福井康之さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

福井康之

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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.8

まずはじめに、調律師という人がいるのは知ってたんだけど、音楽に精通する人がなるもんだと思ってたので、この映画の主人公である外村君みたいにズブの素人が突然なろうと思ってなれるものだとは知らなかった。>>続きを読む

のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.6

とても良い映画でした。

「勝ち負けなんて関係ないんだよ。」

最後もなんだかいい感じでした。

「じゃあ、小寺さんはなんで登るの?」

もう一度あの頃に戻りたくなる映画。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.8

今回もお見事でした!
めちゃくちゃ笑わせてもらいました。

"他人より優れていることが
高貴なのではない
本当の高貴とは
過去の自分自身より優れていることにある
     アーネスト・ヘミングウ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

難解な映画だということは最初からわかってましたが、やはりノーラン監督の映画はどれも好きです。

専門的な知識はそれほどないんですが、それでも観てると気になるシーンとかカット、セリフなんかも最終的には全
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真実(2019年製作の映画)

4.6

さすがの是枝監督ですね。

「事実なんて面白くないわよ。」

全てのセリフや映像に意味が詰まってるみたいで、のめり込むように観てしまった。

「記憶はあてになりませんね。」

この映画でカトリーヌ・ド
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.4

エディ・マーフィーのドリトル先生が好きだったんで観ましたが、こちらも普通におもしろい。

俺的にクジラのシーンが好き。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8

結論として僕のとても好きなタイプの映画でした。

単に戦争映画とか、反戦映画と思って観ましたが、それよりも10歳という多感な時期の少年ジョジョがいろんな人から愛情を受け成長していく過程を、子供目線でポ
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.5

アリゾナ州の亡き父の牧場で、旧友マリアとその孫娘ガブリエラと共に暮らしていたジョンは家族のぬくもりを再び感じることができていたのだが、ガブリエラは自分と母親を捨てた理由を聞くために、ジョンとマリアの忠>>続きを読む

セーラー服と機関銃 卒業(2016年製作の映画)

2.8

あれ?続編ではないんだね。

橋本環奈と機関銃…でしたね。

ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

2.5

雰囲気が良さそうな感じしてたんですけどねぇ…ツッコミどころが笑って許せない範囲でしたので無理でした。

犯人分かり易すぎるし、伏線回収も微妙なのばかりで「なるほど!」てならないし、栞子さんの推理も最初
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夜のピクニック(2006年製作の映画)

3.2

夜通しで80km歩く高校の行事って凄いね。

「こんなふうにさ…時間が目に見えることって滅多にないよね。」

俺の高校には歩行祭なんてのは無かったけど、高校生くらいの年頃ってどんな行事でも、最初は面倒
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

ある時、男は東京都内の病院のベッドという場所で目覚めたのだが、あろうことか事の一切の記憶を失っていた

「このクソ野郎が!」

主治医の診察により、政治家になってからの記憶だけがそっくり抜けてしまって
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

4.6

ラスト・ブラッドを観るにあたって最初から観る。

タイで静かに暮らしていたランボーのもとに、またしても大佐がミッションの協力要請に来るが、ランボーは頑なに断る

「俺の戦争は終わったんだ。」

9年に
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.8

4人が12年間同じ家族を演じたというのにビックリだし、初っ端から離婚してるってのに、最後まで観ると何もかもが"大切"な瞬間だったというのが解る素敵な映画でした。

「もう少し…ながいつもりでいたのに。
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.8

三谷幸喜さんの映画は全て好きです…が、悪くはないんですけど、なんつーか…食べ過ぎて胃もたれ的な感じ?「ラジオの時間」とか「12人の優しい日本人」あたりが特に好きな僕にとってはちょっと人が多過ぎて_(┐>>続きを読む

ランボー 最後の戦場 エクステンデッド・カット(2008年製作の映画)

4.8

ラスト・ブラッドを観るにあたって最初から観る。

タイ北部のジャングルで、ボートによる運搬やヘビ狩りをしながらひっそりと暮らしていたランボーのもとに、NGOの一団がミャンマーまで船を出してほしいとの依
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

4.6

ラスト・ブラッドを観るにあたって最初から観る。

「ベトナム捕虜の調査だ。」

前作で警察相手に派手に暴れちまったことで服役中のランボーのもとに大佐が現れ、自由と引き換えにしたミッションをもちかける。
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ランボー(1982年製作の映画)

