RIOさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011年製作の映画)

2.8

オワコンアクション超大作3作目。

人間頑張ってんなー。

としか思えない。

サム3部作通して、やっぱり、どこまでも薄っぺらいシリーズだったなと思います。

前作よりかはマシだけど、
相変わらず、敵
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トランスフォーマー/リベンジ(2009年製作の映画)

2.4

第30回ラジー賞2部門受賞の
名作……じゃなくて迷作。

長すぎる。
前作でも気になってたけど、やっぱり長い。

カット割りの乱用と高速カメラワークが前作以上に増してて、目が超疲れた。

まさに、映像
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トランスフォーマー(2007年製作の映画)

3.0

面白いアクション映画っていうのは、
・キャラクターの魅力
・アクションの新鮮さ

この2つが最も重要な要素であり、
機械的な生物がぶつかり合うド派手なアクション、自動車や飛行機からの変形シーンなどのシ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

※ネタバレ注意

恋愛映画の大傑作。

独特の雰囲気で、一筋縄にいかない複雑な恋愛模様をリアルに描く今泉監督の作風が良い味を出してます。

まず、脚本が素晴らしい。
セリフの言い回しだったり、話す時の
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.8

世界一エロくないパンチラ

ストーリー  ★★★☆☆
キャラクター ★★★☆☆
演技     ★★★★☆
映像     ★★★★★
演出     ★★★★☆
音楽     ★★★★☆

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.6

※ネタバレ注意



ヤクザ映画を現代の日本に蘇らせた、紀伊宗之プロデューサーによる新ヤクザ映画シリーズの記念すべき第1作目。

今作からの流れが「初恋」に続いていくことに、ヤクザ映画の凄まじい勢いを
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.8

※ネタバレ注意

“素晴らしい映画”という言葉がありますが、その定義とは一体何でしょうか?

それは、
“映画だということを思わず忘れてしまうほどのめり込んでしまうような作品”
のことだと、僕は思いま
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初恋(2020年製作の映画)

4.1

やっと見れたー!
コロナが不安で、いつ観に行こうかとタイミングを見計らってたけど、上映終わっちゃう前に観れて良かった。

はっきり言って最高でした。

2003年の「許されざる者」に匹敵するほどの大傑
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.5

「台風家族」草彅剛
「半世界」稲垣吾郎
「凪待ち」香取慎吾

脱ジャニ3人の主演映画プロジェクトの中でも、一際目を引いたのがこの作品。

なにより素晴らしかったのが、香取慎吾の演技。
西遊記やらこち亀
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スウィングガールズ(2004年製作の映画)

3.9

「WOOD JOB!神去なあなあ日常」
「ウォーターボーイズ」などの、矢口史靖監督作品。

日常的な何気ない会話や仕草に些細な笑いを入れる矢口監督の作風がバランスよく作品にブレンドされててすごく良かっ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.8

「いききっちゃうんだ」

号泣、号泣、号泣、号泣。

こんなにも感動して、心震えた邦画は初めてかもしれない。
観ていて涙が止まりませんでした。

宮本と靖子、2人の魂のぶつけ合い。

“究極のエゴ”で
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第9地区(2009年製作の映画)

3.7

エイリアンの脅威ではなく人類の汚い欲望を醜く描いた問題作。

エイリアンの知能の低さを利用し、標本として解剖実験をしたり、新たな生命を焼き払ったり、やりたい放題。

それを、エイリアンの視点で映すこと
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.1

日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作。

海外では、政治について描いた社会派映画はたくさんあるけど、日本では極めて珍しい。

こういう作品に出ると、メディアから反政府のイメージがついてしまって、政府系広
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.8

※ネタバレ注意



致死率90%のクリピンウイルスの脅威に打ち勝てず、9割が死滅した人類。

生き残った人類のうち98%は、紫外線への耐性を失い、凶暴化し、

並外れた身体能力で人間を襲うダークシー
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.7

※ネタバレ注意

原作未読。

とても温かくて、心が洗われるような優しい物語。

主人公が務めるブラック企業があまりにリアルで、会社のシーンは終始胸糞だった。

こんな腐りきったブラック会社が現実にも
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ジャックと天空の巨人(2013年製作の映画)

3.4

巨人の指2本入る王冠でフィットするって、頭のサイズどうなっとんねん。

クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)(2013年製作の映画)

2.2

ダサい。

その一言に尽きる。

アクションの映し方は下手だし、会話はつまんなくて全然笑えないし、キャスティングもまったくハマってない。

特に主演の東出昌大の演技が酷すぎる。
相変わらず棒読み演技だ
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クローズZERO II(2009年製作の映画)

