ブタブタさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

新宿タイガー(2019年製作の映画)

3.0

先日東京に行った時に新宿で初めて新宿タイガーさんを見た。
昔、タイガーさんが新聞配達をしていた時期は朝早くから新宿に行く事はなかったので時間が合わず見た事がなかったので初タイガーさんだった。
新宿には
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ヒッチハイカーKAI:手斧のヒーロー、その光と影(2023年製作の映画)

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比べちゃ悪いと思うけどこのヒッチハイカーKAIの事象って《大坂なおみ》さんに対する特に日本に於ける報道や日本人の態度と構造的共通点がある様な気がする。
特に日本のマスコミ。
あんたら少し前迄大阪さん大
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

うわーアホだコイツ(笑)
味見して虚空を見つめるレイフ・ファインズの表情が何かウッチャンのコントでこういうシーンあるな~と思って要はブラックなコント。
チーズバーガーが庶民の食べ物代表みたいに登場する
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平成真須美 ラスト・ナイト・フィーバー(2019年製作の映画)

3.0

本作見て『ストレンジ・デイズ』を思い出した。
「平成から令和に代わるその瞬間、狂騒の都市を伊藤沙莉が駆け抜ける!」
って其れだけが見どころでミュージシャンがどうのとか本当にどうでもいい。
伊藤沙莉さん
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ストレンジ・デイズ/1999年12月31日(1995年製作の映画)

3.0

舞台、設定、ストーリー、ガジェット、どれも大好きな物揃いなのに肝心の映画そのものが面白くない。
見ててあんまり面白くない。
2時間25分は長すぎる。
ダラダラし過ぎ。
人の記憶や体験を体感出来るディス
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

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この映画がカルト映画にならないのは曲がりなりにもヒットして、蜷川実花と沢尻エリカって人が圧倒的にメジャーでカテゴリー的にはディズニーとか表の日が当たる世界の方に属してる(沢尻さんは過去形)人間だからだ>>続きを読む

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

4.0

2022最終鑑賞。
クローネンバーグ『コズモポリス』以来のドン・デリーロ小説の映画化。
ちょうど映画公開と同時に長らく絶版でプレミア高騰してた小説『ホワイトノイズ』も水声社から新装・新訳で復刊された。
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.5

決戦の地の台湾大学病院にて、ぽっちゃり子さんが「運命の人を探してたのよ~」ってクズオタクを電動カッターで切り刻む辺りから何か感染者のみんな楽しそうとか思い始めた(笑)
『今際の国のアリス』も大勝利だっ
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仮⾯ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

面白いかおもしろくないかと言われれば超絶面白くない。
仮面ライダーギーツがゲームの世界って設定がが悪い方向に作用してて何か緊張感というか切迫感がない弛緩した世界。
もし死んでもどうせ後で生き返るって空
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

特撮好きボンクラの意見としては何で円谷プロとタイアップして○○○○○○の使用許可を取らなかったんだろう。
全体の8割は見る価値ないゴミだけど濱田岳とか西田敏行とか全部カットして特撮シーン周りのみ残して
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キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

4.0

🎶キ、キ、キ、キングダム!キ、キ、キ、キングダム!🎶
この第1章から第4章迄はレンタルビデオで全部見た筈だけどラストにウド・キアが産まれる所しか覚えてない(笑)
早く『キングダム・エクソダス』が見たい
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バロウズ(1984年製作の映画)

3.5

この映画も今はなき高円寺の超マニアック・レンタルビデオ屋《オービス》にあったVHSで最初に見た。

ウィリアム・シュワード・バロウズ二世。
祖父のバロウズ一世は油圧式計算機《加算機》を開発。
その一族
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

5.0

世界が狂ってるならこの世界を作った神も狂っている。
しかし神は常に正しい為に神から分裂した正しい神《善神(よがみ)》が生まれた。
悪である神が災いを齎す一方で善神は悪(神)から出来る限りの善を引き出す
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殺しを呼ぶ卵 最長版(1968年製作の映画)

4.0

꒰ঌ( •ɞ•)໒꒱ 映画史上唯一の養鶏サスペンス໒꒱·̩͙
🧑🏼《社長》~👩🏻‍🦰《社長夫人》~👧🏼《夫人の姪》~🐣《細胞分裂》~🤪《研究者》~😡《労働者》~🤑《資本主義》~😍《愛欲》~😎《陰謀》~
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薄暮(2019年製作の映画)

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今年のM-1グランプリは吉本の年功序列で優勝者が決まったのでガッカリだったけど気を吐いてたのが唯一の女性コンビ、ヨネダ2000で「イギリス行って餅つきをする」ってネタが意味不明で凄かった。
それと同じ
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黒蜥蜴(1968年製作の映画)

4.5

原作・江戸川乱歩✖️戯曲・三島由紀夫✖️監督・深作欣二✖️そして黒蜥蜴・美輪明宏という最強とも言える布陣による『黒蜥蜴』🦎
石井輝男監督『恐怖奇形人間』ですらBluRayが出てるというのに本作は今に至
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.5

連載時より読んでて実写映画化発表から楽しみにしてたけど見に行くタイミングを逃し漸く鑑賞。
今や同人マンガを超えて小説・映画・アニメ等多岐に渡り完全に1ジャンルを築いたBL。
全国の女子中高生の修学旅行
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ガヨとカルマンテスの日々(2022年製作の映画)

