lynnさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

プルートで朝食を(2005年製作の映画)

3.0

アイルランドの小さな町に住むパトリックは生まれてすぐに教会の前に置き去りにされ、養子に出されてからも数々の困難に直面しつつも明るく生きる女装青年の人生を描いた作品。

正直いうとよく見るストーリー。
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.9

149分の長さを感じさせないテンポの良い展開と映像で隙のない作りがさすがです。
デヴィット・フィンチャーらしい一定なトーンが続くのに中弛みしない。

エイミー劇場を見せられましたね。
ロザムンド・パイ
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.2

過失傷害を問われ、少年院に送られることになった4人の少年たちは看守からの暴力•虐待になすすべもなく心に深い傷を負う。
出所から14年、復讐が始まる。

観始めて少しした所で『これ観たことあるな…』と。
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎるという理論を証明するため実験をする仲間4人を飲んだくれになるにもかかわらず、淡々としながらストーリーが進んでいく。

当たり前なんだ
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マーダー・ミステリー2(2023年製作の映画)

2.9

1が面白かったので続編も楽しみにしてました。
アメリカンコメディが爆発し過ぎてて疲れてる時に観るとちょっと付いていけない…
余計疲れちゃった。

でも規模は大きいし、ボリウッドもどきな楽しさはあるし、
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

2.9

ドラッグクイーンの息子が亡くなってから、母は強しがメインストーリー。
彼氏のネイサンが攻撃的過ぎて前半はあまりハマってなかったんですが…
泣きましたね。

本当は死ぬ前になんとかしたかったよね。
だか
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.8

9.11のテロリストとして疑われ、収容され続けたモハメドゥ•スラヒの手記の映画化。

アメリカの闇ですね。
グアンタナモ収容所が閉鎖されていないことが黒すぎる。
オバマ政権でも7年収容されていたんだか
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.6

元ナチス兵のバート•トラウトマンがイギリスのマンチェスター•シティのサッカー選手となった実話ベースの作品。
戦争で鉄十字勲章まで獲得してますが、『選べなかった』と。
それが戦争なんだろうな。
ナチスな
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.2

アクションシーンはダンサブルな感じもありつつ、速すぎちゃって追い付けないけど観てて楽しい!
まひろのあるアクションシーン、
友人がしっかり観てて聞いただけでカッコいい。
確認したーい!
とにかく2人が
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8月の家族たち(2013年製作の映画)

2.9

コメディだから笑えるのかと思って見たら
ブラックコメディだったので苦しくなりつつ、嫌いなトーンではなかったので観れちゃいました。

家族とか親類とかって結構容赦ないよね。
なのに、互いに見栄張りたがる
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.6

ユートピアスリラー!
『ビバリウム』を思い出した。ビバリウムほど、不気味さはないがオシャレな作り。
冒頭の車で出勤する夫たちのシーンがカッコいいんだけど、
完璧に幸せそうなのって違和感しかないよね。
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エヴァの告白(2013年製作の映画)

2.3

ちょっと暗い作品が観たくなって選んでみた。

悲惨な境遇なのはわかるんですが、
描写でも展開的にもさほど主人公の苦悩が伝わってこなかったかな。
強くあろうとした…というのにも説得力はない。
タイトルの
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

2.6

iPhone映画で有名なショーン•ベイカー監督ですが、今作は最後のシーンだけだったようです。
ちなみにディズニーには無許可だったらしい。

邦画にも似たような作品があったような気がしますが、子役にここ
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レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.5

『少女は純粋で残酷な怪物になる』
このキャッチフレーズに惹かれていた作品。
時間もキャストもストーリーもコンパクトながら、描写と演技力のインパクトは大きかった。
フローレンス•ピューの声も好きなんです
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ヒート(1995年製作の映画)

3.2

男くさい…
いや、漢くさいカッコよさが際立っていました。
熱い熱い。
ロバート・デ・ニーロに感情移入しちゃう作りでしたね。

2時間50分と長い割に、話は駆け足な所がありますが、抜けてる部分を後から補
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ザ・タウン(2010年製作の映画)

3.8

全体のストーリーとしては聞いたことのあるような話でもある。
しかし一人ひとりにドラマがある脚本と緊張感のある描写はスリラーとしてもハラハラしながら観れた。
タイトルバックまでのスピーディーな展開もカッ
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キング(2019年製作の映画)

3.1

シェイクスピアの戯曲が原作の作品。
製作にブラッド・ピットの名前があります。
最近こっちのが多いね。

自由気ままな生活をしていたが父ヘンリー4世の逝去、継ぐはずだった弟も亡くし、若いながらヘンリー5
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.6

優しいというか、柔らかい作品。
祖父母の家にあった縁側に居るような気持ちになりました。
原作は未読。

内向的でコミュニケーションが下手そうな芦田愛菜。
めちゃくちゃ上手い。
『もっと上手く喋れるじゃ
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ドラキュラ(1992年製作の映画)

