にしのさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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幽霊ゾンビ(2007年製作の映画)

3.0

この映画を見たとて、僕が出勤するまでの時間が減るだけだぞ?でも何もしないよりかはよい。

カルト(2012年製作の映画)

3.0

これがモキュメンタリーってやつか。何も考えたくない虚な日曜日に最高の作品。

イリュージョニスト(2010年製作の映画)

4.0

まるでうつ病の精神性です。時代に取り残されたものが時代に返るまでを色彩を持たせた作品。短編の文学みたい。

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.0

作者の性癖がきみわるい作品であるが、これを劇場で見てしまったお客さんの顔を思う僕もそのきみわるさに匹敵するだろう。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.0

残念なことに、うとうとしちゃった。実話だなんてテロップが出るもんだから再現VTRみたいに流し見しちゃったじゃないか。

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.5

腹から声を出して歌って、車でぶっ壊しまくってなんて愉快なんだ!

さがす(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

社会問題のフルコースとサイコ系犯罪者で頭いっぱいの映画。誰にも感情移入できずに地獄の縮図を見た。
妻を死に追い込んだ男が娘によって破滅させられる対比は因果を感じるね。

地獄の警備員(1992年製作の映画)

4.0

今となっては松重豊がオフィスで大暴れする描写と大杉漣の気持ち悪すぎる演技で100点。
物が金だったバブル時代は職業で人間の価値が判断されるような時代だったのだろう。そんな中で「負け組」の警備員が「勝ち
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

4.2

ロマンスの下に横たわる重さに耐えがたさを感じる。

そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

3.0

サスペンスの古典。金田一少年の事件簿感がある。人の死の軽さを含めて。

フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.7

モンスター映画の古典作品。カメラワークに全く古さを感じなかったのは、モンスター映画の雛形になった故に見慣れたからであるからかも。人の手が生み出したモンスターは不条理なやつだった。

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.5

SFやサスペンス、歴史など数ある映画のシーンを永劫回帰で結びつけた作品。こういう試みは難しいだろうけど、夢に出るくらいに楽しかった。

ロッキー(1976年製作の映画)

3.0

ロッキーは安易にカタルシスを得られるインスタント映画だろう。だが、こういうのでいい。
産業が去ってダメになった町のダメになった30男の再生に思いを寄せる人は多い。

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.3

モンスターパニック映画にあらず、家族がテーマの映画。グエムルはふりかけみたいなもん。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.5

カオナシってやつは痛々しいけど、全く自分みたいで怖くなる時がある。

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.0

西洋と日本、捕虜と兵隊という文化も立場も違う男たちが集められる収容所という秩序の中に同性愛という葛藤が寝そべっている。しかし、そんなテーマに特に関係なくデビット・ボウイが現実感のない異質な神がかりに描>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.2

絶対的な音楽に人や町がくっついてるのがこの世界だ。寂れた港町も、時代錯誤な不良も、音楽オタクたちも主役じゃない。
小学生の時にやって教師にどつかれたリコーダー吹きながら走りをこれでもかと見せつけてくれ
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.5

漫画のように進む展開がおもしろい。ペドゥナの動きってぎこちなくてコミカルだね。

復讐者に憐れみを(2002年製作の映画)

4.0

思いの外淡々としていたように感じたのは、おそらくだいぶとお酒が入って鑑賞したからだ。復讐三部作は、オールドボーイと親切なクムジャさんを10年前に観て以来だった。
たまに下手くそにバイオリンを引っ掻いた
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

5.0

スクールカースト云々や力関係のお話にはうんざりするから、そんなもんを無視してしまう歌のエネルギーを見に浴びて何とも幸せな気分だ。
今も高校生の時も僕は傍観者だったけれど、一緒に終わらない歌を歌いたい。

空気人形(2009年製作の映画)

4.5

人間が取り巻かれた環境の中でモノになっていくなか、人間の作り出したラブドールが人間になっていく。彼女が人間になっていく中で、周りの人たちの空虚さがあらわになっていく。
虚飾のない残酷さのある切ない話だ
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定められし運命(2012年製作の映画)

3.5

日本でいうところの終戦記念日のドラマ的な印象のする作品。
愛や家族を国家で管理する気味の悪さは存分に感じられる。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

劇場の隅々にあるすすり泣きの数だけ個人的で小さな計り知れない不幸があるのだろう。

コレクター 暴かれたナチスの真実(2016年製作の映画)

3.2

悪は裁かれてほしいってのは皆が思っているからこういう映画は観ていてハラハラするのだろう。

メメント(2000年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

わくわくと意味わからなさが同時におしよせてきた。しかしら途中まで時間が巻き戻ってるのがわからなかった自分へのショックが一番大きかった。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

休日に北欧家具を磨く不眠症の僕には脳汁ドバドバな作品だった。

天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.0

父と子や、戦後社会の俗悪さなど多分なテーマがあるが、テーマに溺れることなく面白い話になっている。

戦火の愚かなる英雄(2013年製作の映画)

3.5

戦時にはいろんな悪徳があるが、これもその1シーンだ。

ブラックブック(2006年製作の映画)

4.3

長い作品ながら常に予想を裏切るサスペンスの連続で飽きさせない。ナチス、連合国、レジスタンス。市民と軍人。オランダ人、ドイツ人、ユダヤ人。征服者と被征服者、抵抗者。男と女。登場人物たちはさまざまな性質の>>続きを読む

執行者(2009年製作の映画)

4.0

人の死と向き合うことで変わっていく人たちを丁寧に描いている。

グレイトフルデッド(2013年製作の映画)

3.0

これはなに映画なのか答えは出ない。一新教の宗教と個人との戦いを擬極的に描いているかもしれないけど、ギャグ映画なのかもしれない。

拷問男(2012年製作の映画)

3.5

こういう映画はストーリーを観ればよいのか、描写のこだわりを意識したら良いのかわからなくなる。
しばらくは炙りサーモンはいらないです。

マトリックス(1999年製作の映画)

4.5

僕の記憶の中ではアンダーソンくんのおへそに入れられた虫はもっとグロかったぞ。