映画大好きそーやさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

オール・ウェット(1927年製作の映画)

3.4

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!
1本目のレビューは、オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットシリーズ5作目です!
いきなり5作目から始めることになったのは、何も調べずに本作を
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青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない(2023年製作の映画)

3.1

作品としての破綻が完全に露見した、青ブタシリーズ高校生編完結作!
本作がお好きな方、申し訳ございません。
元々期待は全くしていませんでしたが、そんな期待値0の遥か下をゆく作品となっていて、最悪以外に言
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悪太郎(1921年製作の映画)

3.6

第35回澤登翠活弁リサイタルにて鑑賞!
無声映画はチャップリン作品を何作か観ただけだったので新鮮でしたし、何より現役の活弁士の方が生で声を当てながらの鑑賞は別格の面白さ、グルーヴ感、ライブ感があって良
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

願いを巡る、捻りの足りない原点回帰。
本作を一言で表すと、演出と美術の死んだ『竜とそばかすの姫』です。
兎にも角にも脚本の粗が目立ち、クライマックスにノイズを感じて盛り上がれず、オチにも肩透かしを食ら
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.7

欠けた者同士の共生と肯定。
この映画を観た方は、1度はこう思ったことでしょう。
真面目に観るものではない、単なるコメディ作品に過ぎないだろうと。
確かに、その1面というか、そういった意図で作られたシー
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(2023年製作の映画)

3.8

バイオレンスBLシニカルコメディ戦国時代劇!
要素だけで見れば、トンチキが過ぎるラインナップですね。でも、これが全てだという恐ろしさたるや……!
これらのバランスがどうであったかはさておいて、私個人と
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

今やテレビスターの座に登り詰めた黒柳徹子の、真実の物語。
予告が出る前からずっと楽しみにしていた本作ですが、期待以上の出来で大満足でした。
シンエイ動画の作画はずっと安定しており、所々で力の入ったアニ
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火の鳥 エデンの花(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

美しさと醜さの、圧倒的対比。
ダイジェストと言ってもいいハイテンポな展開、モチーフや設定の何でもあり感、進行によって雑に舵を切られる感覚等々、随所にご都合主義を感じつつも、生物であったり、機械、造形物
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回廊とデコイ(2023年製作の映画)

3.6

コントオムニバスで綴られる、小林賢太郎的哲学。
基本コメディながら、間間で混ぜられる奇怪で意味深な問いかけが多層的に重なっていって、それらの連続がわからないなりに面白さを生じさせていたと思います。
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

本作にて、150本目のレビューとなります!
いつも閲覧して頂きありがとうございます。
今後も自分のペースでコツコツ更新していきますので、どうかよろしくお願いします!
余談はさておき、本編に入りましょう
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.7

Filmarksのオンライン試写会にて鑑賞!
ままならない愛への追求。
結論から言うと、全編に渡って楽しませてもらえました。
脚本は様々な人の口から愛についての在り方が説かれる中で、その様をドキュメン
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宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

3.5

幾重に屈折しても、夢を信じ続けること。
廃刊寸前の科学雑誌の編集長が宇宙人の有益情報を得て、仲間と共に起死回生の旅に出るお話です。
映像的な凄みはあまり感じませんし、キャラクターも絞っている割に上手く
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月世界旅行(1902年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

およそ120年前に作られた、最古のSF映画!
人類が月に降り立つより前に制作されたこともあって、月という星が自由な想像によって出来上がっていました。
その行き方も、現地にいる生物も、現実では有り得ない
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

喜劇という名の悲劇、再び。
元ネタと言われている『キング・オブ・コメディ』を先に観ていたので、そちらと比較しながら本作を鑑賞しました。
筋は似通っていますが、本作の方が一般にも伝わりやすいように脚色さ
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

100年の歩みとこれから。
僅か9分ほどの尺なのですが、ディズニースタジオ100年分の歩みがギュッと詰まっていて、大満足のショートフィルムでした。
すべてを観てきた訳ではない私ですら知っているキャラク
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.7

積み重なった人生と今の肯定。
もう何度も鑑賞している本作ですが、初めて観た時と変わらないくらい感動させられました。
人間は今を生きることに必死で、一々過去を思い返しながら生きることはありません。
今と
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.9

世界一不器用で、世界一優しい男の、環境に左右され続けた人生。
ビリーの狂暴性、狂気性が前に出過ぎるあまり、共感できない主人公として受け入れた人も多かったように思います。
私も最初こそそのように受け取り
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.6

とりあえずジェイソン・ステイサムで味付けしてみた、よくあるスパイミッションもの!
この手の作品は好みなものが多い印象で予告編の段階から期待していた作品でしたが、結論から言うとあまりノれなかったです。
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ミスト(2007年製作の映画)

3.8

スティーブン・キング原作の、史上最強の胸糞映画と名高い1作!
ずっと観たかったのですが、私の利用しているサブスクには見当たらなかったため、GEOにてレンタルし鑑賞しました。
そうまでして本作の胸糞具合
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

