賽の河原さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

賽の河原

賽の河原

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メッセージ(2016年製作の映画)

4.2

ある程度映画とか観てると今作の予告観ただけで「あーまた宇宙人が人類に進化を促しに来たのか〜。宇宙人も暇だよな〜」とかばかうけ型のモノリス観て思ったり、「未知との遭遇的な?」とかある程度予想出来るんだけ>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

難しい話だね〜。意味が完全に分かったとは言い難い。それでいて確かな質感のある映画だった。サムメンデスはスカイフォールとスペクターしか見てなかったけど非常に興味深い映画作家ですね。
私はどれだけテーマが
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.5

なんとなーく、昔も観た映画だしオチも知ってて鑑賞。シャマランの映画だと知らないでポンと見るのが一番幸せかも。

スプリット(2017年製作の映画)

2.9

生徒に激推しされて観に行ったんだけど、うん。俺はまあ普通に楽しめたんだけど、オススメしてくれた生徒はシャマラン映画かなり観てるんだろうか…w それでなくて激推ししてるんとしたら一体…というシャマラン映>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.4

観に行って2日経つけど未だにアタマのなかでfox on the runとかmy sweet lordとかthe chainが鳴り響いてる。初っ端からエンドロールまでエンターテイメントをこれでもかとブチ>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.3

「なんやこいつ石投げてんぞ」「鶏が鳴く?」「國村隼なんで生き返ってるんだよw」「手の傷w」とかね、リテラシーない人が観ると単なる悪霊モノになってしまうかも。この映画が全年齢対象っていうのはよく分からな>>続きを読む

アシュラ(2016年製作の映画)

3.4

結論から言うと良かった。
暴力の圧がすごいね。最後は園子温の地獄でなぜ悪いを思い出す「なんじゃこりゃ状態」 。長いモノに巻かれる、心がおれる、屈服するみたいなシーンが延々と続くのは正直なげーよとは感じ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

タランティーノすげえ。
時間軸の入れ換えのストーリーテリングと本筋と関係あったりなかったりの会話劇、映画を見ることの深さとか豊かさを改めて教えてくれるよね。「あれって一体どういうこと?」っていう。
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ヴィジット(2015年製作の映画)

4.9

ミスリーディングが圧巻だし、スッゲーよく練られてるw 大体こういう結末ドンデン返しモノって褒められた出来のものが少ないんだけれど、ちゃんと人間の話とか家族の再生の話にもなってるし伏線も見事よね。
観て
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

2.1

オープニングのMCUオマージュとかで期待感高めて序盤は結構面白く観ていたんだけど、中盤以降はダルダル。
変態仮面がスパイダーマンよろしく宙を舞うシーンなんかまで最高だったんですが。
やっぱり敵キャラが
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.7

いや、ちゃんと面白かったです。
ちゃんと「忖度」なしで楽しめてエンターテイメントとして成立する映画がいま少ないじゃないですか。
ぶっちゃけベタというか、ありそうな話ですよ?もっと言うと「おい、イギリス
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.2

面白かった。すごく良かった。
何がいいんだろう。まだ捉えきれてないですけど、まずはやっぱり時代感とか言葉遣いとか美しいですよね。「ALWAYS」と比べちゃ当然乱暴でしょうけど、地に足のついた感じという
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美女と野獣(2017年製作の映画)

2.5

主演エマワトソン、ゲイのキャラがいるディズニーの映画って時点で400パーセント身構えちゃいますよね。主にポリティカルコレクトネス的な意味で。特に野獣やら家財道具やら、人間に戻ったあとのギャップ半端ない>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

脚本がなんといっても秀逸。分かりやすい話なのにテーマの射程が深く広い。惜しいのはデザイン。今見ると古いんだよなあ。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.5

「ぶっちゃけガーディアンなんとかってなんすか?」くらいな感じで見始めたけど、マーベルロゴの出し方と、オープニングタイトルの出し方のセンスまででほぼ150点くらい出てる映画。
スターウォーズみたいなんだ
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

2.3

原作未読で前編を観て、思いの外よかったので原作もガッツリ読み込んで後編を鑑賞。
結論としては「ちょっと擁護出来ない出来になっちゃったね」という感じ。前編後編の映画って概ね後編のほうが出来が悪くなるけど
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無限の住人(2017年製作の映画)

