モカさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.9

ここまでやるかウェス・アンダーソン。
ありがたいはずの日本語字幕がノイズに感じられるほど、こだわりの画面作り。これほど原語で理解したいと思う映画もないかも。
難しくはない…が…テンポ早くて拾いきれず、
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ソワレ(2020年製作の映画)

3.4

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あー…あらすじ知らなくて性暴力描写アリ映画を引いてしまった。。
男女の逃避行。虹郎、犯罪行為に抵抗少なめモラ夫役がうまい。
その彼が都合よく受け入れられる一方で、裁かれるタカラの孤独が際立つ。これを救
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.1

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是枝監督のテーマは一貫している。何回撮っても、終わることがないんだろうと思う。
現実では今日も遺棄のニュース。こうなる前に助けられなかったのか、とか、母親だけの責任で子の父親は罪がないのかよ、とか。
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.5

セリフは殆どなく、強烈なメタファーの積み上げで物語ができている。
最初から少女(しかも使用人という立場に置かれている)を性的な眼差しで描いているという点がどうしても気持ち悪く感じて好きにはなれなかった
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オールド(2021年製作の映画)

3.4

緩急の急がずっと続く感じで、ちょっと飽きてしまった…入り江に行くまでの導入部分は結構好き

痛い度★★2
手術シーンあり 苦手な方注意ですが表現はかなりマイルド

アリス(1988年製作の映画)

3.5

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人間ストップモーションやってる人いないかな?と言ったらおすすめされた。

凄いな。アリスでこんなことやっていいんだ。口元の表現や瓶詰めがめちゃくちゃグロテスク。ウサギも他の動物も剥製っぽくてゾワゾワす
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

4.2

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超能力バトル物の元祖なのかな。ESPで鼻血が出る演出、今では見慣れてるけど、この作品での大発明!
CGのない時代、役者の演技と特殊メイクと特効にかかっている能力シーン最高!!
誰も見たことがない映像を
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ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

4.7

アマプラ終了かけこみで久しぶりに観たけど最高!!
気持ち悪さとキュートのちょうどいいところ、77分の中にギュッと全部詰め。犬のスクラップスも骨なのにほんとかわいくて、動きの凄さを実感する。
鮮やかで音
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さがす(2022年製作の映画)

3.2

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期待しちゃってたな。。どこかで見たような演出や説明だけの場面が続いて退屈だった。

娘役の伊東さんの演技がとても良かったのに出番は途中でなくなるし、では介護や安楽死、自殺幇助というテーマを扱うのかと思
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.9

有名な横並びの食卓。構図としてもかっこいいし、家族の関係性がわかりやすくて良かった。家族がたてる音、とくに食器の音が頭の中で鳴ってるようで不快感満載!すごい見せ方をするなぁ。

台風みたいな松田優作が
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.4

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中盤まで見て、蒼井優にちょっとだけ似てるこの役者さんうまいなあ〜誰だろう?と思っていたら蒼井優だった。

靖子の実在感が100%なせいで、性犯罪シーンは見れなかった。つらい。
それが宮本が奮起する理由
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

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原作未読。
自分を演じて喪った人達が、物語を演じて自分を生き直すきっかけを得る物語。

劇中劇の役者陣の多様な顔ぶれは、これは賞取るよね!という感じ。飛び交う多言語よりも、言葉以上のものと音楽がよかっ
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.6

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自伝が原作の作品なので有無を言わせない感じがある。とにかく主人公と友人達や先生が聡明で未来を信じているのがよい。あの抑圧的な父親のもとでよく真っ当に育ったなぁ。。

ちょっとだけミュージカル。映画に歌
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キラー・メイズ(2017年製作の映画)

3.6

アマプラ配信終了間際にかけこみ。
あまりにも独創的な段ボール美術の表現と人形劇がたまらん。ゾエトロープのシーン大好き。
邦題がイメージから遠すぎ。コメディでフフッと笑ってしまうんだけど日本語に訳されて
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ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

4.0

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引き続きドラちゃん映画処方。
ウサギを探し、戦車の中で大きくなるしずかちゃん…不思議の国のアリスじゃん。精神の成長、そこに戦争(監視)の恐ろしさを絡めるストーリー力よ〜〜〜!
気軽に引き受けたごっこ遊
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映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

3.8

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なんだか疲れたのでドラちゃん映画を処方。

信じること・想像力を「異説」にうまく絡めたストーリーがすごい!全員にスポットライトがあたる無駄のない脚本と、ドラえもんが叫ぶ直球のメッセージは大山ドラ世代に
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映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

3.2

キッズ向け映画の脚本って本当に難しいんだな、いつものクレしん映画ってすごい高度なことやってるんだな!!と感じちゃった。

今作はゲストキャラデザよいのに深掘りされず残念。シーンのぶつ切り感、単調さは何
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