3.7

「新参者に鈴蘭の看板は重てぇな」

綾野剛の最強感がエグい。

正直、金子ノブアキより異様な存在感を放ってた。

そして、サイコパス感溢れる漆原を異様なオーラを纏って返り討ちにする芹沢がカッコよすぎる
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クローズZERO(2007年製作の映画)

3.8

「俺と見る景色はいつまでも変わんねぇよ」

三池崇史実写化作品唯一の成功作。

男くさくて血みどろな殴りあいばっかなんだけど、その中にしっかりドラマがあってロマンが詰まってる。

キャスティングは本当
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.6

ダサいタイトルに反してカッコいい、身の回りのものを上手く利用した思考停止系アクション。

チリトリ、眉毛ペン、トマト缶、フライパン、スプーン、冷凍ハンバーグ、などなど

そんなんで人殺せんのかよって思
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.3

※ネタバレ注意


「ルーパー」「最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督最新作。

“ジャンルミキサー”である彼の、巧みで天才的な脚本が本当に素晴らしかった。

単なる犯人探しのミステリーかと思い
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.6

最高にくだらなくて笑える。

埼玉県出身でもなければ、埼玉県に住んでるわけでもない人間から見ても、シンプルに面白いし、世界観が斬新。

特に、二階堂ふみの演技がすげー良かった。演じてる面影を感じさせな
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.1

金曜ロードショーでやってるのをたまたま観て、すげー思ったのが、
当時上映されてた時に観に行かなくてよかったなーってこと。

それほど脚本が子供向けで、ありきたりなキャラクターやよくあるストーリー展開、
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

現代ホラーの大傑作「ヘレディタリー」のアリ・アスター監督最新作。

狂ったホルガ村の文化にただただ付き合わされる上に、監督の宗教観、作家性を無理やり押しつけられ、肯定させようとしてくる147分。

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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.4

※ネタバレ注意

撮影が素晴らしすぎる。
全編ワンカット”風”の驚異の撮影技法、リアルすぎる音響により、映画だということを忘れてしまうような臨場感と心臓が破裂しそうなほどの緊迫感を生み出してました。
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his(2020年製作の映画)

3.6

今泉作品初体験。

切なくて辛い…
けど、どうしようもできない。

ゲイの方たちが抱える苦悩や葛藤を、誰しもが意識の中にある偏見と照らし合わせ、リアルに描いた作品。

会話一つ一つの言葉に重みがあるこ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

第92回アカデミー賞最多4部門受賞の、歴史に変革をもたらした快挙の一作。

建物の構図を上手く絡めるロケーションの使い方や、場面ごとのカットに合わせた音響効果と画面構成、
そして、経済格差を象徴するメ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

※ネタバレ注意

「愛は最強の力よ」

爆笑、号泣、感動。
コメディ、ヒューマンドラマ、戦争映画のすべての素晴らしい要素が集約されている。

なにより、キャラクターが本当に魅力的。
特に興味深かったの
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

1.7

原作未読です。

面白そうなタイトルに反して中身は驚くほど薄くて浅い。

てか、そもそも誰も死にたそうじゃない。

キャラクターの紹介はほとんど説明口調で、視覚的に過去を見せないから、
なぜ死にたいの
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Darth Maul: Apprentice(原題)(2016年製作の映画)

4.0

これって本当にファンメイド?

完成度高すぎでしょ。

アクションはレベル高いし、ライトセーバーバトルは純粋にかっこいい。

エピソード2のドゥークゥー戦とは大違いだ。

ダースモールの魅力を最大限に
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.0

※ネタバレ注意※

ダースモール以外、何一つ面白味が無かった
「ファントム・メナス」

臭すぎるラブロマンスが苦痛だった
「クローンの攻撃」

師弟対決に心を揺さぶられた
「シスの復讐」

スペースオ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

第64回アカデミー賞5部門受賞のサイコ・サスペンスの傑作。

アンソニー・ホプキンスのズバ抜けた演技力によって、脇役にも関わらず、主役並の異様な存在感を放ってる。

なにより、クラリスとレクターの会話
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.8

「おかえり、ダニー」

記念すべき300本目の作品は、
世界一好きな映画監督、スタンリー・キューブリックの最高傑作、
「シャイニング」の40年ぶりの続編。

生涯ベスト級に大好きな名作の続編?
最悪…
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パパvs新しいパパ(2015年製作の映画)

4.0

シンプルおもろい。

深さはないけど、キャラクターは皆魅力があって、観てて飽きないし、ずっとこの人たちのドタバタ劇を見ていたいって思うほど、愛嬌がある。

設定や展開はありきたりだけど、心温まる終盤か
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.4

「お前を抹殺する」

※ネタバレ注意

ジョン・コナーがダサい。
ヘタレだし、役立たず。

でも逆にそこが良い。

未来の人類の英雄とはかけ離れた、実はダメ人間に育ってしまったジョン・コナーに感情移入
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