碧さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

碧

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ギャングとオスカー、そして生ける屍(2019年製作の映画)

4.0

大阪アジアン映画祭。

タイトル通り、ギャングがゾンビ映画を撮る話。

男社会の話なので、好みかというと好みではないけど、"映画って、楽しいよね〜"と思った。
カメ止め台湾版、シュッとした幼馴染主人公
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監視者たち(2013年製作の映画)

3.0

邦画の『太陽は動かない』を観ようと思っていて、出演する韓国俳優さんの予習をしようと思い。
とはいっても、これは7年も前の映画だけど。

映画自体は、かっこよさはあるのだけど、面白みがなかった…。
ハン
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.0

分かりづらかった…。顔の区別はついているのに、グレッチェンとメーガンがごっちゃになってしまった…

事実を追っている感じで、宣伝で言われているほど痛快という感じではなかった。
面白かった(興味深かった
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

5.0

ダンスが観たくて、長い間楽しみにしてた作品。

ちゃんと心躍らせてくれて、でも容赦なくて…
(変なラブコメ演出だけ要らない。ちょっとだけだけど)

イデオロギーなんてくそったれ!
本当に悪いのは、権力
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

主人公が山田孝之みたいだなあと思っていたら、最後まで山田孝之みたいだった(←山田孝之をよく知らない私のイメージ) 

全編シリアスに感じていたから、突然のSUSHI展開に戸惑う…汗
描写からして日本文
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

自分の国の話だと、娯楽として消費してしまうことに戸惑いもあるのだけど…(解決したともいえない問題だし)
俳優は豪華だし、セットにお金はかかってるし、佐藤浩市はかっこいい。
映画の演出としても、多分そこ
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AI崩壊(2020年製作の映画)

4.0

もっと設定がゆるゆるなのかと思っていたけれど(ごめんなさい)、ありそう〜!ありそう〜!という話だった。

最後が尻すぼみかなあ…。
主人公の家族以外の登場人物の活躍や背景があまり描かれないので、群像劇
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

暴力を肯定する映画のようで受けつけなかった。

社会構造にむかつくのは分かるけど、直接何かされたわけでもない相手なのに。
せめて、"社長の会社が森林破壊や市の下水道整備に関して行なったことが、主人公の
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夕陽のあと(2019年製作の映画)

4.0

シャーロックドラマにハマっていたので、和都ちゃんとグレさんの対決が見たくなり。


過度に悪意や異常さを描いて野次馬根性を満足させるような娯楽にするのでもなく、かといって安易に良い話にしてしまうのでも
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コンプリシティ/優しい共犯(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

う〜〜ん。

葉月が、都合の良いキャラクターに思えてしまった。映画でそんなことを言ったらおしまいかもしれないけど。

もう一つ、こっちが一番引っ掛かった点なのだけど、一時的に逃げられたところで、多分逃
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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

4.0

マッドだけどだからこそカリスマにもなりうるロレンス。

アリとアウダ、2人の族長の人間らしさが好き。

女性が全然出てこないけど、エンタメとしては、変に不快な思いをさせられるぐらいなら巻き込まないで欲
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記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

山田涼介、佐々木蔵之介がメインなら、女性客をターゲットにした映画だと思うのに、女性ばかりが被害に遭い、しかも泣き寝入りしろみたいな話でえええ〜となった。

消さないと前に進めない記憶(辛い記憶)と、消
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.0

インディ・ジョーンズを見たことがなくて、何となくイメージでカウボーイだと思ってた…考古学者だったとは。

考古学者なのにむやみに破壊しすぎなんじゃ、とか、女性の描き方とか、これだけ人を殺したら少なくと
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忍たま乱太郎(2011年製作の映画)

5.0

この映画の何がすごいかというと、キャラクターとキャストの年齢がほぼ揃えてあることなんです。

キャラクター総出演な上に、年齢まで再現。これは演劇などの他の媒体ではできないこと。
原作(アニメではなく漫
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十戒(1956年製作の映画)

3.0

長い話だけれど、不思議に飽きずに最後まで見られた。
宗教的な話なので、面白いとか感動とかはなかったけれど…。

王位争いとか、気位の高い王妃の画策、王妃に焚きつけられて行動する王、などは、どこの国の話
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王と道化師たち(2019年製作の映画)

4.0

私の雑な把握力で言えば、忍たま乱太郎みたいな感じ。歴史とハッタリと迷信と良心。(忍たま好き)

チョ・ジヌン氏の温かみのある演技が好き。

『1987』の、拷問を担当した班の班長が印象的だったパク・ヒ
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スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班(2017年製作の映画)

4.0

テレビドラマみたいな映画だな、と思ったけど、"テレビドラマみたいな映画はよくない"という観点は持ってないから問題なし。

テンポよく、二転三転して飽きずに最後まで見られる。
予告編だけではそんなに惹か
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

