nobuoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

【加筆再投稿】
巷で話題の「ゲゲゲの鬼太郎」前日譚。実は初報時から目を付けていた作品で、その理由は「鬼太郎父が主人公=御歳80近い野沢雅子さんがまた新作主演を!?」と謎の期待を抱いたから。結局父=野沢
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CUTIE HONEY キューティーハニー(2003年製作の映画)

1.4

倖田來未の主題歌でお馴染みの庵野秀明版キューティーハニー。OP他、要所要所に挿入されるアニメパートでは今石洋之風味が炸裂。

ごめんよ庵野監督!挑みたかった事(アニメ表現の実写落とし込み 監督曰く「ハ
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機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 鳴動の宇宙 HDリマスター(2020年製作の映画)

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SEED総集編OVAの3本目。
過去2作と比較すると本作が一番上手く纏まっている。端折り方の不自然さが少ない気がした。
戦闘面では特にフリーダムvsプロヴィデンスが素晴らしい。元々綺麗な作画だったのか
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.7

ガリレオ劇場版3作目。原作は未読。『探偵ガリレオ』『予知夢』『容疑者Xの献身』は読みました。
ドラマ版のノリを少々引き摺り気味だったので、「真夏の方程式」くらい落ち着いたトーンの内容でも良かったような
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機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 遥かなる暁 HDリマスター(2019年製作の映画)

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SEED総集編のHD版2作目。純烈元メンバーの小田井涼平氏も敵ガンダムパイロット役で参戦。
作画崩れが目立った1作目と比較すると大分鑑賞に耐えうるクオリティ。特に漂着後のカガリとアスランが猛烈に綺麗に
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機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場 HDリマスター(2019年製作の映画)

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約十年前にTV版を観て以来久々のSEED。フリーダム公開前にぼちぼち予習しようと鑑賞。TV版ファン/手っ取り早くSEEDシリーズを追いたい人向けのOVAという位置付けと思われるのでやむを得ないが、1〜>>続きを読む

ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

3.7

※ 過去に観た映画史上最も生々しいモザイク無しMAX DANKONが映るので、抵抗ある方はご注意を!

北欧SFスリラー。原作小説はかなりの古典(初版1956年)らしい。
恐らく原作は哲学要素強めで
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.5

ロバートロドリゲスがフィリップKディック的な作品を撮ったら……?的なSFサスペンススリラー。「プリズンブレイク」のマホーンことウィリアムフィクナーが敵役だと知り鑑賞。色気が凄いっす。

物語上の突っ込
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劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇(2009年製作の映画)

3.8

グレンラガン劇場版後編。シンエヴァ+Gガン味を感じる。
上映時間内におけるスケール・展開のインフレっぷりは今年鑑賞した映画……いや今まで鑑賞した映画の中でNo. 1かも?
暑さで全力一点突破……という
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.9

イコライザー3作目。今でも1を映画館で観なかったことを悔やんでいる。
今作で俺たちのマッコールさんの活躍も見納め……だと信じたくない!幕間のエピソードでもいいから見せてくれ!

最近の大作映画が比較的
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ガールズ&パンツァー 最終章 第3話(2021年製作の映画)

4.0

公開時リアタイで観なかった3話、今更ながら鑑賞。久々に見る(聴く)あんこうチームの掛け合い、滅茶苦茶安心するな……。

明らかに3DCGの出来がTV版より向上していて、全く違和感を覚えさせない。凄い。
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ガールズ&パンツァー 最終章 第2話(2019年製作の映画)

4.0

過去鑑賞。こちらもマーク漏れ。
1話〜2話の期間が空きすぎ+スピンオフ漫画が少々粗製濫造気味になり、この辺りで一度ファンを引退しかけた(関連書籍を全て手放してしまった。猛烈に後悔している)。とはいえ作
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ガールズ&パンツァー 最終章 第1話(2017年製作の映画)

4.0

過去鑑賞。なぜかマークを忘れていた。
……え、もう六年前なの……?

劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇(2008年製作の映画)

3.7

今更ながら初鑑賞。TV版は未見。この頃はまだTRIGGER発足前だったんですね。
一部のキャラクターの運命とラスボスの声優以外は一切の知識を持たず観たので、ロボのデザインに驚き。マジか。先鋭的すぎる…
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.6

BLM運動(或いはその発端)を題材にした短編作品。

メッセージ性が強烈すぎて、娯楽性のあるループ物との相性があまり良くないような……?
メッセージ性を強く推し出すならば映画自体を無理にフィクションに
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新少林寺/SHAOLIN(2011年製作の映画)

3.8

「レイジング・ファイア」のベニーチャン監督作ということで鑑賞。原作は未見。

敵役:ニコラスツェーがあまりに一人だけ美し過ぎ・ジャッキーチェンがあまりにジャッキーチェン過ぎ等々、各所でリアリティライン
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.7

ルッソ兄弟が手掛けたアクション大作。一時期ネトフリオリジナル映画は暗めで小規模なSFばかりだな……と感じていたが、今では本作やタイラーレイク、6アンダーグラウンド等の快作を観ることができて嬉しい限り。>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

