このレビューはネタバレを含みます
ペイモンつくれるもん
心待ちにしていたGWは、2年連続となる緊急事態宣言発出下の状況で迎えることとなった。
店もやっていないので、昼から実家のリビングでビールをあおりながらマーベルスタジオのドラマ>>続きを読む
アクション全振り超大作
ここ最近の漫画の実写化作品で最も評価されていると言っても過言ではないこの「るろうに剣心」シリーズ。
最大のポイントは、というよりそこだけなのだが、何せアクションシーンの仕>>続きを読む
ブラムハウス流「君の名は」。
ホラー映画を中心に勢いと知名度を増すブラムハウスの最新作は、「ハッピーデスデイ」に続いての抜擢となるクリストファーランドン監督による入れ替わりスプラッターコメディ。>>続きを読む
マンの意志を継ぐもの
三度の緊急事態宣言を受けて休業が決まった都市圏の映画館。
辛うじて対象外となった神奈川ですけれど、興行法のもと、圧倒的な換気性を誇りかつどう考えても飛沫など飛ばないはずの映画>>続きを読む
チャリパク映画の金字塔
なんとなく観たかった今泉力哉監督の「街の上で」。
これまでも話題になっていた「愛がなんだ」や「アイネクライネナハトムジーク」「his」なんかも気にはなっていたけど見事に全て>>続きを読む
偉業×偉業×ギャグみたいなエンドロール
超話題作「JUNK HEAD」を鑑賞してまいりました。
何が話題なのかというと、今作、いわゆるストップモーションアニメと呼ばれるカテゴリの映画なんですけれど>>続きを読む
ババアのソロキャン△
先のヴェネツィア国際映画祭では金獅子賞を受賞するなど数々の賞レースを席巻し、今年度のアカデミー賞作品賞の大本命と目される今作。
さらに今作を手がける中国人監督クロエジャオさ>>続きを読む
大泉洋のお仕事映画
本年度は、いまいち洋画の大作が冴えない中で奮闘する邦画の大作たち。
そんな中、「桐島、部活やめるってよ」や「紙の月」でお馴染み吉田大八監督が手掛けた、出版社内での派閥争いとい>>続きを読む
営利誘拐サスペンス映画の金字塔
三十郎シリーズから一転、黒澤明監督による現代劇の超傑作「天国と地獄」。
時代劇のイメージが強い彼だが、現代劇、しかもサスペンス映画であっても完璧に仕上げてきた。>>続きを読む
スプラッター邦画の始祖
なんか、毎週末雨が降ってるな。
3月の昭和日本映画特集も佳境、引き続き黒澤明監督の時代劇を観てみようということで「椿三十郎」。
一応、前回観た「用心棒」の続編であり、主人>>続きを読む
シン・フロンティアスピリッツ
エヴァと続けて鑑賞してまいりました、今年度アカデミー賞でも主要な賞での受賞が有力視されている今作。
1980年代、韓国からアメリカへ移住してきた家族が、念願の農業で>>続きを読む
お疲れした
ここ最近は狙い澄ましたように土日に災害級の豪雨が降りますね。
なので毎週出先で傘買ったりしとるんですが、しかし何故か家の傘の量は常に一定。
なんで傘ってあんなに無くなるんでしょう。>>続きを読む
世界で1番面白い映画
昭和日本映画特集、黒澤明監督の4本目はおそらく世界で1番有名な邦画の大傑作「用心棒」。
世界のクロサワ、そして世界のミフネとしてその名を知らしめた問答無用の娯楽アクション大作>>続きを読む
活劇映画のお手本
昭和日本映画特集、黒澤明監督の3本目はスターウォーズの元ネタとしても有名な冒険活劇「隠し砦の三悪人」。
数ある黒澤作品の中で特にエンタメ性に富んだ作品で、分かりやすいストーリー>>続きを読む
射られるスーパースター
昭和日本映画特集、黒澤明監督の2本目はお馴染み三船敏郎主演のちょっぴり風変わりな面白時代劇の傑作、「蜘蛛巣城」。
実は今作、シェイクスピアの有名な戯曲「マクベス」を日本の>>続きを読む
世界を獲ったマチ子の眉毛
3月いっぱいは引き続き、昭和日本映画特集を頑張っていきたいということで、小津安二郎に続いて世界の黒澤明作品でございます。
彼の作品の特徴は斬新で妥協のない映像作りと、ロ>>続きを読む
劣化版「キックアス」
いよいよお目当て「ガンズアキンボ」。
名誉ハリーポッターとしての余生を拒むべく、自身の持つダニエルラドクリフ像の解体にいとまがない彼が今回演じたのは、両手に拳銃を縫い付けら>>続きを読む
ビリーワイルダーの末裔
成人男性が一人で乗り込んだ「ライアー×ライアー」。
前情報は森七菜が出ているということのみ。
