Yutakaさんの映画レビュー・感想・評価

Yutaka

Yutaka

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.3

何気に見てなかったので初鑑賞。超豪華キャストでびっくりした。R&Bを軸とした楽曲が本当に最高。ジェームズ・ブラウン、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズといった超レジェンドが実際にミュージカルとして>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.5

社会に適合できないはみ出しものの主人公が如何にしてオーストラリア史上でも最も悲惨と言われている銃乱射事件を起こしてしまうか。
『エレファント』や、『mommy』を想起させるような歯がゆい映画だった。今
>>続きを読む

アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

4.2

リドリースコットが手掛けるクライムサスペンスという時点で面白い事は確定しているんだけど、傑作というまでには至らなかった。やはり、実話ベースなので『スカーフェイス』のトニーモンタナのようなアイコニックな>>続きを読む

ヴァルハラ・ライジング(2009年製作の映画)

3.0

個人的に偏愛しているレフンの作品。『フィアーX』以外は見ていて、全作品好きだったけど幾ら作家主義の自分でもこの作品は好きとは言えなかった。
この作品はレフンの中でも、『オンリーゴッド』や『ネオンデーモ
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.3

幼少期にウルトラマンシリーズを腐るほど見て育ったウルトラマンキッズだったので思い入れがかなりあり、前評判を聞いた感じ期待より不安の方が大きかったが、心配していたほど酷くはなかったけど、満足いくようなも>>続きを読む

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.8

前作、『羊たちの沈黙』のような革新的な傑作という訳では無いが、独立した映画としてそこそこ面白かった。ジョディ・フォスターが続投していないし、続編としては蛇足感はあるけど。
序盤のFBI捜査とか、フィレ
>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ法廷劇として面白かったけど、ラストはそっちに行かなくてもいいよ〜って思ってた方に行っちゃった。
まずエドワード・ノートンの演技が素晴らしかった事を称えたい。この演技はアカデミー賞助演男優賞
>>続きを読む

シン・レッド・ライン(1998年製作の映画)

4.1

初テレンスマリック。戦争映画ながらも、彼の特徴的な作家性が出まくっていた。戦争を主観的に描くのではなく、ある種、神の目線から俯瞰して描いている。
まず印象的なのは時折挟まれる動物や自然のカット。神の産
>>続きを読む

アントラップ ~リル・ベイビーの軌跡~(2022年製作の映画)

4.0

これは中々良いドキュメンタリーだった。Drip Too Hardとか、たまに良い曲あるなくらいに思ってたLil Baby。でも、コロナ禍のBLMが盛り上がっていた時期にリリースしたThe Bigger>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.7

有名な『西部戦線異状なし』の再映画化。原作も名作として名高い1930年版も未見だから比較できないけど、今作にはかなり食らった。
まずアヴァンタイトルから熾烈な戦闘シーンを入れ込んでくるのは最近の戦争映
>>続きを読む

ヒドゥン(1987年製作の映画)

4.2

80年代のハリウッド映画っぽい面白さが凝縮されたSFの傑作。どこかで見た事があるような色んなジャンルのいい所取りをしてる。バディムービーとしての面白さ、エイリアン物としての面白さ。これこそ80s。
>>続きを読む

(1985年製作の映画)

4.6

これは凄い。黒澤明のカラー映画を初めて見たけど、圧倒的な画作りは全く衰えておらず、映画という物の本質を捉えている素晴らしい作品だった。
シェイクスピアの『リア王』を下敷きにした本作は、日本の時代劇の形
>>続きを読む

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.4

頭空っぽ系のフレンチコメディ。バットマンをパクったバッドマンというヒーローが出てくるアメコミパロディ映画だけど、パロディよりもくどいくらい連発される下ネタが主に笑いの主軸。くどいけど、これだけパンチ打>>続きを読む

ハックフィンの大冒険(1993年製作の映画)

2.4

授業で見た。トムソーヤーとかハックルベリーフィンは確かに子供の頃大好きだった記憶があるけど、今見るとかなりきつい。
軽いトーンの裏で人種差別問題が描かれているのは中々刺激的で良いけど、余りにも直接的な
>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.7

モンスターバースの4作目。これは前作とは打って変わって面白かった。前作の陳腐なテーマやシリアスな描写と噛み合わない設定などから離れ、かなり緩く面白い映画となっていた。その一因にはコングの存在がある。こ>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

2.3

こんなにつまらない映画は久しぶりに見たかも。モンスターバースの第3弾で、色んな怪獣が出るっぽいから楽しみに鑑賞したけど期待外れだった。
まず、もろ環境問題のメタファーであるテーマが説教臭くて嫌だったし
>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.3

再鑑賞
スピルバーグによる映画史的に超重要な1作。単に娯楽映画として見られがちだが、サメ映画というひとつのジャンルを作り上げ、サキュレーションブッキングを確立させた点で超偉大。
ジャンル映画であるにも
>>続きを読む