(加筆再投稿)
ジョン・ウィック待望の最新作。
意外と変じゃない日本描写・準主役でもあるドニーさんの活躍とキャラ立ち・終盤の階段シーン以後に訪れる香港映画的(挽歌的?)展開=熱い漢たちの友情が炸裂する
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.6

ヴァイオレットエヴァーガーデン、アニメ版完結編(?)。サブスクの日本語字幕機能付けながら観ちゃダメです。致命的なネタバレを踏みます。

無論映像は美しい(特にクライマックスの波)。TV版エピソードとの
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.7

ヴァイオレット・エヴァーガーデン劇場用作品一発目。皆さんタイトルどうやって略してます?上手く略せないから毎回「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」って呼んじゃいます。語呂の良い名前って良いな。

あくま
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おやすみ オポチュニティ(2022年製作の映画)

3.9

90日(火星換算)間のミッションを全うする……はずが5000日以上も稼働し続けた探査機のドキュメンタリー。
事実は映画よりも奇なり……!としか言えない。過剰演出もなく様々な事績、そして火星探査の意義に
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天狗飛脚(1949年製作の映画)

4.0

べらぼうに脚が強い飛脚が主人公の痛快人情時代劇。俺がこれまで観てきた邦画の中で最古の作品(1949年公開。次点は1954年公開の初代ゴジラ)。GHQの検閲マーク?みたいなものが付いてました。

噂に違
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.1

インド産アクション大作。
これは良い快作!!ムーア・ブロスナン版007風味の荒唐無稽さ+(冒頭のみ)HiGH&LOW的な見栄の切り方とキャラソン……もうお腹いっぱい。
今年劇場で鑑賞したアクション映画
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

オスカー受賞作。リアル友人に「人生最高傑作!」と言う人も居れば「論外」と断ずる人もおり、話題に出すだけで荒れることも。ここまで周囲の見解が真っ二つに分かれる映画は珍しい。かくいう俺は……ごめんなさい、>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

実写版5部作完結編かつ最終章後編。原作未読です。
おぉ、諸々物足りなかった「Final」とは見違えるような出来だ……!本当に同じスタッフが造ったのか!?
高橋一生・村上虹郎ら新キャストの抑えめな演技、
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.6

るろ剣完結編2部作の前編、ようやく鑑賞。原作は未読なので再現度の高低は不明。
「京都大火編」はこの10年以内の邦画アクション最高傑作だと思ってます。次点はハイロー2。残念ながら(俺の中では)本作は京都
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.5

1より敵の数・スケール・グロさを増した「足し算方式」の2作目。
前半の海底パートはステイサム作品らしからぬ怖さなものの正直飽きる。とある人物の圧壊死亡シーンはトラウマものだったが、それ以外は特筆すべき
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.0

今更ながら鑑賞。
好きな押井守作品は大抵伊藤和典が脚本を務めているので、脚本家としての押井守を今まであまり信用してこなかった。その考えを改める必要がありそうだ……!

加筆します

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

吹替芸能人声優は問題なく良かった(そもそも仲里依紗は「時をかける少女」の時点で上手い)。ジャニーズによる日本語版主題歌も一応、下町兄弟「WAR WAR!STOP IT」をリスペクトしていると言えなくも>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.9

一時期話題になっていた中国製長編アニメ映画。
可愛くシンプルな絵柄に似合わず、アクション映画としての魅せ方が秀逸すぎる。スピーディーかつダイナミック、各能力の明快さと面白み、そして各々の位置関係把握の
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特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

3.7

痛めていた腰が復活したので徐々に映画館通いも復活させます。次は「ビースト覚醒」を……!

「響け!〜」シリーズ3期に繋がるであろう中編映画。先輩引退後、遂に部長に就任した久美子の奮闘が描かれる。
つま
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バック・イン・タイム(2015年製作の映画)

3.5

「BTTF」関係者とファンの証言を交えたドキュメンタリー。以前本作のDVDとBTTF関連書籍をセットにしたモノを本屋で見かけたような……?
ドキュメンタリー映画としては今一つ、といったところ。映画制作
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劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

3.7

久美子2年生編のエピソードが描かれた一本。「リズと青い鳥」はこの幕間エピソードに当たるわけですかね。まさか希美・みぞれの二人とも台詞無しとは思わなかった……その分演奏で魅せてくれたけれども。この割切り>>続きを読む

ファイブスター物語(ストーリーズ)(1989年製作の映画)

3.9

漫画『FSS』一巻を見事に纏めた劇場版アニメ。ドリパス再上映企画にて7年振りに鑑賞。
アマテラスとソープの関係性等、少々(かなり?)ややこしい諸々の描写が原作よりもわかりやすくなっている。専門用語は思
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劇場版 Gのレコンギスタ V 死線を越えて(2022年製作の映画)

3.7

Gレコ再編集版完結編。TV版で不足していたルイン・マニィ周りの心情描写、ベルリの葛藤が増されていた印象。ベルリの「天才ゆえの底知れなさ」的な部分は後退したが、劇場版の描写の方が好みだな。
勿論戦闘描写
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