タイトル的に森七菜が父親を探すべくプロのライアーライセンスを取って冒険する話>>続きを読む
ガラ悪い時の役所広司
2月にサボり過ぎたので、toho川崎に真昼間から乗り込み一世一代の3連戦を仕掛けた本日。
というのも、ほんまは3本も観るつもりはなかったんですが、今作と「ガンズアキンボ」の>>続きを読む
秋刀魚を食べろや
昭和日本映画特集5作目にして小津安二郎特集のトリを飾るのは、そんな巨匠の遺作となった今作「秋刀魚の味」。
内容はこれまで小津が描いてきたようなスタンダードな親子の物語なのですが>>続きを読む
ドアホ映画の金字塔
昭和日本映画特集にして小津安二郎特集の4作目は、彼のキャリアにおいても一際異彩を放つ、と言われている、今作「浮草」。
先に言ってしまうとめっちゃ面白かったです。
あらすじは>>続きを読む
戦前戦後、連続性と非連続性の物語
昭和日本映画特集かつ小津安二郎特集かつ紀子トリロジーの三作目は超絶神格化ムービー「東京物語」。
オーソンウェルズの「市民ケーン」やヒッチコックの「めまい」辺りと>>続きを読む
MC紀子、また嫁に。
昭和日本映画特集、そして小津安二郎特集第二作目は、NCU(紀子シネマティックユニバース)に位置付けられ紀子トロリジーの二作目としても名高い「麦秋」。
父子家庭で親子の関係に>>続きを読む
ジャパニーズヒップホップの始祖
3月は何観ようと思い、そういえば最近邦画を全然観てなかったなということで、ここにきての昭和日本映画特集。
邦画はダメだと言われる昨今ですが、本当にダメなんでしょう>>続きを読む
嫌いな奴おらんやん系ムービー
ウェスアンダーソン特集ラストは、子ども達の一夏の駆け落ち大活劇をこだわりの構図で描いたエモエモのエーモンドな作品「ムーンライズキングダム」。
「スタンドバイミー」とか>>続きを読む
どうしようもないから観てしまう
ウェスアンダーソン特集の3作目は、デタラメ船長の海洋アドベンチャーっぽいものを描いた「ライフアクアティック」。
とても好きな作品です。
海洋探検家としてドキュメ>>続きを読む
タイ発、断捨離エンタテイメント
これも去年わりと話題になった見逃し作品。
最近「バッドジーニアス」なんかもヒットしていましたね、遅れてやってきたタイ映画。
今作は、北欧留学から帰ってきて、現地で>>続きを読む
今年1番の衝撃、天才による純セルフプロモーション映画
えらい作品だったと思います。
MOOSIC LAB2019年の出品作「眉村ちあきのすべて(仮)」。
MOOSIC LABとは、音楽×映画とい>>続きを読む
フランス発視線映画
今日はウェスアンダーソンはお休みして、映画館にこもって立て続けに3本、去年見逃したシリーズを観ます。
一作目は「燃ゆる女の肖像」。
去年末にやっていて、非常に評判が良かったの>>続きを読む
何も無いけど何かある、ルックで引きずる110分
ウェスアンダーソン特集2作目は、変人天才家族の再建をボヤ〜っと描いた「ザロイヤルテネンバウムズ」。面白いですよ。
あらすじは10代にしてそれぞれ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
時間と文化とジェンダーと
やっぱりタイトルとイメージからなんとなく敬遠しておったのですが、あまりの評判の良さについついおひとりさま鑑賞。
良い意味で、思いっきり期待を裏切られてしまいました。>>続きを読む
シュールで熱い横スクロールコメディ
平日の中休み、とてもありがたい。
ありがたがるだけで特に何をするわけでもないけれど、チョコブラウニー片手に自宅で映画を観ておりました。
チョコブラウニー買うと>>続きを読む
西部劇の集大成的大作
ずいぶん前に取り扱った西部劇シリーズ。
初めての鑑賞だったので、有名どころのジョンフォードやハワードホークスを半月くらいかけてちょこちょこ観ておりました。
早い話が、ジョン>>続きを読む
圧倒的に不出来な快作
近くのミニシアターでたまたまポスターを見ると、ロケ地が奥河内ということで興味を持って鑑賞。
出身が南河内で、高校が奥河内なのです。
パッケージのどことない土屋太鳳感と、「ト>>続きを読む
ついに旅行を扱う
ジャームッシュ三連発、ラストは「ミステリートレイン」。
グランドホテル形式、とまでは言わないけれど、同日同ホテルで過ごす3組の人々のたわいもない(一部あるんやけど)生活を描いた今>>続きを読む