碧さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

碧

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JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-(2022年製作の映画)

4.0

最近、事務所問わずダンスに力を入れているボーイズグループが多くて楽しい。

JO1のことはあまり知らなかったけれど、期待通り、初心者にも親切な構成の映画でした。

LAPONEの代表さん、良い人だなあ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

往年のミュージカル映画風なところにはあまり魅力を感じず(そもそもバックステージものにハマらないタイプ)。

ストーリーもどういう風に見ればいいのかよく分からなかった。
"そういうこと、あるよね〜(しみ
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再会の奈良(2020年製作の映画)

4.0

映画らしいかっこよさみたいなのはなくて、そのまま、田舎のまま、生活のまま、という感じで、あ〜奈良だなあ…としみじみする良い映画だった。

最初にバーンと中国の上映許可証が出て、あ、そうか、これは中国で
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ヤクザと憲法(2015年製作の映画)

3.5

0から分かる本物のヤクザ。といっても、それほど深いことは描かれない。事実関係がはっきり描かれたら、それが物証になってしまいますもんね。

そもそも、なぜ取材を受けたのかなあと思う。謝礼はなしだというし
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エブリデイ(2018年製作の映画)

3.0

『ビューティー・インサイド』を既に見ていたら、それほど目新しいことはないかな…。

男でも女でもない自我が描かれていると面白いのだけど、映像だと、どうしても、男の子の自我が色々な人の身体に乗り移るよう
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市民K(2019年製作の映画)

3.5

資本主義化に乗じて財を成した新興財閥のトップたちは、エリツィンに引き続き、自分達に都合の良い男を大統領に据えたつもりでした。しかし…その男は、プーチンだったのです。(キャー!(恐怖の叫び声))
…みた
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香川1区(2021年製作の映画)

4.0

既に『なぜ君は総理大臣になれないのか』を見ていたので、"選挙のことばかり見ても仕方がないよな、当選してからの方が大事なんだし"と思い、この映画はスルーしようと思っていた。
でも『決戦は日曜日』を見たら
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スーパーシチズン 超級大国民(1995年製作の映画)

4.0

戒厳令の時代と国光計画の時代が重なってるのか。
戦争が終わってもずっと戦争みたいなものだなあ。

地の台詞が台湾語で、北京語(外省人によって話される言葉)の台詞の字幕に外国語として<>が付けられてるの
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新しき世界(2013年製作の映画)

3.5

男も妊娠できれば良いのになあ…。
女ばっかり、不公平だ。

『神と共に』の閻魔様が、若い頃、異常なまでにかっこよかったというのは分かった。

邦画のエンドロールで、俳優の名前に役名が付いてないのが毎度
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悪いやつら(2012年製作の映画)

3.0

2012年の映画だけど、描かれている時代が80年代で、ファッションなどに時代感がすごく出てる。

楽しい話ではない。
顔を知ってる俳優さんがじゃんじゃん出てくるのは、楽しいといえば楽しいけど。
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分断の歴史 朝鮮半島100年の記憶(2019年製作の映画)

4.5

駆け足ではあるけれど、日本統治時代から現在までの朝鮮半島の歴史が分かる、教科書みたいな映画。
教科書=正解という意味ではないけれど、そんなに変な描写もないと思う。
参考書代わりにDVDを買おうかと思う
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

4.5

上手い。
現与党をディスっているようでディスっていない(他の党が良いとは言っていない)ので、反政府的というわけでもない。
秘書役の俳優が若いので、若い人が興味を持ちやすい。(若い選挙スタッフは男性ばか
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わたしたち(2016年製作の映画)

3.5

韓国の思春期もの。文化が日本に近い上に描写が上手くてリアルだから、辛い…。もう二度とこの手の作品は見ないぞ笑

そもそもジャンケンで欲しい子を取っていくチーム分け制度を何とかせんかい。

ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.5

恋愛物としてはそれほど刺さらなかった。

韓国の俳優のパートと日本の俳優のパートの雰囲気が、似てるけど決定的に違っていて、それが一つの映画の中に同居しているのが面白かった。
もしかしたら、日本の照明は
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クナシリ(2019年製作の映画)

4.5

国後島バーチャルツアーのような気持ちで観に行った。
国後島の様子が見られて、住人の話が聞ける。
めちゃくちゃ興味深い。

予告編を見て、もっと荒れ果てた土地なのかと思っていたけれど、普通に町っぽいとこ
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.0

