OSHOさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.7

現在は新日本プロレス社長、100年に1人の逸材ことプロレスラーの棚橋弘至さんとプロレス大好き芸人の有田哲平さんのトークイベント付きの先行上映会での鑑賞。

棚橋弘至さんと有田哲平さんのプロレストークも
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

2.7

古代の巨大ザメのMEG(メガロドン)シリーズ第2弾
私は前作よりもつまらなかった。

前作は、なぜか映像にはこだわりのあるB級パニック映画だった。
本作は、映像へのこだわりがなくなってしまい、一方で、
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.8

1980年代を代表する少年冒険ファンタジー映画。
『スタンド・バイ・ミー』とは違うジュブナイル映画のもう一つの金字塔的な作品。

最初から最後までずっと王道の展開。
(2024年に観たら)予想を超える
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.9

途中TARAKOさんの声かなと思った箇所があって、やはりTARAKOさんの声でした。哀しい。
御冥福をお祈りします。

『デデデデ』私の感想は一言で言えば、面白いけど、あざとい。
そして、2時間の映画
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.3

さくさく進む感じは凄く良い。
映像も凝っている。
ただのパニック映画かと思って観たけど、わりとドラマ的な要素がある。そして、そのドラマ的要素が普通で面白くない。
あと対象年齢のレイティングに配慮したの
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.1

第二次世界大戦以降で最悪とも言われているシリア内戦。
2011年にはじまり、現在も続いている。

その内戦を撮影し続けたRBSS(ラッカは静かに虐殺されている)という名のジャーナリスト集団の制作したド
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦のなかでも、もっとも悲惨な戦いと言われる沖縄戦で、75人のアメリカ兵の命を救った実在した人物の物語。

ハクソー・リッジは沖縄、那覇の中心地から10kmほど北にある日本名では前田高地のこ
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.4

前半は目を背けたくなるような哀しいシーンの連続。
でも、名作。

ポーランドでピアニストをしていたユダヤ人の男が経験した第二次世界大戦の話し。実話をベースにしている。

第二次世界大戦、日本など太平洋
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.8

どこにでもありそうな話しなのに、まったく観たことがない不思議なアニメ。

中東のような舞台の2国、
金の国はお金があるけど水がない、
水の国は水があるけどお金がない。
そして1000年以上、仲が悪い2
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14歳の栞(2021年製作の映画)

3.2

リアルな中学2年生。
とある中学の2年6組35人の三学期の50日のドキュメンタリー。

個人のプライバシー、特に子どもの個人情報に厳しい時代にこういう映画が観られること。
35人の生徒たち、生徒の家族
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.4

狂ってる。
意味不明すぎる。

意味不明なので映画の説明もできない。
とりあえず、
・近未来、人類から「痛み」が消える
・一部の芸術家は自身の体に新しい役に立たない臓器(腫瘍)を作りだすことに熱中する
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.5

頭が良くてまじめでちょっと変わり者の中年女性の役はサリー・ホーキンスさん(「シェイプ・オブ・ウォーター」「しあわせの絵の具」の人)一択みたいになってますね。

優秀なのに何をやってもうまくいかない主人
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

3.6

凄く良い話しだと思う。オチもよく効いている。だけど、私は好きになれなかった映画でした。

第二次世界大戦中、フランスに住むユダヤ人。
ナチス・ドイツがユダヤ人を大量虐殺していたなか、ペルシャ人と嘘をつ
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

4.1

なんで評判が悪い!?
普通に面白かったけど…
オープニングから良い感じだし、ストーリーそして映像も悪くない。伏線を張って回収しないとか、伏線を張らずに回収するというのも現在の映画のパターンだし…

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恐竜超伝説2 劇場版ダーウィンが来た!(2023年製作の映画)

3.7

近い将来にNHKでテレビ放送されると思うけど、恐竜の大迫力が見たくて、映画館で観る。

キーワードは、
・6600万年前
・隕石衝突
・ゴンドワナ大陸

恐竜以前に、現在の南極、アフリカ、南アメリカ、
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.8

ポスターの感じからサスペンスホラーだと思って観たら、韓国朝鮮の歴史ドラマだった。(サスペンス要素は有り)
期せずして私にとってはじめての韓国の時代劇になった。
そして、私は韓国朝鮮の歴史をほとんど知ら
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.3

アカデミー脚色賞を取った作品ということで鑑賞。
面白かった。

アメリカの白人は、
黒人は、貧乏で、教養がなくて、社会から差別され続けているもの。それにアルコール依存症だったり、麻薬中毒だったり、犯罪
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ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

3.3

ジャン=ピエール・ジュネ監督は、「アメリ」も「天才スピヴェット」も大好きだけど、本作はまったくハマらなかった。

ブラックすぎるおとぎ話。
セットや映像は凄く凝っている。

終盤になって、これは少女と
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.5

伝説のアニメ映画を初鑑賞。

「うる星やつら」+タイムリープもの
好きな人は好きかもだけど、2024年にこのパターンを見ても…

私がもし1984年当時にこの映画を観ていたら、大絶賛していたのか、それ
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シベリア超特急(1996年製作の映画)