夜霧の恋人たち(1968年製作の映画)

3.7

アントワーヌの冒険の3作目。前2作と比べると大分ハッピーで軽快な物語になっていた。
アントワーヌは失恋のショックを紛らわすために入隊するも、逃亡ばかりで除隊。その後も職を次々とクビになるというシャフ具
>>続きを読む

アントワーヌとコレット/二十歳の恋(1962年製作の映画)

4.1

17歳になったアントワーヌの大失恋物語。オムニバス映画『二十歳の恋』の1編である本作は30分の短編でアントワーヌの冒険の2作目。
ストーリー自体は思いっきりバッドエンドなんだけど、笑っちゃうような清々
>>続きを読む

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.7

ずっと見たかったけどサブスクにも無いし、円盤も高いから中々見れなくて、今回ようやく鑑賞した。そしてトリュフォーも何気に初鑑賞。もうめちゃくちゃ良かった。
学校のシーンでは『友達のうちはどこ?』で体験し
>>続きを読む

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

5.0

ブラックメタルのパイオニアとして偉大なバンドながらも、行き過ぎたサタニズムによって悪名高いMayhemの実話に基づく映画。とにかく凄まじくて心臓が切り刻まれる様な感覚にもなった。
勿論Mayhemが起
>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.0

『シェイプオブウォーター』で躍進したデルトロが更にシリアスな路線を極めたノワール調の秀作。
スタンの回想のシークエンスが挟まれる事によって物語が持つ神秘性が増して良かった。このシークエンスの見え方が徐
>>続きを読む

許されざる者(1992年製作の映画)

4.2

イーストウッドの師であるレオーネとシーゲルに捧げられた最後の西部劇と言われる本作。実際にアメリカの神話的な誇張された西部劇を解体したような作品だった。メタ的な存在として作家がいるのも面白かった。
暴力
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.1

面白かった。エドガーライトらしくない題材でどうかと思ったけどそんなに説教臭さも無く有害な男性性を討伐する爽快な映画だった。ミステリーとしても楽しめる。
現代と過去を行き来するんだけど、過去が単純に回送
>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.9

The丁度いい映画。『インヒアレントヴァイス』と似ていて、それより面白いけど記憶にはあんまり残らなさそうなただただ楽しい映画。
近年のライアン・ゴズリングの演技とは違うコメディなキャラクターが良かった
>>続きを読む

13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.4

所謂ジェイソンが出てこない1作目だけど、スラッシャー映画の代表作でもある今作。インパクトにはかける部分があった。緩和要素が少ないからせっかくグロい殺し方しても怖くない。ずっとダラダラと殺していくから締>>続きを読む

サンライズ(1927年製作の映画)

4.4

ドイツ表現主義を代表するムルナウによる不朽の名作。まだそんなにサイレント映画を見た事が無いので不安だったがめちゃくちゃ良かった。
まず何と言っても映像の凄さ。これがドイツ表現主義か、と思い知らされる耽
>>続きを読む

大列車強盗(1903年製作の映画)

-

初の西部劇かつ、アメリカにおける初めてのプロットを持つ映画という重要な作品。ラストカットが凄い。急にクローズアップで強盗のうちの一人がこちらを見て銃を撃ってくるメタ的なカット。

猿の惑星(1968年製作の映画)

4.0

余りにも有名なのでオチは知っていたがとても面白かった。人間と猿の関係を逆転させる事で、人間の愚かさを客観的に浮かび上がらせるセンセーショナルな映画。こういった手法はオーウェルの動物農場なんかも想起させ>>続きを読む

ラスト・オブ・モヒカン(1992年製作の映画)

3.2

監督がマイケル・マンで主演がダニエル・デイ・ルイスなので期待していたがちょっと残念だった。原作とはかなり異なっていて、そもそも原作ではホークアイにロマンス要素が無いのに映画ではそこが主軸になっていた。>>続きを読む

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

4.2

ゾンビ映画の原点という時点でとても偉大な映画ではあるのだけど、まさに原点にして頂点という言葉が似合う映画だった。
プロットは膨大なこの映画に影響を受けた創作物たちによって何となく知っている感じだったが
>>続きを読む

我が悪魔の兄弟の呪文(1969年製作の映画)

3.5

毎度の事ながら訳分からないんだけど、サントラがミック・ジャガーで、どんなんだろと思ったら単調なノイズミュージックでびっくりした。ちょうど1969年と言えばLet It Breedが出た年でもある。そん>>続きを読む

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

4.5

邦題はくそだけどまじで傑作。3時間と長尺だけど満足感高い。
"The Good, the Bad and the Ugly"っていう原題がまずめちゃくちゃカッコいいんだけど、このタイトルを逆手にとった
>>続きを読む

>|