Omizuさんの映画レビュー・感想・評価

Omizu

Omizu

映画(3732)
ドラマ(29)
アニメ(0)

KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

3.8

【1995年キネマ旬報日本映画ベストテン 第8位】
『金融腐蝕列島〔呪縛〕』などの原田眞人監督作品。キネ旬日本映画ベストテンでは第8位に選出された。インターナショナル・バージョンで鑑賞。

素直に面白
>>続きを読む

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.2

【第78回ヴェネツィア映画祭 コンペティション部門出品】
『ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女』で一気に注目を集めたアナ・リリー・アミールポアー監督作品。ヴェネツィア映画祭コンペに出品されサウンドト
>>続きを読む

シクロ(1995年製作の映画)

3.4

【第52回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
『青いパパイヤの香り』トラン・アン・ユン監督作品。ヴェネツィア映画祭コンペに出品され金獅子賞を受賞した。

うーん、トラン・アン・ユン監督ちょっと合わないかも
>>続きを読む

ハンカチのご用意を(1978年製作の映画)

3.1

【第51回アカデミー賞 外国語映画賞受賞】
『美しすぎて』ベルトラン・ブリエ監督のヒューマンドラマ。『シラノ・ド・ベルジュラック』ジェラール・ドパルデューが出演している。フランス代表として出品されアカ
>>続きを読む

鉛の時代(1981年製作の映画)

3.8

【第38回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
『ハンナ・アーレント』などのドイツの巨匠マルガレーテ・フォン・トロッタ監督作品。長編三作目にしてヴェネツィア映画祭で最高賞を受賞した。

鉛の時代とは、国家や
>>続きを読む

利休(1989年製作の映画)

3.7

【1989年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
『砂の女』勅使河原宏監督が野上彌生子の小説『秀吉と利休』を映画化した作品。ベルリン映画祭フォーラム部門に出品されC.I.C.A.E.賞を受賞、キネ旬
>>続きを読む

ロード・トゥ・パーディション(2002年製作の映画)

4.0

【第75回アカデミー賞 撮影賞受賞】
『アメリカン・ビューティー』サム・メンデスがマックス・アラン・コリンズのグラフィック・ノベルを映画化した作品。アカデミー賞では助演男優賞(ポール・ニューマン)など
>>続きを読む

コン・ティキ(2012年製作の映画)

3.3

【第85回アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート】
『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』の監督に抜擢されたヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリ監督作品。ノルウェー映画として当時最高の制作費
>>続きを読む

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.3

【シッチェス映画祭2022 コンペティション部門出品】
『ビバリウム』で注目されたロルカン・フィネガン監督の作品。シッチェス映画祭のコンペで上映、日本公開もされた。

長編三作目となるフィネガン監督だ
>>続きを読む

突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.4

【1964年キネマ旬報外国映画ベストテン 第2位】
フランソワ・トリュフォーがアンリ=ピエール・ロシェの小説をもとにしてつくられた一作。英国アカデミー賞で主演女優賞(ジャンヌ・モロー)にノミネートされ
>>続きを読む

La diagonale du fou(原題)(1984年製作の映画)

3.6

【第57回アカデミー賞 外国語映画賞受賞】
リチャード・デンボ監督によるスイス映画。アカデミー外国語映画賞を受賞した他、セザール賞第一回作品賞も受賞した。

ミシェル・ピコリ、リヴ・ウルマンというスタ
>>続きを読む

Hunger Ward(原題)(2020年製作の映画)

3.5

【第93回アカデミー賞 短編ドキュメンタリー映画賞ノミネート】
イエメンの飢饉に直面した病院に取材した短編ドキュメンタリー。アメリカ国内映画祭で複数受賞を重ね、アカデミー賞にもノミネートされた。

>>続きを読む

フットノート(2011年製作の映画)

3.6

【第84回アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート】
『ボーフォート レバノンからの撤退』ヨセフ・シダー監督のイスラエル映画。カンヌ映画祭コンペに出品され脚本賞を受賞、アカデミー外国語映画賞にもノミネート
>>続きを読む

告白小説、その結末(2017年製作の映画)

3.7

【第70回カンヌ映画祭 アウト・オブ・コンペティション部門出品】
『戦場のピアニスト』ロマン・ポランスキー監督×『夏時間の庭』オリヴィエ・アサイヤス脚本の作品。カンヌ映画祭アウト・オブ・コンペティショ
>>続きを読む

リタと大学教授(1983年製作の映画)

3.4

【第56回アカデミー賞 主演男優賞他全3部門ノミネート】
『アルフィー』ルイス・ギルバード監督が舞台劇を映画化した作品。アカデミー賞では主演男優賞(マイケル・ケイン)、主演女優賞(ジュリー・ウォルター
>>続きを読む

Four Daughters(英題)(2023年製作の映画)

3.6

【第96回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート】
『皮膚を売った男』カウテール・ベン・ハニア監督の新作。カンヌ映画祭コンペに出品されドキュメンタリー映画賞を受賞、アカデミー長編ドキュメン
>>続きを読む

Sweet Dreams(原題)(2023年製作の映画)

3.8

【第96回アカデミー賞 オランダ代表】
エナ・センディヤレヴィッチ監督の長編二作目。ロカルノ映画祭で主演俳優賞を受賞、オランダ映画祭で6冠に輝くなど評価の高い作品。アカデミー国際長編映画賞オランダ代表
>>続きを読む

ひめゆりの塔(1953年製作の映画)

3.8

【1953年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
『武士道残酷物語』今井正監督、水木洋子脚本の作品。ひめゆり学徒隊の悲劇を描いた実話もので、1982年には同監督、同脚本によりリメイク版も製作された。
>>続きを読む

ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ(2015年製作の映画)

