RIOさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

Lights Out(原題)(2013年製作の映画)

3.8

ホラー映画「ライト・オフ」の元ネタとなったショートフィルム。

“Lights Out”

照明、BGM、カメラワーク、カット割り、様々な重要なポイントを抑えた上で、ここまでジワジワとした恐怖を作り出
>>続きを読む

スキップ・トレース(2015年製作の映画)

3.0

アクションがすごい!

良かったのはそれくらい。

全盛期の頃には劣るものの、年齢を感じさせない超人レベルの身体能力を持つジャッキー・チェンってスゲェなって思う。

けど、それ以外のドラマ部分があまり
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

“ある事件”をきっかけに警察官から一線を退き、オペレーターとして働いているアスガー。

そんなある日、彼の元に一本の通報が入る。
それは、今、誘拐されているという女性の声だった。

聞こえてくる微かな
>>続きを読む

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.4

ストーリー自体はトイ・ストーリーに似ていますが、内容はまったくの別物。

お下品なギャグが飛び交うブラックコメディに仕上がってます。

“宗教なんて幻想にすぎない”というメッセージが、ジョークの中に組
>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.8

“THANK YOU, STAN”

オープニング・ロゴの内側に映されたのは、ヒーローたちではなく、様々な”スタン・リー”の姿。

ワイルドな笑みを浮かべ、走馬灯のように駆け巡る彼の姿はあまりにも尊く
>>続きを読む

インフェルノ(2016年製作の映画)

2.4

終盤で無理やりすぎるどんでん返しがあるのですが、下手としか言いようがないほど、雑なんですよね。

一応それっぽい伏線は張ってあるんだけど、回収するのが下手だから、矛盾点がとりあえず多い。

衝撃的な展
>>続きを読む

テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

3.3

ストーリーは前作とほぼ同じだから、新鮮さは全く無いし、前作で炸裂してたくだらなさも薄まっていたから、ちょっと残念。

ラストは好きですが、正直続編はもういいです。

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.6

配役はぴったりだし、世界観は魅力的だし、現代との時代背景のギャップから生まれるシュールな笑いが最高でした。

ただ、正直1時間半もいらないかな。

30分あれば十分です。


ストーリー  ★★☆☆☆
>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.3

前半:ワクワクと興奮
後半:え…なんでこうなった?

前半は、九太と熊鉄の成長をベースに世界観とキャラクターたちを魅力的に描いていたにもかかわらず、
後半から、どんどんスケールがデカくなり、興味深くな
>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.8

オオカミ男との間に子供を育み、育てていく。

一見、ファンタジックな世界観だけど、ストーリーはいたって現実的。

子育てにおけるざまざまな選択や困難を乗り越えていく様を色々なキャラクターの視点から映す
>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

3.7

ファンタジックな世界観ながら、リアリティのある人物像を描くことによって、信憑性をより引き出していた秀作。

バカでガサツで自分の都合のいいようにしか時間を戻さない真琴。
しかし、ある日、彼女は失ってか
>>続きを読む

ファウンド(2012年製作の映画)

3.2

完全に狂ってる…

ホラー映画マニアでいじめられっ子の弟と殺人鬼かもしれない兄の兄弟愛を描いた話でもあり、これでもかとグロを詰め込んだ過激なスプラッターでもある作品。

そこらへんのクソな中身空っぽグ
>>続きを読む

アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

2.0

リメンバー・ミーを観に行った当時、同時上映があることを知らず、

あれ?入る映画館間違えた?

って思ったのを覚えているのですが、

正直、マジでいらなかったです。
地味に長い上に、アナ雪自体好きじゃ
>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.1

興行収入的にも評価的にも驚異的な記録を叩き出したアナ雪。

正直、そんなに好きではありません。

広告の暴力と言っていいほど、cmや報道番組など、宗教レベルでゴリ押ししてくるから、洗脳されてるように感
>>続きを読む

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.8

カーズ2の失敗以来、サイドキックをつとめたキャラクターが主役として出演する続編映画に不安感を感じるようになったんだけど、本作はその不安感をはねのけるようなとても良い作品でした。

なにより良かったのが
>>続きを読む

ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

4.3

モンスターズインクと同じく、好きすぎて10回以上観るほど思い入れのある作品。

ニモの大冒険!
ではなく、マーリンとドリーの面白コンビがニモを捜索するのがメインのストーリーとなっているのですが、
さす
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

“人種差別”

今までいくつもの作品で挙げられてきたテーマですが、本作こそテーマの伝え方のお手本だと感じます。

時にはダイレクトに、時にはユーモラスに、60年代のクソみたいな文化を表面的に描くのでは
>>続きを読む

モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.4

面白かった!

