RIOさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.2

「地獄で会おうぜ、ベイビー」

“ヒットメーカー”ジェームズ・キャメロンの傑作SFスリラーアクション第2作目。

一作目の、不気味でスリルな恐怖感と現実味溢れる近未来SFの世界観をそのまま引き継ぎ、ハ
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ターミネーター(1984年製作の映画)

4.0

「I’ll Be Back.」

シュワちゃんの大出世作にもなった、傑作SFアクションスリラー。

得体の知れない物体が迫ってくる恐怖感の描かれ方が素晴らしい。

コマ撮りだからこその、ぎこちない動き
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.7

1では、愛犬を殺され、
2では、思い出の我が家を燃やされ、
マフィアを達人的な暗殺スキルで殺していった男の逃亡後の話。

本作で1番嬉しかったのが、チャプター2には無かった、新鮮さに溢れたアクションの
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

アクション映画において、最も重要な要素は、アクションの新鮮さとキャラクターの興味深さ。

ベイビードライバー、キングスマン、デッドプール、などなど、
どれも、近年の中で大好きなアクション映画ですが、ど
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

1.9

ホラー映画ではなく、もはやモンスターパニック映画。

いや、コメディ映画という言い方の方がふさわしいのかもしれない。

そう思うほど、前作以上にホラーの映し方が雑になってました。

だから1ミリも怖く
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楽園(2019年製作の映画)

4.7

老害って怖ぇー。

おそらく近年観た中で最も題名と内容が一致していない作品。

楽園というより地獄だった。

田舎町の集落だからこそあるめんどくさい近所付き合いでの人間関係。

そんな中で、突如起こる
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

2.9

幼少期に観て、恐怖のあまり、トラウマになった作品。

改めて今観てみると、やっぱり怖かった。
怖いより、奇妙、不気味って言葉の方がふさわしいのかもしれない。

特にそう感じたのがミュージカルシーン。
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.6

主人公の男の子くんちゃんが、未来の妹と出会ったことをきっかけに、不思議な世界に迷い込む。
その中で、過去と未来を通し、成長していく様を幻想的に描いた作品。

日本ではなにかと酷評されているのにも関わら
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.0

犬と家族の心温まるヒューマンドラマ。

とてもいい話だし、感動するところはたくさんあるんだけど、それ止まり。

少なからず、涙は出てこなかった。

なんというか、感動はあるんだけど、心には響かない感じ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

最高。

これ以外に言葉が見つからない。

レザボア、パルプ、ジャッキーブラウン、キルビル1.2、デスプルーフ、イングロ、ジャンゴ、ヘイトフルエイト、

そして、”ワンハリ “

数々の傑作を作り出し
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人狼ゲーム(2013年製作の映画)

1.0

あまりのクソさに、何度も観るのをやめようかとしたけど、最後まで頑張りました。

このゴミ映画を最後まで観れた自分を讃えたいです。

1番驚いたのは、ゴミ映画のくせに、シリーズがめちゃくちゃ続いていると
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クロユリ団地(2013年製作の映画)

1.5

キャラクターの行動が理解不能かつバカすぎて、終始イライラ。

演技は酷いし、ツッコミどころ満載だし、観たことを後悔するレベル。

俺の時間と金を返してくれ…!

デビルマン(2004年製作の映画)

-

スコア→判定不可能。

CG、音響、演技、ストーリー、キャラクター、撮影、編集、何から何まで全部がクソです。

特に演技なんて酷すぎて、もう笑っちゃう。
星1つつけるのも、もったいないレベルのゴミ映画
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青鬼(2014年製作の映画)

1.0

日本一怖くないゴミクソホラー映画。

某大物YouTuberがステマで、このクソ映画を勧めてて、怒りがこみ上げてきました。

面白くないものを面白いと言い、ステマで視聴者に勧める
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

※ネタバレ注意
まさに、サイコスリラーコメディの
大傑作。

DC作品で史上初となる、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞(最高賞)を受賞した作品ということで、
「ワンハリ 」以上に期待が高まっていたのですが
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.5

吉岡里帆の演技が素晴らしい。
本当に見えてないんじゃないかと思うほど、焦点の合わない演技がとてつもなく上手いなと感じました。
彼女がどれだけ作品に恵まれてこなかったのかがよく分かります。

田口トモロ
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.2

“心が躍る”

とはまさにこのこと。

音楽の素晴らしさを心の底から実感した作品。

シスターたち一人一人のキャラがしっかり立ってるし、ストーリーは、ひねりは無いですが、テンポ良く描かれていて、とても
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.4

まさに人類の叡智👏

人類史上最も偉大な監督、鬼才スタンリー・キューブリックの傑作クライム。


暴力とセックスに日々明け暮れていた不良少年アレックス。

ある日、仲間の裏切りにより、政府の実験台にさ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.4

※少々ネタバレについて触れておりますので、未鑑賞の方は閲覧をご遠慮ください。

ジオラマ職人という設定を最大限に活かした、「シャイニング」を思い出させるような、オシャレで秀逸なカメラアングルと映像表現
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

賛否両論を巻き起こしているトイストーリー第4作目。

本作を一言で表すと、
ジョン・ラセター、リー・アンクリッチが作り上げてきた世界観とメッセージ性を、ジョッシュ・クーリーが根本からバッサリと切り捨て
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透明人間(2018年製作の映画)

3.8

生命の存在意義って何なのでしょう?

