会いの映画を観たくなったのですが、ようやく機会を得ました^_^

「トレイン」というより「ホテル」? あ、もちろんトレインも出てきます^_^

ほぽ同
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ねえ!キスしてよ(1964年製作の映画)

3.6

男ってアホですなぁ〜^_^

ビリー・ワイルダーのラブ(お色気気味笑)コメディ。

女好きの人気歌手のディーン・マーティンが家に泊まることになり、美人の奥さんが心配だけど、自分の曲も売りたいので、ある
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.4

まあ、それなりに楽しくは観たけど、この題材を今やるなら、もっと毒を出して欲しかった。

あまりに皮肉も風刺もなく、、まさか忖度?

政治コメディというと「デーヴ」を真っ先に思い出すけど。

相変わらず
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.1

もっとダンス、ダンス、ダンスなのかと思ったら、、、

まさかの肩透かし、、笑、まあ、ダンスはあるしプロらしかはあって楽しめるとこもあるんですが、、例えばエットーレ・スコラの「ル・バル」みたいにもっと踊
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真珠のボタン(2015年製作の映画)

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「光のノスタルジア」につぐパトリシオ・グスマン作品。

チリの海岸線は4000キロ以上もあるそうです。だから、北と南では全然環境も風景も違う。前作が北の砂漠。今作は南のパタゴニア。南極に近い無数の島々
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