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憧れるあまり、10歳男子のイマジナリーフレンドがアドルフというぶっとび設定は、ヒトラーに幼稚な言動させる方法の発明ではなかろうか。
ジョジョ、ヨーキーの心掴まれる感じ。ママのキャラクターも好き。

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家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)

4.2

かなり好みのストップモーションアニメ!!嬉しい!!
とある家についての3つの物語。イギリスとかアメリカは平気で築100年オーバーの家が次の持ち主に渡っていくので物語も自然と生まれそう。
キャラデザも各
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.6

アンバランスな関係でバランスとれてた一瞬のはなし。特別なことは起こらない。カタルシスないとつまらないと感じる人にはオススメできないけど、人間関係の日常感。
映像の質感が好き。アドリブかな、というような
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クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王(1993年製作の映画)

3.8

当時好きで何回もビデオ見てた。
路地を抜けて駄菓子屋に入るシーンやアクションランドを見つけるシーンなど「日常のすぐ裏側の不思議」の描き方がちょっと不気味で大好物。シロが喋れなくなるところも子供の頃なぜ
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空白(2021年製作の映画)

4.0

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古田新太の添田が怖い…その怒号で、その睨みで、店長と同時に萎縮しっぱなしだよ。なんて上手いんだ!!!!
息が詰まる「正しさ」を同時に見せてくるのも、うますぎる。しんどい。
事故現場の政治家の看板に見ら
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昭和歌謡大全集(2002年製作の映画)

3.9

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時代感!教えてもらわなければ絶対に見てないが結果的に面白かったし楽しめてしまった。演技がみんな生身の人間ぽくってよかったし、それを積み上げた先にある「そうはならんやろ」的な復讐シーンは笑ってしまう(と>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.0

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友達のおすすめ作品。青春モノかと思っていたら、そこに着地するのかという驚き。テーマは普遍的なのに、こんな見せ方があるんだなぁ。。

妹が気にかかっていたので、主人公が代わる仕掛けがよかった。
スター選
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ばるぼら(2019年製作の映画)

2.8

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いいところを見つけようと思ってみたけど、なんだこりゃ。
犬も必然性ゼロだし、どうせなら原作にないものでやったほうが良かったのではないかな。
このチープさは、予算がないのとはまた別の問題だよね…。

青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.2

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舞台上の劇団ひとり✕大泉洋かけあいパートはさすがプロで、そこだけは面白かったな。

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

お仕事アニメの金字塔!の映画版。TV版があまりにも最高傑作なのですが、こちらも2時間の中にキャラクターもストーリーもよくこれだけ盛り込めたなぁと、、でも展開に無理がないので見ている間はそれに気づかない>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.2

インディペンデントアニメーションだからこその。あらゆる手法で音楽を描いていて、その情熱がもうロックなのよ!!!音楽で心震えるあの瞬間を表現するのはめちゃくちゃ難しいと思うんだけど、すごくよかった。ライ>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.1

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信頼のA24。
音楽と間が気持ち良すぎて眠気を誘うけど、すごく好みな作品。

まず、このビジュアルだけどホラーではない!安易に透かしたり浮かせたりせず、シーツを引きずるゴーストがなんとも愛おしく切ない
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22年目の記憶(2014年製作の映画)

3.4

とにかくソル・ギョングの演技がすごい!!
一部コメディータッチは予想外だったのと、家が取壊されるあたりはストーリーや美術が残念…。全体的な役者の上手さと迫力で底上げされてるので、シリアスシーンは見応え
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.9

今まで見た吉田監督作品は好みではないが思わず唸ってしまうものが多かった。
この「blue」はエログロなしで、かなり好みに近い。ボクシングシーンも会話劇も自然。撮り方もドキュメンタリーのようで、きちんと
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ある街角の物語(1962年製作の映画)

4.5

監督 手塚治虫
実験的短編集?!1962年?!完成度が高すぎてクラクラしてしまった。
動きはディズニーの影響を多大に受けながら、時にマンガ的な表現や、反戦的なテーマ、物悲しさは手塚治虫ならではと感じた
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クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999年製作の映画)

3.4

ブタのヒヅメの次作だけど、こっちのほうが現在NGな表現が多め(クレしんはもともとお行儀の良い作品ではないけど)で時代を感じる。

ロボの描写がちゃんと怖くて、本気のゴジラオマージュ。登場人物が音楽をか
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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

4.4

何回観たかわからないけど、はじめてスクリーンで観ることで今までで一番スッと入ってきて、観ているときは全部理解できたぞと思ったのに映画館を出たら自分の口では説明できなかったんだ…幻だった…?

とにかく
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