誰にも気づかれない…
誰にも見てもらえない…
でも、生きている。
息もするし、なにかを食べないとお腹がすく。
歩けるし、バイクの運転だってできる。

なのに、誰一
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

4.0

誰もが知る名作ホラー映画の1つ。

精巧に作られた人形の表情や体の動きの変化が非常になめらか。

笑顔から一気に怒り顔に豹変する様に、何度恐怖を覚えたことか。

ストーリーがシンプルな分、終盤の殺戮ま
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天気の子(2019年製作の映画)

3.1

リアリティというフィルターを剥がしとり、音楽での表現と映像美”だけ”で、ゴリ押ししてくる新海誠の悪い癖が、『君の名は。』以上に目立った作品。

ツッコミどころ満載な脚本とご都合主義な展開の連続に何度イ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.7

愛って一体何なのだろう…

ヨルゴス監督らしい不思議で独特な世界観の中に、現代社会の息苦しさや、世間の価値観に合わせる重苦しさ、希薄な愛情を真実の愛だと信じ込む哀れな現代人、
それらの風刺を織り交ぜ、
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ミスト(2007年製作の映画)

3.9

『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』などの傑作を生み出したフランク・ダラボン監督作。

ある日、突如として現れた謎の白い霧に覆われた世界。

スーパーに逃げ込んだ一家が目にしたのはまさに地獄絵図
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ペット(2016年製作の映画)

3.0

ペットがかわいい……

…あれ?…なんでだ?
他に良いところが思いつかねー!

ストーリーはトイ・ストーリーの二番煎じ感満載だし、キャラクターはありきたりだし、コメディは子供向けすぎて、そんなに笑えな
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.7

※少々ネタバレに触れていますので、新鮮な気持ちで観たい方は閲覧をご遠慮ください。

惜しい… 惜しすぎる!

キャスティング、演技、映像、音楽が文句のつけようがないほど素晴らしい。

ここだけを汲み
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

3つ首の雷竜王 GHIDORAH
美しき神秘の蛾 MOTHRA
空に舞う破壊の翼竜 RODAN
蘇りし覚醒の帝王 GODZILLA

四大怪獣の決戦を描いたモンスターバース第3作目。
日本では
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アラジン(2019年製作の映画)

3.7

アニメ版のアラジンはディズニーアニメーションの中でも結構好きな作品で、かなり楽しみでした。

予告編からして神作の予感がしていたのですが、予告編は嘘をついてなかったです。

はっきり言って最高でした。
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

2.8

キャラクター、演出、音楽、カット割り、編集、脚本、すべてがダサい上に雑。

キャラクターはたくさんいるのに、興味深い人物が誰一人いないし、音楽は1つも世界観に合ってないし、カット割りやキャラクターの行
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.2

日本の特撮映画界の超名作である、
「ゴジラ」
をハリウッドでリメイクした、モンスターバース第1作。

そんな本作を鑑賞し終えた時の率直な感想は、

地味…

モンスター映画にとって、モンスターのバトル
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フローズン(2010年製作の映画)

1.8

これってコメディ映画だっけ?

って思ってしまうほど、脚本がゴミ。

ツッコミどころ満載な展開の連続に、つのるイライラ。

B級映画として観れば、楽しめるのかな。

本作を観るなら、「八甲田山」を観て
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

2.7

原点回帰し、グラント博士が復活し、期待が高まっていたシリーズ3作目。

その期待を超えれたかというと、微妙…

前作同様、キャラクターのバカな行動が多すぎて、終始イライラ。
(特にヒロインが酷い)
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

2.3

スピルバーグどうした?
ってなった作品。

本作の何がダメかっていうと、ストーリーとキャラクター。

ヒロインうざすぎだし、感情移入できるキャラクターが誰一人いないし、
キャラクターのバカな行動が多す
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.5

ジュラシックパークシリーズの原点であり、最高傑作とも言える作品。

映像は今観ても全然劣化してないし、スリリングな上に、キャラクターの成長もしっかりと描いている、ほぼ完璧な作品だと思います。

パニッ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

※まだ本作を未鑑賞の方、新鮮な気持ちで鑑賞したい方は閲覧をご遠慮ください。

アベンジャーズ4作目にして最終章。

これまでの11年間、様々な作品を通して積み重ねてきたMCUの歴史がどのようなフィナー
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