北欧版「相棒 」第三弾
このシリーズは、安定したブランドになってきました。とはいえ、三作目ともなると、新鮮味はやや薄れてきます。だからなのかどうかは分からないですが、今作は前の二作とは少しテイストが>>続きを読む
「反逆の韓国ノワール」の一作
法律というのは人を守るためのものではなかったのか?
犯してもいない殺人事件の犯人にされた若者が、刑を終えてから、弁護士の力を借りて再審に持ち込むまでの話。
韓国ノワ>>続きを読む
なんだか、とても心が温まるいい映画でした。
そこここにある、たっぷりの「間」が、二人の声にならない思いを想像できて良かったです。
有能だけど心が渇いたバリバリのキャリアウーマンの娘と、マイペースでい>>続きを読む
ダンス、ダンス、ダンス
それだけです!
あ、それと、
バイオリン、バイオリン、バイオリン
この二つ。
ニューヨークの芸術大学?を舞台にした青春。ストーリーは単純で浅くひねりもない。でも、そこ>>続きを読む
レビュー100本目は、日本映画「七人の侍」だったんで、200本目はアメリカ映画で。
リアルタイムで観たわけではないですが、子供の頃から何度も観た映画。劇場は1回だけですが、映画が好きになるきっかけの>>続きを読む
アンジェイ・ワイダ。
この監督の作品をたくさんは観ていないのですが、「カティンの森」の衝撃は今も記憶に残っています。
第二次大戦後のスターリン時代。ソ連の強い影響下におかれたポーランドで、社会主義政>>続きを読む
「化石」@シネ・ヌーヴォ
小林正樹映画祭。
仕事一筋、一代で社員2000人の大企業を築き上げた男が、旅先のフランスで、美しい死神と出会い、自らの生と死をかえりみる、、。
ベルイマン映画の題材のよう>>続きを読む
「生誕101年 小林正樹映画祭」@シネ・ヌーヴォ
「切腹」同様にこれも武家社会の理不尽さによる悲劇。
同じ原作者、脚本家、音楽家が再結集した作品。「切腹」ほどの異常なほどの緊迫感はないですが、匹敵す>>続きを読む
「生誕101年 小林正樹映画祭」@シネ・ヌーヴォ
凄い映画です。一分の隙もない。
小林正樹監督で一番好きな作品です。日本映画の中で、屈指の完成度を誇る時代劇だと個人的には思います。
江戸時代、井>>続きを読む
クリストファー・ノーランの3分劇場
フォローしてる方がYouTubeシリーズ投稿されてて、何気に観てしまいました。ありがとうございます。
この監督の「フォロウィング」が結構好きで、あれがデビュー作>>続きを読む
強い信念のもと、第二次世界大戦に従軍したひとりの兵士の物語。
宗教には疎いので、以下はあくまで個人的に感じたことですので、ご容赦ください。
彼は、子供の頃、兄弟ゲンカの最中に石(武器)で兄に大怪我>>続きを読む
昨年、「チリの闘い」というドキュメンタリーを観たのですが、それが、民衆から生まれたアジェンダ政権下で、ブルジョワ階級やアメリカなどが暗躍して軍事クーデターが起こり、ピノチェット独裁政権が誕生するところ>>続きを読む
生誕101年 小林正樹映画祭@シネ・ヌーヴォ
戦後10年くらい経った頃、川崎の酒屋一家の話。
家族構成は、おばあちゃん(姑)、長男、その嫁、長女(小姑)、次男の5人。
おばあちゃんは後妻だったので、>>続きを読む
「壁あつき部屋」@シネ・ヌーヴォ
小林正樹映画祭。
監督の転換点ともなった重要作にして問題作。
占領軍への配慮で当時の松竹社長により3年間公開が延期されたいわくつきの作品です。
第二次大戦後、巣鴨>>続きを読む
ザ・カウリスマキ・ワールド
「浮き雲」のDVDを借りたらこの作品も入ってました。なんとお得なことか!
カウリスマキの持ち味は、あの独特な雰囲気ですが、もう一つ音楽が重要なアイテムになってます。ちょ>>続きを読む
北欧って幸福度ランキング高いんじゃなかったっけ?
今年のランキングで、1位はノルウェー、この映画の舞台のフィンランドは5位。やっぱり高い。ちなみに日本は51位。まあ、この手のランキングの信憑性や何を>>続きを読む
生誕101年 小林正樹映画祭 @シネ・ヌーヴォ
遠い異国からやって来た小泉八雲が編纂した日本の民話・怪談。
その中から4つの話を選択したオムニバス映画。「黒髪」「雪女」「耳なし芳一」「茶碗の中」。描>>続きを読む
生誕101年 小林正樹映画祭 @シネ・ヌーヴォ
戦後数年たって復興はしているけれど、戦争で亡くなった人がまだ身近にたくさんいた時代の青春群像劇。
木下恵介組による恋愛映画で1950年代の東京の様子が>>続きを読む
生誕101年 小林正樹映画祭 @シネ・ヌーヴォ
タルコフスキーから小林正樹へ。好きな特集があると、この映画館にばかり通ってしまいます。
昔の日本映画の監督としては、黒澤や成瀬と並ぶくらい好きな小林>>続きを読む
うわー何これ、面白い!