けど…何かが足りない…

一体何が微妙だったかっていうと、メッセージの伝え方。
ピクサー作品って、トイストーリーしかり、前作モンスターズインクしかり、ストーリーやキャラクターの行動の中
>>続きを読む

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.5

好きすぎて10回以上観るほど思い入れのある作品。

なにより魅力的なのが、キャラクター。

外面のそれぞれの特徴、内面の細かな違い、2つの面を表面的に魅せるのではなく、上手く掘り下げることで、キャラク
>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.4

まさに異次元レベルの映像体験。

アニメーションとコミックを上手く融合させた、スピーディでポップな映像に終始圧倒されてました。

オノマトペや各次元のタッチの使い分け、コミックの特異性を活用したカット
>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.8

本当に大切な才能とは?

子育てに正解は存在しない。
天才的な才能を捨て、子供らしい生活をさせるか?
平凡という幸せを捨て、才能を伸ばすために徹底的に教育するか?
どちらをとっても間違いではないのだが
>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

3.1

まさにミュージカル風の劣化版ズートピア。

トイストーリー、モンスターズインクなどの
“ピクサー”
シュレック、カンフーパンダなどの
“ドリームワークス”

この2つに続く、第3勢力として猛烈な勢いを
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010年製作の映画)

3.2

未来のしんのすけたちが出てくるっていうコンセプトはいいと思うんだけど、なんだか謎のネタバレ感があって、複雑な気持ちになりました。

知りたいようで、知りたくないような感じ。

クレしんって話が変わるご
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(1995年製作の映画)

3.4

吹雪丸がカッコいい。

戦国大合戦と同様、戦国時代を扱った話ですが、クレしんらしい下品なタイトルとは裏腹に、かなり凝った作品に仕上がってます。

なにより良かったのが、刃こぼれまでを忠実に描いた殺陣シ
>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.7

本作をまだ観れていない人に言いたいのが、本作を緊張感あふれるシリアス系の犯罪映画だと思わない方がいいということ。

警察との抗争にフォーカスさせるのではなく、家族愛に多くフォーカスさせることで、素晴ら
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

一筋縄では行かない。
けど、もがくしかない。

不条理で理不尽な世の中を素晴らしく描いた傑作クライムドラマ。

なにより良かったのが、キャラクター。
キャラクターの描き方が上手すぎました。本当に興味深
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(2007年製作の映画)

3.3

ムトウユージが監督した作品(3分ポッキリとアミーゴ)は両方嫌いですが、今作はその2作より全然良いです。

ただ、1つの作品として観ると、脚本の粗さが目立ってます。
ギャグは微妙だし、魅力的な悪役キャラ
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦(2011年製作の映画)

3.1

シャイニングのパロディネタが面白かったです。
良かったのはそれくらい。

ギャグは微妙だし、キャラクターもなんだかいまいち魅力が無い。

ラストに関しては、押し付けがましいし、どうぞ感動して下さいって
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王(1993年製作の映画)

3.5

ある意味1番しんちゃんらしい作画と世界観。

ギャグが面白いと思った瞬間はあったんだけど、ストーリーは結構子供向けだし、深さはあまり無いかな。

本郷みつる監督の作品ですが、ヘンダーランドに比べると印
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

3.8

この頃のクレしんって笑いのセンス高ぇよな
って改めて気づかされた作品。

ギャグが面白すぎて、腹を抱えて笑ってた記憶があります笑
キャラクターは魅力的だし、テンポ良いし、クレしん特有のユーモアな世界観
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999年製作の映画)

3.5

クレしん映画史上最もくだらない作品。
でもそのくだらなさがクレしんの良いところでもあるんですよね。

終始くだらない笑いが飛び交うのですが、個人的にそのギャグがかなりツボでした。

悪役もくだらなさ全
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝(1994年製作の映画)

3.7

小さい頃にアニメを好んで観ていました。少し作画崩壊してる時のクレしんも好きですが、この時のクレしんが1番好きなんですよね。

ギャグは面白いし、テンポ良くて観やすいし、インディ・ジョーンズ的なアドベン
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国(2009年製作の映画)

3.5

我を忘れて野生化していく姿にフォーカスさせ、現代の環境問題を風刺した作品。

エコに極端な考え方をもつことで、引き起こされる野生化させる野望。
現実に起こらないと言い切れない世界観に、少し怖さを感じま
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013年製作の映画)

3.6

絶対ソース溢れてるよね。

っていうツッコミは置いといて、
単純に面白かったです。

停滞していた近年のクレしん映画を盛り上げたと言ってもいいのではないでしょうか?

アクションは疾走感があって良いし
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(2000年製作の映画)

3.8

まさおくんとアクション仮面がカッコいい。

悪役は魅力的だし、ギャグは独特で面白いし、これでもかというくらいクレしんの良さが詰まった作品です。

ケツだけ歩きの大行進が面白すぎ笑
くだらなさが炸裂して
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

4.1

記憶を失うのって怖いですよね。

日頃の生活の中で、常に記憶って入ったり抜けたりするもの。
どうでもいいこと忘れてるかもしれないけど、大事なことも忘れてしまっているかもしれない。

自分に降りかかるか
>>続きを読む