今日も喉が痛いさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ブルー・イン・ザ・フェイス(1995年製作の映画)

4.0

世の中は確かに便利になった。コンビニは24時間開いてるしショッピングモールに行けば大抵の物は揃ってる。なんなら外に出なくもスマホ一台あれば家に届けてくれる。人と交流する機会は減少し、人を繋ぐハブ的な役>>続きを読む

セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

4.2

絶望サメ映画。これはサメ映画の中でもトップクラスに面白いんじゃないのか。サメ映画そんなに知らんけどもそうに違いない。まず決め絵の人食いシーンが最高でしょ(2回ある)。食べて欲しい人は全員サメが食べてく>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン超変身(2024年製作の映画)

3.4

超楽しみにしていた『デッドプール&ウルヴァリン』から急遽、諸事情により大して観たくもないこちらのミニオンに。
ですからもう最初から気持ちが離れた状態だったんでしょうね。それもあるし、今回気づいたんだけ
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スペシャリスト(1994年製作の映画)

3.2

数日前に観たのにもうあんまり覚えてない爆破スタローン映画。もうあんまり覚えてないのでこの際シャロンストーンについて書きたいと思う。そうこれはシャロンストーン映画でもある。

シャロンストーンといえばあ
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.9

ずっと見損ねてた『ドッグマン』がアマプラに来た!ありがとー!と見始めたらなんか思ってた方の『ドッグマン』じゃなくて、俺が観たかったやつは確かイタリア映画だよな…とこっちはベッソンさんの方でした。
こっ
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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

4.1

とっても良い映画でしたね。その辺の良さは皆さんにお任せして僕はフロドを…笑

これはもう『クワイエットプレイス:フロド』と言っても良いんじゃないでしょうかね!
こんなに猫成分が多い映画だとは思ってなか
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ジャッジ・ドレッド(1995年製作の映画)

3.4

始まり方がmarvelで冒頭がスターウォーズで世界観がブレードランナーで開口一番「俺が法律だ!」とスタローンが豪語する『ジャッジドレッド』。

メカやバイクとかいちいち金かかっててこのビジュアルはとて
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

4.3

ルーマニアは酷いねぇ…じゃないんですよ。ルーマニアの話なのにめっちゃ日本の話みたいで終わってた。いや、既にこれより悪いんじゃないか。記者会見とかルーマニアの方が全然マシじゃん。凄い…ルーマニアは会話が>>続きを読む

渇水(2023年製作の映画)

3.5

嫌な仕事ですね。水道料金滞納者の家に行っては「停水します」と言って器具と取り付ける仕事。訳の分からないイカれた奴もいるだろうが、貧しくて滞納してる方が大半だろう。生田斗真が訪れたのは母親が帰って来ない>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.2

今では見る影もないが、これがアメリカの理想の姿だったんだろうな。古き良きとか言うとトランプっぽくなってなんか嫌だけど、でもこの時代が一番アメリカが豊かで繁栄していたんだろうし、「我々は誇り高きアメリカ>>続きを読む

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.0

あの『エクソシスト』という映画史に残る作品の正当な続編だ!何回目だ!大丈夫か!とさほど期待されてなかった作品ですが、期待してなかったのに更に下回るという感じさえしました。
一つ一つのアイデアはそんなに
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.8

早々に鉄塔に登って行ったから、これどうすんの?後1時間以上あるけど持つの?と残り時間の心配をこちらがしていましたが心配無用でしたね。持ちましたね。
これは映画館ですね。テレビ画面で観ても怖さは半減。そ
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.8

正義感溢れるおじさん達がある陰謀に気づき真実を突き詰めていったらただの陰謀論だったみたいなさ、笑えるのか笑えないのかよく分からない感情になったんだけど、なんだろなこれ。
Twitterでよく見る光景で
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

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こちらが『マッドマックス フューリーロード』のあのテンションで観に行ったのでちょっと肩透かしを食らってしまった。
あの全編クライマックスのドラッギーな作品イメージがあるもんで、今回はちょっと違うテイス
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NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.7

プラセボ効果はクスリの作用はないけど外見だけ同じ偽薬にして投与したら効果でちゃうというなんともお得な効果であるのは割と有名だが、ノセボ効果とは一体何か。薬飲んで副作用とか症状が悪化するのかもみたいな心>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

3.9

自称カイロ大学主席小池百合子都知事が朝鮮人虐殺の追悼文を送らなくなったのが2017年、裏金1051万円也前松野官房長官が関東大震災当時の朝鮮人虐殺について「政府内において事実関係を把握する記録は見当た>>続きを読む

洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

4.2

洲崎パラダイスのゲートを潜るべきか留まるべきか。堅気と遊郭の境目。生と死の境目。その境界線でウロウロして悩んで迷いながらもがく人間臭い人生模様。

駆け落ちしたのは良いものの金も行くとこもなくフラフラ
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GONIN(1995年製作の映画)

4.0

人生に躓いた5人が集結し一発逆転でヤクザ事務所の金庫を強盗。
映画のトーンからして重いのでそう簡単には上手く行くわけもなく、ヤクザから報復されるのだがこれがえげつない。特に椎名桔平の件は見るのも辛い。
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骨までしゃぶる(1966年製作の映画)