"普通の家の人が選挙に出馬したらどんな感じなのか"というのが分かるのが面白い。

映画を見る限りでは、小川淳也氏の主張はもっともだと思うし。(映画の中で紹介されていた著書の各論は、本を読んでないから分
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スティール・レイン(2020年製作の映画)

3.5

あまり頭が回らなくてついて行けなかったけど、結構ぐだぐだだったような…。
戦争映画(軍事エンターテイメントの方)ってこういうものかな。

私は大統領の最後の台詞に「えっ? それでええんか?」となってし
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レジェンド・オブ・フォックス 妖狐伝説(2020年製作の映画)

3.5

今年の「のむコレ」で観るのはこれ!と決めていたけど、劇場に行く時間がなくて、配信で…。

個人的に、十三の容姿と行動が関ジャニ∞の丸山くんに見えて、そういう意味でも楽しかった笑

狐ちゃん可愛い。
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破門 ふたりのヤクビョーガミ(2017年製作の映画)

3.0

ジャンルが「コメディ」になっているけど、そんなに軽いノリではない。
かと言って、重々しくもないけど。

「人形浄瑠璃」とか「はり重」とか、ミナミやな〜とニヤリとさせられる。

佐々木蔵之介、橋爪功、國
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記憶の戦争(2018年製作の映画)

4.0

自分が生まれる前のことについて、どう捉えてどう向き合えばいいのか分からないことがある。

この映画みたいに、少し立場をずらして外から見てみることが、何かのヒントになるかと思って、見た。

華のスミカ(2020年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ興味深いテーマなのだけど、画面が明るすぎるのか、私の体調の問題か、途中から目を開けるのがすごくしんどくなってしまった汗 最後まで見たけど。

日本は先に台湾と国交を結んだから、横浜中華街で
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唐人街探偵 NEW YORK MISSION(2018年製作の映画)

3.5

東京MISSIONのほうが、整ってた感じはする。(日本人の価値観に寄ってるというか…)

コスプレが本領のシリーズだということは分かった笑

ソン・イーが何だかかわいくて好き。

チン・フォンのどもり
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ジョシュア: 大国に抗った少年(2017年製作の映画)

4.0

『乱世備忘』は中から撮ったものなので、実際の雰囲気は分かるけど、全体的なことが分からなかった。
この映画は順を追って外から(アメリカから)描いているから分かりやすかった。

この映画の最後で、ジョシュ
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困った時のロジャー・ストーン(2017年製作の映画)

4.0

トランプの選挙戦のブレーンの1人だけど、ウォーターゲート事件の頃から活躍(?)してた人なんだ…

『スキャンダル』で描かれていた場面の本物のニュース映像もあった。
というか、あのセクハラCEO、あの後
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監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

3.5

そんなこと言われても…という内容だけど、原子力と並んで、人間のコントロールを超えてしまっている技術の一つということかな。

問題が認識されているのだから、是正しようという動きはこれからも続いていくとは
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ニーナ・シモン 魂の歌(2015年製作の映画)

3.5

『ハリエット』を見た時に、"Sinnerman"が使われていて、この歌を歌った人のことが知りたいと思ったので。

でも、このドキュメンタリーでは、"Sinnerman"は出てこない。と思ったら、エンド
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いまはむかし 父・ジャワ・幻のフィルム(2021年製作の映画)

3.5

他国への侵略行為は、未だに現在の行為を正当化している国も結構あったり、"過去のことは仕方ない""相手が悪い国なら仕方ない"という国もある中、日本は「何をやったか知らないけどすみませんでした!二度としま>>続きを読む

グレート・インディアン・キッチン(2021年製作の映画)

3.5

何でわざわざ胸クソと分かっていて胸クソを観に行くのかなあと思うんだけど(自分のこと)。

誰かがはっきり言ってくれたらスッキリする、みたいなのはあるよね。
上沼さんが旦那さんの悪口を言ってるのを聞いた
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ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。(2021年製作の映画)

4.5

「帰国事業」なんですよね。
夫がなぜ日本にいたかと言ったら、日本が朝鮮を統治していたからだし。
でも、実際には、朝鮮南部(そのまま帰るとしたら韓国)の地方の出身者がほとんどだったとか。

軽い言い方に
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