1.0

先日東京へ小旅行に出掛けたところTwitterで本作の情報が流れて来た。
台場アクアシティで1週間限定上映で丁度上映最終日というのと豪華な特典付きに惹かれてお台場観光のついでに鑑賞。
GUNDAMBA
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乱歩地獄(2005年製作の映画)

4.0

『芋虫』
「虫の手足ってまた生えるんだ…」
戦場で四肢を失った傷痍軍人の夫・須永中尉をいたぶる妻・時子を『屋根裏の散歩者』の様に観察しているのは何故か乱歩の本名〝平井太郎〟の名を持つ男(松田龍平)
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X エックス(2022年製作の映画)

2.0

ホラーモンスターとしての「老夫婦の恐怖」を描くならシャマランが『ヴィジット』で既にやっててアレを超えては来なかった感じなので。
『悪夢のいけにえ』等70~80年代ホラー映画のみんな大好きA24による再
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.5

「地獄送り😇BLACK参上👊!!」
終わった瞬間、二時間記憶喪失になったかの様に脳味噌に何も残らない映画🧠
でもそこがいいんじゃない!(Byみうらじゅん)
何か或る意味角川全盛時代の薬師丸ひろ子・原田
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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ほぼ見る気なかったけどうちの奥さんが「仕事帰りに見るのでチケットを取れい(^ω^)」との命令が来て急遽一番近場のイオンシネマで一緒に鑑賞。
スラムダンク原作は一応読んだ程度であまり思い入れはなし状態。
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.5


「悪いのは全部 君だと思ってた
狂っているのは あんたなんだって
つぶやかれても ぼんやりと空を
眺めまわしては 聞こえてないふり
世界の終わりは そこで待ってると
思い出したよに 君は笑い出す
赤
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X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

1.0

『silent』見てて思うのは川口春奈さん演じるヒロインて紛うことなきクソ女だけど脚本や演出、周りのキャラクターによって視聴者にクソ女だと思わせない事に成功してるのが見事。
で、Xメンにおけるジーン・
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ノベンバー(2017年製作の映画)

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ワカンダすずめの2本立て(ハシゴ鑑賞)がどうにもガッカリだったので『グリーン・ナイト』
『ノベンバー』のダークファンタジー2本立てハシゴ鑑賞を決行するも『ノベンバー』は残念な結果に😑💔
ただ作品のせい
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

4.0

『エクスカリバー』ではいいとこナシだったガウェインを演じてたのは何と若き日のリーアム・ニーソンだったと『グリーン・ナイト』のプロモーションでも言ってるくらいガウェインは『アーサー王と円卓の騎士』におい>>続きを読む

永遠の831(2022年製作の映画)

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皆さんのド酷評に惹かれて配信で鑑賞。
この3DCGのキャラクターって何とかならないのだろうか。
『トライガン・マキシマム』の新アニメが正に
「コレ」で予告編見た時点でガックリ来てる。
ユラーユラーって
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

途中時代が飛んで一見意味わかんない展開になるけどストーリー自体は王道のアメリカ屋敷・田舎ホラー。
『ヘルナイト』のせいで絶対あのミュータントみたいなバーバリアンはもう一人いると思ったのにあっさり終わっ
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ヘルナイト(1981年製作の映画)

3.5

『バーバリアン』見て本作を思い出す。
『エクソシスト』で一躍世界的有名になるもその後鳴かず飛ばずのリンダ・ブレア主演。
『13日の金曜日』の大ヒットを受けて続けとばかりに往年のホラークィーン👻リンダ・
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

1.0

『ワカンダ・フォーエバー』の満足度が余りに低かったので間髪入れず上映が始まるので見ない予定だった本作を皆さんの評判もあるしやっぱり鑑賞。
以下は⚠︎ネタバレ注意⚠︎で









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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

2.0

2006年に若くして死去するも近年再評価が進み日本でも邦訳も始まり今後も続々と刊行が予定されてる黒人女性SF作家のアクテイヴィア・E・バトラーの作品にはアフロフューチャリズムやブラックフェミニズム、正>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.5

「浮気妻が詰めれば、それだけ吾郎が引いて躱す!」
稲垣吾郎演じる〈市川〉の圧倒的強者感。
この役は〈稲垣吾郎〉でなければ成立しないと思う。
『北斗の拳』のラオウとトキの最初の対決でラオウの〈剛〉とトキ
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

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田中泯流れで。
こんな早く配信が来るのは有難い。
見たいなーと思ってたけど評判が芳しくなかったので。
若い頃の北斎が柳楽優弥の第1部と晩年の北斎が田中泯の第2部。
なれど田中泯に代わった瞬間、明らかに
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陽炎座(1981年製作の映画)

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鈴木清順監督〈大正浪漫三部作〉の一つ。
一応泉鏡花原作なのね。
『ツィゴイネルワイゼン』が大好き過ぎるけど『陽炎座』はちっともなのは何故だろう。
松田優作がカッコよすぎるのと存在感があり過ぎて幻想世界
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名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

4.0

ケンドーコバヤシがすべらない話でやった『忍者』って小噺があって其れに登場する小学生時代のケンコバ少年が見た〈忍者〉(実際には公園に住み着いてるホームレスの老人)がどうしても田中泯で脳内再生される。
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ブロンド(2022年製作の映画)

1.0

マリリン・モンローのフィクション三文小説を使って色んな実験映像とか実験映画のパッチワークで作りましたみたいな感じ。
ブレア・ウィッチ・プロジェクトとかホラー映画とかリンチとか。
最後はエレファントマン
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