ぶらいとんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

アマデウス(1984年製作の映画)

4.3

モーツァルトの死については、何個も説があるが、モーツァルトのことを1番尊敬していてかつ憎んでいるサリエリが、レクイエムを書かせて死ぬ、というドラマチックな結末。

月末まで見た後、冒頭の
サリエリ「モ
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スペースバンパイア(1985年製作の映画)

4.2

すごい予算を使っていて、過去に素晴らしい作品を残してきた製作陣があえてB級な作品を作ったら、こんな突飛でした、という面白さ。

母なる証明(2009年製作の映画)

4.9

母の息子への狂った愛をここまで奇妙に過剰にしかもそれを丁寧に描いたのはこの作品しかないと思う。犯人が誰かわからず、そわそわするのも良い。

パッション(2004年製作の映画)

4.3

イェスの受難、そして受難までに伝えてきたもの(教え)どれだけ非合理なものか。ここまでしてくれる人が本当に目の前にいたら、何があなたをそうさせているのかと疑う気持ちと、あなたのようにありたい、と羨ましく>>続きを読む

エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返しノワール。
なんで、エンゼルさんのハートなんだろう、彼は探偵としてルイス・サイファーに使われてるだけなのに、なんでだろう、と思ってたら、すべてそれは悪魔・ルシファーに仕組まれてたことだった
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恋するリベラーチェ(2013年製作の映画)

4.0

衣装や家はギラギラしてるけど、リーから発せられる一言一言は愛に溢れてる。愛の人。

なぜ君を愛しているか?
僕の不協和音を聴いてくれるから。
僕の愚かさを受け止めてくれるから。
君といる自分を好きにな
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マチネー/土曜の午後はキッスで始まる(1993年製作の映画)

4.2

劇中に出てくる映画監督かっこいいな。キューバでの核戦争危機の最中に、核戦争が起きたと見せかける映画。それで人々を怯えさせ、映画館の外に出ると、何も起きてないと気づきホッとする。

なんて映画体験!映画
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

5.0

父が白血病で余命わずかの娘を喜ばせるために頑張る映画、かと思いきやしっかりしたフィルムノワール。何を見せるか見せないかはっきりしている。殺されるシーンなど肝心のシーンは描かない。『黒蜥蜴』の部屋や検索>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.8

名もなき英雄たちのストーリー。反乱軍として秘密ミッションをたくさんこなしてきて、逆境にたたされた瞬間、生きて帰ることはできない最後のミッションに挑む。

ひとりひとり役割があり、その役目を終えていくと
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.5

悪の道に堕ちていくアナキン。彼の気持ちの揺れが見事に表現されていた。悲しすぎる。アナキンもパドメもオビワンもヨーダもメイス・ウィンドゥも、、みんな好きなのに、シス卿のせいで全員が不幸になった。

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

4.0

アナキンとパドメの恋愛物語。そして、民主主義によって独裁者を生み出す物語。ナチスじゃん。

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.5

クワイガンジンかっこよすぎ。色男。キッズ・アナキンの才能を見抜き、育てる。

ダースモールの身体能力えぐい。

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エピソード123456の順に見たら、6で泣いてしまうだろう。特に3からの6…

ダースベーダー実はいい奴なのね。。。

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.6

後半たたみかけてくる。
ダースベーダーとルークとの関係、ハン・ソロの犠牲…エピソード6への完璧な導線!!!

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.8

古典名作をみるプロジェクトにて鑑賞。(完全に個人的なものです)

今まで見ていなかったことを後悔するくらい、とにかく良かった。酒場でのシーンや、砂漠にふたつの太陽が登るシーン素敵。最後の空中戦で、戦闘
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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

4.0

ショッピングモール立てこもり、高いところに来れない、ゾンビ同士は食わず、人肉を欲するところ、仲間の感染、人間同士の争い、全部ここから始まったと思うと感慨深い。ゾンビ弾き飛ばせるほど弱いの可愛い。ゾンビ>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.8

受験失敗し、非行少年たちと出会い、争いごとに巻き込まれ、女に狂わされ、親や兄弟が病む。世の中は不公平だと思うのも仕方ない、と主人公•小四(シャオ•スー)に同情するしかなくなる。青春って綺麗なものでは決>>続きを読む

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.5

おしゃれ映画。冒頭の水草の絵が綺麗すぎて叫びたくなる。

宇宙開発なんてやめて地球の開発だけすればいい。by宇宙飛行士

人間とは何か?幸せとは何か?を考えさせられる。

感情を持つのが人間ならば、ソ
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.6

ポップポップポップ!!
ポップとは、表面cheesy 🧀 めくってみるとルッキズム問題💀

うまい!おしゃれ!