4.8

ラスト・ブラッドを観るにあたって最初から観る。

「よそ者を追っ払う法律でもあるのか?」
「俺が法律だ。」

言わずと知れたシルベスタ・スタローン代表作の一作目。自分のなかではランボーと言えば怒りのア
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.2

当時のニュースを思い出しながら観ました。

感想もなにもないですね、あのとき現場ではこんなことになってたのかと改めて知ることができで良かった。

出演者がまさにこの映画のために集まった人たちだと思える
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

もちろん前作も良かったですけど、今度の完全版?というか追加エピソード版の方が更にそれぞれのキャラクターに深みが増して良かった。

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.5

堤真一さんと広瀬すずさんてことで観たんデス!

普通におもしろかったデス!

カメオ出演が豪華すぎるんデス!

ま〜さに〜!ジャパーン…デス!

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

3.2

原作を1と2続けて読んで興味あったので、映画も1と2観ましたが、なかなか上手く作られてました。
ツッコミどころはやはり多々ありますけど、それでも充分楽しめました。

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.2

   自分は光をにぎっている

「できないことより、できそうなことから。」

  いまもいまとてにぎっている

「ここも色んな人の居場所だから。」

   しかもおりおりは考える

「まずはお客さんの
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.5

夫を亡くした資産家ベティと詐欺師のロイは、インターネットの出会い系サイトで夫を亡くした資産家のベティに近づき、投資系の詐欺師の友人と結託してベティから資産を奪おうと画策し始めるが…

「"深く想う"英
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

4.1

2027年の京都

内気で読書好きな男子高校生の堅書直実は、決断力に欠ける自分を変えたいと思いつつも、周りに流されるがままに過ごしていたある日、京都の上空から飛んできた3本足の烏に本を奪われ、追いかけ
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HUMAN LOST 人間失格(2019年製作の映画)

3.6

原作のオマージュ的なものは散りばめられてはいるものの、原作好きな人が観るとハテナ的なことになる作品でしたね。

「恥の多い生涯をおくってきました。」

脚本が冲方さんなんで難しい話だろうとは思ってまし
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.1

良くも悪くも蜷川実花監督映画。

極彩色の世界悪くはないんですけど、僕的には写真展とかにはめちゃくちゃ興味あっても、映画になると中身で惹かれるものがないと只々ワンパターンな感じになっちゃうんで正直何回
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.8

特典映像で「観客が塹壕を進む兵士と一緒にいる錯覚に陥り、戦争を追体験することが監督の狙いよ」と語られている通り、本作はワンカットで撮影されたシーンをつなげて"全編ワンカット風"に仕上げた、全てがとてつ>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.4

テレビでやってたので観た。

昔のやつがなんとなく良かったイメージなんで期待してたら残念なものでした。

なんていうのかなぁ…海が見える坂道、神社の階段、風車に灯台…ホームに似合わない一両編成のレトロ
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ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

4.1

やっぱりルパンはおもしろい。

童心にかえって楽しめるストーリーとアクション、今回はじいさまのハットとステッキがかっこよかった。

AI崩壊(2020年製作の映画)

3.2

ありきたりな展開で先が読み易すぎるけど、大沢たかおさん筆頭に役者が良かったのでそこそこ楽しめました。

「汗くさい。」

ツッコミどころは多々あれど、メッセージとしては好きな感じのものだったので良かっ
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ぼくらの7日間戦争(2019年製作の映画)

3.4

「誰も僕には興味ない。」

青春時代は人生の解放区

「"立派な大人"って、なんなんですかね?先生。」
「決まってる!目上の者にキチンと従う人間だ。」

昔のやつを現役で観てた世代なんですが、現代版も
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

4.2

「ここもね、普通の小学校だよ。」

東京の学校から、田舎にあるキリスト教の学校に転校することになった星野由良は、雪景色や礼拝など様々な環境変化に馴染めずにいたが、ある日小さなイエス様に出会った由良は"
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仮面病棟(2020年製作の映画)

3.8

医者である原作者の書いた医療ミステリーということで、原作に興味が湧いて読ませてもらってたんですが、映画も思っていたより良くできてました。

「屍人荘の殺人」の方がかなり残念だったので、なおさら良く感じ
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