虹島流浮さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ニューヨーク・ストーリー(1989年製作の映画)

3.5

ウディ・アレン回の母親が『刑事ジョー/ママにお手上げ』のスタローンの母親を超えて映画史上最もやっかいな母親になりました。

3作の中からニューヨークを切り取るなら確かにポスターのシーンになりますね。

ウインドトーカーズ(2002年製作の映画)

3.3

ジョン・ウーなので戦闘シーンの見応えはあります。
ケイジも頑張ってました。

ダンシング・ヒーロー(1992年製作の映画)

5.0

これを観ずしてバズ・ラーマンを知った気になっていたなんて、大変失礼致しました。

ラーマンはその映画の幸せな瞬間を名シーンとして描くことに長けています。その後は悲劇が待っているのですが。

『ロミオ+
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.2

🎄クリスマス映画特集🎅🏻

謳い文句の“90分間ワンショット”なんて気にもならないくらいにそれを自然と溶け込ませる面白い展開が最後まで続く、集中力も続く。
その面白い展開とは従業員同士の喧嘩だったり料
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飛ぶ教室(2003年製作の映画)

4.0

🎄クリスマス映画特集🎅🏻

『プチ・ニコラ』好きにはたまらない子供たち空回りしながらも頑張る系映画。

見せ場だけを切り取ったかのように、ぱんぱんぱ〜んと各場面がリズミカルに進み、全てを出し切る子供た
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ローリング・サンダー(1977年製作の映画)

3.7

ランボーとはまた違うんだなぁ。
映画の中では格好よく見えてしまうのも切ない。

SONNY ソニー(2002年製作の映画)

3.3

15年以上前に主役を演じる予定だった作品をケイジが初監督。
やっぱりこの人は映画に対しては真面目なんだよなぁ。好き。
自らの作品にしっかりといつもの悪酔い刑事で登場しちゃうところも好き。
本人は出たく
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デーモン・ナイト(1995年製作の映画)

3.7

ウィリアム・サドラーが悪魔じゃないんかい。
本作の演技を評価され『タイタニック』に抜擢されたという噂のあるビリー・ゼインの顔がいい。

特殊効果もメイクも好み。
『ハリウッド・ナイトメア』シリーズが観
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M(1931年製作の映画)

3.7

風船の形が怖いよ。
主演のギョロ目と怪演が素晴らしい。

プレッジ(2001年製作の映画)

3.4

ショーン・ペン監督作。
ジャック・ニコルソンが狂っていくという意味ではお馴染み『シャイニング』と同じなのですが、こちらはジジイの哀愁を添えて。

2年後の『ミスティック・リバー』でショーン・ペンは本作
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スポーン(1997年製作の映画)

3.0

凄い、今観ても斬新な映像表現(笑)
20年前のPCゲームをプレイしてるような感覚。
仮面ライダーに通ずるものもあって変身シーンやバイクシーンは胸が高まる君。

縁あってマイケル・J・ホワイトさん結構好
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ヒューマン・ボイス(2020年製作の映画)

3.0

原色とティルダ・スウィントンのパワフルさの圧が凄い。
今年いちばんの驚きは彼女が現在63歳ということかもしれません。

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.7

人を傷つける歴史は断ち切る必要がある。
受け継ぐべきは知識としての過去の歴史。
愛で憎悪を和らげたいものです。

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.2

あっさりしてましたね。

悪魔は悪魔なりの正義のもとに生きることを楽しんでるから理解できなくもないけども、人に取り憑くのはいただけない。迷惑です。地獄に帰ってください。

アップサイドダウン演出もあり
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ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)

4.7

ワクワクリスマス🎄

名作『13ラブ30』×名作『17アゲイン』×名作『フリーキー・フライデー』×名作『ビッグ』をかき混ぜて、時々『エクソシスト』
ジェニファー・ガーナーをこの役柄に配置するのはずるい
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セイント(1997年製作の映画)

2.4

変装の達人のスパイを演じるヴァルキルマーだが、全てヴァルキルマーにしか見えない。
それによって話が入ってこず、鑑賞中にあらすじを見ました。

『ベストキッド』でお馴染みのヒロイン、エリザベス・シューが
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クリーン ある殺し屋の献身(2021年製作の映画)

3.3

共同製作、共同脚本、音楽も務めたエイドリアン・ブロディによるジョン・ウィック。

サラッと観れる娯楽作は「いい映画観た」ってなります。

『戦場のピアニスト』以降のエイドリアン・ブロディのキャリアの歩
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クルージング(1980年製作の映画)

3.7

「ゲイを狙った連続殺人鬼を追うべく彼らのコミュニティに潜入捜査に入る警官がその世界にのめり込んでいく」

という大まかなプロットだけが決められていたのでしょうか。
間のミステリー要素が雑過ぎます。
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なまず(2018年製作の映画)