4.0

仲良しこよしってわけにはいかないけど、1対1なら比較的友好な関係もありえる。(友好というか、取引だけど…)
これがリアルなんだろうなあ。

女の人たちはあまり深く考えず(別の次元で)テレビドラマを楽し
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金の亡者たち(2018年製作の映画)

3.0

お金に興味がなさすぎて、途中で映画自体がどうでもよくなってしまい…いやいや、ジュンヨル君を見に来たんだったと気を取り直す。

自分が、お金を愛してないからお金持ちになれない典型的タイプなんだということ
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バオバオ フツウの家族(2018年製作の映画)

4.0

描かれてることに賛成できないということで評価が低いんだと思いますが、私は最後まで興味深く観られたので、☆4 にします。

過去と現在を交差させて描いているので、事前にチラシのあらすじを読んでなかったら
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ワンドゥギ(2011年製作の映画)

3.0

普通に良い話が見たかったから見たんだけど、普通に良い話すぎて、あまり残らなかった感じ…。
色々詰め込み過ぎかな。

キム・ユンソクは『1987』のおっそろしいイメージしかなかったけれど、あれは役作りで
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春画と日本人(2018年製作の映画)

5.0

面白かった。
チーン!というベル?鈴?の効果音だけうるさくて耳障りだったけど、それ以外はとてもわかりやすかった。

反対派の人は登場しないけれど、色々な専門家の方の話があったり。
私が女性だからか、特
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.0

観たい種類の話ではないなーと思ったのだけど、チョ・ジヌン氏が観たくなってしまい。

でもやっぱり面白くなかった(笑)。映画との相性については自分の直感を信じるべきだと改めて思いました…。

独自の道を
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シネマ歌舞伎 女殺油地獄(2018年製作の映画)

3.0

仁左衛門の与兵衛には、"自分は愛される人間である"というある種の傲慢さがあって(実際問題、愛させてしまう愛嬌があった)、それが行動原理の一端を担っているように思っていた。

当時は当時でそれが現代的だ
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西北西(2015年製作の映画)

4.0

ストーリー展開というよりも空気感で見せていく感じの映画なんだけど、いつの間にか引き込まれる。

ゲイであることと、国や文化が違うことが併せて描かれていることで、人の持つ価値観というものが立体的に見えて
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生理ちゃん(2019年製作の映画)

3.0

生理は相談に乗ってくれたりはしません(汗)
もっとのたうちまわってくれる映画だと思ってたのに(笑)

山本さんが生理ちゃんを探し求める理由が心情的に理解できなかった。


ゴクドルズのドラマで好きにな
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

4.0

経済のことが分からなくても、何となくの構造は把握できるように工夫して作られていて、親切でありがたい。
実話ベースなので、すっきりした終わり方ではないですが…。
(現代の私たちは結果を知っているので、ど
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PK(2014年製作の映画)

3.0

社会風刺なのか、ラブストーリーなのか、コメディなのか、シリアスなのか、テイストが一貫しないというか、継ぎ目が唐突なのか、自分の視点が定まらず、ノリきれなかった…。

(悪い)聖職者を恐怖ビジネスとまで
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いつかのふたり(2019年製作の映画)

4.0

母娘って、距離が近くなり過ぎやすいんですよね…。女性同士だし。親子だし。

特殊な親子のようで、あるあるのようで。
結構あるあるかなあ…。
旅行行くとなんだかんだ楽しいのも、でももめ事になりやすいのも
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8番目の男(2018年製作の映画)

4.0

根本さんの字幕じゃない韓国映画を初めて見た。
韓国語は分からないから、誰の字幕でも良いのか悪いのか分からないけど…(汗)

裁判員裁判(韓国では国民参与裁判)に興味があり。

ソ・ヒョヌ氏出てるなら先
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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

4.0

映画としては『アイヒマンを追え!』のほうが好きだけど、テーマ的には、ナチスを扱ったものの中で一番観たかったもの。
戦後の一般国民がナチスとどう向き合うか。
もう少し突っ込んで描いて欲しかった気もするけ
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セカイイチオイシイ水 マロンパティの涙(2019年製作の映画)

4.0

日本とフィリピンのボランティアが、手作業で取り組んで完成させた水道建設プロジェクト。

映画は、すごくひねりがあったりすごく含蓄があったりするわけではないけれど、丁寧に作られていて好感が持てる。

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KT(2002年製作の映画)

3.0

『メソッド』に引き続き、この映画でも期せずしてパク・ソンウンに再会するという奇跡(笑)

『1987』の監督が、経緯を知るにはこの映画も重要ですよ、と言っていたので見ることに。

「KT」とは金大中の
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