クソ大好物。
まさに略奪の人類史。奪われた者たちの鎮魂歌。ロケーションは違えど、これこそ真のテキサス映画だと叫びたくなる。ドクターペッパーはテキサス生まれ。
アカデミーノミニーなんてまったく知らずに見>>続きを読む
大坂なおみ全豪優勝の直後に鑑賞。ほんとうに偶々ですが。
僕のテニス人生はフェデラー/ナダル時代と共にあった。立っていた場所はまるで違うけど、まがいなりにも本気になったことがある人ならきっとわかる、コー>>続きを読む
主人公が騎士道精神を放棄する瞬間を物語のハイライト部に持ってくる(しかも一度ならず二度三度…)という発想はなかなか斬新だけど、それ以外に特に見どころらしい見どころがなく、その歪さもまた斬新、でもやっぱ>>続きを読む
全然悪くないし、正直ちょっと涙さえしたが、どうしても好きになれない。いい加減この21世紀に血で繋がる家族が一体なんだというのだろうっていう。
最高に近い悪趣味。
ただクスリに溺れたいとか、まともな人生歩みたいとか、ムショに戻りたくないとか、お家に帰りたいとか、人生も映画も欲望でがんじがらめだけど、そんなの全部嘘っぱち。
かなり悪意ある見せ方だなとは思いますが、こういう意地の悪い映画はどうしても嫌いになれない。
ポール・ダノがオクジャに振りおろしてしまった攻撃を、ミジャが素手で受けとめる一瞬の演出が、実はとても大事だっ>>続きを読む
愛の探索を5次元でなく歴史に求めたインターステラー、信頼できる友人が三日三晩考えた末にとうとうと語るテレンス・マリック、存在の不確かさを限りない優しさで包みこんだレオス・カラックス。
どんな時間も一>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
数十年ぶりにプーと再会したクリストファーが自分のことを「壊れた」と表現するのは、あくまでプーと仲間たち、100エーカーの森という場所は、孤独だった幼年期の自分(と物語の創造主たる父)が作りだしたイマジ>>続きを読む
僕は「よしか」を知っているので、というか、僕の中のどこかにまだ「よしか」はいるので、たとえ最後に会ったのが10年前だろうが1年半前だろうが、とても他人事とは思えず、見ている間中、裁かれるような気持ちで>>続きを読む
フィクションがフィクションの力をまるで信じなくなって、自らをメタ的に見つめることでしか存在意義を保てなくなった時代の、まさに象徴のような作品(作品そのものがというより今作がこれほど話題になっている現象>>続きを読む
アナログ感あふれるブリグスビーベアの冒頭あたりからもう半ば涙目でほとんど全編泣きながら観てたかもしれない。
つくられた物へのひたむきな愛と、自らが何かをつくり始めようと思いたつときの半端ないドライブ感>>続きを読む
なんだろなあ。
なんか今作における是枝監督の目線は完全に外部からのそれって気がしてしまった。客体に対する適切な距離感というよりは、どこか空々しい他人事を見てるような感じ。やさしさといえば聞こえはいいけ>>続きを読む
過去作での犬たちに対する抜き差しならぬ絶妙な対応の数々が、ここで結実するのかと唸る。
家族でもなく、友人でもなく、ペットでもない。擬人化も許さず、言葉はもちろん通じない、犬たちが英語で喋るわけをわざわ>>続きを読む
褒めるべきところがひとつも見つからない恐るべき怪作。
マシュー・ヴォーン、、、
アビーリー嬢の扉の叩きかた!
台詞は半分くらいしか聞き取れなんだ!
やってくれましたショーン・ベイカー!
相変わらず脚本がすばらC。
貧困は不遇だし、改善されるべき状況には間違いないけど、それ自体が人間の不幸を決定づけるわけじゃない。貧困を取り巻く環境の如何が人に苦況>>続きを読む