女王陛下の戦士(1977年製作の映画)

4.5

昔の作品だけど、ちゃんとヴァーホーベン印ある。やっぱり彼の作家性はブレない。女尊男卑。戦争の英雄ってこんなやつでもなれるんだよ、と言いたげ。女性は生きていれば上等、と腹の括り方が違う。

プロデューサーズ(2005年製作の映画)

4.3

ナチスのいじり方、ここまでくると笑いになるのか。すごい。しかも狙ってないのがすごいw
世界で1番売れないだろうという脚本「春の日のヒトラー」をオカマ俳優が演じて大ヒットしちゃったよ、という映画。

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.5

アラゴルンかっこよすぎ。戦場で先頭切って戦える人が王と呼ばれるべき。

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.0

ゴラムに人格が二つあり、弱い方のゴラムが負ける時は、憎しみ、悲しみ、怒りなどつけ入りやすい感情のとき。

サムの勇敢さに惚れる。

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

4.0

ホビット庄の音楽が流れると安心する。フロドとサムの2人を応援したくなる。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.7

西部開拓時代まで戻るのか!!と思ったが、ドクとマーティーの切り抜け方と、最後、西武時代でタイムワープを作って、未来のマーティーに会いに来るの素敵すぎる。大好きな終わり方。これ以上ない!

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.8

ネタバレあり

未来のマーティーの息子を救うべく、1985年から2015年に行くドクとマーティーとジェニファー。

2015年は見た私にとっては8年前。
1985年のゼメキスは30年後の未来をこう想像
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

4.8

まじでオサレ映画。
推理作品としても、ノワール作品としても、最高。
早稲田松竹で見終わった後、あのシーン良かったよね、ここどういうことだろうって話せる、スルメ映画。

マーローのマッチ擦るところ好き。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.7

※ネタバレあり※
古典の名作映画をちゃんとみようプロジェクトにて、ようやく視聴。

非の打ち所がない!
・愛らしいキャラクターたち
・80年代と50年代文化の比較表現
・タイムマシーンのかっこよさ
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FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

4.0

南の島でモデルがパーティーしているキラキラ画像を本当だと信じて、アメリカのセレブが大金出して、そこに行ったら何もなかった、全て嘘だったってお話。

豪華な食事もパーティーもない、ボロボロのサンドイッチ
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

4.0

新しい映画だと言われて視聴。
これは映画なのか…?自分が主人公の意思決定をすることで結末が全然変わる、新感覚・参画型映画。
メタ構造がたくさんあって面白い。お前が俺の行動を決めているんだろう、お前は誰
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

5.0

女性が生の実感を追求する話は元気がもらえる。人生ベスト映画。


※下記ネタバレあり

ー高島鈴『布団の中から蜂起せよーアナーカ・フェミニズムの断章』より

『テルマ&ルイーズ』は地獄の女たちが主役の
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

後半になればなるほどマーゴット・ロビーの演技に引き込まれる。みんながトーニャのこと嫌いってわかっているけど疑いを晴らしたい。ライバルに勝ちたい。クソみたいな人間性ではなく、演技だけをスケート技術だけを>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

数々のマフィア映画に出演してきた豪華キャストによる、マフィアの一生を描いた作品。歳をとったキャストだからこそ、出せる味、演技がファンにはたまらないだろう。

殺しのシーンは基本テンポが良い。
次のター
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

4.0

自分は何者になりたいのか。中途半端な気持ちでは、折れる。親に言われたからこうしなきゃ、ああしなきゃ、は自分を殺してしまう。人からあーだこーだ言われても、私はこれをしたいんだ、というものを作っていく過程>>続きを読む

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.6

マイケルの最期。全て失った人の顔が忘れられない。

ゴッドファーザーシリーズ静かな緊張感が常に走り続けていて、好きなキャラクターが出てくると、嬉しい。全てが終わって、シリーズの好きなシーンが蘇ってくる
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