muuumさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

最高でした。
控えめに言っても120点だし、
これが1800円は安すぎます。
3000円くらい出せる
満足度でした。

シャラメも最高ですし、
ジョシュブローリンも好きだし、
バルデムももっと観たい。
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.6

お腹いっぱいの作品でした、いろいろな意味で。。。

みなさん素晴らしい役者さんばかりなのに、要素が多すぎて味わう余地がないほど、ぎっしりみっちりで、
少しもったいない気も。

ラスト、沢村さん演じるお
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

気持ち悪い、怖い、
でも世界観は好きです

ホラー映画と言っても、スプラッタとか
ゾンビでもなく、
宗教的民族的文化が持つ野蛮な一面とか
奇祭、風習をホラー要素たっぷりに
描いている感じ

何せスタイ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

大人になって観ると、
小さい頃に気づかなかった部分に気づき、
さらに感慨深くなるな。

オレゴン州の雄大な自然に囲まれた田舎町に住む子どもたち。
アル中の父親、退役軍人の狂った父親、
優秀な兄を事故死
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あ、春(1998年製作の映画)

3.8

相米作品6本目。
これまでで、一番平和であり、
おだやかで、わかりやすく描いた
家族の物語でした。

ごく普通の家庭に、
突然夫の死んだはずの父親が出てきて、
いろいろ起こる騒動を描いています。

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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.6

面白かったですが、
要素や舞台が多くて、
ちょっと詰め込みすぎたかなという印象でした。

ストーリーも、なぜ突然あの兄弟が!?
と思ったのですが
(勝手に、父親か命を救ってもらった子ども?と思ってしま
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魚影の群れ(1983年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃすごい映画でした、
いろいろな意味で贅沢であり、
豪華で、かつ心に迫る物語で、
今のところ相米作品では一番好き。

役者の豪華さは言うまでもなく、
それぞれの演技とか、存在とか、
もともと
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ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

3.7

相米監督は3作目の鑑賞。

河合美智子さんが、ひたすらまぶしくてかわいくて。成長期にさしかかる、スレンダーながら大人が見え隠れする絶妙な体にドギマギしてしまいました。河合さん、セリフも、居方も、歌もと
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.6

世代ではないので、
あの名セリフと機関銃のシーンしか
知らない中で初鑑賞。

これまた想像と違った、不思議な世界観でびっくりでしたね。単純なアクションとか青春ものではまとめられない作品ですね。

相米
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.8

相米慎二監督没後20年をきっかけに
初鑑賞。

第一印象は
うわぁ、めちゃくちゃ怖い!でした。匂い立つ思春期の性とか、大人になることへの抗いのような、みずみずしさや多感さを存分に感じられるものの、描い
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サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

3.8

面白かったです!
爽快とまではいかない、
じわじわじっくり粘り強く
スタンドアップしていく
女性の物語です。

実話をベースにした事件をテーマにしているのでスリリングさやドキドキ感もあり、
とても楽し
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

キャストがとにかく贅沢で、テーマソングもあの方ということで、
本気で「たくさんの人に見てほしい、伝えたい」という熱気を感じる作品でした

佐藤健さん、この方はイケメンや金持ちから、荒んだ底辺のホームレ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

絶海の孤島、2人の灯台守。
不穏な空気感の中で、
唯一照らし続ける灯台と鳴り響く不協和音。現実なのか幻想なのか分からないものの数々。

モノクロームと削ぎ落とされた演出の中で進んでいく得体の知れない物
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

トーキングヘッズ世代でも、
デイビッド・バーンのファンでもありませんが…
とても良い映画体験ができて圧倒されました。

映画というより、もとがライブだったのもあり、2次元というより、より立体的な体感す
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.7

子供は「とても良かった!」と言っていましたが、大人の私としてはまあ悪くないサイコサスペンスという感じでした。

役者はいずれの方も良かったです。菅田さん完璧、小栗さんも超完璧、Fukaseさんは話題に
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.9

1とはひと味違う、新境地を感じました! 大分ユーモアは少なくなりましたが、登場人物が少なくなった分、クローズアップのさせ方が増した気がします。派手さと緻密に描くシーンのバランスが良く、さすが!としか言>>続きを読む

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.9

やられた…!
しっかり練られた脚本とキャストの演技の素晴らしさに完全にやられました。。。
すごい!

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.9

濃厚すぎる物語で、そう簡単には飲み込めない迫力がありました。

良き昭和、そして令和から見れば悪しき昭和もたっぷり詰まった時代感がある映画とも言えると思います。

すばらしき世界→身分帖→佐木隆三とき
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.8

なんだかゲイのイメージが先行して
いたけれど、性差なんて吹き飛ばす、
とても良い恋愛映画でした。

浮雲のような主人公に
8年越しの片想いをしていた後輩。
せつなすぎて泣けましたね。

この主人公を長
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台風家族(2019年製作の映画)

3.8

なんとも楽しい家族の物語でした。

話が二転三転し、転げ落ちたり、
またみんなで山を登ったり。

でも最後はまたみんなでつながっていく…切っても切れない縁だけど、
そこにあるささやかな幸せが描かれてい
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

とてもロマンチックで、素敵な作品でした。

少しホラー要素もありながら、ゴーストの輪廻を描いていて、せつなさや儚さを感じつつも、緩急やメリハリをとてもうまく持たせて作ってあり、最後まで
するりと観られ
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.3

全体として悪くなかったけれど、
なんだか細切れで入りこめきれなかった。
登場人物が多く、時代も細切れに
差し込まれていたのが、
混乱の原因かも?

青春群像劇として、いろいろな視点から
描いているのが
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AWAKE(2019年製作の映画)

4.0

これはとても、とても良作。

将棋ネタで人工知能と来ると、
観ない人が多いかもしれないけれど、
将棋知識ゼロの私でも、とても面白いと思いました。

どんな終わり方をするのか、
ヒヤリとしましたが、こん
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.8

とっても良かった。

高校生って言っても、
みんな1人ひとり、違う環境で暮らし、
生まれ育った場所も違って、
悩みも考えていることも違う。

そんな複雑な感情を、そのまま
上手に写し出していて、
決し
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.8

なんだろう、簡単そうに見えて
とても解釈が難しい作品のように感じました。

1人の女に人生を狂わされる男、
本音を言えなかった男が、
過酷な運命のもと、
少しずつ削ぎ落とされていく
物語なのかと思いま
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

今までにないタイプのホラーであり、
宗教的な価値観を共有しない
日本人目線から見ると、かなり
「?」なことが多かったけれど、
とてもうまくできていた気がします。

予感とか、気配とか、宿命とか。
目に
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