2.3

監督がコッポラで主演がゲイリー・オールドマン。
そこにアンソニー・ホプキンスと若きキアヌ・リーブス、ウィノナ・ライダーってだけでも豪華よね。

衣装は賞獲ってるくらいだし、美術も凝ってる様子。
棺が美
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

2.5

とにかく終始
『痛い痛い痛い痛い!』

パルムドール受賞作品のフランス映画。
見落としてた制作国。
静かで平坦な印象が強いフランス映画。
しかし今作はずっと刺激が続く展開なので、今までと違うと思ってた
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.2

ホラーを見せながら現代社会へのメッセージ性がジョーダン•ピールらしい作品ではある。。
しかしホラーテイストの方向が得意ではないジャンルだったのでダレた所はありました。

『見世物』の抵抗。
見世物側か
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

やはりA24よりもブラムハウスが好きだ!
面白かったです!

アメリカの実話のようなサスペンス要素もありつつ、ホラーもやりすぎてない感じがちょうど良く、スリラーでもありハラハラさせられた。
バランスと
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トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 2(2012年製作の映画)

2.8

ヴァンパイアになって性格がキツくなっちゃって更に共感できず。
バトルシーンも多めだから観てこれたシリーズ。
ヴァンパイアが俊敏なのですよ。
あとはキャストの美しさ。
陽射しを浴びると溶けずに美しさ倍増
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トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 1(2011年製作の映画)

3.0

映像もギャラもお金かかってます。
確かに当時から名前だけは知ってたもの

ついに結婚しちゃったよ。
戸籍どうなってるの…とか覚醒してきちゃってダメだ。
観てるだけでいいのに。
とにかく余計なこと考えず
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エクリプス トワイライト・サーガ(2010年製作の映画)

3.2

やっと!!!!!!
ジャスパー役のジャクソン・ラスボーンのマトモな出番というか、見せ場と言っていいのか。
過去もちょっとあったりね。

なんとなくフィフティシェイズ~シリーズを感じさせると思ってたら、
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ニュームーン トワイライト・サーガ(2009年製作の映画)

3.0

狼人間が出てきて三角関係。
ムキムキ筋肉の短髪でかっこよくなっちゃって。

すごく面白いって訳ではないのに
続きが気になる作りと終わりかた!
公開当時じゃイライラしちゃってただろうね。

ヴァンパイア
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トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

3.4

最近観る映画がハズレばかりなので、内容より目の保養目的で選びました。
ジャクソン・ラスボーン目当てにマイリストに入れてたのですが、美しさとダークファンタジー調でなかなか楽しめました。
ロバート・パティ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

2.4

原作未読。
職業、住まい、人にも執着がないが、誰とも平等に接し優しさを与えるので人を惹き付ける魅力のある、ちひろさん。
引きこもる時もあり人間味もある。
それでもやっぱりやりすぎで嘘臭い。
お風呂も死
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

2.5

とにかく最初から最後まで胸糞悪い。
SNSで晒すとか、全部一緒にしちゃよくないが一部のYouTuberとか毛嫌いしているので、
余計に観てて不快でしかなかった。

話の作りも持っていきかたも問題提起も
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PLAN 75(2022年製作の映画)

2.5

75歳から生死の選択ができるPLAN75という制度が施行されるシビアなディストピア。
目をそらしながら観た。


広範囲からPLAN75という制度がみれる作りなので、考えさせれるし意味ある作品ではある
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.0

青春真っ只中の少年が完治が難しい病気を『治す』ではなく、『うまく付き合う』という生き方になるまでのストーリー。
病気の苦難、差別、
治療での葛藤。
希望を持つ事への恐怖。
苛立ちと将来への不安。
病気
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

2.8

内容も、俳優も振り切っていてブッ飛んでいて満足。
ずっとそんななのでシラケる場面も多いですが、
気にせず流して観よう!

山本耕史のキャラクターが一番オイシイ。
と、いうかよくやった!
股間に馬がいる
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運び屋(2018年製作の映画)

3.3

80歳代で麻薬の運び屋となったレオ•シャープの実話に着想を得たストーリー。

作品ではクリント・イーストウッドが90歳の自由気ままでありながら孤独な様を痛々しくもあり切なくもありで演じられてます。
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

4.2

『映画じかけの倫理学』という本を読んでから観たいと思っていた作品。

伝説的な天才作家ウィリアム•フォレスターと文才のある黒人少年ジャマールが、最悪の出会いから人種も年齢も越えて友情を育み、互いに成長
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ノイズ(2022年製作の映画)

2.7

豪華なキャスティングのわりに何とも地味な印象を受けるエンタメ作品。
島の設定が閉鎖的でそうさせるのかも。
間違ってはいない作りではあるんだろうな。
真剣に観るほどではないが、漫画っぽさがあって嫌いじゃ
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レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

1.8

これはホラーでいいんだろうか。
むしろホラーテイストにしていいんだろうか…

結局は認知症の現実をホラーテイストにしてるんですよね。
描写は汚くて苦手だし、話もホラーとは違う恐怖で苦手。

孫が一番怖
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