予備知識なく観たので、こんなにいろいろな話がてんこ盛りだとは思わなかったです。
臓器売買の潜入捜査で、香港とタイを行ったり来たりで忙しい。
素手での格闘技はいうまでもなく、>>続きを読む
最近、タルコフスキーなどちょっと修行?のような重たい映画が多かったので、たまにはバカ笑いできるものをと、TSUTAYAのコメディ棚で見つけたのがこれ。
そういえばフォローしてる方が大好きって言ってたの>>続きを読む
「タルコフスキー特集」@シネ・ヌーヴォ。
芸術や宗教というタルコフスキーがモチーフとしてきた題材を、他の作品にはない規模で描く大作。
モノクロ、3時間2部構成、15世紀ロシア、イコン(宗教)画家の>>続きを読む
昨年、インディーズ系で評価の高かった作品。
なるほど、これは中々リアル。日本的な雰囲気の下町ノワールとして見所あります。
自動車の整備工の裏で、麻薬の売人をしている二人。悪いことをしたら、いずれは>>続きを読む
アスガー・ファルハディ。魅力ある監督が多いイランの中でも、今最も注目を集める監督。
日常に投げ込まれた石により、静かに広がる波紋。それが夫婦の心を徐々に侵食し荒波となって、浮き彫りになる真の姿。>>続きを読む
「タルコフスキー特集」@シネ・ヌーヴォ
昔、初めて観たタルコフスキー。久しぶりの再会。
タルコフスキーが故郷ロシアを離れて、イタリアで撮った作品。この後亡命したので、ロシアに帰ることはなかった。>>続きを読む
ようやく関西でもタルコフスキー特集が始まりましたが、たぶん2作品ぐらいしか無理そうです 涙。
この作品は初めてです。
それにしても、タルコフスキーはこんなにも憂いでいたんですね、この世界のことを。そ>>続きを読む
恋は盲目、、いや盲進⁉︎
世のお父さん方、もしもあなたに大学1年生の娘がいて、その友達が猪突猛進で「好きです」って来たら、理性で(世間体で?)はねつけられますか?私はたぶん自信が無いです^^;
こ>>続きを読む
表と裏の顔。
そのギャップが大きいほど面白くなる。そして、普段の表とここぞの時の裏。
昼間は冴えないサラリーマンの殺し屋(これはあったなぁ)。神父の殺し屋(これもあったか?)。今回も組み合わせがユニ>>続きを読む
私達が当たり前にあると思っている権利。
20世紀初頭のロンドン。女性に参政権がなかった時代。参政権を求めて闘った女性達の話。
人を傷つけないという条件で少し過激な行動もあったことが伺えます。しかし>>続きを読む
待ちに待ってようやくやって来た今泉力哉監督作品。なのに大阪では1日1回1週間限定とは、何ともったいないことか!
今回も「好き」が絡み合い、ぐるぐる回り形を変える万華鏡だけど、さらに生と死まで絡んで来>>続きを読む
フォローしてる方の情報により、YouTubeで観ました。ありがとうございます。
ただし短編ではないです。85分。
1986年イギリスのアニメです。日本語吹き替え版があったので、そちらで観たのですが、>>続きを読む
フォローしてる方のレビューで知り、YouTubeを探しました。
なるほど、画面の上が、「セッション」、下がこの作品と、比較しながら観られるという、これは「whiplash」の別編集バージョンというべ>>続きを読む
面白い、間違いなく面白いのだけれど、、「ローンサバイバー」の時と同様に少し違和感も残ります。
ボストンマラソンでの爆破事件を描いた作品。実際の事件を描くならやはりこの人、ピーター・バーグ監督。今回も>>続きを読む
「冒険者たち」のロベール・アンリコの短編。YouTubeにありました。日本語字幕はないですが、セリフ少ないので大丈夫です。
カンヌ映画祭短編部門のパルムドール受賞。アカデミー短編実写賞も受賞。
ど>>続きを読む
60年代、イギリス、モッズ、ザ・フー「四重人格」、、
これらのキーワードに、あまり馴染みはないんですが、ジャケで、彼らが並んで立ってる姿がカッコよくて、それだけで観ました。
ポリスのスティングが若>>続きを読む
ここにはおまえのものなんて、何もない、、
冒頭、素っ裸の小さな女の子が草原で牛を追う、一見のどかなシーンから映画は始まります。
彼女は服を汚したのかな?川か池で泳いでた?と思ったのですが、家に帰っ>>続きを読む