賛否両論を呼んでいた、アントマンシリーズ3作目!
本作は過去2作で大いに匂わされていた量子世界がメインの話となっていました。
個人的にアントマンの魅力は、縮小や拡大を駆使して戦う独特なアクションスタイ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

正反対の殺し屋と少女が紡ぎ出す、歪な純愛。
リバイバル上映最終日に飛び込んで、ギリギリ観ることができました。
危なげな内容を描いているとは思いますが、本質は真っ当に愛を追求した作品だったと思います。
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GO(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

〈2023/12/20加筆修正〉
国籍、環境、名前、そのどれよりも大切な人間の本質。
初めに申し上げておきますが、本作は一本の映画としてよくできた作品だったと思います。
まず、原作とは異なる始まり方と
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万年幻想曲(2023年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

見てもらえない娘の鬱屈。
機会があって観ることができた本作ですが、自主制作らしさに溢れたミニマムな物語ながら、細部までこだわり抜かれた映像づくりに痺れる私がいました。
自然な視線誘導、場面転換は本作の
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.8

戦火に翻弄され続けた4歳と14歳の、善悪を超越した生き様。
2度目の鑑賞でしたが、やはり観るのが辛い作品でした。
「死」から始まる作品の中で、最も美しく、最も心を抉るタイトルバックまでのOPシークエン
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泥の河(1981年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

仄かでも確実にある「死」と隣り合わせの世界を生きる、1人の少年の成長譚!
戦後、下町情緒溢れる大阪の町に、9歳の信雄は家族3人で暮らしており、そんな信雄を通して描かれる、明確な「死」というテーマ性に驚
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

超豪華俳優大集結な、ポップでどこかもの悲しいウェス・アンダーソン渾身の怪作!
架空の舞台と、そのドキュメンタリーと、そのドキュメンタリーの裏側とを、幾つもの視点をもってして画面に刻み込み、俳優たちと彼
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LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

Filmarksの特別上映会にて鑑賞しました!
初の109シネマズプレミアム新宿、ポップコーンもドリンクも無料で楽しませて頂きました。
かなり先になりそうですが、次行く時はできる限り早くに劇場に行って
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

脱力系サブカルマシマシ殺し屋コメディ!
ずっと観たかった本作ですが、アマプラで配信されていることに気が付きようやく鑑賞と相成りました。
まずは一言、非常に面白かったです!
邦画のアクションにはあまり満
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.7

鬼才スタンリー・キューブリックが手掛けた、言わずと知れたモダンホラーの傑作!
未レビュー作品が溜まるばかりで困った結果、強く印象に残っていた本作に白羽の矢が立ちました。
ジャック・ニコルソン演じるジャ
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劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇(2009年製作の映画)

3.9

螺旋が紡いだ愛と絆の物語。
ファンムービーとしては傑作中の傑作でした!
TVシリーズを観ていた人は味付け3倍増しになった本作を観て満足しない方が難しい気がします。
特に終盤の盛り上がりは凄まじく、ほぼ
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MASTER BLASTER(2015年製作の映画)

3.2

絶対のない現実の、空想的なアプローチ。
独特な世界観に対して、抜群にマッチした音楽使いをしてくることに定評のある冠木佐和子ですが、今回はこれまでになかったジャズ調を用いて新たな化学変化が起こせていまし
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.8

掴めない輪郭の中に潜む、確かな格差と歪な変化。
続けての、村上春樹原作映画の鑑賞となりました。
ただ本作は『トニー滝谷』以上にメタファーに満ちた、難解な作品でしたね。
初めに申し上げておきたいのですが
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トニー滝谷(2004年製作の映画)

3.5

トニー滝谷の人生を通して描く、段階的な孤独と逃れられない宿命。
村上春樹の短編小説を映画に落とし込んだ本作ですが、市川準監督の脚色が光りに光った良作だったと思います。
ただ映画として観るとダサさという
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千年女優(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

鍵の君を追い続けた実人生と、看板女優として名を馳せた俳優人生とを重ね合わせた、千年叙情ロマンス!
キネマ旬報シアターにて『パーフェクトブルー』と同日に鑑賞していましたが、思いがまとまらないままでずっと
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夏のゲロは冬の肴(2016年製作の映画)

3.1

無常な円環に生きる人類へのトリップエール。
嘔吐にトラウマをもつ私にとっては、かなり苦しい鑑賞となりました。
とはいえ、レビューするにあたって1度の鑑賞ではその気色悪さに圧倒されるばかりで、何を言わん
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天国への階段(1946年製作の映画)

3.6

本質的な愛に対する追求と、その傍らにみえてくる戦争の不毛さ。
直接的にメッセージ性、テーマ性が伝わってくる描写が多いのは小っ恥ずかしく、陳腐なアプローチがなされているように感じるかもしれません。
確か
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