しんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.0

自伝系のミュージカル、は初めて。

ジョナサンラーソンもRENTもあまり知らないまま観たが、楽しめた。

演説の視点と、当時の視点で進んでいく。
圧倒的に目立った芸術的才能が輝く話でなく、ずっと才能を
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.7

最近日本映画、それも恋愛系はあんまり見てなかったけど良かった。

出会った時の初々しさ。何年も積み重ねた思い出。最後に振り返った時に込み上げてくるリアルな感情がグッとくる。

趣味とか波長とか色んな合
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.5

面白かった!

10人もいるから、一人一人キャラ薄いのかな〜って思ってたけど、それぞれ面白みあって、10人も魅力的なキャラがいる贅沢。

空間、速度、時間、神、などなど大きなスケールで繰り広げられて最
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.2

ダニエルクレイグかっこええ。

過去4作からの連続で見たから人物とか割と覚えていて見やすかった。

スペクターと、さらに新しい悪の組織、それらがボンドの愛にも繋がっていく。

アクションから、各人の活
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

ノータイムトューダイ、までのダニエルクレイグ版007の鑑賞終了。

これまでの3作で、組織概要とか人物相関が理解できてきたので見やすかった。

今までの悪役の大元、スペクター、にようやく辿り着く。
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.8

前作、前々作と続いたストーリーだったが、また新たなストーリー展開。

007の本拠地が狙われ、元同仕事の敵が現れ、Mが狙われ、ボンドの故郷が出てきて。

悪役の過去と、Mに対する感情が。

武器作って
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

IMAXで鑑賞。
とにかく荘厳な砂の景色から、スターウォーズ的なガジェット、衣装、豪華キャスト。

結構序盤で概要詰め込んでくるので、ボーっとしてたら、いつの間にか砂の惑星に到着してる、みたいなことに
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.2

当時目線の手紙と、現代目線からの手紙。

始まりがあのアニメ10話。
病気の子のストーリーと少佐のストーリー。

ヴァイオレットの感情、表情の動きが大きくなってくる。

シンデレラ(2021年製作の映画)

4.2

音楽良き

シンデレラが思ったより自由で陽気なキャラ。義理の姉さんたちが思ったより優しめ。

地下室暮らしと王室暮らしの、どちらも窮屈な境遇ながら対称的な2人。

現王と妃のストーリーもありつつ、妹も
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.2

marvelも新しい味を出してきてる。

映像やアクションの迫力が相変わらずエグい中、緊張から気の抜かせ方まですごい。
今回は新たにファンタビの魔法動物的な要素まで出てきたのでテンション上がります。
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.2

才能、ファッションかっこいい。

単にファッションの大物をセンスで打ち負かす流れかと思ったら、衝撃の事実からの新展開。
何手先もいくクルエラは見てて気持ちがいい。

エステラとクルエラの対比の素晴らし
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.7

面白い!ドルビーシネマで鑑賞。

ゲームの世界観。それも現代的なゲーム。こんなに荒れ狂ったゲーム世界のキャラ操作しているのが、普通の女の子だったり、YouTuberだったり、と今を象徴したような映画。
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.2

ピクサーアニメーション良きです。

人間と異性体との交流。
生物のもつ知的欲求が良いですね。学校や知る事が魅力的なものだとわかる。

起承転結が、忠実。転の始まりと折り返しがきれい。

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.2

やはりディズニー映画はクオリティが高い。最後きれいにまとめてくる。

アルマジロ、赤ちゃんと猿、少年、強面の大男、キャラクターの個性の出し方がいいよね。

龍や景色、映像が綺麗。

信じる力がテーマ。
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

ノマドという世界、生き方を初めて知った。

ホームレスじゃなく、ハウスレス。
広々とした絶景の中にある、自由さや虚しさ。
基本的に1人が多いが、思ったよりも大勢が集まったり、親族の所に会いに行ったりと
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

美味しそうな料理、テンポ良くコミカルな発言もたくさんあって、面白い。

料理人とオーナーの関係性、実は1番見抜けている批評家、ぶつかってからの最終的な料理人とオーナーの着地は綺麗です。

SNSが出て
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.5

久々のMARVEL映画、やっぱり素晴らしいです。

生い立ち、家族、過去の選択、エンドゲームに至るまでの謎めいたナターシャのこれまでが明らかになってく。彼女にとっての周りの人間の意味がどんどん変化して
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.2

面白い!

家族の物語が、現在のIT社会のリアルな描写と並行して、上手に進んでいく。

加工写真、動画編集、YouTube、AIロボ、スマホ依存、理系の流行り好きには良き要素たくさん。

急に、絵のタ
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

4.2

前作の知識もちょっと必要。
前作より無理矢理の黒幕感がなく、気持ちよく観れる。

見るものを欺くトリックは引き込まれます。

ダニエルラドクリフ
マークラファロ
モーガンフリーマン
好きな作品の役者が
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

ノーラン、実話系歴史物。

勝ちではなく、負けからの救出劇も、十分に素晴らしいもの。

陸海空、恐ろしい。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

言語の形が新鮮だった。

言語という武器がもたらす結果が、未来を知れる、というのは想像し難い部分はある。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.2

理不尽な世界。

何人もの被害が、1人の繰り返す悲劇によって表現されているかのよう。

こんな題材を扱いながら、全体的にコメディ的な要素もあり、30分で完結する見やすさ。

地上の星たち(2007年製作の映画)

4.2

文字が理解できない世界の表現が芸術。

競争社会の中で、勉強勉強の世界。
できないじゃなくて、やりたくないって反抗。それすらも抑えられた時に壊れかける。

美術を超えた教育の仕方が最高です。先生の絵も
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.8

向き合って見続けるのがキツい。

イチカ、母、ナギサ、友達

みんな心に何かを抱えて、そんな環境の中で生きている。
バレエ、音楽、最期の海辺の描写、、、

セブン(1995年製作の映画)

4.0

7つの大罪とミステリー。

日常の些細な罪を裁いて世に考えを変えさせる、異常者なのか本質なのか、犯人側にも目的が。

最後が衝撃と聞いてたが、つらい、相手の思惑どおり。

ムーラン(2020年製作の映画)

3.8

ムーランの話を全然知らない状態で鑑賞。

女戦士、風呂無しはきつい
ディズニー的な恋愛要素は無い
忠勇真、孝
魔女強いけど迷いあり

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.2

ジャズといいソウルの世界といい、音と映像が心地よい。

22番の乗り移りが良い方向にも傾いて、自分が決めつけていたことが、実は人からみたらそうでもなかったって猫の目線で客観的に突きつけられる瞬間。
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

とても良い。

どれだけ本の内容を並べようが、実際に触れて感じた事はあるのか。本で知ってるからその人のことも分かるのか。
それが本当に知性と自信を持った人だと言えるのか。

君は何がしたい?ああ言えば
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

前提知識が必要なんですね。

結果を知っていて、そこに向かっていく映画。
ただ、結果の部分はほぼ描かれない。

難しい表現。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

遂に見た。

形、色、空間、時軸、この作品でしか感じることのない世界観。

これまでのシンジくんの挫折や後悔が、最終的な自分や別れと向き合う強さに逆転していく。そんなシンジくんと対照的な父。

描写と
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

90年代のムード。

自分の世界をどこに置くか。時代、家族、地域、環境で変わってくるもの。

危うい道だけど、自由な部分もあるっていう、若い欲を思い出させる感じ。