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コミックがそのまま動き出したような、革新的アニメーション技術をもってして全世界に衝撃を与えた、スパイダーバースシリーズ待望の2作目!
私が唯一星5評価をつけた作品の続編とあって、もちろん公開初日にIM>>続きを読む
人生どん底オバさんが往く、奇想天外マルチバース救済譚!
なんてぶっ飛んでいて、なんてまともな映画なんだろう。
アカデミー賞作品賞含む7部門受賞を受け、よし!観てみよう!と思い立った矢先、気付けば鑑賞終>>続きを読む
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厳格な寄宿学校を舞台に紡がれる、寓話的クリスマスムービー!
様々なフックをもった本作ですが、劇伴と演出のお洒落感で冒頭から心を掴まれる、素敵な作品でした。
ただ示唆的に処理されるモチーフ、展開が多く、>>続きを読む
すべての想像性と創造性の肯定。
個人的には、同じくフィル・ロードらによって手掛けられた『スパイダーマン:スパイダーバース』に匹敵する傑作アニメーション作品だと思いました!
LEGOをそのまま動かしたよ>>続きを読む
『キング・オブ・コメディ』の元ネタと聞いて、こちらも鑑賞!
ごめんなさい。学や経験のなさからあんまりノれませんでした!
私は、主体性をもたない矛盾だらけの男が、飽くなき承認欲求を満たすために奔走すると>>続きを読む
戦争下を彷徨う中で、それぞれの光を見た、伝説的戦争ブロマンス!
正直自分の解釈が、制作側が意図したものと重なっているかはわかりません。
それでも私としては、時代に翻弄されながらも、運命的な出逢いを果た>>続きを読む
良くも悪くもユニバースに縛られた、アントマンシリーズ2作目!
本作は前作で振りに振っていた『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を受けての続編となっており、単体作品では若干混乱する作りになってしまっ>>続きを読む
喜劇という名の悲劇。
スタンドアップコメディアンとして成り上がろうと模索するルパートの奔走劇は、終始自分勝手で到底共感できるようなものではありませんでした。
時折挟まれる夢とも現実ともわからないシーク>>続きを読む
難病と恋愛、使い古されたモチーフを至極真っ当に、丁寧に丁寧を重ねてつくったヒューマンドラマ!
この作品で特に印象に残っていることと言えば、演出力がずば抜けて高かったことだと思います。
テーマ性に新しさ>>続きを読む
昔ながらの家父長制を絶対とする男性に心を許してしまった女性を描く、ヒューマンドラマの怪作!
たまたまFilmarksで発見した、監督もタイトルも知らなかった作品でしたが、その切り込んだ内容に見事に度肝>>続きを読む
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MCU史上、最も小さなヒーローの誕生譚!
ヒーローもののオリジンとして、まさに王道、最高の誕生譚に仕上がっていました。
ところどころでコメディが挟まれながら、一貫した娘への愛で泣かせてくれる良作でした>>続きを読む
Fan's Voice独占試写会にて、一足先に鑑賞させて頂きました。
人と人との対立、その荒波に揉まれる周囲を描いた、傑作ヒューマンドラマ!
個人的には、今年1番の邦画作品です。
是枝裕和監督は、間違>>続きを読む
荒唐無稽な路上タイマンライブ!
結論から言うと、かなり好みな作品です。
奇抜なパフォーマーの格好にまず惹かれ、そこからの対立する相手の登場で徐々に気持ちが高まっていきます。
たった1人の観客を振り向か>>続きを読む
巨匠アルフレッド・ヒッチコックが放つ、古き良きアニマルパニック映画!
正直今の優れたCGや編集技術をもってして作られた映像作品に観慣れてしまっているなら、そこまでの新鮮味がないどころか、大量の鳥が一斉>>続きを読む
平穏に隠れた、普遍的な不和。
主演級のキャストたちが作り出す、自然で実在感のある演技に魅了される1本です。
特に物語の起伏に寄与する事件が起きたり、大きなビルドゥングスが描かれたりする訳ではないため、>>続きを読む
『ミニオン』シリーズのIlluminationと数多くの人気タイトルを世に出してきた任天堂が手がける、超ハイテンションエンタメアニメーション!
国内外問わずその名を知られるマリオがスクリーン中を縦横無>>続きを読む
「黒い絵」を巡って巻き起こる、目と耳が幸せな極上サスペンス!
原作ファンをも唸らせるかたちで大人気となった、ドラマシリーズ待望の映画化でしたが、悪い箇所が目立ってしまってドラマもとい作品の良さを引き出>>続きを読む
言わずと知れたM・ナイト・シャマラン監督の代表作!
実は未開拓のまま放置していたM・ナイト・シャマラン監督作品でしたが、下馬評通りの面白さでとても楽しめました。
作品内では一貫して不思議な、ともすれば>>続きを読む
世界一有名なソリッド・シチュエーション・スリラーと言っても過言ではない、ソウシリーズ記念すべき1作目!
