時代劇ってこんな感じだったなぁと想像したそのものだった。
こんなに観やすいものだったとは。80過ぎのじさまが時代劇ばかり観ていたのにも頷ける。
大学や学生の様子が懐かしすぎる感がある。ああ、大学生ってこんなだったな。今とはだいぶ違うだろうから、きっともう過ぎ去った時代になってしまった。
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日常の中に起こりうる嫌な場面の見せ方がとにかく上手で、映画の半分は息苦しさでできていると言っても言い過ぎじゃない。
苦しさを生むのは、1人の少女の事故死ではない。出来事が明らかにした登場人物たちの>>続きを読む
大好きなスチームパンク作品。ブリキとトタン、真鍮とガラスと鉄の世界が実に良いじゃありませんか。
今の世ではストーカーでしかない、横恋慕の89分。恋は盲目というが、盲が解けた先の景色は血に塗れていた。
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生老病死は人生の長い道のりで、その中で感じる喜びや悲しみが人生なはずだと信じている。
それがこの奇怪な浜辺では1日で50年が過ぎ去ってしまうのだ。
老いの苦しみや病、両親との死別などそれだけで明察のあ>>続きを読む
統治者としてではなく、立憲君主としての王の姿を示すノルウェー国王の苦悩の話。ヒトラーに屈していたならばこの映画は出来なかっただろう。しかし内容が地味。
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酒そのものを映画にした怪作。
教師の主人公と仲間たちは、酒を飲んでキレッキレの授業をやってしまったのが身の不幸だった。その代償はあまりに大きい。
酔っ払いやアルコールの抑制が利かなくなるシーンは、既視>>続きを読む
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デブのおっさん版の魔法少女まどか☆マギカ
芥川龍之介が書きそうな地獄の話としてよくできている。輪廻、輪廻からのファンタスティック解脱。まるで主人公は地蔵菩薩だ。
残虐なシリアルキラーの犯行や心理に焦点をあてり訳でないから、どきどきするようなサスペンスやゴアを期待するものでない。法廷劇とテッドと関わった女性の心理を丁寧に描いた作品だと思う。
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ノルウェーの歴史の汚点。狂ったナチスがやってきてホロコーストをやったというので、「ナチスってひどいね」という善悪ものだろうけど、ナチス占領下のノルウェー政府がやらかしたことだからより滅入る。昨日までの>>続きを読む
底の生活や人生のままならなさがリアルな作品。ヒーローもヒロインもないがパワーがあふれてる。
ワルシャワ蜂起関係ねぇ!いくら日本人の大半が戦後ポーランドに関心がないとしても、こういう訳の分からない邦題はやめてほしい。
ポーランド国内軍の残党として共産主義政府にレジスタンス活動をしていた男の話。>>続きを読む
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距離感バグってる青年から、権威主義的なオヤジの優柔不断まで嫌な描写だらけだった。その嫌な部分はサスペンスである以上にイライラになって耐え難い映画だった。
酒を飲んで仕事をしてはいけないことがわかった点>>続きを読む
フランス!のイメージ通りのアニメーション。印象的なデフォルメが楽しい。
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久々に怖い映画をみた。岡田が(意味不明に)惚れられて愛や変な先輩との友情を覚えていく成長の反比例で、森田がどんどん堕ちていく。森田のコミュニケーションや行動にあった即物性は、犯しと殺しになっていき、も>>続きを読む
「DQNに絡まれる」の最上級の映画。大好き。敵役のヒューマンガスの素晴らしい体格からのすっげぇキモいファッションも魅力的。
これファウスト?監督の自慰っぽさがむき出しでちょっとついていけなかった。
感じたことをさわやかな音楽とともに朗読し、ナンセンスを映せば映画になるのだ。最後は冷たい熱帯魚に通じる世界を感じた。園子温はこの映画で自殺サークル的なものから決別したのかもわからんね。
子供の時に漠然と持っていた不気味さを生かした作品だと思う。ケタケタ笑いってなんであんなに怖いんだろうね。
3時間越えで淡々とスパイゾルゲと彼の協力者を追った歴史映画。なんの感動もなく歴史どおりに事実と時が進み、終わった後は疲労以外に感じるものがない。映画にしなくても良いのでは?
カンフー映画はどんな題材も旨くしてしまう魔法の調味料だ!!
この映画に金を出したスポンサーのアドンコマンを劇中に意味もなく登場させることで、ヒトラー、東條をも超える黒幕としての資本主義を描いている。多>>続きを読む
かつてのマルクス・レーニン主義の国、ソ連。その終末期に公開されたコメディSF「不思議惑星キン・ザ・ザ」がアニメにリメイクされた。ゲオルギー・ダネリヤにとって27年ぶりのリメイクであり、本作が遺作となる>>続きを読む
ワンポイントで使われる丹波哲郎に笑いが堪えられない作品。人も物も豆腐のような世界で力王の筋肉は本物だ!