4.0

タイトルが良いですね『骨までしゃぶる』。
『吉原炎上』の様な女の情念渦巻くおどろおどろしい作品なのかと思いましたが、テンポも良くコメディ的な部分もあり大変見やすいです。が、遊女の世界から足抜けする事が
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.2

日本で言うところの日本魂、ドイツでのゲルマン魂、フィンランドでは“SISU”。
「彼は不死身なんかじゃない。根性で死なないだけ。」みたいな女性の言葉があったが、飛行機墜落からの生還はもう不死身だよ。も
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サンダーボルト(1974年製作の映画)

4.5

笑顔がチャーミングなジェフブリッジスといつも顰めっ面のイーストウッドが昔の仲間と共に銀行強盗するんですが、そこは後半だけで前半は車を盗んで横転しては乗り換えるというアメ車紹介みたいな映画で、ヒッチハイ>>続きを読む

ゴーストシップ(2002年製作の映画)

3.7

ワイヤー皆殺しチョンパは単純に良いもんを見たなぁと思いますね。名シーン。
後は美魔女幽霊にSEXを誘われて後ろから抱きしめようとしたら落下したおじさん。でもちゃんと服は来たままだったからさすがだよ。俺
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.3

これは…噂に違わぬIQ削られ映画!

別に攻撃もされてないモナーク基地の天井から火花がバチバチ、バチバチと飛び散ってたのが、うーん!もうアホっぽい!と思いました。

歯痛に悩み、滝でシャワーを浴び、孤
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.0

鈴木亮平の肉体美、銃捌き、もっこりちゃんなどは良かったと思いますし、神谷明さんも出てたのでそれも良かったです。香も違和感なく、くるみは人気出そうな顔面してましたし、冴子は???でしたけど、こんな事言う>>続きを読む

恐怖と戦慄の美女(1975年製作の映画)

3.5

なんか変に難しい話だなぁと観てたらオムニバスだったんだけど、2話目の途中でやっと気づきました!
今見ると使い古された内容ばかりではあるのかなとは思うんですが、3話目はこれって『チャイルドプレイ』よりも
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色暦女浮世絵師(1971年製作の映画)

4.3

ジャンルはリベンジ映画になるんだろうけども、芸術とは何かという苦悩もあったり、背面座位(乱れ牡丹!)中に三味線を奏でたりして、これは傑作と言っても良いんじゃないでしょか!

夫が貧乏絵師で献身的に支え
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ナイトホークス(1981年製作の映画)

3.7

国際テロリストが俺の知ってるルドガーハウアーじゃなかったからこのおじさん誰だよって困惑しましたが、なんと!ルドガーハウアーに整形したのですね。スタローンも若くてかわいいから女装も出来る。そんな2人の対>>続きを読む

狙撃者(1952年製作の映画)

4.2

優しくお願いされ用が済んだら冷たくあしらわれたり、逆ナンされるも嘘を見破られキレられたり、そんな事をされると…もう僕…銃で撃ちたくなっちゃう…!僕を止めてくれ…!と幼い頃に母から受けた虐待で心を病み女>>続きを読む

ショック!生きていた怪獣ガーゴイルズ(1972年製作の映画)

3.6

こんなにチンコチンコと連呼する洋画がかつてあっだろうか?ただのチンコではない。ナカテカチンコだ!
という事でナカテカチンコことガーゴイルさんが600年周期で人間界に殴り込み!と言いたい所だが、卵を孵化
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地の群れ(1970年製作の映画)

4.1

朝鮮人、被差別部落民、原爆被爆者という差別されている弱者がお互い虐げ合い差別をする負のスパイラルはスーパーヘビー級すぎてやりきれなさすぎるが、こんな映画が作られていた昔の日本は羨ましくもある。

国内
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コンボイ(1978年製作の映画)

3.7

口ずさみたくなるほどキャッチーなサビがとても心地良い主題歌c.w. mccall『convoy』のヒット曲の映画化もあってかペキンパーのキャリアで最大の興行収入を稼ぎ出したはのはいいが、代表作として取>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

休日になんかしようと思ってた事があった気がするんだけど思い出せなくて、絶賛配信中の『三体』を見始めたら「オッペンハイマーの愛人もこういう死に方したんだよ」という台詞があって、あ!そうだ忘れてた!ナイス>>続きを読む

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

4.1

周りの視線を独り占めしたい。見て!私を見て!彼氏じゃなくて私!彼氏も私を見なさい!全人類私を見て!と凡人が言いましても見てくれません。これといった才能もなく何かを努力するわけでもなく何者でもない自分が>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

もうプラスチックのゴミ箱をボリボリ食べる少年からして難しそうだな!と思いましたが、耳いっぱい付いてる人の登場でカッコ良いからまぁいいか!となりました。

要するにですよ、クローネンバーグお爺ちゃんは肉
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.1

善的なアイシャとアンと違ってイーダとベンってどっちに転んでもおかしくない不安定な存在で、なかなか危なっかしいというか、子供だからこその無邪気さと邪悪さを兼ね備えているので、姉アナへの邪悪な嫌がらせ、猫>>続きを読む

ヴァージンフォレスト 愛欲の奴隷(2022年製作の映画)

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新作コーナーでふーんエッチじゃんとなんとなくジャケ借り(もっとハーレム感がある)してきたんだけど、まさかのレビュー2件。笑
どうやらフィリピン映画だったみたいで、たぶんフィリピンの暗部を描いている社会
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