TenKasSさんの映画レビュー・感想・評価 - 49ページ目

OVER DRIVE(2018年製作の映画)

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やたらと回想シーンを入れるな流れが分断されるだろうが…。
流れが乗ってきたところでどうでもいいメカニック見習いのサブプロットに注力しようとするな。流れが分断されるだろうが…。
森川葵をラリーについて何
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あさがおと加瀬さん。(2017年製作の映画)

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端折られていた二人の関係性の過程を知りたい。(漫画読め)

万引き家族(2018年製作の映画)

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いつもの是枝監督作品という感じで、突出した何かを感じることはなかった。もはやパルムドールという色眼鏡を避けることはできないが、この映画を語るとき、社会事情や、メッセージ性について語るばかりになってしま>>続きを読む

スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット(2017年製作の映画)

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こんなのでも意外と一作目をリスペクトして話も繋がってるんだから侮れないな。

スター・トレック2/カーンの逆襲(1982年製作の映画)

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エンタープライズをフェティッシュに撮らないといけない法律のあるシリーズであると理解した。
3作目にもエンタープライズ号を舐め回すように撮るシーンがあったら爆笑する。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

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1回目 2017/8/22 立川シネマシティ
面白くなりそうなアイデアがカメラをただ回すだけの長回しとともに提示されていつの間にかアイデアそのものがつまらなくなって終わっている。

2回目 SPEJ試
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スター・トレック(1979年製作の映画)

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超フェティッシュSFX
上から下までエンタープライズを舐め回すカメラ。その舐め回しのシーンがカークのエンタープライズへの執着へと昇華したところは燃えたが、全体的にドラマを二時間に引き伸ばしただけな感は
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

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やっとみた。
劇場で観るべきだった。
何をやっていたんだと公開当時の自分を咎めたい。

フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

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あー、ここがホームカミングに、あー、ここがデッドプールに…
ていう映画じゃないから

バッド・ルーテナント(2009年製作の映画)

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イグアナ出て来たあたりから面白かったが、フェラーラ版の方がインパクト強かったなぁ…

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

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猫 犬 タバコ 犬 犬の交尾 タバコ シュワルツェネッガー 犬

デッドプール2(2018年製作の映画)

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満席の劇場でみるにふさわしい。観客みんな大ウケで一体感が良かった。
『愛のイェントル』まで出て来てパロディに余念がない。
2作目の方が面白い貴重な例かもしれない。

レディ・バード(2017年製作の映画)

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編集がなんだか高速で、青春とはまるで走馬灯のようだ…とか、ポエミーなことを考えてしまった。まぁでもシナリオ6時間を95分にすればある意味走馬灯だろう。
『20センチュリーウーマン』から赤髪は引き継がれ
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モンガに散る(2010年製作の映画)

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ダメな類の台湾映画。長かった。音楽の使い方がダサすぎて卒倒するかと思った。
成る程、動員一位…日本で言うとこのルーキーズみたいなものか…??

犬ヶ島(2018年製作の映画)

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超絶情報量を解釈するためにあと2回は観ないといけないレベル。脳がパンクする体験だ。

浪人と野良犬の連関。
マイノリティや貧困のメタファーとして…そしてお偉方のその扱いの酷さたるや…
見て見ぬ振りをす
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海を駆ける(2018年製作の映画)

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インドネシアの風土に詩的な空気感をたたえ、日本の怪獣映画的寓話性にスピルバーグのようなエッセンスを取り入れた青春映画という超珍作ではないか?
カメラを通した映像の多用というのもスピルバーグ的とも言える
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

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先ず、ズデニェク・リシュカの音楽が非常に良い。他にも短編作品の音楽を100本単位で担当しているよう。

製作年を鑑みた時に驚くべきは、
宇宙船内にジム、ダンスフロア、食堂がある生活感。
恋愛、出産とい
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

5.0

ちょっと面白すぎる…

ヴィッキー・クリープスという女優さんは初めてみたわけですが、角度によっちゃマイルズ・セラーに見えてしまうんで困りました。

自己をデザインすることと他者を都合よくデザインしたい
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

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リドリー・スコットの伝統、決闘映画。
今回は守銭奴ジジイ対ミシェル・ウィリアムズ。得体の知れないモノ(エイリアンを含め)と女性を戦わせたがるというところに作家性を見出していいのかは謎。

クリストファ
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友罪(2017年製作の映画)

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テーマは重く、カラオケシーンなど良いシーンもあるが、群像劇の散らかり具合がイマイチ過ぎる。特に山本美月が上手くなさすぎて、というか出番がなさすぎて都合がいいだけのカスに見えてしまうがこれでいいんだろう>>続きを読む

恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

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音が素晴らしい。
印刷会社の音、仕立て屋の音、劇場裏の音、電車の音、雑踏の音、故郷の自然音。
どれも印象的でそこにしかなかった音がある。聴覚で感じるノスタルジアと孤独。

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

1.0

つ、つまんねぇ…

ゴジラの大きさがまるで伝えられていないような…これでは映像化する意義がよくわからないなぁ…
ゴジラアースに対してメカゴジラシティなんだろうがどう見てもシティじゃないし見せ方がなって
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枝葉のこと(2017年製作の映画)

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この鬱屈さに、世間への、自分への怒りに、どことなくシンパシーを覚えざるを得なかった。
嫌気のさすような現実を振り払うかのように、何度も何度も手を洗うのが印象的だった。

港町(2018年製作の映画)

1.0

観察…?撮影者の恣意性をこれだけ含みながら、観察…?
観客に観察をさせる映画という意味なら失敗だと思うのだが、どうなのだろう。

劇中、聞き違いでなければカメラを持つ発話者が思いがけない通行人に対し、
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

5.0

言葉が出ない。

一言で言えばパステルの貧困地獄。扇情的に動いたり寄りすぎたりしないカメラが素晴らしい。地獄の現実に向き合えなくなったら、子供は夢の中に逃げてしまえばいい…大人はファックと叫べばいい。
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タンジェリン(2015年製作の映画)

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これほどクソったれなクリスマス映画はあまり思い浮かばない。

共犯(2013年製作の映画)

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全然ダメだこれは。
オハナシを語ることばかりに躍起になって、コンテクストがほとんど見えてこない。
コンテクストとなるはずの孤独をしっかり描かずに、孤独をミステリーの答えとしてしまったために含みのない内
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悲情城市(1989年製作の映画)

5.0

お産に始まり、葬式、結婚式、再びのお産。時代の移り変わりを示す記号の巧さ。
九份の撮影の素晴らしさはもちろんだが、音楽が大変良い。
やはりフィルムは赤色が良く映えるね。

藍色夏恋(2002年製作の映画)

4.0

不確定な未来に全部託しちゃうしかない雑なラストのように見えるが、それでいいと思う。
未来は目を瞑れば見えるかもしれない。見えてもそれは実際とは違うかもしれない。映画を貫く登場人物たちの不確定さ、それ自
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

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親しかった人の死を背負いながらも、ニュートラルな表情の主演女優が、大変印象的。その中立っぷりがテーマだとか物語だとかそういったものをボカしてしまうようでもあるが、それは悪いことでなくその曖昧さが妙にリ>>続きを読む