いやぁ、雰囲気、世界観ともに大好物な1本でした。
謎が謎を呼ぶ展開、描写、演出の数々は常に先のス>>続きを読む
PIXAR映画における、OPロゴの原点作品!
内容は至ってシンプルではありますが、今ほどの技術もない当時にこれだけのクオリティの作品ができているのは驚き以外にもつ感情はありません。
無機物に命を与える>>続きを読む
ホブスとデッカードがバディとなって暴れまくる、ワイスピシリーズ公式スピンオフ!
ワイスピというラベルがついていなかったら、アメコミ原作映画と言っても差支えのない作品です。
敵の思想から腕っぷしで全てを>>続きを読む
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前作から2年の時を経て、遂に公開されたワイスピシリーズ10作目!
今回含め2部作(もしくは3部作)でシリーズが完結するということで、本作はその最終章の完全な序章でした。
言うなればストーリーはかなりぶ>>続きを読む
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〈2023/5/20加筆修正〉
ハン復活で完全にリアリティを放棄した、ワイスピシリーズ9作目!
もうここまで来れば何でもありでしょう。
ハン復活の経緯を物語としての必要性からしか説明せず、どう考えても>>続きを読む
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サイファーの魔の手によって、ファミリーに崩壊の危機が訪れるワイスピシリーズ8作目!
過去作で培ったものを活用してドラマを作ること自体は好きなのですが、それが先行しすぎているせいで無理のある展開や過去の>>続きを読む
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車が空を突っ走る!?
車の常識を書き換えられるワイスピシリーズ7作目!
最後ばかりがフィーチャーされる本作ですが、本編も十分充実した内容となっています。
冒頭にも書いた車が空を飛ぶシーンも幾つか見受け>>続きを読む
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海上を舞台にそれぞれの思惑が入り乱れる、劇場版コナンシリーズ26作目!
初めに触れておきますが、コナンに関しては過去作を何本か観たことがあるだけであり、ほぼど素人目線でのレビューになってしまうことをお>>続きを読む
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空前絶後の火消しエンタメアニメーション!
パンクでロックな色使いによるルック面でのド派手さは然ることながら、ストーリーテリングのエンタメ全振り具合がとにかく最高で、鑑賞中は1人で歓声を上げ続けていまし>>続きを読む
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まさかのレティ復活から展開されるワイスピシリーズ6作目!
本作は、シリーズのある種醍醐味となった死者蘇生が発動され、それによって物語が動き出すという構成になっていました。
個人的に齟齬なく気持ちよく話>>続きを読む
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新感覚音ハメカーアクションをとくとご堪能あれ!
この映画は映像と音楽のシンクロを最大限まで高めた、最高に気持ちのいいカーアクションで観客を魅了していく作品です。
私は、こんなに楽しい映画に出逢えたこと>>続きを読む
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Fan’s Voice独占最速試写会にて、一足先に鑑賞させて頂きました。
実際にメノナイトの集落で起こった事件を基に描かれた、社会派ドラマ映画!
レイプ事件の犯人が捕まったことで、女性たちはタイムリミ>>続きを読む
ひな鳥にはあまりに恐ろしい波をモチーフに、失敗や挑戦から学び、発見して成長していく、ビルドゥングスロマン風味満載のショートフィルム作品!
なんでも始まりというのは恐怖が付きまとうものであり、足が1歩も>>続きを読む
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単なるカーアクションものからケイパーものへと大きく舵を切った、ワイスピシリーズ記念すべき5作目!
ここに来て、2作目をも凌駕するクオリティの作品が誕生しました。
これまでのシリーズでは、間違いなく1番>>続きを読む
人生で初めてお爺さんに萌えるという経験をしました。
様々なものを擬人化して「萌え」の対象としてきた日本人ですら、未だ開拓していない領域なのではないでしょうか?
ただ淡々とお爺さんが1人チェスを楽しむだ>>続きを読む
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ブライアン、ドミニクコンビ復活のワイスピシリーズ4作目!
スピンオフ的な側面が強くなってしまった前作から一転、ワイスピらしさ全開の、1作目の正当続編的な作品に仕上がっていました。
中盤の運び屋として雇>>続きを読む
たった1分でサクッと観られる、ショートフィルム作品!
本作は、ウサギのオズワルドを主人公に展開していく、ドタバタカートゥーンギャグコメディです。
オズワルドはあのミッキーよりも前に生まれ、このキャラク>>続きを読む
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災害三部作として、ひいては新海誠のフィルモグラフィーとしての集大成的作品!
最後の戸締まり上映が始まったので、4度目の鑑賞に行ってきました。
要石の光の描写が変わっていることくらいしか気付けませんでし>>続きを読む