2.9

ほぼ全編が寝台特急のシーン。走行中ずっと「ガタンゴトン」とあまり質の良くない線路の上を走るっている感じの音がしているのに、映像上、車輌はまったく揺れていない。
始めて映画を観る人でも、これはスタジオで
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

キアヌ・リーヴスのジョン・ウィックシリーズ4作目。
1作ずつ敵が増えている。殺し屋の掟も増えて、ストーリーは複雑化している。
それでも、何も考えずに観る映画かも…

Chapter1では愛犬の復讐だけ
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.6

くだらなすぎる。
でも、これはこれであり。面白かった。

1999年の終末に備え、結成された秘密結社。
2022年、結局、終末が来なかったということで解散。
ずっと修行しか知らない最強の男KAPPEI
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.1

邦題はちょっと残念だけど、なかなか骨太な作品でした。

ドイツは第二次世界大戦で敗れる。
デンマークはドイツの占領が終わる。
デンマークにはドイツ軍が残した地雷が220万程、残っていた。
その地雷処理
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.5

長野の山で、立春から1年、自然のものを食べ続けるツトム(沢田研二)の物語。

ストーリーがあまりない感じが良い。
個人的にはもっとストーリーがない方が良かったし、終盤で「死ぬ、死ぬ」と言い過ぎた点が気
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ホタル(2001年製作の映画)

3.7

熟年夫婦(高倉健、田中裕子)の夫婦愛の物語だと思っていたら、

どちらかと言うと、太平洋戦争、昭和、特攻隊…という映画でした。
「ホタル」というタイトルは、特攻隊で出撃し、(死んだあと)ホタルになって
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映画 五等分の花嫁(2022年製作の映画)

4.3

面白かったと言うのが、ちょっと恥ずかしい映画なんだけど、私は凄く面白かった。

原作もテレビアニメも見たことがない。ストーリーもまったく知らない状態で鑑賞。

高校3年生、
勉強ができて、学級長の風太
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.6

過激で、チャレンジ精神溢れる映画だけど、私は好きでも嫌いでもなかった…というのが正直なところ。

3時間の映画、途中までは悪くなかったけど、終盤はクドくなってしまった印象。

50歳近くの被害妄想癖の
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.5

想像していた内容と違っていた。
上級国民のワガママなだけって感じがしたし、(ストーリーの本質ではないけど)FBIやマフィアまで登場してしまうところは違和感だった。

元天才建築家(ケイト・ブランシェッ
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オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

2.8

よくある新人社員の奮闘記もの映画。
それ以上でも、それ以下でもない。

この手の映画は、その業界のウンチクをもっと入れないとダメ。遊園地なんだから、面白いウンチクがいっぱいあると思うけど…
それから、
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福田村事件(2023年製作の映画)

2.9

信者が多い映画なので、批判しずらいけど、私はいまいちな映画でした。

テーマはチャレンジなものだとは思うし、若い人のなかにはこうした事実があったことすら知らない人もいたかもだけど、
私は幼い頃、この辺
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悪魔の毒々モンスター東京へ行く(1988年製作の映画)

3.4

1980年代の超B級映画。
ここまで吹っ切れた超B級映画は久しぶりに観た。
爆笑できるシーンも何箇所かあった。

半分以上が東京のシーン。
東京タワー、歌舞伎座、新宿、浅草、ラジオ局、東京駅、築地、佃
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.6

キアヌ・リーヴスのジョン・ウィックシリーズ3作目。
相変わらず殺人しまくります。

馬や犬も戦闘に加わるし、ジョン・ウィックの異常なまでの打たれ強さも含めて、過去2作以上にマンガのようになっている。
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.0

何ヶ国語も巧みに操るくらい頭がよく、異常なレベルで体力があるのに、過去の記憶を完全に失った男(マッド・デイモン)

なぜか体内にカプセルが埋め込まれていて、そのカプセルを取り出すとスイスの銀行の貸し金
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

3.3

1985年8月12日に起きた日航機墜落事故をテーマにした映画。羽田空港発、伊丹空港行きの日航機が群馬県の御巣鷹山に墜落。520人もの人たちが亡くなった。

このときの地元群馬の新聞記者たちの物語。
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

キアヌ・リーヴスによる伝説の殺し屋「ジョン・ウィック」シリーズ2作目。

前半はある人物を殺し、その場から逃げ切ること、
後半はニューヨーク中の殺し屋に命を狙われること、
が目玉か、
アクションシーン
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.6

貧しい家庭の無口で変わった女の子のコットがひと夏の間、親戚の家に預けられる話し。

英語でもフランス語でもない言語、それと白夜ではないだろうけど、夏とはいえ明るいうちに寝るってかなり北の方だと思ってい
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