3.1

「話は雑!でもアクションは素晴らしい!」って感じでした。
宣伝とかバンバンしてますけどレーティングの感覚以上にスプラッター映画だし、「木村拓哉見に来ました」みたいな隣の女性は場面によっては目を押さえて
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疑惑のチャンピオン(2015年製作の映画)

3.4

サイクルロードレースファンとして鑑賞。ランスの強さに魅せられてたんだけどなあ。
土井雪広選手の著書を読んで以来、ロードレース界はほぼ黒い世界なのかななんて思うようになったので特に語るところはないです。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.5

人生を選び取ることができないヘロイン中毒の若者たちの姿を描く。ヘロインしまくり犯罪はする、ドラッグとセックスに沈み込んだ生活。本来なら退廃的、あるいはソドム的とすら言える姿がとにかくポップにカッコよく>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

2.0

原作未読なので置いていかれました。
どういうリアリティレベルの話だよっていう。終盤の星野源のグダグダとサイケな感じは嫌いじゃないですがお話が破綻していて僕にはムリでした

ひるなかの流星(2016年製作の映画)

1.4

まともな大人が1人も出てこない映画。
原作は未読。
同じ社会科の教員免許持ってるマンからすると、いくらなんでも三浦翔平演じる担任の先生はダメでしょw フィクションにとやかく言うのは野暮だけども倫理的
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.5

随分前に観て感想書いてない映画ですけどこの映画の白眉は私的には「コングがタコを踊り食いするシーン」ですね。死ぬほどくだらないっちゃくだらないんだけどとっても好きなシーン。2017年、他の映画を観る際に>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.8

完璧!とは言えないまでも普通に面白かった。広瀬すずの圧倒的な魅力たるや...。広瀬すずがスローモーションで動くだけで眼福ですわ。いやらしい視線とかなしに圧倒的に美しい。
脚本も想像以上にいい。前編は前
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ズートピア(2016年製作の映画)

5.0

何を取ってもパーフェクト。
アニメーションのクオリティ、脚本、メッセージ性の正しさと射程の長さ、しかも教条的なお題目でなく、話の中でテーマが問い直されてる。単純に観ていても面白いし、大人が観たって皮肉
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

1.6

別にサッカーボールとか全然いいよ!そういうフィクションだからこそできる荒唐無稽さとか全然許せる!むしろ好きだよ!
でもさあ。黒の組織の求心力、なさすぎw
裏切り者らしき奴にはあの容赦の無さという恐怖政
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

2.4

ズコーッ...
前編は凄く面白かったのにこの後編w
そもそも犯人特定する仕掛けも「そんなんできますかねえ...」って感じだし、エモーションが高まる最後のシーン、ちゃんと処分されたんだろうけど佐藤浩市の
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

2.5

「お前、その盾目立ちすぎだからなんとかしろよ!w」って感じのいかにもなお話。ともすれば時代遅れなヒーロー、キャプテンアメリカを現代にそうやってアジャストするんやね。って感じ。
とはいえ、なんか同じ敵と
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ムーンライト(2016年製作の映画)

2.2

すみません。僕の頭が悪いのは重々承知なんですが、さすがに退屈すぎました。いいお話だと思いますけど。正直途中からはかなり長かった...。
まず題材がニッチすぎて。。。黒人×LGBTなわけでしょ。申し訳な
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.4

原作は食わず嫌い。アニメも食わず嫌いで映画で初めて見ました。というのも原作やアニメの流れだと初っ端に出て来る川本家の描写が漫画的すぎて、その流れで零君の孤独感とか描かれるリズムが苦手でした。
その意味
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

4.0

いや、もう映画的にどうこうとか以前にお話として非常に面白かったです。1週間しかなかった昭和64年に起きた少女誘拐事件、通称「64」。後編ではこの事件の本筋に迫っていくのでしょうが、前編の重厚さが素晴ら>>続きを読む

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

2.1

クローバーフィールドの続編って何だよwと思いながら観賞。
「何が起こっているのか分からない」ということを映画の推進力にして結末が「くだらねー」ってなるのがきっとクローバーフィールドシリーズなんだと思い
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.1

荒唐無稽だけど、突き抜けた荒唐無稽さ。とても人に薦められたものではないけど、「愛のむきだし」よりも好きかもしれないです。