3.8

【2018年キネマ旬報外国映画ベストテン 第9位】
巨匠フレデリック・ワイズマン監督作品。ヴェネツィア映画祭アウト・オブ・コンペティションで上映、ニューヨーク映画批評家協会賞でドキュメンタリー映画賞を
>>続きを読む

Shahid(原題)(2024年製作の映画)

3.3

【第74回ベルリン映画祭 フォーラム部門CICAE賞】
イラン出身、ドイツ在住のナルゲス・カルホル監督の長編二作目。ベルリン映画祭フォーラム部門に出品され、CICAE賞とカリガリ映画賞の二冠に輝いた。
>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.2

【第95回アカデミー賞 国際長編映画賞ノミネート】
アイルランドのコルム・バレード監督作品。ベルリン映画祭ジェネレーション部門でグランプリを受賞、アカデミー国際長編映画賞にもアイルランド代表として初め
>>続きを読む

家族日誌(1962年製作の映画)

3.5

【第23回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
『国境は燃えている』ヴァレリオ・ズルリーニ監督がバスコ・プラトリーニの自伝的小説を映画化した作品。ヴェネツィア映画祭ではタルコフスキー『僕の村は戦場だった』と
>>続きを読む

スタントマン(1980年製作の映画)

3.2

【第53回アカデミー賞 主演男優賞他全3部門ノミネート】
『アラビアのロレンス』で知られる名優ピーター・オトゥール主演作品。ゴールデングローブ賞では作曲賞を受賞、アカデミー賞では監督賞(リチャード・ラ
>>続きを読む

クリアチューラ(2023年製作の映画)

5.0

【第76回カンヌ映画祭 監督週間ベスト・ヨーロッパ映画賞】
俳優としても活躍するスペインのエレナ・マーティン監督の長編二作目。カンヌ映画祭監督週間で上映され、ベスト・ヨーロッパ映画賞を受賞した。ゴヤ賞
>>続きを読む

あのこと(2021年製作の映画)

3.9

【第78回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
ノーベル賞作家アニー・エルノーの同名小説に基づく作品。監督は『バック・ノール』などで脚本をつとめたオードレイ・ディヴァン。ヴェネツィア映画祭金獅子賞を受賞、セ
>>続きを読む

愛のイエントル(1983年製作の映画)

3.4

【第56回アカデミー賞 作曲賞受賞】
バーブラ・ストライサンドが製作、監督、主演をつとめたミュージカル映画。アカデミー賞では助演女優賞(エイミー・アーヴィング)など4部門5ノミネートされ、作曲賞を受賞
>>続きを読む

Revanche(原題)(2008年製作の映画)

3.9

【第81回アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート】
オーストリアのゴッツ・スピルマン監督作品。ベルリン映画祭パノラマ部門に出品されC.I.C.A.E賞を受賞、アカデミー外国語映画賞にもノミネートされた。
>>続きを読む

世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

3.0

【1997年キネマ旬報外国映画ベストテン 第10位】
ウディ・アレンがミュージカルに挑戦した作品。アラン・アルダ、ドリュー・バリモア、ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマンなど豪華キャストが実際に歌
>>続きを読む

BLACK & WHITE in COLOR ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー(1976年製作の映画)

1.0

【第49回アカデミー賞 外国語映画賞受賞】
『セブン・イヤーズ・イン・チベット』ジャン=ジャック・アノー監督のデビュー作。コートジボワール代表としてアカデミー外国語映画賞に選出、受賞を果たした。

>>続きを読む

プリシラ(2023年製作の映画)

3.8

【第80回ヴェネツィア映画祭 女優賞】
『ロスト・イン・トランスレーション』ソフィア・コッポラ監督の新作。ヴェネツィア映画祭コンペに出品され、主演のケイリー・スピーニーが女優賞を受賞した。

ソフィア
>>続きを読む

ハロー・ドーリー!(1969年製作の映画)

4.5

【第42回アカデミー賞 美術賞他全3部門受賞】
バーブラ・ストライサンドが主演をつとめたミュージカル。『雨に唄えば』などのミュージカル俳優ジーン・ケリーが監督をしている。アカデミー賞では作品賞など7部
>>続きを読む

Valimo(2007年製作の映画)

3.3

カウリスマキの短編作品。労働者を描いたパステルカラーな作品。「なんかいいね」を突き詰めただけの4分間。

マーシュランド(2014年製作の映画)

3.5

【第29回ゴヤ賞 作品賞他全10部門受賞】
『UNIT 7 ユニット7/麻薬取締第七班』アルベルト・ロドリゲス監督作品。スペイン・アカデミー賞であるゴヤ賞で作品賞など10部門を独占した作品。

興味深
>>続きを読む

西瓜(2005年製作の映画)

3.8

【第55回ベルリン映画祭 芸術貢献賞他全3冠】
『愛情萬歳』ツァイ・ミンリャン監督作品。ベルリン映画祭コンペに出品され、芸術貢献賞、国際映画批評家連盟賞、アルフレッド・バウアー賞の3冠を達成した。
>>続きを読む

忘れられた人々(1950年製作の映画)

3.7

【第4回カンヌ映画祭 監督賞】
『欲望のあいまいな対象』ルイス・ブニュエル監督作品。カンヌ映画祭で監督賞を受賞、1953年キネマ旬報外国映画ベストテンでは第9位に選出された。

ブニュエル、メキシコ時
>>続きを読む

シャンヌのパリ、そしてアメリカ(1998年製作の映画)

3.0

『日の名残り』ジェームズ・アイヴォリー監督作品。ケイリー・ジョーンズの小説を映画化した作品。インディペンデント・スピリット賞では作品賞にノミネートされた。

全体的な雰囲気はいいけど何が言いたいのか軸
>>続きを読む

>|