3.4

何かがうまくいくと何かがうまくいかなくなる。
突然できる穴は確かに多い。けれど見た目は深くともそれに比例せず意外と深くない。

包帯クラブ(2007年製作の映画)

3.1

包帯バンクシー。

宇多田ヒカルみたいな喋り方する石原さとみ。
理由があって流暢なエセ関西弁を話す柳楽優弥。
変わらない田中圭。

デルタ・フォース2(1990年製作の映画)

3.8

『ランボー/怒りの脱出』と姉妹作。 
派手な爆破増し増し。
チャックの拳が炸裂。
弟のアーロン・ノリスが監督。
そしてヘクター・サラマンカ爺とビリー・ドラゴの顔圧!(笑)

バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト(1992年製作の映画)

3.6

真似したくなる泣き方だなハーヴェイカイテル(笑)

ハラスメントという言葉はこの主人公の名前なんじゃないかというくらいに無法地帯。

都合よく改心しやがって(笑)

赤ちゃんに乾杯!(1985年製作の映画)

3.4

可愛い癒し映画。

赤ちゃんが可愛いのは当然、オジサンたちも可愛い。
ひょんなことから赤ちゃんをお世話することになったオジサンたちなのですが、
友人のいる前では文句ばっかりで意地を張ってダルそうにして
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スザンヌ、16歳(2020年製作の映画)

3.0

19歳で監督、脚本、主演とは凄いわね。
15歳で書いた脚本ですって。

きっと『なまいきシャルロット』(1985)が好きなんだろうなぁ。

影踏み(2019年製作の映画)

2.8

ちょっと無理がありすぎる展開。
それぞれがバラついた印象。

ベスト・キッド(2010年製作の映画)

4.0

ジャッキー、僕を弟子にしてください。
新作でダニエルさんとW主演ということですが、どういうことじゃ。ジョニーは抜きか。
『コブラ会』を終えた後の話にするのか。
ジャッキーは実はミヤギさんと関わりがある
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ガンジス河でバタフライ(2007年製作の映画)

2.4

来年こそはインドに行くのだ。
とりあえずキーマカレー食べよ🍛

本編よりも原作者のたかのてるこさんと脚本のクドカンがシナリオハンティングで訪れるインド旅を収録したものの方が見応えがあります(笑)
2人
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シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

4.0

こりゃいいですね。爽快。

枠組みは同じテーマな高橋ヨシキ監督の『激怒』から血飛沫を抑えて可愛らしいポップさを加えた作品。

福田沙紀さんの忍者修行ダンスが萌えます。
シュシュシュ♫

無法松の一生(1958年製作の映画)

4.0

言えない言葉を映像で語る。
製作背景を知るとより切なくなりますね。

年老いてからの無法松の丸くなった性格が愛嬌をより引き立てて身近に感じられる。

人情と愛嬌をもった人と触れるとこちらも優しくなれる
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救命士(1999年製作の映画)

3.8

原作者がいて脚本がポール・シュレイダーで監督がスコセッシ、そして主演に終始顔色の悪いレスキュー・ケイジ。濃いよ濃いよ。

騒がしくも冷たい日々のニューヨークと、救う側を”救ってくれる者”はいないのかと
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デルタ・フォース(1985年製作の映画)

3.7

チャック・ノリスを見かけたら死を覚悟する前に死んでいる。byチャックノリスファクト

銃撃戦のたびに同じメロディが繰り返されるのですが、そこで起きている過激な内容とは真逆の爽やかなメロディ。
スーパー
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ジャッジ・ドレッド(1995年製作の映画)

4.0

最高です。
特にビジュアル。

コルサントとタトゥイーンを合わせたような地球、パワーレンジャーのシルバーが着てるような重そうなスーツ、攻撃のバリエーションを見せる武器、抹殺後の捨て台詞、スタローンの表
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ジュブナイル(2000年製作の映画)

4.3

山崎貴監督デビュー作品。
“ジュブナイルもの”のお約束を詰め合わせたギフトパック。

「子供4人組」
「夏休みとキャンプ」
「自転車と線路」
「当時の最先端ゲーム機」
「地球外生命体との出会いと別れ」
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青の炎(2003年製作の映画)

3.7

日常が舞台と化する。

主要人物がセリフを発するロボットのような演出。それぞれコミュニケーションは取れているが、壁で四方を囲まれてるような心の距離を感じる。
しかし、人を殺してから感情表現ができるよう
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デイ・ウォッチ(2006年製作の映画)

4.3

びっくりするくらい大傑作。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』もこう終わってほしかったよ。

激しいアクションがないのに画面多忙な前作を凌駕する激しいアクションの連続。
これは『処刑人』に対する
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